大学入試に失敗した時には…万が一の時に役立つ5つの対処法

きっとあなたは、受験に向けて日々の勉強に力を入れていることだろう。
しかし、何が起こるか予測できないのが大学受験だ。
当日急に体調が悪くなったら?
緊張のしすぎで実力を発揮できなかったら?
万が一、大学入試に失敗した場合、あなたはどんな気持ちになるだろうか?
絶望するのではないだろうか。もしかしたら、この世の終わりだと思うかもしれない
ここでは、大学入試に失敗した場合の5つの対処法と、失敗しないためのアドバイスをしていきたいと思う。

大学入試に失敗した時に考えるべきこと

誰もが大学入試に向け、一生懸命学習に励んできた。
それでも結果が出ないことはある。
もしあなたが万が一失敗してしまった場合、悔しかったり、悲しかったり、きっとものすごくショックを受けることだろう。
しかし、いつまでも失敗してしまったことを悔やんでいても仕方ない。
まずは事実を受け止め、自分自身と向き合うことから始めてみよう。

失敗した大学の学部・学科は?

まずは、どこの大学入試に失敗したのだろうか。
実際に受験した大学をリストアップし、どの学部・学科に落ちてしまったのか、にフォーカスしてみよう。
自信があったところなのか?
成績は足りないが挑戦してみたところだったのだろうか?
落ちてしまった大学の共通項は何だったのだろうか?
点数を取れなった分野は何だったのだろうか?
あなたが選択した大学により、失敗したことに対する受け止め方も変わってくるはずだ。
第一志望の大学であれば、失敗した時の挫折感は想像を絶するものになるだろう。
しかし、「大学受験失敗」で味わった挫折感は、今後の人生において大きな糧となるだろう。
のちほど説明するが、大学受験失敗はあなたの人生で苦労したストーリーとなり、今後の人生の転機となることもある。

失敗した理由

次は、なぜ失敗したのか、について向き合ってみよう。
入試当日、体調は万全だったか?
100%、実力は発揮出来たのか?
センター試験で思うような点数が出せなかったのだろうか?
ただ漠然と、「落ちた」で終わらせないでほしい。
人気があり、募集人員の何倍も応募があったため大学側の合格ラインに届かなかったのかもしれない。
効率良く学習範囲を絞れていなかったのかもしれない。
失敗してしまった理由とよく向き合い、次に失敗しないためにはどうしたら良いのか、きちんと対策をたてよう。

大学入試に失敗する人の特徴

ここでは大学入試に失敗する人の特徴を挙げてみる。
あなたに当てはまっているところはないか、よく考えてみてほしい。
逆に、これらの事をしないことが、あなたの受験を失敗させないものへと繋がる

①    効率の良い勉強法を理解していない

あなたは、時間をかけて勉強すれば良いと思っていないだろうか?
これはとても危険な考え方だ。
とりあえず参考書を沢山買ってみる、授業で習ったノートを読み返す、など、勉強法を軽視してはいないだろうか?
「インターネットにこう書いてあったから」という考えで勉強法を決めるのも非常に危険だ。
ただのノウハウコレクターになってしまう可能性が高い。
インターネットで探すのが悪いとは言わないが、大切なのはあなたに合った効率の良い勉強法だ。
インターネットを使う場合は、合格実績の多い公式サイトを使うことをおすすめする。
受験とは、普段あなたが受ける定期試験とは全く違うことを理解してほしい。

②    周りに合わせた勉強法をしている

友達がこのように勉強しているから…と周りに流されるのも危険だ。
その友達とは、あなたと同じような成績で、同じ大学、学部・学科を目指しているのだろうか?
苦手分野はあなたと同じなのだろうか?
周りと同じように勉強をしていれば、その時は安心できるのかもしれない。
しかし、入試日当日はあなた一人の戦いとなる。
誰も助けてくれない。
受験勉強は、周りと比べず、あなたに合った勉強法でやるべきだ。

③    過去問を用いた学習をしていない

過去問は、一般入試に臨む受験生にとっては必須と言える。
その大学の出題傾向が分かるうえ、時間配分の目安も分かるようになる。
過去問はとにかく沢山解くこと。
やればやるほどスピードも精度も上がるだろう。
間違っても、過去問を解かずして試験当日を迎えることはないようにしてほしい。

