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成績が爆上がりする勉強計画の立て方4ステップ

2017年06月01日 | 勉強法基礎

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君たちは、勉強計画を立てたことがあるだろうか?

勉強計画を立てることは、自分の目標を一つ一つ達成し、成績をあげていくうえで非常に重要である。

しかし、その勉強計画を間違った方法で作ってしまったら、非常に実現が困難となり設定した目標をうまく達成することができなくなる。

計画の立て方を間違えるとこのように全く成績が上がらないのだ。

だが、ここで説明するやり方を実行すれば、必ず自分の設定した目標を達成することができ、成績が日々上達していく。

この記事では、しっかり記事を爆上げさせる方法を3つのステップに分けて紹介する。

この記事を読めば、必ず一つ一つの目標を達成できる計画をたてることができるようになり、成績が爆上がりすること間違いなしだ。

目標を設定しよう

勉強計画を立てるときに最初にやるべきことは目標を立てることだ。

あらかじめ具体的な勉強計画を立てておくことで、受験に向けて自分が何をすれば良いのか明確になり勉強効率が向上する。

したがって、成績を爆上げするための勉強計画を上手に立てることこそが、受験合格の第一歩になるのである。

 なのでまずは、勉強計画の目標を立てる上での注意点を2点紹介する。

これらの注意点を心得た上で勉強計画を立てることで失敗例によく見られるケースから抜け出すことが可能になるのだ。

目標を設定するときは、期日と一緒にきめよう

目標を設定するときに、重要なのが、この期日を決めるという行為だ。

○○月○○日までに○○できるようになる。

このように、必ず期日とセットで目標を設定しよう。

また、期日は3週間から2か月後くらいがちょうど良い。

一週間くらいだとあまり近すぎて、急に成績が上がるわけがないのであまり、成績の向上につながらない。

また、4か月くらいだと長すぎて、モチベーションが保てない可能性が大きい。

よって、期日の設定は3週間から2か月後くらいを目安にしよう。

もちろん、1週間ベースで毎週目標を更新していく方法もある。

この方法では、短期的な勉強計画を定めることができるため、進行具合を逐一確認することができるのだ。

3週間から2か月後くらいの勉強計画を立てるのと同時にさらに短期的な計画を立てておくことで、モチベーションを維持しやすくなるので両方試して見ていただきたい。

オススメは、メモ用紙などに目標や終わらせることを書き連ねておき、一つ一つ終わるごとに線で消していくという方法だ。

これだと、自分がどの程度の内容を終わらせたのか一目で分かり、終わらせる度に消していくことで達成感が感じられる

どうしても自分で決めた勉強計画だとモチベーションを維持するのが難しいため、このように工夫して飽きないようにすることが大切。

そして、あまりにも無理な計画を立ててしまわないようにしなければならない。

計画を立てる段階ではかなり無理な計画を立ててしまいがちだが、期日までに達成できそうにないと判断してしまうと一気にやる気が削がれてしまうのだ。

なので最低限達成しておきたいことをブラッシュアップしておいて、余裕があればやることは別に書いておいた方が達成しやすくなる。

必ずやらなければならないことと、余裕があればやっておきたいことを明確にしておくことで、無理なく確実な勉強計画を立てることが可能になるのである。

また、どうしてもやる気が出ずに勉強計画を立てられない人は、以下の記事を参考にしてみていただきたい。

設定する目標は現実的かつ具体的に

設定する目標は現実的な目標で、なおかつ具体的なものにしよう。 例えば、

2ヶ月で偏差値を20あげる

という目標はどうだろうか? 2ヶ月で偏差値20というのは、偏差値30の全くなにも勉強していない人が偏差値50にあがるということを考えるとそれほど実現不可能ではないだろう。

しかし、偏差値60の人がたった2ヶ月で偏差値80まで上がるのは至難の業。実現可能性が非常に低いのだ。

また、偏差値というものは具体的な数値である。これが、逆に

2ヶ月でいい成績をとる

という非常にあいまいなものであったら何を「いい成績」と捉えるかによって目標を達成したかどうかが変わってくる。

曖昧なものだと目標を達成したかどうかがわからなくなるので、必ず自分の目標には数値を入れるなどして具体的な目標を設定しよう。

曖昧な目標ばかり立ててしまっていると、負のループに巻き込まれて勉強のモチベーションがなくなってしまうケースが多いので注意しなければならないのだ。

ここで、以下の記事を参考にしていただきたい。

間違った目標設定から負け癖への悪循環 どういうことかというと、我々は正しい目標設定の仕方を知りませんから、例えば現実的でない高すぎる目標設定をしてしまったり、そもそも自分が心から達成したいと思っていない(形だけの)目標を設定してしまったりしがちです。 でもそうすると、心のどこかでそもそも達成は無理だと思っていたり、自分に必要でないと思っていますから、なかなかモチベーションが上がりません。 そして、モチベーションが上がらなければ成果も思うように出ませんから、それを何度か繰り返すうちに「あー、またダメだった。自分はいつも目標を達成できない」という負け癖をつけていってしまうわけです。 実はこれは良くあることです。

