模試の偏差値爆上げ!正しい復習法3ステップ
2016年06月22日 | 勉強法基礎
模試の成績と定期テストの成績にズレが生じるのはなぜだろうか?
多少範囲や難易度は異なるかもしれないが、基本的に両者の出題してくる問題はほとんど同じものである。
では、何故そこにズレが生じてくるのであろうか。
その原因の一つは復習にある。
復習 とは、最も偏差値に直結する学習ステップなのである。
今回は、復習についての正しい考え方と方法 を分かって貰えるように説明していこうと思う。
復習の重要性
復習、というものを正しく理解していますか?
復習は大きく分けて2つ存在する。
自分が知識を落とし込めたか確認する、直後に行う復習 と、知識を完璧に頭に落とし込むための二度目の復習 である。
定期テストで必要とされる復習が前者のみであるのに対して、模試では後者の復習の有無が強く要求される。
そのため、二度目の復習をしていない学生は定期テストに対して模試の成績が大きく下がることになる。
逆にその復習が出来ていれば、当然模試の成績は相対的に上がる、というわけである。
では、定期テストに比べて模試の成績が高い人が皆完璧な復習を行えているのかと言われると、そんなことは全くない。
彼らのほとんどは塾にかよっており、塾で受けている授業がたまたま二度目の復習の役割を果たしているだけなのである。
つまり彼らのほとんどが復習の重要性、正しい復習の方法を知らない。
この記事を読んでいる諸君らにとってこれは、周りを追い抜く大きなチャンスであると言える。
次に記述する周りと差をつける復習法3ステップを読んで習得し、模試の偏差値を爆上げしてもらいたい。
周りと差をつける復習法3ステップ
実力がつく復習、とは
上記では、復習には二つの種類があり、模試などの成績が上がらない受験生は二度目の復習が上手く機能してないことを指摘した。
では、具体的にどのような復習が理想なのであろうか?
具体的に説明していこう。
確認、絞り出し
まずはその分野の知識、力がしっかりとついているか確認をし、忘れている部分の絞り出しを行おう。
このステップでは、とにかく高速で 行うことが非常に重要になってくる。
分からない部分でいちいち立ち止まっていては非常に効率が悪い。
そのため、手が止まってしまった箇所は早々に見切りをつけ、チェックを付けて次に進んでしまおう。 数学などは解きかけの状態でもかまわない。
そのまま高速でその分野を解ききってしまおう。
一分野を高速で全て解ききった後にそのノートを見れば、大きな達成感を感じるはずだ。
この時、忘れている部分が多くても一向に構わない。
むしろ、この復習によって伸びる部分が多く、ここの復習をすることによる価値が非常に大きい と言える。
忘れている箇所が多ければ多いほど楽しんで復習 をしよう。
インプット
忘れている箇所の絞り出しが終わったら、次はその箇所のインプットだ。
解答や解説を読んだ時の、「ああ、そうだったそうだった、」、「しまった忘れていた、、」
この感覚が非常に重要である。
人間は忘れる生き物であるし、覚えの良し悪しには個人差があるので忘れてしまうことは仕方がない。
重要なのは一回で全てを覚えようとすることでなく、完璧にインプット出来るまでこの感覚を何度も体感することである。
何回これを味わうことが出来たかどうかで受験の勝敗が別れる といっても過言ではないだろう。
そしてこの感覚は、前回暗記した時に強い気持ちを持って覚えようとしていなければ味わうことが出来ない。
次はもう絶対に忘れないぞ という気持ちを持って忘れていた箇所のインプットをしよう。
その際はステップ1とは異なり、自分が完璧に覚えたと思うまでじっくりと 暗記を行おう。
高速周回
ステップ2で「もう覚えた、完璧だ」というところまで勉強したら最後のステップ、高速周回 に進もう。
慶早進学塾ではこのステップを重要視しており、このステップを踏むか踏まないかで後々の学力に大きく差がついてくる。
せっかくステップ2までの復習を行ったのなら、ここまでやりきって復習の効率を最大のものにしよう。
ステップ2のインプットが終わったら、ステップ1で除外した部分も合わせて高速で 周回しよう。
数学などの周回に時間のかかる教科は3周、英文法などのあまりかからない教科は5〜10周が目安である。
ステップ1と同じように高速で周回し、知識を体に染み込ませよう。
問題を見たと同時に意味や解法が出てくる段階まで持っていくことが出来ればベストだ。
また、慶早進学塾では、この方法を慶早メソッドと呼んでいる。
これについては以下の記事で詳しく述べているので合わせて見ておいてほしい。
まとめ
いかがだったであろうか?
復習は全ての勉強の中で最も学力と直結するものであり、時間を割く価値が最も大きい勉強 である。
「周りと差をつける復習法3ステップ」を身につけ、効率的な復習を心がけて欲しい。
「慶早進学塾直伝!1日100単語を可能にする最強暗記法」の記事を読んだ人であれば、方法が似通っていることに気づいたかもしれない。
受験にはさまざまな科目、分野が存在するが根底は全て同じである。
そして勉強ができる人 というのはこの勉強法の根底を自然と理解しているのだ。
慶早進学塾では全ての人が実践でき、成績が向上する勉強法の指導をしている。
私たちが提供する記事を参考にして、あなたもこの学習の根底を理解し、勉強ができる人の仲間入り を果たして欲しい。
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