慶早進学塾岐阜校他塾レビュー第一弾 東進衛生予備校

東進衛星予備校は、有名な林修先生などのカリスマ講師達が多数在籍する言わずと知れた大手予備校である。

大学受験予備校と聞いて、まず東進の名前を連想した人も多いのではないだろうか?

東進衛星予備校では、ビデオで授業を行うため地方でもカリスマ講師達の授業を受けることが可能であり、ここ岐阜市にも金宝町、則武、長良に三つの校舎を構えている(羨ましいかぎりである)。

ただ、一口に東進と言っても校舎によって様々な特色が存在するようだ。

今回はそんな岐阜の東進についての記事である。これから東進に入ろうかと考えている人、塾選びに困っている人などには是非参考にしてほしい。

東進衛生予備校の概要

ここではまず、東進衛生予備校の概要を掴んで貰おうと思う。

この章を読んで、東進衛生予備校がどんな塾なのか知ろう。

東進の授業、学習スタイル

東進衛星予備校では、パソコンを使ったVOD受講と呼ばれる授業スタイルを取っている。

1授業90分の授業が5〜20コマ程度になった講座と呼ばれるものを半期ごとにいくつか購入し、それを受講していくという形だ。(ちなみに20コマの講座1つで7万円程度の金額。また受験生であれば半期で大体5〜10の講座を取るよう勧められる)

そして購入した授業を自分で予約し、受講し進めていくというスタイルである。他の予備校と違い、自分のペースで進めることが出来るということは東進の売りの一つになっている。

1授業の流れとしては、
予約→(予習)→受講→(復習)→確認テスト
といった形だ。

受講の後にはその受講の要点をまとめた確認テストが存在する。

しっかりと授業を受け、復習をしないと確認テストに合格することが出来ず、またこれに合格しないと次の授業を受けることが出来ない。

ビデオ受講でちゃんと知識が身につくのかしら?という保護者の方にも安心していただけるシステムになっているというわけだ。

そして岐阜の東進では一週間に一度、学年で集まってホームルームを行う。

ここでは校舎長やチューターの先生が受験に関する話をしたり、授業や単語システムの進捗度合いの確認などを行う。自由に授業を組めるからといって、サボってばかりで授業を入れないというのは許されなさそうだ。

そして意外にもこのホームルームは非常にフレンドリーに行われる。衛星予備校というと他の塾生やチューターとの関わりは薄そうに見えるか

もしれないが、全体としてはかなり仲が良い印象である。

また塾生には岐阜高校の生徒が多いようだ。

東進衛星予備校の実績

東進の校舎の前を通ると、東京大学〜名! 早慶〜名!と大きく掲示がなされている。

しかしこれは全国にある東進グループの実績であって、この校舎の実績ではない。

岐阜の東進の実績を話す前に少し、東進の実績のカラクリについて触れておこうと思う。

東進には、映像授業に出てくる講師達が直接授業を行う東大特進コースというものが存在するのをご存知だろうか?

東進で行われる東大本番レベル模試でc判定を取ると一つ、b判定で二つ、a判定を取るとなんと四つの特進講座が無料になる。 そしてこの講座は非常に高い金額で設定されており、授業料を出して受講している生徒はほとんどいないようだ。

東進の講師陣のレベルは非常に高いので、映像授業でもかなりの実力が着く。 しかし対面で受ける彼らの授業のクオリティは段違いで高いし、彼らに直接質問出来るというのはものすごいアドバンテージになる。

特進コースの生徒は東進にとても大事にされており、無料でクオリティの高い授業を提供してもらう代わりに、確かな実績を叩き出しているというわけだ。

岐阜の東進の話をしよう。

特進コースの話を聞いて、東進の実績に不安を抱いた人も多いのではないのだろうか?

だが安心してほしい。特進コースの存在を抜きにして中立的な立場から見ても東進衛星予備校の実績はなかなかのものである。 真面目に東進に通っている受験生で受験を大コケしたという人はあまり見かけない。

基本的に第一〜四志望の大学に受かっていく人が多いようだ。

これは非常に高い水準であると言える。

具体的な進学先としては、上位層が名古屋大を中心とした旧帝大、岐阜大(医)、早慶、名工大などに進学。中間層が岐阜大、滋賀大、MARCH、関関同立、南山大、名城大などに進学。といったところである。

東進衛生予備校のメリット、デメリット

次は東進衛生予備校を選ぶうえうえでのメリット、デメリットを共に紹介しようと思う。

東進衛生予備校のメリット

・みんな知ってるカリスマ講師の授業を受けることができる

東進の最大の売りは、所属するカリスマ講師達授業を誰でも受講することが出来るということだ。
彼らの授業は分かりやすいだけでなく受けていて面白いものも多く、受講を楽しみに塾に向かう生徒も少なくない。
また勉強法や受験に対しての話なども正しいものが多く、非常にためになるものが多い。

・大手という安心感、イベント等の充実

大手に入れて高いお金を払ったからといって成績は必ずしも上がるとは限らない。そうは言っても、とりあえず大手にいれておけば安心、という保護者の方も多いのではないだろうか?

