慶早進学塾

岐阜大学(岐大)一般入試2次試験の英語の傾向と対策

2021年08月18日 | 岐阜大学

慶早進学塾オンラインコースご案内

私たち慶早進学塾は、岐阜県に3校舎を構えている。

その影響もあり、毎年一定数岐阜大学の受験を検討する生徒がいたり、実際に岐阜大学を受験して合格する生徒もいる。

そんな岐阜大学の話をしていこうと思うのだが、岐阜大学の2次試験の中で最も重要な科目は間違いなく英語である。

そこで、この記事では、岐阜大学の英語に関して傾向と対策を解説していく。

医学部医学科ならびに応用生物科学部共同獣医学科を受験する場合と、他の学部を受験する場合は若干対策が異なるのだが、この違いを簡潔にまとめているので、全体的にわかりやすくご理解いただけるだろう。

岐阜大学英語の基本情報

まずは岐阜大学2次試験の英語の基本情報について確認していこう。

配点

岐阜大学の英語は、学部ごとにその配点が異なる。

  • 医学部:400点/1200点
  • 工学部:200点/1000点
  • その他の学部:200点/400点

このように学部によって配点に差があることがポイントだ。

英語が重要視される学部学科

その中でも特に英語が重要な学部学科について触れておこう。

医学部医学科

共通テスト+個別試験を合わせて考えると、総合点2000点中、英語600、数学600、物理300、化学300、国語100、社会100になるため圧倒的に英語、数学が最重要科目である。

英語は共通テストでもリーディングの比重が高いので読解問題を中心に鍛えていくと良いだろう。

応用生物科学部共同獣医

例えば個別で化学を選択する場合1300点中、英語400点、化学300点となり英語が最重要科目となっている。

出題形式

次に出題形式だ。

大問1が全学部共通で、大問2が医学部・獣医とそれ以外の学部で問題が異なる。

いずれにせよ、試験時間は90分2題が出題される。

医学部医学科と応用生物科学部共同獣医学科は、2019年度までは全3題の出題が主流であったが、ここ最近は2題での出題に形式が変わってきている

大問1は長文+空所補充、語句整序、内容一致(500語以上)

大問2は長文+文の一部を空所補充、内容に関する選択問題(2000語以上)

大問1は知識系の文法語彙問題の空所補充や語句整序語句整序問題となっているので、ここをいかに早く正確に解き進めることができるかが重要となる。

大問2は長い長文になっているので、先に問題と選択肢を読んで、ポイントを押さえながら強弱をつけて読み進めていかないと圧倒的に時間が足りなくなるだろう。

その量故に、岐阜大学の入試科目の中でも難易度は高いと言える。他の地方国立大学と比べても英語は難しいと判断できる。

岐阜大学英語の特徴

それでは岐阜大学2次試験の英語の特徴について確認していこう。

大問1は知識系の選択問題

大問1のパート1−3はネクステ、スクランブル、アップグレードなどの文法・語彙の問題集と同じレベルの問題が出題される。ほとんどの問題が空所補充の選択問題となっている。空所補充問題では文の形やSV構造から選択肢を絞りこともできる。

新傾向としては語順整序問題の出題がある。単語を並べ替えて文章を作成した後に、1語不要な単語を選ぶという形式であるが、この問題が近年導入されてきている。整序問題では知識系の問題と絡めた出題が多いので、これもネクステ、スクランブルなどの文法書でしっかりと知識をアウトプットできるようにしておくと良い。

問題文も全て英語で、大問2は超・長文

総語数は、大問1で500語程度、大問2で問題文と合わせて2000語以上となる。

大問1は全学部共通問題となるが、大問2は医学部医学科と応用生物科学部共同獣医学科が共通の問題で、その他の学部は別の問題が用意されている

近年大問数が3題から2題に減っていることから、医学部医学科・応用生物科学部共同獣医学科の総語数は大幅減少となっているが、それでも2700語以上はあるので、かなりの長文が大問2で用意されているという形になる

大問2の長文ではかなり語数の多い長文になるので、先に問題文と選択肢をチェックして、本文の要点の部分を探しながら強弱をつけて読むようにすることが大事になってくるだろう。やっておきたい英語長文500を使って対策すると良いだろう。長文の要約が付いているので、要点を掴みながら読めているかチェックすることができる。

