2018年度センター試験解答速報&難易度速報
2018年01月11日 | 2018年度センター試験解答速報
2018年大学入試センター試験の解答速報及び難易度速報のページです。 2018年は1/13,14の二日間にセンター試験となります。 ここでは特に今年の問題の難易度がどうであったか、平均点はどのように推移するかなどの予想をお伝えします。 ぜひここの情報を参考に、センター試験後、スムーズに私大や国公立の出願や対策を行うようにしてください。
まずはじめに
これを見たのがセンター試験初日が終わり、二日目のまだ試験が残っている人。 難易度や解答速報を見たい気持ちがあるのはわかるが、大事なのは明日の数学や理科の試験。 今すぐこのページを閉じて、明日に試験に集中することが望ましい。 今日終わった試験の得点はもう変えることができないが、明日の試験の得点は、今日1日の過ごし方で変わる可能性が大いにあるからだ。 自分の得点を最大化させるという考え方を忘れてはならない。 全ての試験を終えた上で、はじめてこのページを開こう。
1日目(1月13日)
詳細が分かり次第、随時更新していきます。 また随時加筆修正を行います。 ※日本史B、世界史B、地理B、「倫理、政治・経済」、倫理、政治・経済、現代社会の外観と難易度を公開しました。
地歴公民
日本史A
日本史A 解答 2017年と比較して大問数や設問数に大きな変化は見られない。 大問数、設問数共に昨年と同じ。また、日本史Bとの共通問題も昨年と同じ。例年どおり、地図・統計を用いた問題が出題されたが、図版を用いる問題が出題されなかった。出題分野は政治・外交・社会・経済・文化とまんべんなく出題されていた。出題された時代は、近世から戦後までと幅広かったが、明治時代の出題がやや減少していた。 難易度は昨年比でやや易化。過去問演習をやっている受験生にとっては比較的解きやすい問題となっていた。
年度 | 大問 | 出題分野 | 設問数 | マーク数 | 配点 |
2018 | 第1問 | 肖像・経済政策 | 6 | 6 | 20 |
第2問 | 軍制改革と西洋医学 | 4 | 4 | 12 | |
第3問 | 言論活動や表現活動 | 6 | 6 | 19 | |
第4問 | 石橋湛山 | 8 | 8 | 24 | |
第5問 | 近現代日本の流通業 | 8 | 8 | 25 |
日本史B
日本史B 解答 2017年と比較して大問数や設問数に大きな変化は見られない。 分量、形式は昨年と同じ。出題された時代範囲は原始から戦後までとまんべんなく出題されていたが、戦後史からの出題が減少傾向にある。出題分野は政治・社会・経済・外交・文化の全分野出題。社会経済、文化史の出題が昨年と比べ増加している。形式にさほど変化はなかったが、史料問題が増加し、写真や図を利用した資格史料問題は増加している。 大問1が昨年、一昨年と出題されていた手紙形式から、2015年以前の会話文形式へと変わった。また、大問6もここ2年で出題されていたテーマ史から、人物を題材にした問題へと変わった。 難易度は昨年並。今年は昨年に比べ史料問題の増加により、読解力が試された。
年度 | 大問 | 出題分野 | 設問数 | マーク数 | 配点 |
2018 | 第1問 | 歴史的文化財 | 6 | 6 | 16 |
第2問 | 原始・古代の国家・社会と音楽の関係 | 6 | 6 | 16 | |
第3問 | 中世から近世初期までの地震とその影響 | 6 | 6 | 16 | |
第4問 | 近世の外交・思想・宗教 | 6 | 6 | 16 | |
第5問 | 幕末から明治維新にかけての軍制改革と西洋医学 | 4 | 4 | 12 | |
第6問 | 石橋湛山 | 8 | 8 | 24 |
世界史A