④    セルフイメージが低い

あなたは「コミットメントと一貫性」という言葉を知っているだろうか?
コミットメント(=宣言)することにより、自分自身の行動がついてくる、というものだ。
例えばあなたは数学が苦手だとしよう。
「自分は数学が苦手だ」と思うことで、そういうセルフイメージが根付いてしまい、いつまで経っても苦手意識は払拭できない。
例え苦手でも、「私は数学が得意だ」というセルフイメージを持つことにより、自然と学習姿勢もポジティブなものになるのだ。
「病は気から」という言葉通り、気持ちが滅入っていると行動もついてこない。
自分は出来る、志望大学に絶対合格する!という意識を持つようにしてほしい。
そうすれば、受験勉強も苦でなくなり、試験当日の緊張も和らぐ。

⑤    環境のせいにする

勉強に集中出来ないのは自宅がうるさいからだ
学校の授業では細かいところまで教えてくれない
友達が遊びに誘ってくるので勉強がはかどらない
そんなふうに周りのせいにしていないだろうか?
どんなに環境が悪かろうが、努力出来る人はいる、結果を出せる人がいる
現に私の知り合いで、予備校にも塾にも通わず、青山学院大学と立教大学の特待クラスに現役合格した人がいる。
結局、自分次第でどうにもでもなるという事だ。
周りや環境のせいにせず、自分自身が努力しよう。
一人で集中したいなら、図書館に行って勉強するのもおすすめだ。
自分に甘えが出てしまうなら、塾や予備校に通うのも良い。
学習の質が上がること、成績の伸びを感じることをするよう心がけよう。

今後やるべきことを考える

自分自身とじっくり向き合った後は、今後について考えよう。
大学入試で失敗してしまったら、おそらくあなたは、
他に合格した大学に進学するか
浪人の道を進むか
就職をするか
で悩むことだろう。
あなたの人生は今後も長く続いていく。
ここで腐らず、自分の考える将来に向かって最善の方法をとることが、あなたをますます成長させていくことになる。

他の大学に進学する

第一志望大学は落ちてしまったが、滑り止めの大学に合格した場合、その大学に進むことも選択肢の一つだ。
きっとあなたも、いくつかの大学、学部・学科を受験したのではないだろうか?
第一志望ではないにせよ、あなたが何かしらの魅力を感じたため受験したのだろう
行きたいと全く思わない大学を、わざわざ受験はしないだろう。
それならば、滑り止めの大学に進むのもひとつの道だ。
新しい環境は吸収することが沢山ある。
新しい友達、サークル、講義など…あなたの学生生活に新たな風を吹き込むことだろう。
但し、楽しい大学生活に流されてばかりで、 勉強をおろそかにすることは避けてほしい
特に、大学1~2年生の頃は勉強に身が入らないと言われる。
大変だった受験勉強から解放されたためはめを外す学生が多く見受けられる。
もちろん大学生活を楽しむことも必要だが、何の為に大学へ進学したのか、を忘れず、時間を無駄にすることだけはしてほしくない。
また、経済的な理由で進学出来ないという場合、奨学金を利用することも視野にいれてほしい
奨学金制度を利用している学生は少なくない。
下記は貸与月額を表したものだ。参考にしてほしい。
※以下、文部科学省より引用

貸与月額(平成28年度入学者)
(1)無利子奨学金(貸与人員:479,631人)

区分 自宅 自宅外
大学 国公立 30,000円 30,000円 学生が選択
45,000円 51,000円
私立 30,000円 30,000円 学生が選択
54,000円 64,000円
私立短大 30,000円 30,000円 学生が選択
53,000円 60,000円
通信教育 88,000円
大学院 修士課程 50,000円 学生が選択
88,000円
博士課程 80,000円 学生が選択
122,000円
高等専門学校
(1から3年生)
国公立 10,000円 10,000円 学生が選択
21,000円 22,500円
私立 10,000円 10,000円 学生が選択
32,000円 35,000円
高等専門学校
(4、5年生)
国公立 30,000円 30,000円 学生が選択
45,000円 51,000円
私立 30,000円 30,000円 学生が選択
53,000円 60,000円
専修学校専門課程 国公立 30,000円 30,000円 学生が選択
45,000円 51,000円
私立 30,000円 30,000円 学生が選択
53,000円 60,000円
通信教育 88,000円

※ 入学時等の需要に対応した入学時特別増額貸与奨学金(有利子による一時金)により、入学直後の貸与月額に増額可能。  (10万円、20万円、30万円、40万円、50万円より選択)
(2)有利子奨学金(貸与人員:844,026人)

区分 貸与月額
大学・短期大学・高等専門学校(4、5年生)・専修学校専門課程 3、5、8、10、12万円から学生が選択
大学院 5、8、10、13、15万円から学生が選択

