最難関を目指す受験生へ!リンダメタリカの使い方

話題別英単語 リンダメタリカ』(Z-KAI出版)である。 この単語帳があれば、どんなに専門的な英単語や、英語長文が入試で出題されても、他の受験生と差をつけることができる。 是非、以下の説明を参考にしてみてほしい。

『リンダメタリカ』について

ここからは『リンダメタリカ』の概要について説明していこう。 リンダメタリカは様々なテーマの英文を集めた英文集となっている。 その英文の中に、専門的な英単語が散りばめられていて、英単語と専門的な英文のテーマを学ぶことができるようになっている。 これは『速読英単語』と同様の構成になっている。(『速読英単語』については後に詳しく紹介する。)

難易度

難易度としては最難関大学(旧帝大以上の大学、早慶上智ICU、医学部医学科)に出題される英文と同じくらいか、それ以上である。 そのため、リンダメタリカをおすすめする人は上記のような最難関大学を第一志望校としているような受験生である。 そのため、地方国公立大学やMARCHを第一志望校としているような受験生はリンダメタリカを使用する必要はない。

問題構成

リンダメタリカには英文が50文、収録単語数が1900語となっている。 また、取り扱いテーマは全部で11章に分かれている。

  1. グローバル化
  2. 経済
  3. 社会問題
  4. 環境問題
  5. 科学
  6. 医学・生命倫理(1)
  7. 医学・生命倫理(2)
  8. 言語論・心理学
  9. インターネット
  10. 差別問題
  11. テロ・死刑論・哲学

という様に構成されている。 また、背景知識も詳しく説明してくれている。

  • グローバル化の何が問題なのか?
  • ゲーム理論
  • 囚人のジレンマ
  • 携帯電話の功罪
  • イースター島の教訓
  • キリンの首はなぜ長くなったのか?
  • 組み換え食品をめぐる議論
  • インフォームド・コンセント
  • 自閉症とサヴァン症候群
  • メディア・リテラシー
  • 女性解放運動の変遷
  • 9/11

使い方の章で詳しく述べようと思うが、最初に背景知識を読んで、大体の内容を理解してから、英文を読んでみるのが良いだろう。 上記に述べたような、背景知識を理解しているのとしていないのでは、英文を読んだ時の理解度が全く違う。 詳しく説明することができない背景知識があるのなら、しっかり背景知識を読んでから、英文を読むようにしよう。 入試時に、リンダメタリカに掲載されているようなテーマの英文が出題される可能性は高い。 是非対策を積んでおこう。

リンダメタリカをおすすめする人

さきほど、最難関大学(旧帝大以上の大学、早慶上智ICU、医学部医学科)を第一志望校とする人に使ってほしいと説明したが、特に使ったほしい人は、医療系の大学(医大・歯科大・薬科大等)を第一志望校としている人である。 医療系の大学(医大・歯科大・薬科大等)で出題される長文は専門性が高い内容であるので、リンダメタリカで医療関係のテーマを必ず読んでおいたほうが良い。 受験の時に、内容を知ったうえで英文を読むのと、内容を全く知らず英文を読むのでは、英文の理解度が全く違う。 英語の読解力の実力が同じくらいの受験生同士でも、テーマについて理解して英文を読んでいる受験生と、テーマについて何も知らず英文を読んでいる受験生では、英文を読む速さも英文の理解度も点数も大きく異なった来るだろう。 ぜひ医療系の大学(難関大学と言われる)を第一志望校としている受験生は、リンダメタリカを使って、入試の対策を行っておいてほしい。 また、リンダメタリカには多義語や派生語(同意語・反意語)が多く掲載してある。 これは主に私立大学で多く出題される。 多義語や派生語(同意語・反意語)が出題される私立大学を受験しようと考えている受験生なども読んでおくとよいかもしれない。 また、リンダメタリカに掲載されている英語長文は難関国公立大学・私立大学から引用されている。 難関大学の受験を考えている受験生で、「もっと英語の力をつけたい」、「様々な種類の英文を読んでおきたい」と考えている受験生が使ってみても良いだろう。 しかし、リンダメタリカはとても難易度の高い問題集である。 「他教科の対策で英語を深く学習している余裕がない」、「英語の配点が他教科に比べてそれほど高くない」という受験生は無理をして使う必要はないだろう。 自分の実力、志望校の配点などと相談して、実際にリンダメタリカを手に取ってみて、リンダメタリカを使うどうか決めてみてほしい。

