2015 早稲田大学政治経済学部入試総評

 
こんにちは!
ジェラーです!
今回は早稲田大学の看板学部早稲田政治経済学部の、2015年の入試総評です。
早速問題を確認できた科目から順番に更新していきます。
受験した人は必ず確認してください。
 

早稲田政経の特徴

早稲田政経の入試の配点は、
英語90点、国語70点、地歴公民数学から1科目70点の計230点満点
となっています。
やや英語の配点が高いですが、全体的に高水準な学力が求められる試験となっています。
 
さて合格最低点は2014年で、「成績標準化」後で、160.5点となっています。
「成績標準化」というのは、受験生の平均点が重要なものとなっていますから、詳細なデータはこちらをご確認ください。
「早稲田 2014年度入試 受験者平均点・合格最低点」
 
※早稲田大学の成績標準化はやや特殊で、実は結構知らない受験生が多いようです。
早稲田を受験する人にとっては常識だと考えているので、知らない人は以下のページを確認してください。
(クリック→)「知らないと損?早稲田大学の成績標準化について」
 

2014 早稲田政経入試総評

では2015年の問題を確認する前に、2014年の早稲田政経の問題がどうであったかを見ていきます。
早稲田政経に関しては昨年、入試総評をまとめていましたので、そちらをご確認してもらえると分かりやすいかと思います。
(クリック→)「2014 早稲田政治経済入試総評」
 

どこよりも早い!2015早稲田政経入試総評

ではいよいよ本題の早稲田大学政治経済学部の入試総評に関してです。
問題の確認がとれた科目から順番に更新していきますから、自分が受験した科目をご覧ください。
 

英語

例年通り試験時間は90分で、長文読解3題、会話文1題、自由英作文1題の大問5題構成。
一般的に早稲田政経の英語は、偏差値を考えればそれほど難しいとは言えないため、合格最低点を超えるなら高得点が要求されます。
今年もそのような形式に沿って出題されました。
 
Ⅰ~Ⅲの長文は、早稲田の英語としては比較的簡単な部類に入ります。
完答することも難しくありません。
しかし注意するとしたら、やはり文の並び替えの問題でしょう。こういったタイプの問題は他ではあまり出題されないので、差がつきそうです。
Ⅳの会話文は極めて平易。最低限の会話表現を抑えていれば、問題なく得点できます。
Ⅴの自由英作文は、自由英作文として標準的な難易度。
このくらいの難易度であれば、私立専願の人でも問題なく対応できるはずです。
今年のテーマは「日本の選挙権は18歳にすべきか」について。
普段からニュースなどで議論されているテーマなので、非常に書きやすかったはずなので、あとはミスのない解答を作れるかどうかが最重要でした。
 
難易度は概ね例年通りです。
本気で合格を目指している人は高得点を取りたい所でしょう。
 

国語

試験時間90分で、古文(その中に漢文の問題も含まれる)、現代文2題といういつも通りの形式でした。
早稲田政経と言えば、他を圧倒するような長い文章の古文が出題され、古文弱者の人は非常に苦労する所でしょう。
しかし古文に苦手意識がなければ、実は文章自体はそれほど難解ではなく、設問も大部分が標準的です。
早稲田政経の国語で差のつく部分は間違いなく古文でしょう。それは今年も変わりません。
またこの大問内で出題される漢文は文章が短めで、センターレベルの漢文ができていれば十分に対応が可能です。
 
さて(二)の現代文は例年やや古めの文章が出題されます。
今年は「仮面の表情」という文章でした。
人の表情に関する「仮面」というと、入試現代文でよく出題されるテーマであったり、また以前何かしらの機会に考えた事があるような内容であるはずなので、非常に文章は読みやすかったはずです。
設問もそれもオーソドックスなものばかりで、正確な読解力があれば高得点が期待できたはずです。
 