この負け癖というのは一旦こびりつくと簡単に取れるものではなく、何をするにしても「また失敗するのではないか」と不安になるようになってしまいます。 いわば「自分は何事も失敗する」という固定されたセルフイメージを持っているようなもので、「またきっと失敗する」と自己暗示をかけているようなものでもあります。

モチベーションアップの法則 間違った目標は負け癖をつける」より

このように、勉強計画を間違ったやり方で立ててしまうと、達成できなかった時に自己嫌悪に陥ってしまい、その後も負の連鎖となってしまうのである。

そうならないためにも、短期的に具体的な目標を立てて、かつ無理なくモチベーションを維持しながら達成できる程度にしておかなければならない。

そして、ある程度計画を立てることに慣れてきたらレベルを徐々に上げていき、成績アップにつなげていくと良い。

初めから無理をしすぎるとその後の時間効率にかなり悪影響を及ぼすので、必ず意識しておいていただきたい。

以上が目標を設定するうえでの2つの注意点だ。 ここを間違ってしまうといくら後程立てた計画がよくても、成績が伸びずすべて台無しになってしまうので、 必ずこの二つのことを守って目標を設定しよう。   

やるべきことをリストアップしよう

目標を設定したら、いよいよ計画を立てる部分に移ろう。 次にやるべきことは、その設定した目標を達成するために自分がそれまでにこなさなければいけないことをリストアップすることだ。   ここでは、このリストアップについて解説する。 例えば、以下のような目標を立てたとしよう。

2ヶ月後に英語のセンター模試で160/200点以上とる

この次には2か月後に160点以上取るために何をすべきかを考えてそれをひたすらリストアップしていくのだ。 そのようにすると以下のようなことが出てくるだろう。

  • センター試験頻出単語の単語帳をすべて暗記
  • 文法問題集を終わらせる。
  • 発音問題の練習
  • センター英語の長文の練習
  • センター英語の全体的な演習

他にもたくさんあるが、ここではこれにとどめておく。

このように思いつく限りをできるだけたくさん書き記そう。

ここで注意しなければならないのは、やるべきこととやりたいことを混同しないことである。

例えば数学や物理が得意で英語などの文系科目が苦手な人は、英語などの勉強時間を多めに取らなければならない。

理系科目の難しい問題集をたくさん解いてレベルアップすることを目標にしてばかりいると、いつまでたっても苦手な文系科目を克服することはできないからだ。

いくら無理な計画を立ててはいけないとはいえ、苦手科目から逃げてばかりいると意味がないのである。

センター試験の点数配分や二次試験の配分的に理系科目しか必要ないというのならば、この計画の立て方でも問題はない。

しかし、私立を除く国公立大学を受験しようと考えているのならば、ほとんどの場合オールラウンドに点数が取れなければ合格基準を満たすことはできないのだ。

なので全体的な点数を上げるために、苦手科目と得意科目の配分は工夫していく必要がある。

やりたい科目と苦手な科目、この勉強配分をしっかり意識して計画を立てていくことが重要となってくるのは間違いない。

リストの優先順位をつけよう

前のステップで目標を達成するうえで必要なことをリストアップしたので、次はそのリストに対して優先順位をつけよう。

ここでは、リストの優先順位について詳しく説明していく。 先ほどの例で行くと、

2ヶ月後に英語のセンター模試で160/200点以上とる

という目標に対して、

  • センター試験頻出単語の単語帳をすべて暗記 文法問題集を終わらせる
  • 発音問題の練習 センター英語の長文の練習
  • センター英語の全体的な演習

このようなリストを作成したとする。

(実際にリストはもっと多くなければならない。) この中であれば、一番優先させるべきは、単語帳と文法だろう。

なぜならば、センターに出てくる単語が全く分からないのに、センター英語の読解の練習をしても、文章が全く理解できないまま何も上達しないからだ。

また、その次には文法がくる。 なぜなら文法も単語ほどではないがしっかり理解していないと長文の内容を理解できないからだ。

しかし、単語の習得は文法に比べて非常に時間がかかるので、文法と単語を同時並行してやっていくのが賢い。

そしてその次に発音問題だ。 これは、ある程度パターンがあるので、即効性が高く単語ほど量がないからだ。

よって、問題集を一個買って2周するくらいで、センター試験の問題には対応できる。

さらにその次に来るのが、長文だ。 単語、文法などで行った知識を使って読解の練習をしていこう。

最後に、センター英語全体の演習をする。 これは、やはり一番にやっては全く解けないで終わって何も得られるものがないので、最後にやってこそ効果を発揮する。 よって、

  1. センター試験頻出単語の単語帳をすべて暗記
  2. 文法問題集を終わらせる。
  3. 発音問題の練習
  4. センター英語の長文の練習
  5. センター英語の全体的な演習

