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定期テストで大成功するための勉強法4ステップ

2017年06月28日 | 勉強法基礎

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君たち高校生諸君は2,3ヶ月に一回定期テストというものに対して、毎回必死になって取り組むだろう。 

定期テストというものは、自分の勉強の成果を短期的に見るのに非常に有効である。  

しかし、毎回定期テストに失敗して、自分の成果を知るせっかくの機会をなくしてしまっている人は非常に多い。

君もその一人ではないだろうか?  

だが、しっかりと正しいやり方を知って定期テストに挑めば、しっかりと高得点を獲得できて成果を実感することができるのだ。

ここでは、定期テストで大成功するための勉強法を4つのステップに分けて説明する。

これを読んで定期テストで大成功をおさめ、自分の勉強の成果をしっかり実感できるようになろうではないか。

1.科目ごとに目標点を設定しよう

まずは、テストでいったい何点を取りたいのかをはっきりさせよう。

例えば、英語は得意だから満点を狙いたい!数学は苦手だから平均点以上を目指そう。

世界史はしっかり勉強すれば点を取れるテストだから、90点取りたい!などなど……。

全ての科目に対して最大限の力を出して頑張ることは、正直に言って現実的にはかなり難しいのだ。

だから、なるべく具体的な目標を立てておくことによって、勉強量にアクセントをつけることができる。

こうして目標点を明確に定めてから、次のステップに進もう。

2.テストの傾向を把握しよう

 これは定期テストに限らない話だが、試験には少なからず傾向があるものだ。

この先生は細かいところまで聞いてくる、とか、短答ではなく論述で聞いてくる、とか、応用問題がたくさん出る、などなど…。

それらを把握した上でテストに臨むだけで、効率はぐんと上がるのだ。

というのも、その傾向に合わせた勉強をすれば良いからである。

逆に、初めてでその傾向がわからない先生の問題の場合、テスト対策は少し難しくなる。そういう時は先輩に聞いたり、それも無理であれば目標点に合わせて何を聞かれても大丈夫な状況にしておこう。

何はともあれ、この時点である程度勉強の方向性を決めておけると有利になることは間違いない。

3.勉強スケジュールを立てよう

スケジュールを立てることは非常に重要で、これが定期テストの結果を左右する、と言っても過言ではないだろう。

スケジュールを立てる時には「目標点を取れるような勉強」を実現させることを大前提とするはずだ。

だから、そのようなスケジュールを立てることができてしまえば、あとは何も考えずにそれを遂行するだけである。

逆に、しっかりとしたスケジュールを立てられなかった場合、どうなるだろうか。 スケジュールを立てないということは、自分の現状の把握をできていないということと同義である。

スケジュールを立てなかった人にありがちなのが、

  • テスト範囲を網羅できない
  • 間に合わなくて捨て科目を作ってしまう
  • 徹夜続きで睡眠不足に……

というパターンである。

あ、これ自分かも……と思う人は少なくないのではないだろうか。

特に3つ目の睡眠不足に陥る学生は非常に多い。

一夜漬けと呼ばれる勉強をする人が少なくないからであるが、これは科学的にも良くないことがわかっている。

下の引用を見てほしい。

睡眠中には、起きているときに脳にインプットされた情報の取捨選択が行われています。

自分にとって必要な情報は海馬でLTPを起こし、長期記憶へと変換されていきます。

いっぽうで不要な情報は、海馬から消去するという作業も行われています。

もし受験期間中に睡眠時間が不足してしまうと、不要な情報がいつまでも海馬に残ったり、定着させたい勉強の知識が、なかなか記憶にとどまらなくなります。嫌な記憶や出来事が脳から去らないとストレスになります。

また勉強に頑張っているのに、記憶力がアップしないと、それもストレスになります。

さらに、睡眠不足によって免疫力が低下して、風邪などにかかってしまえば、勉強で集中力が発揮できず、よりいっそうのストレスがかかってしまうことでしょう。

お分かりいただけただろうか。

睡眠時間とは非常に大切なものなのである。

ここでは、建設的なスケジュールをあらかじめ立てておくことによって、そのような睡眠不足を招かないような勉強を可能にする方法を提示していこうと思う。

特性別に科目を分類する

まず、諸君はテスト科目を把握することと思う。

その時、是非とも以下のように特性別に科目を分類してからそれぞれに適切なスケジュールを立てていってほしい。

演習中心の科目

これにあたるのは主に、 数学、物理、化学 といった理系科目である。

これらはいかに問題集などで演習を積んだかが評価されるという部分が大きい。

もちろん化学であれば周期表の暗記が必要になるなど、演習のみで解決するものではないが、演習の比重が重いと考えてくれれば良い。

これらの科目についてスケジュールを立てる時考えるべきなのは、どれくらいの演習量を積むか、ということである。教科書の演習問題や授業で使っている学校指定の問題集に加え、目標点によっては市販の参考書も使うかもしれない。