世界史A 解答 大問数、設問数共に昨年と同じ。昨年同様、グラフを用いた問題があったが、写真を用いた問題が本年度はなかった。また、近現代からの出題と、4文の正誤問題が増加した。昨年と比べると、日本を取り扱う問題が増加している。 難易度は昨年並。正答率が低くなりがちな2文の正誤問題、年代並び替えの問題の減少があったが、正答しやすい問題も減少している。
年度 | 大問 | 出題分野 | 設問数 | マーク数 | 配点 |
2018 | 第1問 | 伝統の利用による国家形成 | 10 | 10 | 30 |
第2問 | 帝国主義の時代における教育や人材養成 | 10 | 10 | 31 | |
第3問 | 海を舞台とした交流や国家・地域の再編 | 7 | 7 | 21 | |
第4問 | 宗教運動と政治・社会との関わり | 6 | 6 | 18 |
世界史B
世界史B 解答 2017年と比較して大問数や設問数に大きな変化は見られない。出題傾向も昨年度との大きな変化は見られない。 分量、形式共に例年通りの出題。出題分野に関しては例年通り古代・中世〜近現代まで幅広い出題であったが、本年はやや古代・中世からの出題が増加した。また本年は中国史の出題の割合が増加した。 例年受験生が失点する原因となる地図問題は1問に減少し、また時系列の並び替え問題が出題されなかったことは大きな特徴と言えるだろう。知識が入っていれば容易に正解を得ることのできる設問が多かったため、丁寧に通史の学習を行い、過去問演習を積んだ学生は高得点が期待できたであろう。 以上の内容から、難易度は昨年比でやや易。本年は誤りの選択肢が明瞭のものが非常に多く、受験生が苦手とする時系列の並び替え問題が少なかったため、ここで良いスタートを切ることができた受験生が多かったのではないだろうか。
年度 | 大問 | 出題分野 | 設問数 | マーク数 | 配点 |
2018 | 第1問 | 帝国、王朝 | 9 | 9 | 25 |
第2問 | 宗教 | 9 | 9 | 25 | |
第3問 | 都市、都市の建造物 | 9 | 9 | 25 | |
第4問 | 人の移動や戦争 | 9 | 9 | 25 |
地理A
地理A 解答 大問数、設問数共に変化なし。組み合わせ形式問題は増加、図版問題も増加した。問題の内容は大問3にオーストラリアが出題され、大問5の地域調査は岐阜県高山市の内容が扱われた。 難易度は昨年比でやや難化。標準的な知識に加え、図や表を読み取る力も必要だ。設問のレベルは標準だが、資料を読み取るのに時間がかかる。
年度 | 大問 | 出題分野 | 設問数 | マーク数 | 配点 | |
2018 | 第1問 | A | 地理の基礎的事項 | 5 | 5 | 14 |
B | 日本の自然環境と防災 | 3 | 3 | 9 | ||
第2問 | 世界の生活・文化 | 7 | 7 | 20 | ||
第3問 | オーストラリア | 7 | 7 | 21 | ||
第4問 | 世界の結びつきと地球的課題 | 6 | 6 | 18 | ||
第5問 | 岐阜県高山市の地域調査 | 6 | 6 | 18 |
地理B
地理B 解答 2017年と比較して大問数や設問数に大きな変化は見られない。 昨年と比較し、大問ごとの分量には多少前後があるものの、合計の設問数は35で昨年と変わらず。 大問の分野の構成も大きな変化はない。本年の地誌分野では第4問で西アジアに関して、第5問でスウェーデン、ノルウェー、フィンランドがテーマとなった。やや対策が疎かになりがちな分野の出題となったため、地誌の学習が行き届いていたかは非常に大きなポイントとなったのではないだろうか。 また第5問において、「ムーミン」などアニメが題材となり話題となっているものの、落ち着いて状況を推察していけば正解を得られる設問である。本年はこうした推察すべき設問が増加した。 総じて難易度は昨年比でやや易化。過去問演習を十分こなしていれば高得点を確保できるセットであった。