 長文のテーマについて

上記大問2の問題傾向について説明する。

毎年医学部医学科・応用生物科学部共同獣医学科は、医療や科学に関するテーマが出題される。

その他の学部はスピーチ、エッセイ、評論がテーマになることが多く、その中でも特にスピーチが多い。

スピーチの原文がそのまま英文になって出題される形式が主流である。

 配点比率は毎年変化あり

配点比率は毎年ばらつきがある。

大問1:大問2で50対50の年もあれば、58対42、56対34になる年もある。

ただし全体的に大問1の配点が大きい傾向にあるので、そのように認識したうえで事前準備をしていただきたい。

 文法、語彙力は長文中で問われる

独立した文法・語彙問題はここ最近出題されていない

ただし、大問1の長文中の問題で文法・語彙問題が出題される。レベル的には標準レベルなので、しっかりと対策をしておいて欲しい。学校で配布されるネクステージ、スクランブルなど文法問題集を繰り返し反復して、長文中で使える知識になるまで演習を繰り返してもらいたい。

後期日程との違いについて

後期試験で英語が必要な学部は、医学部医学科と工学部である。制限時間、大問の数、特徴に至るまで大きな違いは見受けられない。

配点においては

医学部医学科 共通テスト前期800点→後期400点 個別試験前期1200点→後期1200点

と変化するため個別試験の配点は変わらないが、共通テストの配点が小さくなるため個別試験の比重が大きくなっている。

工学部 共通テスト前期500点→後期500点 個別試験前期1000点→後期1500点

工学部においては、共通テストの配点は変わらず、個別試験の配点が大きくなっている。

 岐阜大学英語の対策

次に岐阜大学2次試験の英語で合格点を確保するにはどうしたらいいだろうか。順番に解説していこう。

文法・語彙力アップ

大問1は標準レベルなので、点が取りやすい部分と考えられる。従って、どこを出されても良いように完璧に仕上げておくことが大切である。

ネクステージ、スクランブルなど文法書の知識が完璧に長文中で使えるレベルになるまで繰り返し反復して仕上げていくことが岐阜大学英語対策の第一歩目となる。

超長文に慣れる

前述のように、大問2の長文の総語彙数が2000語以上となっている。

これに対応するためには、最初は500語レベルの英文を読解することから始めて、赤本を通じて徐々に長文に慣れていくといった対策を取ると良いだろう。

オススメの問題集はやっておきたい英語長文500だ。ただ時間を計って解いて答え合せをして終わるのでなく、100字くらいの要約が付いているのでポイントを掴んで読めているかチェックしたり、同レベルの文章を早く正確に読めるようにするために読み込みを徹底して行って欲しい。

 長文のテーマを絞って対応力をつける

医学部医学科・応用生物科学部共同獣医学科を受験する場合は、問題集の中でも医療・科学系のテーマに絞って演習を行うと良いだろう。

その他の学部に関しては、スピーチの英文に慣れておくと良いだろう。

過去にはノーベル平和賞受賞者のスピーチや、オバマ大統領の広島でのスピーチなどが出題されている。

そのため、この種類に該当するスピーチの原文をインターネットなどで収集の上あらかじめ読みなれておくと、問題への対応力が上がるだろう。

岐阜大学英語の対策のおすすめ参考書

では岐阜大学の英語対策でおススメの参考書を紹介しよう。

スクランブル

他に類書として、ネクステージ、ビンテージ、アップグレードなどがあるが、文法、語法、イディオム、語彙、会話表現、発音アクセントなどを網羅的にまとめた問題集である。

岐阜大学の英語は、先ほども述べている通り、長文の中で、文法、語法などの知識の問題が問われる形だ。

単独での知識問題の出題はないとはいえ、長文の中で多く知識問題が問われるだけでなく、長文をスムーズに読みこなす上でも、こういった教材が仕上がっているかどうかは非常に重要なポイントだと言える。

必ずしもスクランブルである必要はないが、学校配布のこういった教材を1冊しっかりと仕上げておくようにしよう。

やっておきたい英語長文500

文章のレベルが出題内容と同程度なので、この参考書をやっておけば問題の内容を十分に理解できるだろう。

問題数は20題で、1つのレベルに対して複数の良質な問題が演習できる問題集だ。

1度解いた問題は、スラスラ読めるようになるまで何度も反復して読み込んで欲しい。

同レベルの文章を早く正確に読むためにこの読み込みを行う。

岐阜大学は長文の量が多いので瞬時に読める能力が必要不可欠です。1題に対して何度も読み込みをし、同じレベル帯の問題を複数演習すれば、同レベルの初見の問題でも瞬時に読めるようになる。その点でこの問題集は最適と言えるだろう。