1.法科大学院は、15万円を選択した場合に限り、4万円、7万円の増額可能(19万円、22万円の貸与月額)
2.私立大学の医・歯学課程は、12万円を選択した場合に限り、4万円(16万円の貸与月額)、薬・獣医学課程は、12万円を選択した場合に限り、2万円(14万円の貸与月額)の増額可能。
3.入学時等の需要に対応した入学時特別増額貸与奨学金(有利子による一時金)により、入学直後及び短期留学時の貸与月額に増額可能(10万円、20万円、30万円、40万円、50万円より選択)。
4.奨学金申込時に(1)利率固定方式(貸与終了時に決定する利率を返還完了まで適用)、(2)利率見直し方式(返還期間中おおむね5年毎に見直される利率を適用)のうちから利率の算定方法を選択。基本月額に係る利率は年3パーセントが上限。在学中は無利息。

奨学金制度は、「意欲と能力のある学生等が経済的理由により修学を断念することがなく、安心して学べること」を目的としている。
利用者も多く、場合によっては無利子で借りられるため、金銭的な理由だけで断念するのはもったいない。
是非、奨学金制度の利用を検討してほしい。

浪人の道

どうしても第一志望大学が諦められないのなら、浪人の道へ進もう。
実家暮らしの浪人生なら、受験科目に特化した勉強をする時間は現役高校生よりも取れることだろう。
但しここで注意してほしいのは、浪人はお金がかかるということだ。
浪人するからには、予備校に通うことは当然だからだ。(独学が絶対ダメというわけではないが、効率よく勉強するなら必然的に予備校通いになるだろう)
大体、どこの予備校も年間で100万~150万くらいかかることを考えていてほしい。
内訳は、入塾料・授業料・オプションの夏期講習や冬期講習などの、季節講習料だ。
あなたが通いたい予備校にはいくらかかるのかきちんと算出し、家族ともよく話し合ってから決めてほしい。
逆に、アルバイトをしながら浪人する、という選択肢だけは絶対に避けた方が良い
勉強の時間を大幅に削られ、何の為に浪人の道を選んだのか分からなくなるからだ。
浪人すると決めたからには、勉強と必要な手続き以外に時間をとることは控える覚悟が必要だ。
一年間しっかり勉強に励む忍耐力があるのか、モチベーションを持ち続けることが出来るのか、家族ともしっかり話し合ってから浪人するかどうかを決めるようにしてほしい。
また、浪人を経て大学へ進学したとしても、就職活動にはほとんど影響は出ない。
浪人時代に苦労したストーリーが、あなたの忍耐強さと頑張りを結果的に企業側にアピールできることに繋がるのだ。
余談だが、一年間浪人し、翌年慶應義塾大学へ進学した友人がいる。
彼女は法政大学に合格していたが、自分には慶應が合っている、と言い浪人し、翌年見事合格したのだ。
就職活動時期はアナウンサーなども視野に入れていたようだが、最終的には三菱商事に入社した。
浪人とは、忍耐強さが一番のポイントとなる。

就職の道

金銭的な問題で浪人出来ないことも大いにある。
浪人せず就職の道を選択すること、これも一つの選択肢だ。
これを読んでいるあなたは、とりあえず大学に進学し、4年間何となく過ごし、大手企業に就職出来たら良いや、などという浅はかな考えはないとは思うが、そういった考えの者は意外と多い
もし大学に進学することに意味を見いだせないのなら、無理に浪人せずに就職するという道も視野に入れてほしい
なかなか高卒では大手企業とはいかないだろうが、中小企業には中小企業なりの良いところも沢山ある。
一番のメリットは、実力次第で昇進することが出来ることだ。
また、仕事をしながらやりたい事を探すのも手だ。
残業の少ない企業に入社すれば、終業後に習い事に行くことも出来る
そうやって少しずつでも、あなたの人生をより良いものにするよう、前進していってほしい。
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まとめ

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いかがだっただろうか?
現役で第一志望大に合格できることが一番とは言え、不測の事態に陥った時にはこの記事を参考にしてほしい。
大学入試に失敗した場合の5つの対処法は以下の通りだ。

  1. 落ちてしまった大学、学部・学科を書き出し、共通項やどの分野が点数をとれなかったのかと向き合う。
  2. 失敗してしまった理由と向き合い、今後の選択肢に目を向ける
  3. 滑り止めの大学に進学する
  4. 浪人をする。但し、一年間しっかり学習に励むという覚悟が必要となる
  5. 就職し、自分のやりたい事を見つめなおす

あなたがどの道を選択するとしても、家族ともよく話し合い、納得するような道を選んでほしい
人生は一度きりだ。
後悔をするような選択はしてほしくない。

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