最強の勉強法は独学だ!最短ルートで受験に勝つ方法
2016年07月05日 | 勉強法基礎
現在、あなたの勉強の割合はどうなっているだろうか?
高校の勉強(宿題、定期テスト等)と塾の勉強で全てを完結してはいないだろうか?
しかし、そういった受け身の勉強ばかりしていては周りと同じ伸びしか期待することが出来無いだろう。
現在の志望校と学力の差が大きい人や、学校の進度から引き離されてしまっている人にとってこれは非常にまずい。
今回慶早進学塾が伝えるのは、そんな現状を打開してくれるような独学法だ。
独学というのは実は、非常に落とし穴が多い。
実際、私たちも間違った独学法で多くの時間を無駄にしてしまった受験生を何人も見てきた。
しかし、一度正しい独学法を身につけることが出来れば、その効率は恐ろしく上がるだろう。
人によっては塾や学校の授業の効率の悪さに呆れ、受けるのが馬鹿馬鹿しくなってしまうようなこともあるだろう。
正しい独学、とはそれだけの力を持っているのである。
最近話題の武田塾や、私たち慶早進学塾は授業をせず、正しい独学法を伝える学習塾である。
少し前から、東進などを中心に衛星授業が広まったことで誰でも最高レベルの授業を受けられるようになった今、授業で差をつけることが出来なくなってしまった。
これからの大学受験界で重要となってくるのは、間違いなく独学力である。
この記事を読んで独学力を向上させ、ぜひとも受験に勝利してもらいたい。
独学の大きなメリット
ここまで持ち上げた独学だが、その具体的なメリットとは何だろうか?
プロの教師が教える授業よりも効率がいいというのは一体どういうことだろうか?
独学を極めることによるメリットは大きく3つである。
以下で順番に説明していこう。
とにかく安い!
学習塾に通うことを考えた際、考慮に入れざるを得ないのが金銭的な問題ではないだろうか。
特に受験まで視野に入れた場合、かかるお金はなんと年間数十万円にもなる。では具体的に数字を計算してみよう。
A塾 | B塾 | |
入学金 | 30,000円 | 32,400円 |
受講料 | 90分講座 16,100円×8回 120分講座 18,000円×8回 150分講座 20,100円×8回 180分講座 21,200円×8回 | 通期講座(単科)75,600円 |
模試代 | 無料 | 25,920円(受験生) |
その他 | 担任指導費 32,400円 | |
年間費用(一例) | (早慶大を目指すオススメ受講プラン)150分講座×4つ →673,200円 (東大を目指すオススメ受講プラン)180分講座×4つ →708,400円 | (英語・現代文・古典・社会を受講した場合) →393,120円 |
上の金額には短期講習の値段は含まれていない。このことを考えても、高い!と思われる方は多いのではないだろうか。
しかし、独学の場合を考えてみてほしい。高校三年生の場合を想定し、参考書中心の独学で受験に臨むとする。
具体的には、
「英語×15冊、数学×8冊、国語×7冊、理社×10冊、過去問×5冊」
という、課される教科が多く最もハードな国立志望者の独学を想定してみよう。
ここでは便宜上、参考書の値段を1200円とする。そして上の合計45冊をかけると54000円だ。
これは下手をすれば、塾に通った場合の一ヶ月分で済んでしまうような低価格であるのだ!
お分りいただけただろうか。とにかく安いという、ここでの独学のメリットは明白である。
自分の得意不得意に合わせて勉強できる
同じ教科の中でも、分野によって得意不得意ははっきりと現れてくるものだ。
例えば数学の中でも微積は得意だがベクトルは苦手、という人などをよく見かける。
学習塾や予備校では、自分の得手不得手に合わせて授業の教科を選択出来ることが多いが、分野となると自由に選択できることは少ない。
数学1Aの授業を重点的に取ることは出来ても、命題の授業だけを多く取ることはできない。
これは非常にまずい。
例えばあなたが数1Aが得意だが、命題だけは全く出来ない受験生であるとしよう。
こういう場合、授業タイプの学習では対応が難しい。
命題にあわせたレベルの授業を取れば他分野はイージーすぎてあまり勉強にならないし、他分野のレベルの授業を取ると命題の分野は理解出来ず、さらに置いていかれることになるからだ。
独学ではこういった問題は簡単に解決出来る。
苦手分野は初歩から徹底的に回数をこなして周りのレベルまで引き上げ、得意分野は難しい問題をじっくりと解いて更に高いレベルまで昇華させることができる。
こういった自分の得意不得意に合わせて納得いくまで勉強できることが独学の大きなメリットである。
時間効率が素晴らしい
例えばあなたが英文法の仮定法という分野を勉強しようとしたとしよう。
英文法において重要な分野であるため、予備校の授業では2〜3回の授業を使って学習を行う。
週に授業が一回とすると、2〜3週間かけて仮定法について学ぶわけだ。
この文章を読んで、何気なく予備校で英文法の授業を取っている人はハッとしたのではないだろうか。
もはや効率が悪いというレベルの話ではないことは分かっていただけただろう。
確かに予備校の授業は分かりやすい。
一流の講師は文法のイメージを伝えるのが非常に上手く、また授業中の話が面白い人も多いため、楽しくて分かりやすい授業を受けることができるだろう。
しかしその後が問題だ。
分かりやすい授業を受け、知識が頭に入ったような気がするぞ。補足で東大で出るような問題までやってしまった、満足満足。
こういった学生をよく見かけるが、これでは授業でやったことの三割程度しか実力にならないだろう。
授業というフェーズの学習効率は極めて悪い。
授業で知識を分かりやすくインプットしてもらい、その知識を何度も演習することによって初めて自分の実力となるのだ。
しかし考えてみてほしい、確かに予備校の授業で分かりやすくインプットは出来るかもしれないが、仮定法の三分の一を一度インプットするために90分や60分という時間を費やしていいのだろうか?
