神戸大学入試情報まとめ。偏差値と共通テストボーダーは？

この記事では、前期試験と後期試験がある神戸大学の試験に関連する共通テストのボーダーや偏差値、合格最低点や実際の難易度について学部ごとにまとめている。

また、後半では、各科目の２次試験の具体的な対策についても記載しているので、この記事を通して神戸大学に合格するための理解を深めた上で日頃の勉強に生かしていただきたい。

神戸大学合格実績

慶早進学塾の神戸大学の合格実績について紹介しておこう。

・2018年度

農学部(前期)…1名

工学部(後期)…1名

・2019年度

工学部(前期)…1名

このように、神戸大学にはこれまで安定して合格者を輩出することができている。

ぜひこの一連の記事を参考にしていただき、合格まで到達してもらえたらと思う。

神戸大学入試基本情報

神戸大学の入試基本情報について前期試験と後期試験に分けてまとめていこう。

◎前期試験の配点、偏差値、ボーダー、合格最低点（直近３年分）

文学部

国際人間科学

法学部

経済学部

※共通テスト…地歴公民・理科から計3科目選択。地歴・公民、理科の配点は、「地公2科目選択＝75点、理1科目選択＝25点」または「地公1科目選択＝25点、理2科目選択＝75点」。数学受験、英数受験、総合受験の3つの募集区分のうち1つを選択しなければならない。

経営学部

募集人員の約30％は共通テストの成績の合計点による高得点者を、同じく約30%は個別の成績の合計点による高得点者（共通テストの選抜者を除く）を優先的に選抜する。

理学部

医学部

工学部

農学部

海洋政策学部

◎後期試験の配点、偏差値、ボーダー、合格最低点

文学部

国際人間科学部

法学部

理学部

医学部

工学部

農学部

海洋政策科学部

神戸大学一般入試の特徴と対策

神戸大学の一般入試の特徴と対策について順番に解説していこう。

共通テストボーダーが8割前後

後期試験では、共通テストのボーダーが８５％～９０％ほどまで上がるところもあるが、前期試験のボーダーは、おおむね８割前後になる。

これは、旧帝大の１歩手前くらいのレベルになるため、難しいと感じる人が多いのではないだろうか。

2次試験の偏差値は60前後

神戸大学の共通テストと2次試験の割合は、学部によって異なるが、おおよそ１対１になっているため、共通テストと2次試験の両方が重要になる。

共通テストで点数を落としてしまうとそれを挽回することは難しくなる。
そして、共通テストがしっかりと点数をとることができていても、２次試験で失敗をしてしまうと合格することができなくなってしまう。

そのため、両方でしっかりと点数をとらなければならない。

2次試験の偏差値は、学部や方式によって異なることもあるが、60前後であるので、非常に難しいというわけではない。

共通テストで安定して８割程とれる実力があれば2次試験に対応することができるだろう。

神戸大学を受験する大半の人は、2次試験専用の勉強をするというよりも共通テストを重視した対策になってくることが多いのではないだろうか。

一部、学部で特殊な方式がある

ここで主に該当するのは、経済学部と経営学部だ。
経済学部においては、数学受験、英数受験、総合受験の3つの募集区分のうち1つを選択しなければならない。

また、上記で記載した通り共通テストは、地歴公民・理科から計3科目を選択する。地歴公民・理科の配点は、「地公2科目選択＝75点、理1科目選択＝25点」または「地公1科目選択＝25点、理2科目選択＝75点」だ。

また、経営学部においては、募集人員の約30％は共通テストの成績の合計点による高得点者を、同じく約30%は個別の成績の合計点による高得点者（共通テストの選抜者を除く）を優先的に選抜する形になっている。

これらの特殊な方式がある学部を受験する場合には、内容を事前に把握しておくことが重要だ。

基本に忠実に勉強することが鍵

前提として共通テストでしっかりと点数をとらなければならないが、２次試験の偏差値は、上記でも言及した通り60前後であるため、問題のレベルは、すごく難しいわけではない。

どの科目も基本から標準レベルの問題が多く出題されるため、難問や鬼門の類がないのが特徴だ。

そのため、高校1年生や2年生では、学校の定期試験対策などを通して受験学年になった時に共通テストで8割～9割ほどとることができるように基本に忠実に勉強を進めていくことが重要である。

そして、余裕のでてきた科目から勉強を進めていくと合格点を取ることができるようになる。

見栄を張ることなく、基本的な問題をとることができるように、勉強を進めていくことが重要だ。

苦手科目を作らない

神戸大学の試験では、共通テストと2次試験の配点の比率や2次試験の配点の比率のいずれもバランスが良い。

2次試験では、文系であれば英語・数学・国語（古文と漢文を含む）、理系であれば英語・数学・理科（２科目必要な場合がある）が必要なため、勉強をしなければならない科目が多い。

また、特定の科目が得意であっても合格するというようなことはない。

どの科目においても漫勉なくできる人を求めているため、得意教科を作ることもよいが、それ以上に苦手科目を作らない努力をすることが神戸大学に合格する最大の鍵だ。

そのため、どの科目も基本に忠実に勉強を進め、漫勉なく対策を進めれば合格に近づくことができるだろう。

神戸大学2次試験対策

神戸大学の２次試験対策について科目ごとに解説していこう。

英語

以下が英語の２次試験対策について詳しく解説した記事だ。

文系数学

以下が文系数学の２次試験対策について詳しく解説した記事だ。

理系数学

以下が理系数学の２次試験対策について詳しく解説した記事だ。

国語(現代文)

以下が国語（現代文）の２次試験対策について詳しく解説した記事だ。

国語(古文漢文)

以下が国語（古文漢文）の２次試験対策について詳しく解説した記事だ。

物理

以下が物理の２次試験対策について詳しく解説した記事だ。

化学

以下が化学の２次試験対策について詳しく解説した記事だ。

生物

以下が生物の２次試験対策について詳しく解説した記事だ。

神戸大学偏差値、ボーダーまとめ

以上が神戸大学の一般入試に関する基本情報だ。いかがだっただろうか？

前述した通り、難しい問題は出題されることはないが、どの科目においても基本から標準レベルの問題で点数を取れるようにしておくことが望まれる。

そのため、早いうちから基本に忠実に勉強を進めていくことで合格の可能性を高めることができるだろう。

また、慶早進学塾では、神戸大学の合格者を過去に輩出している。

神戸大学を志望している人は、ぜひ無料受験相談を活用していただきたい。そこで神戸大学に合格するための、アドバイスをさせてもらえたらと思う。