年度 | 大問 | 出題分野 | 設問数 | マーク数 | 配点 |
2018 | 第1問 | 世界の自然環境と自然災害 | 6 | 6 | 17 |
第2問 | 資源と産業 | 6 | 6 | 17 | |
第3問 | 生活文化と都市 | 6 | 6 | 17 | |
第4問 | 西アジアとその周辺地域 | 6 | 6 | 17 | |
第5問 | (ノルウェー、スウェーデン、フィンランド)の比較 | 5 | 5 | 14 | |
第6問 | 岐阜県高山市の地域調査 | 6 | 6 | 18 |
倫理、政治・経済
倫政 解答 2017年と比較して大問数に大きな変化は見られない。しかし、設問数、マーク数共に1つ減り、分量が若干減少した。 出題形式は昨年同様、倫理分野、政治・経済分野から各3問ずつ合計6問出題。設問数が昨年より1つ減少。倫理分野の設問で8択形式問題が昨年と比べ減少、また政治経済分野において組み合わせ問題の増加がみられた。 難易度は昨年比でやや易化した。昨年と同じく、「倫理」、「政治・経済」の全分野から網羅されており、問題の傾向はオーソドックスな出題が多かった。
年度 | 大問 | 出題分野 | 設問数 | マーク数 | 配点 |
2018 | 第1問 | 現代社会分野・青年期分野 | 5 | 5 | 14 |
第2問 | 源流思想分野・日本思想分野 | 7 | 7 | 18 | |
第3問 | 源流思想分野・西洋近現代思想分野 | 6 | 6 | 18 | |
第4問 | 政治・経済総合問題 | 8 | 8 | 22 | |
第5問 | 国際経済 | 5 | 5 | 14 | |
第6問 | 労働 | 5 | 5 | 14 |
倫理
倫理 解答 2017年と比較して大問数に大きな変化は見られない。しかし、設問数、マーク数共に1つ減り、分量が若干減少した。 大問数、形式は例年どおりだが、設問数が1つ減少している。昨年10題もあった8択選択問題が本年度は4問と大幅に減少したが、4択6択問題が増加した。出題分野は昨年と同じだが、センやウィトゲンシュタインについて詳しく問われる問題が新しくあったが、他は特に目立った問題はない。 難易度は昨年比でやや易化。特定の分野に偏ることがなく、昨年以前の思想や概念の理解や細かい知識を問われていたが、標準的な知識を問われる問題が中心となったこともあり、得点を取りやすくなったのではないだろうか。
年度 | 大問 | 出題分野 | 設問数 | マーク数 | 配点 |
2018 | 第1問 | 青年期、現代社会分野 | 10 | 10 | 28 |
第2問 | 源流思想 | 9 | 9 | 24 | |
第3問 | 日本思想 | 9 | 9 | 24 | |
第4問 | 西洋近代思想 | 8 | 8 | 24 |
政治・経済
政経 解答 2017年と比較して大問数や設問数に大きな変化は見られない。 図や表、グラフ問題も昨年と同じ出題数だ。出題傾向は、時事問題の増加があったが、他の分野においては昨年と同じ傾向である。正誤問題の減少しているが、年代順の問題、組み合わせ問題などの増加が見られ、出題形式のバリエーションが増えた。 難易度は昨年比でやや易化。基本的な問題が中心となっているため、比較的解きやすい問題ではないだろうか。
年度 | 第問 | 出題分野 | 設問数 | マーク数 | 配点 |
2018 | 第1問 | 近代国家 | 10 | 10 | 28 |
第2問 | ニクソン・ショック | 8 | 8 | 24 | |
第3問 | 経済格差 | 8 | 8 | 24 | |
第4問 | 女性参画社会 | 8 | 8 | 24 |
現代社会
