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随筆文の読解はコツが分かれば得点2倍!現代文を得意科目に

2019年04月04日 | 現代文

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現代文が苦手な人間が少なくないだろう。 特に理数系が得意な学生ほどその傾向が見られる。

「数式や計算で率直に答えを出せない、模範解答を見てもピンとこない」といった嘆きや「自分には文学的なセンスがないので無理」といったあきらめまで聞こえてくる。

しかしこうしたものは一面的な見方による誤解である。

むしろ現代文は答えをたどる筋道を見つければ一気に解けるという点で、理数科目の明快さに通じる点もあるのだ。

ただ理数科目が知的・論理的に思考をめぐらしていくのに対し、現代文――とりわけ随筆は人間の「感性」に当たる部分の比重が大きい。

この違いさえ理解して解法をマスターしていけばよい。 暗記科目などはしっかりと下勉強して知識をつけてないとお手上げなところがある。

しかし現代文はコツを理解していればその場でぶっつけでも解ける。

古文漢文・英語のようにまったく別の文法や単語を一から学ぶ労力も少ない。

今回は、現代文で随筆読解が苦手な高校生、受験生たちに随筆を読解するコツを徹底解説する。 この記事で述べる解法のコツさえ会得すれば、以後随筆文は点数を稼げる得意科目となっていくのだ。

そもそも随筆とは何か? その特徴

cizxhnbuyaa1e-j自分の考えや心情が思いつくままのびやかに表現された文章、それが随筆と言ってよい。

きっちりとした構成上の決まりごともないので、著者のスタイルによって内容も文章もさまざまである。

論文のように明快に主義主張が述べられていたり、厳密な論理が通ってる必要はないし、小説や物語のような架空の創作世界でもない。

内容も日常生活のことや体験談、思い出話などが中心で、論説文ほど硬くなくまた読みやすい。

論説寄りの随筆だと自分の心情が明確に言葉にされているものもある。

しかし小説寄りのもの、文学風味が強い随筆は著者の考えや気持ちが、遠まわしに文章の中に溶け込む形で成立していることが多い。

そうした随筆だと積極的に頭を働かせて読み取らねばならず、ここに難しさもある。

また、随筆の形式として一番良く出るものが「体験談(特に幼い頃など)」を回想しながらあれこれと思いが述べられる形式である。

具体的な体験談が問題文としてあり「筆者の述べる○○とはどういうことか」や「なぜ筆者は○○したのか」「なぜ傍線部のように思ったのか」といった体験談について筆者が思ったことが設問で問われる。

読み手は文中の端々に出る「筆者の気持ち・意見の断片」を手がかりとして、論理的に正しい答えをまとめあげる。

問題を解くための2つの大原則

fukeiここでは、随筆文の問題を解くための2つの大原則、コツについて説明する。

この原則を読んでしっかりと頭に叩き込んで、随筆を解くときは常に意識するようにしよう。

答えは本文の中にある

問題文を探していけば答えは見つかる。

これがもっとも重要な原則と言っていい。

このルールを忘れて自分の考えを優先させたり、なんとなくフィーリングで答えを作ると正解から遠のく。

また独りよがりな表現になって減点ないし不正解にされるリスクも高まってしまうだろう。

あくまで問題文の中に読み取れる作者の考えや気持ちが主である。 これを忘れてはならない。

そこから逸脱しないようにして答えを作っていくのだ。 コツとしては、最後に根拠をはっきり出せるか再確認することである。

仮に「なぜそんな答えになるのか」問われたとして「なぜなら~」と明快に根拠となる文を指し示せるだろうか?

