学習効率が何倍にも上がる予習方法とその2つのメリット
2016年06月22日 | 勉強法基礎
君たちの中にいったい予習をしている人はいるだろうか?
僕が高校のときほとんどの人が全く予習をせずに授業に臨んでいた。 おそらく、この傾向は今も変わらないだろう。
しかし、予習は実際にすると学習効率が何倍にもあがるのだ。 よって予習を怠っている人はかなり勿体ないことをしている。
では、どのように予習をすればよいのだろうか?
ここでは、予習をすることによるメリット2つとその予習方法を徹底解説する。 これを読んで是非君たちも予習にチャレンジし、学習効率を何倍も上げていこう。
予習をすることによるメリット
予習によるメリットは端的に言うと学習効率が上がるということである。
しかし、このメリットはおもに二つのメリットに分割することができる。
ここでは、その予習をすることによるメリットを具体的に二つに分けて説明する。
是非読んで、予習には非常に大きなメリットがあるということを認識しよう。
授業の理解度の向上&復習時間の短縮
まず、一つ目のメリットとして授業の理解度が向上し、それによって復習時間の短縮が図れるということだ。
誰しも初めて聞く内容の授業は非常に理解しづらく、聞きにくいものだ。 この状態であると、この授業を100%完全に理解しきるのは極めて困
難である。 結果的に、授業時間中にすべてを理解し、暗記しきるのが不可能であるため、復習という行為をしなければいけないことになる。
しかし、予習をここでしておくと、以下の2つのメリットが発生する。
1.授業の全体的な大まかな内容をつかむことができる。
2.授業を受ける前にどこが理解できてどこができていないかはっきりする。
これによって、授業の理解度が飛躍的にアップするのだ。 仮に予習をしたからと言って授業全体の内容をすべて理解しきれなかったとしても、していない時に比べて格段に理解度が増しているのだ。
よって、復習時間が大幅に短縮される。
これが予習をすることによる1つ目のメリットである。
独学力が向上する
予習をすることによる2つ目のメリットは「自分一人で初めて得た情報を理解し処理してインプットしていく」という独学力が向上する。
予習というものは、「自分一人で初めて得た情報を理解し処理してインプット」しようとする行為である。 つまり、独学の練習にあたるのだ。
予習をどんどん繰り返していくと、自分で理解できた部分が徐々に増えていく。 やがて、これがすべて理解できる段階に達して独学力がかなり向上していることになるのだ。
これは、大学入試においてかなり武器になるうえ、大学入学後将来大幅に役立つ。 大学入試では、上位大学になればなるほど、勉強していない
内容を今まで勉強した知識を使って扱わせることが多くなる。 これは、独学力をはかっているものだ。
また、大学に入ってからは、わかりやすく教えてくれる教師や参考書などは、非常に少なくなる。 自分で、知識を吸収して学んでいくという能力が非常に重要になってくるのだ。
よって、予習をすることによって独学力が上がり、これは大学入試や大学入学後の人生に大いに役立つのだ。
以上が予習をすることによる2つの大きなメリットである。
予習方法
上記の内容を読んだ君たちは、予習をすることによってかなり大きなメリットがあることが分かっただろう。
しかし、ここでどうやって予習をすればいいのかわからないという人もいるだろう。
よって、ここでは学習効率が何倍にも上がる最強の予習方法を伝授する。 これを読んで早速予習を実践することによって、君たち自身の学習効率を向上させよう。
まずは、大まかに概要を
まずは、予習する範囲を決めて、教科書のその範囲の部分をザーッと読もう。
ここで大事なのは、その時予習する範囲の内容を大まかにざっくりとつかむことである。
特に予習をしたことがないという人は最初教科書の教わっていない範囲を読むだけでは、細かい所は全く分からないだろう。 しかし、細かい所がわからないのは当たり前なのでここで、パニックにならず安心してほしい。
予習する範囲の大まかな内容のみをざっくりつかもう。
細かく熟読
大まかな内容をつかんだところで次は、熟読していこう。
大まかな全体像を一度つかんでいるので、初めて見る時よりは読みやすくなっている。 しかし、やはりここですべてを理解しきるのは非常に困難だ。 全部理解できないからと言って心配しないでほしい。
ここで重要なのは、自分の理解できる範囲と理解できない範囲にしっかりと区別することである。
わからなかった部分はしっかりチェックしておこう。 そして、授業を受けている祭にわからない部分は注意深く聞こう。 授業を聞いてもわからない場合は個別に先生に聞きに行くなどして対応しよう。
わかる範囲はどんどん理解を深めよう。
上記の章でわかる範囲とわからない範囲は区別できた。 これでもう予習はおわったかと思うかもしれないが、ここで終わるのはもったいない。
わかる範囲はどんどん理解を深めていこう。
例えば、数学などだと教科書の一部がわかっていれば、演習問題の一部は確実に解ける。 予習の段階でそういった解けてしまう演習問題などは
解いておいてしまって、その内容についてより理解を深めておこう。
こうすることによって、授業を聞く段階でよりわからなかった範囲に集中できるのだ。
わかる範囲とわからない範囲の区別で終わらずに、是非わかる範囲は問題を解くなどしてより理解を深めておこう。
まとめ
以上が、学習効率が何倍にも上がる予習の2つのメリットとその方法である。
予習をすることによって、復習時間の短縮と、独学力があがるという、二つの非常に大きなメリットがあることが分かっただろう。
また、上記で説明した3つのステップを踏んで予習すれば、だれでも予習ができるようになる。
この記事を読んだ君たちは是非この予習方法を実践して学習効率を上げていこう!
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