現代社会 解答 2017年と比較して大問数や設問数に大きな変化は見られない。 出題形式は2011年以降と同じ構成だ。図や表を使った問題、組み合わせ問題は昨年と同じ量だが、「適当ではないもの」を答えさせる問題は昨年に比べ減少している。出題分野は、政治・経済・倫理と昨年と変わらないが、昨年にはなかった「青年期」が出題されていた。写真を用いた問題も昨年同様出題されている。 難易度は昨年比でやや難化。大問ごとの出題範囲が広く、より多く、より正確な知識が問われる問題となっていた。そのため、物事を多面的に捉え、写真や図、文章からの読解力、思考力が試される。
年度 | 大問 | 出題分野 | 設問数 | マーク数 | 配点 |
2018 | 第1問 | 企業と労働、地域問題 | 8 | 8 | 22 |
第2問 | 選挙権 | 5 | 5 | 14 | |
第3問 | 発達段階、環境問題 | 8 | 8 | 22 | |
第4問 | 社会問題 | 5 | 5 | 14 | |
第5問 | 経済思想 | 5 | 5 | 14 | |
第6問 | 環境問題 | 5 | 5 | 14 |
国語
国語 解答 第1問が評論、第2問が小説、第3問が古文、第4問が漢文という従来通りの形式であり、設問数は変化なし。評論の文字数が約300字増加したものの、小説は約300字減少、古文漢文はそれぞれ文字数が減少した。 第1問の評論はデザインの意味について問う文章。文章の論旨は掴みやすいが、設問の形式に若干の変更があった。問3では、問題文を読んだ四人の生徒の、問題文に関する二つの図についての対話が示され田上で、空欄にあてはまる選択肢を選ぶ設問が出題された。 第2問の小説は「キュウリいろいろ」からの出題。文章は読みやすいものであったが、それが設問に繋がらない人は多かったのではないだろうか。 第3問の古文は2001年以来の歌論からの出題。問5、6で傍線部が引かれていなかった点を除けば、そこまで焦ることはなかっただろう。 第4問の漢文はやや思考力を問う問題が多く、やや難。 総じて難易度は平均点が大幅に下がった昨年並。大問によってやや難易度に差があったため、取るべき設問を確実に取っていくことが極めて重要であった。
年度 | 大問 | 出題分野 | 設問数 | マーク数 | 配点 |
2018 | 第1問 | 評論: 有元典文・岡部大介『デザインド・リアリティ-集合的達成の心理学』 | 6 | 11 | 50 |
第2問 | 小説:井上荒野「キュウリいろいろ」 | 6 | 9 | 50 | |
第3問 | 古文:本居宣長『石上私淑言』 | 6 | 8 | 50 | |
第4問 | 漢文:『続資治通鑑長編』 | 6 | 8 | 50 |
英語(筆記)
英語 解答 大問数は昨年と同じだが、設問は昨年より1つ減少。大問3から対話完成文がなくなったことによ り、大問2と4の配点がすこし増加。大問5も、ここ2年物語文が出題されていたが、本年度から架空の日誌を読み取る問題へと変わっていた。形式には変化が見られたが、全体を通してみると例年通りの問題構成となっている。 今年の総語数も4000語越えと、7年連続で超えている。大問1、2は例年通り、発音・アクセント・文法・語法を問う問題となっている。大問3〜6の読解問題の語数は約2900語と昨年より100語増加している。 出題内容として図や表からの読み取り、広告からの適切な情報処理能力、物語などの長めの文章読解力が試される。段落ごとの内容把握をする基礎的能力に加え、多くの英語力、英語の知識をフル活用することが必要となる。 難易度は昨年並だ。
年度 | 大問 | 出題分野 | 設問数 | マーク数 | 配点 | |
2018 | 第1問 | A | 単語の発音 | 3 | 3 | 14 |
B | 単語のアクセント | 4 | 4 | |||
第2問 | A | 文法・語法 | 10 | 10 | 47 | |
B | 整序英作文 | 3 | 6 | |||