実際、現在慶早進学塾に通う受験生の大半が輝かしい結果をおさめた先輩や、実際に成績が伸びた同級生の紹介から入っており、小規模な塾に

入る場合はよほど信用できる筋からの紹介でないと入れないというのが実状であろう。

この大手という安心感も立派なメリットの一つである。

また、夏には勉強合宿などのイベントが充実しており、充実した長期休暇を送ることが出来るだろう。

・大手にありがちな夏期講習などが無い

大手の学習塾には夏期講習が存在することが多い。

この講習というものが曲者で、この期間中は通期の授業が行われないため、塾生は講習を取らざるを得ない。

つまり、たとえ一年の授業料が80万円であったとしても、春、夏、冬期講習で結局授業料が100万円を超えてしまうというパターンがほとんどなのである。

それに対して東進では、授業を自分の好きな時間に入れていくので長期休暇などは関係無く、したがって講習会は存在しないのである。

通年の授業料で選ぼうと考えた時には、この点にも留意して決定して頂きたい。

・センター試験に強い

東進生の特徴として、センター試験に強い傾向がある。なぜなら東進では非常にセンター試験を重要視しているからである。

河合塾の全統マーク模試が一年に3回なのに対して、東進では同日も含めて6回ものマーク模試を実施する。

さらに河合などではマークと記述模試をドッキングさせて判定を出すのに対して、東進は基本的に志望校判定をマークのみで行う。

また東進のほとんどの受験生が取らされる「センター試験対策講座」では、なんと10年分ものセンター過去問を集まって解かされることになる。

校舎によっては各自で解くように、と言われるところもあるらしいが、岐阜金宝町校の東進では週に一度受験生全員で集まって解かされる。

週模試を受けるようなものである。

センター試験はよく10年分解けば出来るようになるというが、塾全体でこれを行なっている塾はほとんど無いだろう。

ここまでセンターにこだわっているだけあって、東進生はセンターに強い。

東進では、8月までにセンターを完成させることを目標としており、8月の時点でセンターが志望校付近に到達している生徒はかなり多い。

この傾向はあまり他の塾では見られない。

以上が岐阜で東進衛星予備校を選ぶメリットと言ったところであろうか。

東進衛生予備校のデメリット

・基本的に受験指導を行うのが大学生のチューター

東進に限らず、大手に通うことの最も大きな不安要素はおそらくここにあるだろう。

保護者との面談やセミナーなどには校舎長の先生などが出てくることが多いが、普段生徒の側にいて受験の指導やアドバイスを行うのは近辺の大学生アルバイトである。

もちろん岐阜近辺の大学生にも、名大や岐大(医)、岐薬大などの優秀な学生は存在するが、チューターの全員をこれらの学生で固めるというのは不可能であり、貴重な存在である彼らは受験指導というよりも質問対応などに追われていることが多いようだ。

自習の時間に最も学力がつくと考えている慶早進学塾の立場からすると、このことは非常にまずいと言える。

何せ自分の志望校に受かるレベルの学力を持っていなかった人のアドバイスを頼りに受験をしていくのである。申し訳ないがこれでは志望校に対して非常に遠回りをすることになってしまうだろう。

特に、志望校によって問題のレベルが変わってくる2次対策以降からこの問題が露出してくることが多い。

・東進は二次対策に弱い?

岐阜の受験生であれば、センター対策は東進、2次対策は河合という話を聞いたことがあるかもしれない。

確かに東進生は他塾の学生と比べると、センターの割には2次がイマイチという人が多い印象だ。なぜこういった傾向があるのだろうか?
おそらく原因の一つとしては、2次対策講座の質の劣化が挙げられるだろう。

センター試験は、ほぼ全ての受験生が受験する試験であり、そのため東進衛星予備校のセンター過去問の解説講座のクオリティは非常に高い。
しかし**大学**学部過去問対策講座、となると話は変わってくる。

東進の有名講師達は暇ではない。大学が無名になればなるほど、「誰だ、この人!?」となるような講師が行う解説授業になってくる。

また解説講座にも時間が決まっており、90分の英語の試験をそのまま90分で解答、解説するというのは非常に厳しいものとなってくる。

実際、講座では毎回全訳しながら解説してくれていた講師でも、「さすがにちょっと、、」と言いながら省略して解説したりなどせざるをえないようだ。

またもう一つの例としては、9月以降の講座の質が挙げられるだろう。

受験生前半期や高一、高二生は全20回の有名講座を取らされる場合が多い。 これは東進の有名講師達が自ら作成し、それぞれ自信を持って世に送り出している講座である。

この授業のクオリティや満足度は非常に高い。

しかし9月以降に取らされる講座は志望校別対策講座と呼ばれるものがほとんどであり、これは全5回の「〜〜対策」といった形である。

これもまた、「誰??」となるような講師の多くが担当しており、東進生の評判はあまり良く無いようである。

・志望校に対してはかなりシビア

これをデメリットと呼ぶかは微妙なところだが、東進では志望校に対して非常にシビアである。

8月末に行われるマーク模試で、去年自分の志望校に合格した先輩の点数平均(8月のマークの)にある程度近い点数を取っておかないと、9月の志望校決定面談で志望校を落とすよう勧められることもあるようだ。