市販の参考書を用いて勉強すれば、仮定法の説明を最初から最後まで読んだとしても90分もかからない。
現在出版されている参考書は非常に質の良いものが多いので、予備校の授業には劣るものの、大体の知識のインプットは完了するだろう。
そしてそこから何周もかけて反復することができる。
たとえ1周目の効率が少し悪くても、とにかく数をこなして定着させるイメージだ。
270分かけて分かりやすい授業を聞いていただけの人間と90分かけて概要を理解し、180分問題演習をやり続けた人間、どちらのほうが実力がついているかはすぐに分かるだろう。
独学のメリットは、科目によっても様々である。
たとえば↓のような記事でも解説しているので参考にしてほしい。
独学のデメリットとその対処法
ここまで独学の決定的なメリットを述べてきた。しかし、これを読んでいる人の中にはまだ独学について不安に思うことがあるだろう。
・受験競争の中、情報不足で不利になりそう……
・一人で勉強するなんて、モチベーションを保つのが大変そう……
・自分で添削するなんて難しいし、どうしても論述対策で引けを取ってしまいそう……
こうした独学の抱えるデメリットをいかにして回避するか。ここではその対処法を詳しく述べていこう。
情報戦で負けない方法
自分の志望校の調査に始まり、身につきやすい勉強法、勉強の計画の立て方、オススメの参考書、ひいては模試の受け方や復習の仕方、入試の仕組みなどなど……受験を勝ち抜くために知っておくべき情報は世の中に五万と存在する。
塾に通っている人、特に大手塾に通っている人に比べて、独学で勉強をしようとした場合にはその情報を得るツールは確かに少ない。
そこで決定的に生きてくるのが、インターネットである。
今やインターネット上の情報量は計り知れないほどである。
活用次第によっては塾に通うよりもよっぽど多くの情報を得ることだってできるのだ。
試しに、「英作文 参考書 オススメ」とでも調べてみてほしい。
すると、あれよあれよと英作文の参考書を紹介するページが出てくる。そのうちいくつかを比較して読むだけでも、自分にぴったりの参考書や取り組むべきものが見えてくるだろう。
もちろん、この慶早進学塾のBLOGも受験を勝ち抜くための情報という点において常に有益な記事を載せているので、是非活用してほしい。
中でも独学に特化した勉強法として、「1人で勉強する意味は?物理を独学で攻略する方法」という物理の独学について述べている記事があるので、物理選択者はぜひ一読することを強くオススメする。
今やスマホが普及し、いつでもどこでもネット環境を利用することのできる時代になっている。ぜひともその恩恵を最大限に活用するべきであろう。
以上のように、独学だからといって情報面で劣ることはもはやない、と考えて差し支えない。
モチベーションを保つ方法
どんなことでも、競争する相手がいると頑張れるものである。
勉強においてもそれは当てはまるだろう。テストでいい点を取った方が奢ってもらう、という約束をして友人と競い合ったことのある人もいるかもしれない。
しかし、独学は読んで字のごとく一人で勉強するものだ。この点に強い不安を抱える人も多いだろう。
だがそんな人はそこでも、インターネットを活用することができる。
Studyplus(スタディプラス)、というアプリをご存知だろうか。
これは自分の学習時間を記録したり、ユーザーから寄せられた参考書のレビューを見ることができたり、さらにはユーザー間のコミュニケーションまで可能なアプリである。
つまり、一人で勉強机に向かいながらも、何千人という仲間と競い合う気分になれる、という独学には最適なアプリなのだ。
他にも、仮想のライバルを作る方法として図書館に行ってみるという方法がある。
以下の図書館の特徴も参考にしてみてほしい。
【メリット】
・静かで落ち着いている
・給水機があるので無料で水が飲める
・快適な温度、湿度が保たれている
・本が豊富でネット環境もあるため調べ物が容易い【デメリット】
・大きな声を出せないので人と教え合いがしにくい
・あまりに静かで快適なため眠くなる恐れがある
・人口が多い地域では席がすぐに埋まってしまう
・ロッカールームに荷物を預ける手間がかかる【こんな勉強にオススメ】