はっきりと出せなかったり曖昧なら、フィーリングで何となく答えをだしてる可能性がある。

もう一度見直し、答えを作り直したほうが良いかもしれない。

論理的に「感覚を」働かせる

150110develop_empathy-thumb-640x360-83124前に述べたように、随筆も論理的に答えは出せる。

しかしそれは数式を展開する要領ではなく、想像力をもって感性を筋道立てることによって行われる。

共感や思いやりといった心情の方が重要なことがある。

特に随筆は論説文のようにはっきりと主張や気持ちが述べられていないことがある。

選択式問題でない場合は特に作者の言いたいことを文章の背後から汲み取らなければならない。

例えば傍線部Aと傍線部Bと同じ感情が示されている文を抜き出せ、といった設問があったとする。

その場合にAとBはまったく状況や言葉が違っていても、言葉にされていない共通の感情を読み取って抜き出す必要がある。

そこから同じ感情が示されている文章を探すわけである。 つまり相手の気持ちについてたどろうとするわけだから、どちらかというと情緒や共感力を働かせねばならない。

文字になっていない感覚を言葉にしたり、共通するものを引き出す作業も必要となってくる。

数学式に頭だけで考えると「分からない」という人も出てくるわけである。

「しかし気持ちや感覚は人それぞれで違うのでは?」と思うかもしれない。

しかし、随筆文の問題は一般的な高校生がしっかりと解けるように作られた問題だ。

一般人として常識的な想像力が備わっていれば、答えをつかめるようになっている。 あまりに突拍子もない問題は出ないのだ。

あくまで一般常識をもとにして問題文にとりかかろう。

具体的な解法テクニック

kyokan前の章では、随筆文を読解するコツについて述べた。

次にここでは、さらに具体的な解法テクニックについて、説明していく。 是非このテクニックを使ってみよう。

 「感情の動きを示す言葉」に注意する

作者の思いや言いたい事をつかむには、あらゆる「感情を示す表現」に敏感になることだ。

それは主に述語に表れるが以下に細かく探っていく。 まず直接感情を示す語に目を向けてみるとよい。

これはそのまま言葉になってるので分かりやすい。 「悲しかった」「ほっとした」等々。 会話も手掛かりになることが多い。

会話の内容や言葉の表面だけでなく、どんな口調で言われてるかにも気をつけよう。

例えば「なんとも思ってないわよ」とあっても「唇を震わせて声を荒げた」などの表現が補足されていては、そのまま受け取るわけにはいかない。 また、表情や態度にも注目すべきだ。

「目を吊り上げてにらみつけた」「こぶしを握り締めてじっと耐えていた」などがあれば怒り、悲しみなど直接の感情 語がなくても論理的に推測できる。 情景描写も大事になってくる。

これは注意しないと見落とす危険性があるものだ。

高度に文学的な随筆だと一見何気ない風景や物にさえ気持ちを潜ませてある

背景の描写に見えていても実は、自己表現なのである。

婉曲的で分かりにくいが、話の流れに沿いつつ「言葉」と「対象の描かれ方」を注意深くたどり「その文を読んでどんな感じを受けるか」を深く探っていけば著者の心情にも突き当たる。

書き取り式問題での得点力の高め方

選択式や丸ごと引用ではなく、自分の文章で答えさせる設問だと「論理の把握」と「答えの書き方」の二つが必要になる。

答え合わせをする際にも解説にある答えを導く「論理」と「模範解答の文章の書き方」に注意しよう。

字面の暗記ではなく「どうやってその解答になるのか」を理解する方が大事だ。

上記の二つの理解が不十分だと以下の二点の間違いにつながる。

  1. 作者の心情や考えを正しく読み取れていない
  2. 設問に正確に答える形で文章にできていない

1の場合は、まず解答に至るまでの「論理」により注目すること。

暗記科目のように模範解答を暗記しても意味は無い

解答の背後にある「○○だから○○になる」といった感性の論理に目を向けよう

解説と問題文の文章を照らしあわせながら、その答えが導かれる論理を自分のものにできるよう努力するのだ。

このためにもなるべく解説が充実した問題集などを選ぼう。

念を入れて比較検討していると、意外に常識的なセンスで答えられるものだと分かるだろう。

表面的な字面や出来事に惑わされたり、自分の思い込みがあると間違ってしまうと気付ける。

テストはあくまで一般向けに作られている。 着実に努力すれば理解できる範囲の論理で十分なのだ。

間違ってしまった時は、自分の論理のどの部分が誤りだったか再確認すること。

それによって心情を読み取る「感性の論理力」を鍛え上げよう。

2の場合は普段の文章力にも関わってくるが、答えに近づくコツは「徹底して問題文と設問に密着する」ということを意識することだ。

論理的に心情を把握することはできているのだから、「答え方」に問題がある。 模範解答と解説を読みながら「何が問われていたか」「どういった文章の表現になっているか」に注意を向けよう。

問題文の随筆の該当箇所も熟読しよう。 大事なのは「上手く書くこと」ではなく「正確に過不足無く答える」ことである。

英語もあまりに意訳すぎたり、独特すぎる表現をつかってしまうと間違いのチェックが入ってしまう。

それと同じであまりにはしょりすぎたり、書き方がずれていていると減点される。

多少回りくどくてもいいのだ。 独りよがりの文章にならないようにして「ちゃんと理解している」と伝わるように書こう。

根拠となる問題文も熟読し、文中に再利用できそうな言葉があるなら借りてもいい。

答えを出して設問をもう一度読み直し、十分に答えているか、ずれていないかをチェックする。 必要なのは綺麗な名文ではなくテストでマルをもらう文章である。

英文に置き換えてみる

随筆にはまわりくどい文章やもってまわった表現で理解しにくいものがある。

主語や修飾関係がはっきりしない時は、その箇所を「英文にしてみる」という裏技がある。

英文にすると考えてみると「どれを主語に取らないといけないか」がはっきりすることもある。

また「長々しい修飾語が付いた文章」で混乱しそうになっても、英文の形容句と主語の関係をあてはめてみると、すんなり主語を分離できることがある。 もちろん英語が大の苦手で余計に混乱するなどの場合は、やめておいたがよいだろう。