いずれにせよ、どんな問題をどれくらい解くか、何周くらいするか、をまず始めに決めるべきなのだ。

暗記中心の科目

これにあたるのは主に、 世界史、日本史、倫理政経、生物、地学 といった科目である。

これらの科目についてはテスト範囲について暗記をすることが一定以上求められる。

というのも、そもそも暗記できていなければ太刀打ちできなくなるからだ。

スケジュールを立てる際には、まず暗記量を把握しよう。

教科書の何ページ分なのか?

自分の取っているノートの一体どこからどこまでなのか?

ゴールを見ずに闇雲にやっていても効率的な勉強は実現できないのだから、ここは必ず怠らずにやらなければいけない。

そして次に、その量を覚えるのにどのくらいの時間がかかるかを予想しよう。

これには少なからず個人差がある。

2、3回ノートを見れば覚えてしまうという人もいれば、何度も書かないと頭に入らない、という人もいるだろう。

これは個人で判断して自分なりに計画を立ててほしい。

内容理解中心の科目

これにあたるのは主に、 英語、地理、現代文、古文、漢文 といった科目である。

演習でも暗記でもなく、理解が問われる科目と言って差し支えないだろう。

これらは授業内容をいかに理解するか、が重要になってくる。

よってスケジュールを立てる際にはその理解にかかる時間をなるべく具体的に考えよう。

それに加え、漢字単語、難しい文法・句法などは別途まとめるとなお良いだろう。

これらはやはり暗記科目の特質を少なからず含むので、ある程度は別物であると捉えることが必要になってくる。

具体的にスケジュールを立てる

 さて、それでは実際にスケジュールを立ててみよう。

是非とも自分で、試験日から逆算してスケジュールを立てて行ってほしい。

立て方には様々あるだろう。

カレンダーのように曜日ごとにやることを埋めていってもいいし、科目ごとにやることをリストアップして、それを日にちに当てはめていっても良い。

自分に合った方法を模索してやっていただきたい。

その際、上に提示した演習中心科目、暗記中心科目、内容理解中心科目のそれぞれの代表として、数学、世界史、英語のスケジュールの具体例を示すので、是非参考にしてほしい。

数学

試験2週間前 教科書の章末問題を二周して完璧にする。

その際、わからないところがあれば適宜先生に質問したり、参考書を参照したりする。

並行して教科書傍用問題集の該当範囲を一周する。ここではレベルCなどの難易度の高いものは飛ばして進める。

試験1週間前 教科書傍用問題集をさらに二周する。

これは、一周目に間違えたもの及び自信を持って回答できなかったものに限定する。

また、一周目で飛ばした難易度の高いものにも二周目以降は取り組む。

これらを終えて、まだ解けないものの問題と解答をテスト直前までにノートやルーズリーフにまとめておき、直前に見直しをできるようにしておく。

世界史 試験2週間前 該当範囲について、自分の授業ノートまたはプリントを読み、理解する。不明瞭なところがあれば適宜質問する。

試験1週間前 該当範囲の暗記をする。

繰り返し読む、重要な単語を隠す、とにかく書く、などで暗記に努める。

そしてノートを一通り読んで理解、暗記したら、さらに流れを掴むために教科書を読む。その他、適宜資料集なども参考にしながら体系的な理解に努める。

英語 試験2週間前 授業で取り扱った英文の単語、文法を一通りまとめる。

そして授業中に解いた文法問題の復習をして、基本的な文法は完璧にする。

できれば、取り扱った英文のリスニング教材も活用して、毎日繰り返し聞くことで英文を定着させる。

試験1週間前 まとめておいた英単語をコツコツ覚えていく。

文法については、学校配布のテスト範囲になっている問題集を二周し、完璧にする。その際、適宜文法の参考書を参照してさらなる理解に努める。

取り扱った英文を完璧に和訳できるか、文法でわからないところはないか、などの確認をしておく。わからないところはすぐに質問するようにする。

以上、かなり簡略化してはいるが参考にしてほしい。

諸君がスケジュールを立てる際には、テスト範囲になっている具体的な教科書及び問題集のページ数、それぞれの科目にあてることのできる時間、などを数字としてはっきり打ち出してより建設的なスケジュールとしてほしいと思う。