・問題演習
・ノートなどへのまとめ学習
・時間を測る本番形式での模擬試験、過去問演習
・リスニング【こんなタイプの人にオススメ】
・一人で勉強したい派
・静かなところで勉強したい派
図書館で勉強するやり方は自分の周りで必死に勉強している人たちから刺激を受けよう!というものだ。
実際朝から晩まで図書館で勉強する、という人は多く、お互い刺激を受けながら静かな環境で集中して効率よく勉強することが可能なのだ。
家でやっているとどうしても煮詰まってしまい、集中できない……という人には特にオススメの方法である。
そしていずれにも共通して大切なのが、自分の学習記録を残すことである。
その日の成果を手帳でもアプリでも書き残しておくと、それは勉強量を可視化するだけではなく、自分にとって大きな自信となってくれる。
今日は一人でこんなに勉強できたんだ!という自信をつけていくことで、モチベーションを保ち、高めることができるに違いない。
論述対策を万全にする方法
センターのようなマーク式の問題などと異なり、論述問題は他人の客観的な視点が重要であると言われることが多い。
実際の入試において論述問題を採点するのは採点官、という自分ではない他人であるのだから、それは当たり前のことだろう。
では、独学においてそれはどう解決できるのか?大きく4つの可能性を提示してみようと思う。
身近な先生に頼む方法
学校の先生に論述の採点を頼む、というのは最も考えうる方法でありかつ最良の方法でもある。
先生は間違いなくその道のプロであり指摘すべき点を的確に指摘してくれるので、道をそれずに確実に論述力を鍛えられる。
また論述だけではなく、わからない問題が出てきた時なども積極的に頼るのが良いだろう。
友達と採点し合う方法
友達は最も身近な存在の一つであると同時に、れっきとした他者である。
お互い同じ問題を解いて採点しあってみる、などすれば両者にとって発見の場となりメリットとなる。
特にこれは小論文などの場合に有効で、読みやすい文章を書けているか、論じ方に無理はないか、などを気軽にチェックしあえる。
先生に頼むのは敷居が高い……といった場合に採ると良い策だろう。
論述用の参考書を用いる方法
昨今の受験参考書は大変数が多く、質の高いものがとにかく多い。
これは例外なく論述対策にも当てはまっており、自分一人で添削ができてしまうほど詳しく採点方法や基準が書いてあるものも多くある。
これらを存分に使っていくだけでも十分に論述対策となりうるだろう。
どの参考書を選ぶかは自分の実力や志望校により変動するので、ぜひインターネットを使って最適なものを調べてみよう。
塾の短期講習を取る方法
独学と言ったじゃないか!と思う人もいるかもしれないが、塾の短期講習はメリットが大きい。
というのも、その性質が独学に似ているからだ。
短期なので価格は抑えめであり、特定の分野に特化しており、自分の苦手に絞って講習を受けることができる。
それに加え、講習期間中は多くの場合、自習室を使い放題だ。
自分の答案をしっかりと採点してもらいたい、と強く願う場合、塾の短期講習はとても大きなメリットとなるだろう。
まとめ
独学がいかに優れた学習法であり、これから大事になってくるものであるかということは理解していただけただろうか?
結局、勉強して受験するのは自分であって、志望校に受かるかどうかは全く自分次第である。
だから、自分で勉強する意志があるのなら、そして計画を立てて合格できるようなビジョンがあるのなら、独学だろうが塾に通おうがなんら変わらないのだ。
東大生でも独学で受かってきた人はゴロゴロいる。
塾に通うのは手段に過ぎず、どんな手段を取るにしろ、最終的な目的は全員共通で志望校に受かることなのだ。
この記事を読んで、どう感じただろうか。自分に合った勉強法を確信できただろうか。
具体的な独学の方法はライバルに差をつける最強独学法3つのコツで説明するので是非参照し、独学を極めてほしい。
また慶早進学塾は独学を専門とした学習塾であり、参考書のチョイスや勉強計画の立て方については数々のご好評を頂いている。
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