リンダメタリカの使い方

ここまではリンダメタリカの概要について説明してきた。 お分かりいただけただろうか。 ここからはリンダメタリカの使い方について3つの使い方にわけて説明していく。 もし説明した以外に自分にあう使い方などがあったら、その使い方で学習を積んでいってほしいと思う。 では、説明していこう。

リンダメタリカの使い方1

  1. CD(別売)を使用して音読を行っていく。
  2. 背景知識を読み込む。
  3. 単語を英文の中に記載されているフレーズで覚えていく。余裕があるのならば関連語、派生語も覚えていく。
  4. 入試に英作文が出題される人は英作文の表現などを音読して覚えてしまう。

まず重要なのが音読である。 音読を何度も行って、英文をスラスラ読めるようになっておこう。 英文がスラスラ読めるということは、英文の意味が分かっているのと同時に、体に英語が染みついている証拠である。 英語学習において最も大切な音読、リンダメタリカを使う際にもしっかり行っていこう。 また、背景知識を熟読しておいてほしい。 背景知識が理解できていれば、同じようなテーマの英文が入試で出題された時に、余裕を持って対応することができる。 背景知識を理解することは難しいと思うので、何度も背景知識を熟読し、理解できるまで読んでおこう。 必ず入試で役立つであろう。

リンダメタリカの使い方2

  1. 背景知識の解説を熟読
  2. 単語を確認
  3. 英文を読む
  4. 語句や構文、日本語訳を読んで英文の要旨を理解する
  5. 英文をスラスラ読めるようになるまで音読する

大体の部分は使い方1と同じである。 英文の意味を完全に理解してから音読を行うか行わないかの違いである。 私は使い方2のほうをおすすめする。 しっかり単語の意味、英文の要旨、背景知識を理解してから、音読を行ったほうが英文を音読したときに頭の中に英文が入ってきやすい。 この使い方は少々時間がかかるかもしれないが、ぜひ根気強く取り組んでいってほしい。 また英文を読んでいるときはただ読むのではなく、読解問題を解いているような気持ちで英文の要旨を理解しようとしながら読んでいってほしい。 そうすることで読解力も身につけることができる。 また、単語も英文を読むときに、フレーズなどで覚えてしまおう。 単独で覚えるよりもストーリーをもって覚えたほうが覚えやすい。 また、音読を行うことで頭の中に確実に単語の意味もインプットすることができる。 ぜひこの方法を試してみてほしい。

リンダメタリカの使い方3

  1. 背景知識の理解を熟読
  2. 英文を読む
  3. 単語を確認
  4. 音読を繰り返し行う

これも使い方1、2と大体同じである。 最初に背景知識を理解して、そのあとに英文を読み、英文の要旨を理解する。 そして最後に単語を確認し、音読を繰り返し行うことで、英文と単語を体に染みつかせていくというものだ。 語彙の獲得ももちろんであるが、テーマへの理解、教養の蓄積なので本文の内容を軽く解説できるようになるまで音読や熟読を行おう。 また、音読のペースについても紹介しておこう。 例としては、1日5個の長文を5回読む。 10日で全ての英文を読み終えることができる計算である。 また、前日に音読した英文は内容を忘れない程度に軽く復習しておこう。 毎日音読を繰り返し行った初めて、英語力を高めることができる。 継続して頑張っていこう。 ここまでリンダメタリカの使い方を3つ紹介してきた。 どの使い方も音読が重要になってくる。 ぜひ繰り返し、毎日音読を行っていってほしい。 また、リンダメタリカは専門的な単語を覚えるだけではなく、専門的なテーマについて知ることが重要になってくる。 英文を読むだけではなく、背景知識も熟読し、しっかり理解していくことが重要である。 入試の時に、専門的な英文が出題されたとしても対応できるように、背景知識を頭にインプットしておこう。 必ず役に立つだろう。