設問の数も多いので、記述形式、選択問題あらゆる問題形式に対応可能で、長文の要約が付いていて、自分がポイントや要点を押さえて読めているかチェックできる。

岐阜大学の長文の量だと全て正確に訳している時間はない。早く正確にポイントをつかむ練習に適している。

鴨井 拓也(塾長)
鴨井 拓也(塾長)

やっておきたいシリーズは以下から確認できます!

岐阜大学英語の対策のまとめ

対策のまとめとしては、以下の3つのポイントをしっかり守って欲しい。

  • 大問1の部分で点が稼げるように、文法・語彙力をつける。
  • 長文は、医学部系学部は医療・科学系のテーマ、その他の学部はスピーチなどの長文を読むことで、テーマを絞って対策をしておく。
  • 1000語以上の超長文の読解に慣れておく。

対策として、まずは「スクランブル英文法・語法」や「Next Stage 英文法・語法問題」などで文法・語彙力を仕上げておく。

その後、「やっておきたい英語長文500」で演習し同レベルの文章をスラスラ読めるようにしておいてから赤本を使って長い長文に慣れていくといった流れで進めていくのが良いだろう。

鴨井 拓也(塾長)
鴨井 拓也(塾長)

以下の記事から英語の勉強法を一から確認できるので、隅々まで読み込んで、日頃の勉強に活かしてください!

また慶早進学塾では無料受験相談や無料体験を実施している。

そこで岐阜大学の英語や岐阜大学に合格するためにはどうしたらいいかに関してレクチャーすることができる。

岐阜県に住んでいる人は慶早進学塾の校舎に、それ以外に住んでいる方はテレビ電話にて受講することができるので、ぜひ有効活用してほしい。

慶早進学塾の無料受験相談

  • 勉強しているけれど、なかなか結果がでない
  • 勉強したいけれど、何からやればいいか分からない
  • 近くに良い塾や予備校がない
  • 近くに頼れる先生がいない

そんな悩みを抱えている人はいませんか?
各校舎(大阪校、岐阜校、大垣校)かテレビ電話にて、無料で受験・勉強相談を実施しています。

無料相談では
以下の悩みを解決できます

1.勉強法

何を勉強すればいいかで悩むことがなくなります。

2. 勉強量

勉強へのモチベーションが上がるため、勉強量が増えます。

3.専用のカリキュラム

志望校対策で必要な対策をあなただけのカリキュラムで行うことができます。

もしあなたが勉強の悩みを解決したいなら、ぜひ以下のボタンからお問い合わせください。

無料受験相談 詳細はこちら

慶早進学塾では毎年数多くの難関大合格者が生まれます。
そして合格者は皆自分の将来の夢や目標に向かって羽ばたきます。
確かに受験で結果を残すことは大事です。
しかしそれと同時にその先にあなたが何をやっていくのかも重要です。
私たちと一緒に勉強しながら、成績を上げませんか?
そしてあなたの夢を一緒に叶えていきませんか?

慶早進学塾の無料相談・体験予約

無料相談、体験のお申し込みやご相談は、
公式ライン、下記のフォーム、
またはお電話にて受付中

公式ラインでのお問い合わせ

無料相談、体験、入塾申し込みは、ラインでの予約が最も簡単です。
以下の画像をクリックしていただくと、公式LINEに登録することができます。

お電話でのお問い合わせ

受付時間:月〜土10:00~22:00

慶早進学塾岐阜校内

お問い合わせフォーム

    お名前

    必須

    メールアドレス

    必須

    電話番号

    必須

    電話に出られる時間帯

    必須

    住所

    任意

    学年・文理

    任意

    学校名

    任意

    志望校

    任意

    お問合せ内容

    必須

    入塾申込無料受験相談の希望受講内容確認求人についてメディア取材についてその他

    受講希望校舎

    必須

    岐阜校大垣校大阪校岐阜鷺山校オンラインコースその他(未確定)

    お問合せ詳細

    任意