上記では第一〜四志望に合格していくと述べたが、4月時点の第一志望と最終的な第一志望が異なっている場合も少なくない。

・料金が割高

よく耳にすることかもしれないが、やはり東進衛星予備校は非常に割高である。

東進の料金形態は月謝でなく、いくつかの講座を購入するという形をとっている。上記であげたように20講座7万円程度の値段である。

一授業いくらという形で評価するなら割安であるかもしれないが、東進では非常に多い量の授業を取らされる。

半期で60万円程度の授業料は覚悟しておいた方がいいだろう。

また後期にも大量の志望校別対策講座を取らされることとなる。同じくらいの費用は覚悟しておいてほしい。

さらに上記で東進には講習会はないと言ったが、夏の受験合宿や冬の正月特訓が存在する。

受験合宿や正月特訓の値段は相応に高い。正月特訓などは1日8時間×3日間という日程でなんと8万円という金額だ。

もちろん合宿や正月特訓を取らないという選択肢もあるが、東進サイドはかなり強くこれらを取るように勧めてくるようだ。行かないという人は少数派であり、断るのはなかなか難しいだろう。

東進で受験生としての一年を過ごすのなら、通年で80〜150万程度のお金がかかると考えるべきである。

ここまでが岐阜の東進衛星予備校を選ぶ際のデメリットである。

東進に向いている子、向いていない子

最後に、東進という予備校の特徴から見てここに向いている子、向いていない子のタイプについて記述しようと思う。

東進に向いている子

・やっているのに成績が伸びない子

東進の講座は本当に優秀である。学校の授業を真面目に聞いてノートを取っているのに理解できないという子でも、東進の分かり易い授業なら理解できるという場合は多いようである。

・不真面目な子、やらされないとできない子

岐阜の東進では、週に一度のホームルームに行かなかったり、あまり授業を入れてないなどするとすぐに自宅に電話がかかってくるので、かなり強制的に受講をさせられることとなる。

また授業が面白く、飽きることも無いため他では真面目にやらなかったけれど東進の授業なら、という子もいるようだ。

・勉強の導入部分でつまづいてしまっている人

東進では自分のペースで、自分に合わせたレベルの講座を受講出来る。

そのため周りに合わせる必要というものがなく、周りと違うペースで進みたい受験生にとってこれは非常にありがたいものだろう。
このような特徴の子には東進の相性は良いと言える。

東進に不向きな子

・自習を中心とした勉強スタイルの人

上記で述べたように、東進は授業に関しては一流であっても、どのような参考書を使って学べばいいのか等の知識は完全にチューターの学生頼りである。

これが非常に危険であるということは分かって頂けたかと思う。

・偏差値が志望校に圧倒的に足りない人、逆転合格をしたい人

これは他の授業を行う予備校に対しても言える事だが、授業というものは非常に時間のコストパフォーマンスが悪い。

平日であれば高校に通う受験生は頑張っても3つ程度の授業しか受けることができないし、平日に3つも授業を受けてしまっては復習で大変な事になってしまう。

散々言っているように東進の授業の質は高いが、短期間で偏差値を底上げするというのは授業形式の予備校では不可能である。

例えば、英語の文法をあなたが極めようと考えたとする。

ある東進の文法講座では、通期20回の授業に加えて15回の特別講座まで加えて作られている。

英語という1教科の文法という1部分の授業だけで50時間以上もの時間をかけなければならないのである。

いくら授業の質が良くても、時間が無い受験生にとってこれは死活問題である。

東進の一年間で上がる成績は、現在の学力のランクから精々1〜3ランクである。

圧倒的な逆転合格を目指す受験生は、慶早進学塾のような参考書学習を中心とした学習法を選択すべきである。

まとめ

かなり詳細に書かせていただいたが、いかがだったであろうか?

この記事を読んで東進の評価が上がった人、下がった人など様々な人がいると思う。 それぐらい今回の記事では様々な点に相当深く突っ込んで書かせていただいた。

慶早進学塾ではこれから更に調査を行い、東進以外の岐阜の塾についてもレビューを行っていこうと考えています。

この記事が岐阜の受験生、受験生の保護者様方のお役に立てたのであれば幸いです。

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