『速読英単語』シリーズについて

リンダメタリカは『速読英単語(Z会出版)』シリーズの一つである。 せっかくなので他の『速読英単語』シリーズを紹介しておこう。

速読英単語入門編

 難易度としては中学〜高1レベルの英単語を使用した速単の入門編である。 約1300語収録してあり、過去の高校入試を徹底的に分析し、厳選された英語長文が掲載されている。 しかし、この入門編は高校入試のためのものなので、高校1年、2年生や受験生が使うような単語帳ではない。 それに高校受験を控えた中学生にもあまりオススメはしていない。 なぜなら、このレベルの単語は、文脈ではなく辞書型単語帳で覚えた方が手っ取り早いと考えるからだ。 長文などを読むのではなく、他の単語帳などで手っ取り早く、基本的な英単語は覚えてしまおう。 興味を持った人(中学生対象)は本屋さんなどで手に取ってみてほしい。

速読英単語必修編

 速読英単語と言えばこれであろう。 センター試験を含む、ほとんどの入学試験の対策として非常に人気のある本なのだ。 およそセンター試験~難関レベルの単語を中心に収録し、英文数もかなりのものである。 英文数は全部で70問。 単語数は全部で約1900語。 それぞれの英文に対して、通読の目安時間なども記されている。 また、速読英単語必修編には英語長文や英単語を発音してくれるCDも発売されている。 英文を音読して単語を覚えるのも良し、単語だけを覚えていくのも良し、自分に合った使い方を見つけていこう。

速読英単語上級編

 この速読英単語上級編はとても優れた英単語帳である。 速読英単語入門編と、速読英単語必修編は使用しなかったとしても、他の英単語帳でカバーできる部分が大きい。 しかし、この速読英単語上級編は掲載されている英単語も、掲載されている英語長文もとても優れたものとなっている。 以下で説明していこう。 まず、英語長文の数は50文である。 難易度は難しめで、センター英語で9割はとれる実力が最低でも必要である。 完全にこのレベルの英語長文が読めるようになれば、早稲田大学、慶應大学には合格することができるレベルには達するだろう。 英語長文の出典としては、難関大学の2次試験からなどが多い。 収録単語はかなりハイレベルであるため、第一志望校が難関大学(旧帝大、早稲田、慶應、医学部医学科)の人以外は手を出す必要はない。 リンダメタリカを使いたいと考えている人はまずこの『速読英単語上級編』をしっかり仕上げていこう。 難関大を目指す受験生はぜひ取り組んでみてほしい。

速読英熟語

 50個の英文が収録されている、熟語版「速読英単語」である。 50個の英文の後ろでは、10個の単元で熟語・構文を詰め込んだ例文が収録されている。 熟語・構文を合わせて1000個収録しているので、全て覚えればほとんどの試験で通用するようになるだろう。 英文のレベルはおおよそセンター試験レベルと考えて良い。 英文自体は比較的読みやすいものが多いと思う。 速単必修編の次に読んでみるといい。 速単必修編とこの速読英熟語が完璧にできれば、センター試験で8~9割は取ることができる実力はつくだろう。 以上で速読英単語シリーズは説明してきた。 気になったものがある人はぜひ手に取って取り組んでみてほしい。

まとめ

 以上でリンダメタリカについて説明してきた。 リンダメタリカはとても難易度の高い単語帳である。 しかし、リンダメタリカは単語帳としての機能だけではなく、読解力を高める読み物として使っても良いし、専門的なテーマを知るための参考書として使っても良い。 自分の実力に応じて使い方を考えていこう。 英文を読む時間などが無くても、背景知識を熟読し、理解しておくだけでも入試には必ず役立つ。 リンダメタリカをやった人は、必ず他の受験生と英語で差をつけることができる。 ぜひリンダメタリカを信じて頑張っていってほしい。

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