2017年度慶應義塾大学経済学部解答速報&入試総評

2017年の慶應義塾大学経済学部の解答速報と入試総評に関してだ。 慶應の看板学部にして、私立文系最難関の一つである慶應経済の問題は今年はどのような出題であったのだろうか。 この記事にしてしっかり確認していってもらいたい。

慶應経済の入試問題の特徴

慶應経済は、 A方式…英語200点、数学150点、小論文70点 B方式…英語200点、歴史150点、小論文70点 の2つの方式にわかれる。 それぞれの方式の情報は以下の通りだ。

  • A方式
年度 入試 試験科目 配点 受験者平均点 合格最低点
’16 英語 200 236.8 238
数学 150
小論文 70
合計 420
  • B方式
年度 入試 試験科目 配点 受験者平均点 合格最低点
’16 英語 200 258.5 268
地理歴史 150
小論文 70
合計 420

さてこの平均点だが、第一段階を突破した人の中での平均点となってることに注意だ。 どういうことかと言うと、慶應経済はA方式だと英語90点、数学70点の合計160点分、B方式だと英語の90点が先に採点が行われ、その得点が一定以上を満たさないと、他の部分の採点が行われない仕組みとなっているということだ。 いわゆる足切り。 そのため、ここで表示されている平均点というのは、第一段階を突破した人の平均点ということとなる。

2017年度慶應経済解答速報

では2017年の慶應義塾大学経済学部の解答を公開しよう。

英語

2017年慶應義塾大学経済学部 英語(長文) ※公開遅くなりまして申し訳ありません。

数学

2017年慶應義塾大学経済学部数学 ※一部解答を修正しました。

小論文

2017年度慶應経済入試総評

では今年の問題の難易度などをここで確認していこう。

英語

形式は例年通り、前半が長文読解、Ⅳが和文英訳、Ⅴが前の長文問題を踏まえた自由英作文の出題。 毎年長文の大問数に変動があるが、合計2500wordsもの膨大な長文を解かせるという点では2012年以降から変わっていない。 英文自体は例年通り読みやすい問題が多いものの、本年は特に紛らわしい選択肢が増えた印象であり、英語の長文で正答率が悪かった受験生が多かったのではないだろうか。 英作文に関しては例年通り、和文英訳と自由英作文の出題。 和文英訳は2012年以降、くだけた会話文を英語にするといったもので、日本語の変換能力が得点に大きく影響するだろう。 自由英作文は例年通りの出題である。引用を交えて記述しなければならず、分量としては200words前後の分量が求められる。配点が非常に大きいだけに自由英作文は最後まできっちりと書き切りたい。   総じて難易度としては昨年比でやや難化。 大学入試の英語としては最高峰の難易度であり、生半可な学力では太刀打ちできない。 精読・速読の能力の引き上げを徹底するとともに、英作文の学習も早い段階から着手する必要があるだろう。

数学

[1]〜[3]がマーク式の問題で、[4]〜[6]が記述式の問題。 2012年、2013年はかなり難易度の低い問題で高得点勝負であったが、2014年以降は間違いなく難化傾向と言える中で、本年はどのような出題だったのだろうか。 [1]は題意を満たす四角形を正確に把握できたかどうかが鍵。そこを把握できればあとは最後までスムーズに解けるだろう。 [2]は計算力が非常に求められており、特に[1]ができなかった受験生は粘って完答を目指したい。 [3]はⅠ〜Ⅵの中で最も平易。今年のセットやまた第一段階選抜(足切り)のことを考えるとここは落とせない。完答したい。 [4]は(1),(2)は答えたい。(3)は試験時間を考えると飛ばしてもやや仕方ないか。 [5]は試験直後物議を呼んだ複素数の問題だ。慶應経済は数学1A2Bの範囲内での出題であり、実際1A2Bの範囲内で解けるため、出題ミスではない。 ただし、これは2017年に限った話ではなく、例えば2015年の[6]の積分のように、数学1A2Bの範囲で問題なく解けるが、数3まで勉強していた方が有利であったり、取り掛かりやすい問題は過去にも出題されている。数学に強い生徒を取りたいという大学側の意向の表れだと言えるのかもしれない。 ただし落ち着けば解けない問題ではないため、動揺せず取れる問題から取っていく姿勢が重要だろう。 [6]は文系数学で頻出の絶対値をからめた積分の問題。よく扱われるテーマのため、最後まで問題を解き進めたい。 難易度は昨年比で難化

小論文

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