このように、センター英語に優先順位をつけていこう。

また、優先順位をつけることはこの計画の立て方のなかで一番重要なステップである。

ここでたとえば間違えてセンター英語の長文の練習を最初に行うと、単語と文法の土台が全くない。 なので、いつまでたっても文章の内容を理解することができず、時間だけが過ぎ去ってしまう。

そのようなことをすると、目標達成などできるわけがない。 優先順位が勉強計画を立てる上で一番の要となるのだ。

ここを間違えないように細心の注意を払って順位をつけよう。

定期的に順位を見直そう。

優先順位をつけたら、それを順番に実行していくだけなのだが、定期的に優先順位の見直しをおこなっていくべきである。

ここでは、この優先順位の見直しについて解説する。 例えば、上記の例で3.(発音問題の練習)のところまで終わったとする。

しかし、あと2週間でセンター模試があるとしよう。 こういったときに4.(センター英語の長文の練習)と5.(センター英語の全体的な演習)のどちらを優先すべきなのだろうか?

やはり、5.(センター英語の全体的な演習)だろう。 直前ということで、時間配分などの調整を必ず行わなければならないからだ。

これをやっていないと、長文だけでなく、せっかく身に着けた文法、発音問題なので点数を落としてしまう可能性があるからだ。

このように、何かアクシデントが起きて、優先順位を変えるべき状況はたびたび起こる。

よって1週間に一度自分がどこまで終わっているのか把握して、残りの時間との相談で優先順位を変えるべきかどうか考えよう。

また、苦手科目の優先順位の付け方が分からないといった高校生も多いはずだ。

苦手科目の量にもよるが、基本的には夏休みなどの長期休みを利用することで効果的に勉強を終わらせることが可能だ。

ここで、以下の記事を参考にしていただきたい。

特に3年生の場合、夏休みに苦手科目をある程度克服しておかないと秋以降にその苦手科目が模試の判定を悪くし、冬には精神的に襲ってきます、不安になります。 だからこそ、夏休みが終わった時に後悔しないように、夏に絶対にやらないとやばいことを必ず夏休みの前半にこなしましょう。 得意教科を受験レベルに伸ばしたいという気持ちもわかりますが、1日の勉強時間のうち7割くらいを苦手教科の克服にあてても問題ありません。 さらに重要なのは1日のスケジュールを達成可能なものにすることです。 やることを詰め込んでも達成できず逆にモチベーションが下がるので、こなせる量でスケジューリングしないと夏休みの後半になるにつれてメンタル的に疲弊してきます。

  • 優先順位が高い=苦手教科から勉強し始めること
  • 1日のスケジュールを達成可能なものにすること
  • 夏休み全体の計画を立てすぎない
  • 最初の2週間の計画をこなすこと

この4つを意識して取り組めば秋につながる夏休みになるのではないでしょうか!「夏休みの勉強で1番大事なことは「苦手教科から取り組む」こと」より

このように、苦手科目を長期休みの前半で仕上げておくことで、ゆとりを持って残りの計画を立てやすくなるのだ。

苦手なものだからといって後回しにしてしまっていると必ずツケが後から回ってきてしまうため、苦手科目を優先して前半に仕上げてしまうようにしておかなければならない。

まとめ

以上が必ず成績が爆上がりする勉強計画の立て方4つのステップだ。 このように、

  1. 目標設定をする。
  2. やるべきことをリストアップする。
  3. リストに優先順位をつける。
  4. 定期的に優先順位を見直す。

の4つのステップを守って行いえば必ず一つ一つの目標が達成できるようになり、成績が爆上がりするのだ。

各段階ごとに注意事項はたくさんあるが、それらを踏まえて計画を立てる習慣がつけば勉強効率は今までのものよりもはるかに向上することは間違いない。

ただ、最も心得ておかなければならないのは、目標を立てることが目的になってしまわないことである。

あくまでも目標計画を立てるのは志望校に合格するための手段であって、それを目標と勘違いしてはならない。

計画を立てることに多くの時間を費やして勉強時間が減ってしまっては、本末転倒。

なので、あくまで計画を立てることに意識を集中しすぎてしまわないようにしなければならないのだ。

慣れてくれば計画を立てるために割く時間は減らしていくことができるので、それまでは上記で述べてきたことを忘れず活かしていただきたい。   これを読んだ人はさっそく目標を設定して計画を立ててみよう。

そして、この記事を読んだ皆さんの成績が大きく上昇すれば幸いである。

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