C | 対話文中の英文完成 | 3 | 3 | |||
第3問 | A | 不要な文の選択 | 3 | 3 | 33 | |
B | 意見内容の要約 | 1 | 3 | |||
第4問 | A | 図表を使った説明文読解 | 4 | 4 | 40 | |
B | 説明文書などの読み取り | 4 | 4 | |||
第5問 | 日誌の読解 | 5 | 5 | 30 | ||
第6問 | A | 説明的文章の読解 | 5 | 5 | 36 | |
B | 1 | 4 |
リスニング
年度 | 大問 | 出題分野 | 設問数 | マーク数 | 配点 | |||
2018 | 第1問 | 短い対話の内容に合う絵などを選ぶ | 6 | 6 | 12 | |||
第2問 | 短い対話の後に続く応答文を選ぶ | 7 | 7 | 14 | ||||
第3問 | A | 短い対話の内容について、質問に対する答えを選ぶ | 3 | 3 | 12 | |||
B | 長めの対話の内容について、質問に対する答えを選ぶ | 3 | 3 | |||||
第4問 | A | 長めの英文の内容について、質問に対する答えを選ぶ | 3 | 3 | 12 | |||
B | 長めの会話(3人)の内容について、質問に答える | 3 | 3 |
2日目
理科①
物理基礎
物理基礎 解答 2017年と比較して大問数や設問数に大きな変化は見られない。 大問数、設問数共に変化なし。大問2のAがうなり、Bが電気抵抗、ジュール熱が出題。大問3はAが鉛直投げ上げ、Bが運動方程式と滑車に関する問題が出題された。昨年同様、出題分野に偏りはなく、満遍なく出題されている。 難易度はやや易化。
年度 | 大問 | 出題分野 | 設問数 | マーク数 | 配点 |
2018 | 第1問 | 小問集合 | 5 | 5 | 20 |
第2問 | 波動、電気 | 4 | 4 | 15 | |
第3問 | 力学 | 4 | 4 | 15 |
化学基礎
化学基礎 解答 2017年と比較して大問数や設問数に大きな変化は見られない。 大問数、設問数共に変化なし。計算問題が減り、基本的な知識を問う問題が増えた。また、日常生活における化学を問う問題が多く出された。出題範囲はどの分野も満遍なく出題された。 難易度は昨年並。
年度 | 大問 | 出題分野 | 設問数 | マーク数 | 配点 |
2018 | 第1問 | イオン、化学結合、電子配置、式量、成分元素の検出、物質の三態、化学と人間生活 | 7 | 9 | 25 |
第2問 | 物質量、溶液の濃度、水素イオン濃度、中和滴定、酸化還元反応、電池 | 7 | 7 | 25 |
生物基礎
生物基礎 解答 2017年と比較して大問数に大きな変化は見られないが、設問数が1つ減少している。 大問数に大きな変化は見られなかったが、設問数が1つ増加した。大問2のAが腎臓に関して、Bが自律神経とホルモンに関する問題が出題された。大問3のAがバイオーム、Bが生態系の遷移についての問題だ。昨年同様、出題分野に偏りはなく、満遍なく出題されている。 難易度はやや難化。
年度 | 大問 | 出題分野 | 設問数 | マーク数 | 配点 |
2018 | 第1問 | 生物の特徴、遺伝子 | 6 | 7 | 19 |
第2問 | 生物の体内環境に関して | 5 | 5 | 15 | |
第3問 | 生物多様性と生態系 | 5 | 5 | 16 |
地学基礎
地学基礎 解答 2017年と比較して大問数が1つ減少したが、マーク総数に変化なし。 大問数が1つ減少したが、設問数とマーク数に大きな変化は見られない。大問1は昨年と同じ分野が出題、大問2は、対流についての文章からの読み取り問題が出題された。 難易度は。本年度は計算問題が減り、求められる知識が基礎的な内容なものだったので、解きやすい印象を受けた。 難易度は昨年並。