(三)は「携帯と現代の人間の関係」について述べた文章でした。
受験生にとっては比較的身近なテーマなので、こちらも極端に読みにくいという事はなかったでしょう。
設問もしっかり文章が読めているかが問われる良い問題が中心だったように感じます。
特に最後の記述問題が合否の境となってきそうです。条件を守り、要点を確実に拾って記述したい設問でした。
 
難易度は概ね例年通り。
 

数学

試験時間60分で、そこそこ重量感のある大問が4題と、時間制約が厳しい形式は変わりません。
今年の問題は、
問1が2次関数の問題。2次関数の定数となっているa, b, c に関して、(a, b) (b, c) (c, a) をグラフが通るという設定。
文字が複数出現しますから、計算力が要求される問題です。
問2が正四面体を題材としたベクトルの問題。
どの小問も基本~標準レベルの問題でしたから、ここも迅速な計算力が要求されそうです。
問3が場合の数の問題で、まずは問題文をしっかり理解することが非常に重要です。
よく見るような問題と異なり、早稲田政経の問題は若干ひねった問題を出題してくるのが特徴で、そういった意味でこの問題は早稲田政経らしいなあという印象があります。
問4は数列の問題で、出来る人と出来ない人がはっきり別れそうです。
 
全体的に標準的な問題が中心に構成されていますが、やや設定をひねってあったり、文字の数が多く、迅速な計算力が求められる、早稲田政経らしい数学でした。
ただ今年はそれでも取り掛かりやすい問題が多く、高得点が取れそうな人が多かったのではないでしょうか?
難易度はやや易化したかと思われます。
 
 

日本史

 

世界史

 

政治経済

 
 

来年度以降早稲田政経を受験する人へ

では来年度以降早稲田政経を受験する予定の人のために、合格のための対策を書いておきます。参考にしてください。

東大、京大、一橋、上位旧帝大等の国公立併願者

早稲田大学の看板学部ということで、こういった最上位の国公立大学と併願して早稲田政経を受験する人が多いと思います。
早稲田政経は難問が多く出題されるというよりは、比較的易しめの問題が出題され、それをどれだけ高得点取れるのかが鍵となる試験です。
そのため、早稲田政経は比較的国公立と併願しやすい学部でしょう。
ただし、数学は今年は取り掛かりやすかったですが、ややクセのある問題が目立ちますし、また国語も古文はかなりの文章量であったりと、決して簡単なわけではありません。
早稲田政経はこういった上位層の人達が受験するので、他の学部よりも高得点勝負になりやすいです。
早稲田特有の「クセ」になれていないと、思わぬ所で失点する人も出てきそうですから、過去問演習はしっかり行っておくべきでしょう。
 

私立文系専願の人

慶應経済よりも早稲田政経の方が、私立専願の人が多いイメージです。
そのためしっかりとした勉強をしていれば、東大勢に食らいついていくことも十分可能です。
 
まずは自分の受験科目において、基礎基本を徹底することが先決です。
その科目もセンターで85%~90%以上取れるようにしていきましょう。
その後、早稲田政経を目指しレベルを上げた受験対策をしていけばいいと思います。
私立専願の人は過去問をしっかりやりこむ時間があるはずですから、早い段階で基礎力を養成し、繰り返し、過去問を解く事で、他の受験生よりも早稲田政経の問題に慣れていくことが可能となります。
私立文系最高峰ですが、それでも確実な学習を積み重ねていけば、決して届かないようなレベルではないはずです。
 

おわりに

以上が早稲田政経の2015年の入試問題の講評でした。
受験直後にこの記事を見た人は、まだ一部の科目しか確認できていないはずですから、このページをブックマークでもしてしばらくお待ちくださいね。
 
早稲田大学の看板学部である、政治経済学部に合格することは簡単な事ではありません。
しかし早い時期からの確実な対策により、合格の可能性が高まりますから、来年度以降受験する人は決して諦めずに合格を目指していってほしいと思います。
 
またより合格の可能性を高めたい人はこちらのページを確認してください。
(クリック→)「ジェラーの受験指導」
 
他の入試総評を見たい方はこちらから↓↓
(クリック→)「2015 入試総評一覧」
 

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