スケジュールを立てる際の注意点

ここでは、勉強計画の立てる上での注意点を2点説明する。

一つ目は復習に使ったり、計画が後ろ倒しになったりしたときのためのものとして予備日を作っておくことである。

決して、予定を詰め込んで融通の利かない事態を作り出してはいけない。

だいたい多くの人に見られるのは、計画を立てる時はやる気がみなぎっているので綿密に計画を立てて自分を追い込むが、結局消化しきれずに空回りする、というパターンだ。 これは誰にでも往往にして起こりうる。

だから、必ず予備日として1日2日程度は空けておくように心がけよう。

二つ目の注意点は、勉強計画の記入は簡潔に素早く終わらせるということだ。

よく、勉強計画表を作るのに非常にこったデザインなどをして時間をかけてしまう人がいる。

そういった人はまず、そんなに計画表をデザインしている時間があるのであれば、その時間勉強に充てた方がよいという点で非常に無駄である。

また、計画表に凝ってしまうと、計画表をつくっただけでかなりの満足感が得られてしまい、その後勉強しなくなってしまう原因にもなる。

よって、計画表にはあまりデザインに凝ったりして時間をかけすぎないようにしよう。

以上の2点に注意しながら定期テスト期間中の勉強の計画を立てよう。

4.さあ、実践しよう

以上の内容でどのように勉強計画を立てればよいのかわかっただろう。

次に実際にテスト勉強の内容の話をする。

ここで大きく二つ、実践する際に気をつけてほしいことを紹介しよう。

まず一つ目。

上のスケジュールの具体例でも示したが、実践していった際に必ずといって良いほどぶち当たるのが、分からない問題が出てきた!という状況だ。

こうなったときは必ず焦らずに、先生に聞くなり教科書や参考書に当たるなりして解決していかなければいけない。

この時間を確保するためにも、余裕を持ったスケジュールを確保しておくことが大変好ましい。

疑問点をそのままにしてテストに臨むのは非常に危険である。

もしそれが問題としては出なくとも、その関連問題が出ることはかなりの確率であるし、そもそもそんな疑問点を残してテストに臨むのはどうも心もとない。

そして、その疑問を解決する過程で得られるものも必ずあるだろう。

先生から授業では聞けなかったような関連話を聞けるかもしれないし、自分の知らなかった知識が参考書には散りばめられているだろう。

そして二つ目。

一つ目と関連するところも少しあるが、それは必ず理解しながら先に進む、ということである。

これは主に暗記科目に言えることであるが、理解を伴う暗記というのは不可欠である。

ただ単語の羅列を覚えるのは苦痛であるし、体系的に理解することもできない。

そして何より記憶が長く続かないので、すぐに忘れてしまう。

これではせっかく計画を立ててやっても、いつまで経っても覚えられない!という事態に陥りかねない。

だから、必ず理解しながら、ノートを噛み砕いていくようなイメージで覚えていくと良いのである。

なぜそうなるのか?そうなった結果どうなったのか?

といったことを逐一確認しながら読むことで、格段に効率は上がるはずだ。 これに最も効果的なのが、誰かに教える、という方法である。

つまり、自分で授業を再現するのだ。 

これは別に相手がいなくても構わない。

ぬいぐるみに向かってやっても良いし、独り言のようにブツブツ言ったって、頭の中で再生するだけでも良い。

授業というのは非常に体系的にできているはずであり、それを再現する際には、上にあげたようななぜ?どうして?その結果は?

という疑問に対する答えを逐一含有していかなければならないのだ。

最終的にこの授業の再現を何も見ずにできるようになってしまえば、それはもう完全に暗記できたと言って良い。

それも短期的な記憶ではなく、かなり長い間にわたって自分の中に残るような記憶になるはずだ。

勉強する際に、このじっくり理解をする過程を決しておろそかにしないでほしい。

こうして身につけた知識は、やがてやってくる高校、または大学の受験の際にも非常に役立つことになる。

受験は定期テストの範囲とは比べ物にならないほど要求される知識の量が多い。

というのも、受験の範囲は定期テスト10回以上分にもなるからだ。

もし定期テストの範囲を丸暗記で乗り切れたとしても、受験では太刀打ちできない、というのは自明のことであろう。

だからこそ、諸君には今のうちから受験にも通用するような実践的な勉強を積んでいってほしいのだ。

たかが定期テスト、されど定期テスト。決して気を抜かずに自分のものにしていってほしい。

まとめ

以上が、定期テストで必ず大成功するための定期テスト勉強法4ステップだ。 もう一度まとめておこう。

1.目標点を定める

2.テストの傾向を把握する

3.スケジュールを立てる

4.実践する

この4つのステップを守って勉強すれば、必ず定期テストで大成功をおさめることができる。

是非上記の4ステップを守って定期テスト期間必死で勉強して、自分の勉強の成果をすぐさま実感してもらいたい。

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