年度 | 大問 | 出題分野 | 設問数 | マーク数 | 配点 |
2018 | 第1問 | 地球 | 8 | 8 | 27 |
第2問 | 自然現象 | 4 | 4 | 13 | |
第3問 | 太陽系の誕生と形成 | 3 | 3 | 10 |
数学
数学IA
数学1A 解答 2017年と比較して大問数に大きな変化は見られない。 大問数に大きな変化は見られなかった。大問1、2は例年どおり大問1が3つ、大問2が2つの小問に分かれていた。大問1は、問題の誘導に従って落ち着いて計算すれば点数は取れるだろう。問題自体は比較的易しい。大問2は、データの分析で傾きの箱ひげ図をきちんと認識しているかが鍵となる。大問3は3年連続確率の問題が出題された。大問4は正の整数の約数、不定方程式を問う問題だ。他の選択問題と比べると比較的解きやすいのではないだろうか。大問5は昨年と同様に、角の二等分線、方べき、メネラウスの定理が出題された。 難易度はやや難化。
年度 | 大問 | 出題分野 | 配点 | |
2018 | 第1問 | [1] 三角関数 | 30 | |
[2] 指数関数・対数関数 | ||||
第2問 | 微分法と積分法 | 30 | ||
第3問 | 2問選択 | 数列 | 20 | |
第4問 | ベクトル | 20 | ||
第5問 | 確率分布と統計的な推測 | 20 |
数学IIB
数学2B 解答 2017年と比較して大問数に大きな変化は見られない。 大問数に大きな変化は見られない。大問1で1ラジアンの定義を答えさせる問題が出た。大問1は三角関数、対数・指数関数が出題された。大問2では、[1]は放物線と直線がなす図形の面積、[2]は曲線と直線がなす図形の面積を求めさせる問題が出題された。大問3は数列で、等差数列、等比数列を誘導に従って、初項、和を求めていく問題。大問4は、昨年度と同じ平面ベクトルが出題された。大問5は確率変数、分散などの正規分布に関する問題が出題された。 難易度は昨年並。
年度 | 大問 | 出題分野 | 配点 | |
2018 | 第1問 | [1] 三角関数 | 30 | |
[2] 指数関数・対数関数 | ||||
第2問 | 微分法と積分法 | 30 | ||
第3問 | 2問選択 | 数列 | 20 | |
第4問 | ベクトル | 20 | ||
第5問 | 確率分布と統計的な推測 | 20 |
理科
物理
物理 解答 2017年と比較して大問数に大きな変化は見られない。本年度の選択問題である大問5は力学が出題。大問数、設問数共に変化なし。例年通りの出題形式だが、大問5が力学に、昨年と違い大問4に熱力学になった。大問2はコンデンサーと落下するコイルによる電磁誘導の問題。大問3は、本年度は波動だけで、正弦波、光の干渉が出題。大問4は、力学からは摩擦平面による振り子の運動、熱力学からは、バネ付きピストンにおける気体の状態変化が出題。選択問題の大問5は、万有引力から出題。大問6は、原子核崩壊、素粒子・原子核における正誤問題が出された。 難易度はやや易化。
年度 | 大問 | 出題分野 | 設問数 | マーク数 | 配点 | |
2018 | 第1問 | 小問集合 | 5 | 5 | 25 | |
第2問 | 電磁気 | 4 | 4 | 20 | ||
第3問 | 波動 | 5 | 6 | 20 | ||
第4問 | 力学、熱力学 | 5 | 5 | 20 | ||
第5問 | 1問選択 | 力学 | 3 | 3 | 15 | |
第6問 | 原子物理 | 3 | 3 | 15 |
化学