しかし「それ」は何をさすかとか、主語は何かとか、文法的な要素の入った問題で混乱してにっちもさっちもいかなくなった時は、こうした小技も試してみる価値はある。

漢字と名詞に注意して速読してみる

ざっと何回も読み直す際には漢字と名詞に注意してみよう。

一回読むだけで解けるという人はいないので、何度も設問と問題文を往復する必要が出てくる。

長文だと何か見落としていないか不安になることもあろうだろう。 しかし制限時間は厳しい。

その中で上手に効率よく読み取ろうと思うならば、すばやい「読み」が要求される。 しかし読みを粗くすると大切な部分を見逃してしまいかねない。

そこでまず最初に熟読、丁寧なチェックを済ませた後で最終的な仕上げに飛ばし読みを使ってみよう。

「大切な部分」を中心に読むわけだが、どこが重要な部分なのか見分けないといけない。

日本語の文章では重要な言葉は漢字と名詞の二つである。 大体その両者がキーワードとなっていることが多い。

ざっと最後の摘読を行う場合、その二点を集中的に拾うだけでも大意がとれる。 そこに注意しながら、見落としや勘違いがないかざっと速読してみよう。

設問を先に読む必要は無い

問題文を先に読むか、それとも設問を最初にするかは本人次第でよい。

受験参考書の中には、先に設問を読んでから問題文にとりかかったがいいとアドバイスするものもある。

しかしこれは個人差があり、必ずしも先に読む方が効率良いとは限らない。

人によっては逆に何度も設問を読み直す手間が取られてしまい、かえってやりにくくなる。

したがってどっちを先にするかは、自分のやりやすいようにやる方がよい。 設問を先に頭に入れたがよく解けると思うならそうしたがいい。

しかし逆にデメリットになるぐらいなら正攻法に問題文を読んでから設問にかかればよい。

あくまで効率よく解いて成果をあげるのが目標である。 デメリットなるノウハウなら、一律に強制される必要はない。

自分にとってのベストを選ぼう。

作業的なテクニック

文章に区切りやかっこ書きを入れる

随筆に限ったことではないが、試験の文章は時に長すぎたり分かりにくいことも多い。

そこで線の区切り、かっこ書きや線引きを駆使して自分なりに問題文を使いやすくしよう。

これは重要な言葉や文章の関係をはっきりさせて、答えを導きやすくするため である。

これまで述べてきたように随筆では作者の心情が重要である。

初読の際に感情がはっきり示されてる語彙や文は片っ端から丸をつけるなどして、目立たせよう。

その方が後で全体から見てもチェックしやすく、細かく該当箇所を探して回る手間が省ける。

他にも主語と述語の関係や、修飾と主語を分けたり、場面転換の部分を際立たせたり、引用可能な文章を目立たせたりして答えを出すまでの手間を減らすわけである。

他にも「接続詞」の後には作者の本音や一番言いたいことがくることがくるので、それをチェックしても良い。

最後に答えを決めるまでには、何回も問題文と設問を読み返す。 構文が複雑なものや濃い文章は読み返すだけで時間が取られる。 こうした工夫で労力を減らそう。

本文の隙間にメモしてみる

2058読むのに骨が折れる文は、該当箇所近くの空欄に設問(一部やキーワードだけでもよい)をメモしてみよう。

なぜなら読みにくい文はそれだけで読解に脳のキャパシティがとられる。

設問の方がおろそかになって、何度も設問を確認し直すといった要らぬ手間が出てくることもある。

そばに書き込んでおくことで効率よく意識しながら読み進めることができ、脳のメモリーの負担も減らせるわけである。

まとめ

以上高校生、受験生が苦手としている随筆文の特徴、それを解くコツと解法のテクニックについて詳しく述べた。 いかがだっただろうか。

随筆文は確かに論説文と比べて文章がかたくはないが、婉曲的な表現もあり読みにくいのかもしれない。

しかし、筆者の感情など文章中の根拠をしっかりと見つけて正しい形式で過不足なく答案を書いていけば必ず得点することができる。

是非ここで紹介したコツや解法テクニックをもとにして、随筆読解の練習をしてほしい。 必ず高得点を取得することができるようになる。

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