化学 解答 2017年と比較して大問数に大きな変化は見られないが、設問数、マーク数共に減少した。 大問数に変化はないが、設問数とマーク数の減少があった。出題範囲は昨年との変更点はあまり見られなかった。選択問題の大問7は昨年はペプチド、糖質からだったが、本年度はタンパク質、糖質から出題されたことぐらいしか出題分野は変わっていない。 難易度は昨年並。
年度 | 大問 | 出題分野 | 設問数 | マーク数 | 配点 | |
2018 | 第1問 | 物質の構造・状態 | 6 | 6 | 24 | |
第2問 | 物質の変化と平衡 | 5 | 6 | 24 | ||
第3問 | 無機物質 | 5 | 6 | 23 | ||
第4問 | 有機化合物 | 5 | 6 | 19 | ||
第5問 | 高分子化合物 | 2 | 2 | 5 | ||
第6問 | 1問 選択 | 合成高分子化合物 | 2 | 2 | 5 | |
第7問 | 天然高分子化合物 | 2 | 2 | 5 |
生物
生物 解答 2017年と比較して大問数に大きな変化は見られない。 大問数、設問数共に変化なし。昨年同様、全範囲満遍なく出題されていた。大問1は、タンパク質、遺伝子、酵素に関する問題が出題。大問2は両生類の発生に関する問題と被子植物の実験問題が出題された。大問3は、筋肉の筋収縮に関する問題が出題。大問4は生態系による種間関係に関する問題。大問5は、生物の進化、植物に関する実験問題が出題。選択問題である大問6、7はそれぞれ遺伝子組み替え問題と生物の進化と系統に関する問題が出題された。 難易度はやや難化。
年度 | 大問 | 出題分野 | 設問数 | マーク数 | 配点 | ||
2018 | 第1問 | 生命現象と物質 | 6 | 6 | 18 | ||
第2問 | 生殖と発生 | 4 | 6 | 18 | |||
第3問 | 生物の環境応答 | 5 | 7 | 18 | |||
第4問 | 生態と環境 | 5 | 6 | 18 | |||
第5問 | 生物の進化と系統 | 6 | 6 | 18 | |||
第6問 | 1問選択 | 遺伝子組換え実験 | 3 | 3 | 10 | ||
第7問 | 生物の生態と進化 | 3 | 3 | 10 |
地学
地学 解答 2017年と比較して大問数に大きな変化は見られないが、設問数が少し増加した。 大問数、設問数共に変化なし。大問1〜3のA~Cのテーマはは異なっていた。大問4のA,Bのテーマは1つに統一されていた。選択問題である、大問5、6は岩石・地層に関する問題と、宇宙に関する問題だった。 難易度はやや易化。
年度 | 大問 | 出題分野 | 設問数 | マーク数 | 配点 | |
2018 | 第1問 | 地球 | 8 | 8 | 27 | |
第2問 | 岩石・鉱物と地質 | 5 | 5 | 17 | ||
第3問 | 大気と海洋 | 8 | 8 | 27 | ||
第4問 | 宇宙 | 5 | 5 | 17 | ||
第5問 | 1問選択 | 地質と岩石 | 4 | 4 | 12 | |
第6問 | 宇宙 | 4 | 4 | 12 |
センター試験終了後も実は気を抜くことができない。 センター試験が終わったら…
センター試験終了後には自己採点やセンターリサーチ、出願などを行わなければならないからだ。 この後の手続きがスムーズなものとなるように、準備すべき点をまとめておいた。 ぜひご確認の上、万全の準備を施すようにしてほしい。
高1,2の人へ
来年、ないしは再来年の入試を見据えて早めの対策を進めていくことが肝要である。 しかし具体的に何をどのように学習していけばいいのか悩んでいる人が多いことだろう。 そこで科目ごとに詳細にセンター試験対策の記事をまとめておいた。 以下から自分の読みたい科目の記事を探してもらい、ぜひその内容をもとにして、今後の学習の指針としてもらいたい。 ]]>
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