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必見!勉強のやる気を最大限に引き出すための3つの視点

2017年05月15日 | 勉強習慣

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その原因について知っておかなければならないのである。 そこで今回は、勉強のやる気を維持する方法について詳しく述べていくことにする。

  1. 環境
  2. 心持ち
  3. やってはいけないこと

について各章ごとに述べていくので、勉強のやる気が出るためにはそうすれば良いのか、その問題点と解決策について考えてみると良い。

この記事を読んで勉強のやる気について改めて考えてみることで、皆さんの勉強の効率が格段に上がることは間違いないのだ。

環境

まずは勉強のやる気を出すために欠かせない要素の一つである環境について述べていくことにする。

勉強する際には家でやったり図書館でやったりと、場所の選択肢がたくさん存在する。

また、それぞれの場所ごとに静かさや温度など自分にあった環境について知っておかなければならない。

まずは環境について考えてみることで、勉強のやる気スイッチをオンにするための方法を知っておくことが重要なのだ。

なるべく騒音のある場所は避ける

まず勉強のやる気のオンオフに関係してくる要素が、である。

勉強をする際には必ずそのための場所が必要で、その場所ごとに音が関わってくるのは避けられないこと。

図書館や家などでは比較的静かな環境で勉強することができるが、ファミレスや人の多いカフェなどでは他の人の話し声が聞こえてしまう。

一般的には図書館などの静かな場所で勉強する方が合っていると思っている人が多いが、必ずしもそうというわけではない。

静かな環境で集中し続けられるのならば問題ないが、逆に周りが静かだとリラックスして寝てしまうということもあるのだ。

まずは一つの場所に限定して勉強するのではなく、様々な場所で勉強してみて最もやる気の継続する場所を見つけると良い。

しかし、中には静かな環境で勉強できないという人もいるはずだ。

そういう人には、イヤホンをつけて周りの騒音をシャットアウトすることを推奨する。

音楽を聴きながらだと勉強できないという人は、イヤホンをつけておくだけでもかなり音を遮断することができる。

周りは静かでなくても、このように工夫することで自分にあった環境を作り出すことは可能なのだ。

勉強スペースは綺麗にしておく

次に勉強のやる気を上げるために必要なのが、勉強スペースの整理整頓である。

これは主に自宅での勉強の際の話であるが、勉強スペースが散らかっていると色々なものが目に入ってしまい、集中力が切れてしまいやすい。

使える空間が広いと自然と心にゆとりを保つことができるので、勉強スイッチをオンにしたままにしやすいのだ。

なので、常に机の上は綺麗にしておくようにしておくことが重要。

しかし、机を綺麗にしておくことは重要だが、それにばかり気を取られてしまっては本末転倒である。

あくまで勉強のやる気を維持するというのが目的であり、机を掃除することを目的にしてしまっては意味がない。

掃除は勉強前や勉強後に毎日少しずつやるように心がけ、限られた勉強時間を掃除で奪われてしまわないように心がける必要がある。

室内の温度を高くしない

次に重要な要素となるのが、室内の温度だ。

これは図書館や自習室などの公共の場所では設定することは難しいが、自分の部屋などでは変えることが可能。

部屋の温度が高めに設定されていると、頭がぼーっとして眠気を誘発してしまいやすくなる。

なので、夏は部屋の温度が高くなりすぎないようにして、冬は暖房の温度を挙げすぎないことが重要である。

また、こまめに換気を取ることも必要となってくる。

室内を閉め切ったままにしておくと大気中の二酸化炭素濃度が高くなってしまい、これも頭がぼーっとしてしまう原因の一つとなるからだ。

しかしあまり室温を低くすることにこだわりすぎてしまうと、特に冬場なんかは体調不良の原因となってしまうので加減が必要だ。

よく一般的に言われているのは、足元を暖かくしておいてその反面で頭部は寒くしておくと良い。

冬場は足元に毛布をかけたりこたつに入ったりして、風邪だけはひかないようにして勉強することが必要となる。

周囲の人の有無について考える

そして環境面で最後に重要なのが、周囲の人の存在である。

一人で黙々と勉強するのが得意という人もいれば、図書館など周りの人も頑張っているという場で勉強する方が捗るという人もいる。

これに関しては今まで勉強してきた環境によって個人差があるのだが、一般的には周囲にも勉強している人がいて集中している環境の方が捗るもの。

頑張っているのは自分だけではなくて、友達や他の人も集中しているから自分も負けていられないといった思考であれば勉強のやる気は向上するのは間違いない。

逆に、こっそり勉強したいタイプの人は一人で黙々と勉強する方が集中力を維持しやすい。

努力を周りに見せずにテストで高得点とりたいタイプの人は、周囲に人がいない方がやる気が維持しやすいので自分がどちらのタイプなのかまずは考えて見ることが重要。

そうすることで、毎日の勉強のスイッチを自分でオンオフ制御しやすくなるのである。

心持ち

勉強のやる気を出すために必要な要素として、心持ちが非常に大きなものとなっている。

勉強する人には皆さんそれぞれ目標があり、志を持って取り組んでいるはずだ。

自分がなぜ勉強しているのかについて改めて考え直し、そのために何をするべきかを知っておくことで勉強のモチベーションは維持することが可能となる。

同じ時間でも、志を持っている人とそうでない人とでは勉強の濃密度が全く異なるものなのである。

なので、ここからは勉強をする上での心持ちについて言及し、皆さんが勉強のやる気を引き出すための手助けをしていくことにする。

勉強する前に目標を立てる

まず勉強を始める前に、その日の目標や今後のプランについて考えてから行動することで効率的に勉強を進めることができる。

とりあえず机に向かって勉強を始めたは良いものの、ゴールが決まっていなければ何をどの程度勉強すれば良いのか分からず、勉強のやる気は維持するのが難しくなってしまう。

短期的なものとしては、その日のうちに何をやるのかについて明確にし、どの程度の時間をかけて行うのかを知っておかなければならない。

今日はこの問題集をここまでやるといった目標が分かっていれば、それを終わらすためにその日のモチベーションは維持しやすくなる。

また長期的なものとしては、やはり受験だ。 自分が本気で行きたい大学や学部があるのであれば、そのために日々の勉強を頑張るというのは当たり前のものとなる。

周囲の評価が第一となってしまうと、それらが満たされなくなった時に勉強のやる気は皆無となってしまうのだ。

なので、自分がどうして勉強するのかといった勉強に欠かせない軸を見つけて、その上で短期的な目標を立てて繰り返すことが重要となる。

分からないところを知り確実に理解する

勉強のやる気を維持するためには、成功と失敗を交互に繰り返さなければならないもの。

問題集を買っても全く解けなかったらやる気はなくなってしまうし、かと言って全ての問題が解けてしまったらそれはそれでやる気が出ない。

自分が現段階でどこまでのレベルまで理解できているのかを理解し、その上で勉強を進めていくことでモチベーションを維持しやすくなる。

」そして、問題を解いて分からなかった箇所に関しては必ず復習し、自分のものにしなければ意味がない。

間違えた問題をそのままにしていては出来ることが増えず、いつまで経っても成長を実感できないのだ。

せっかく勉強するのならば解ける問題が増えて欲しいというのは当たり前で、そうでなければ勉強のやる気はなくなってしまうもの。

なので、勉強する度に自分が分かっていないところを明確にし、その部分に関して理解できるまで復習する姿勢が勉強のやる気アップにおいて肝心なことなのである。

そうすることで日々分かる部分が増えていき、テストや模試の点数もだんだんと向上するのでやる気アップに繋がっていくのだ。

勉強量を時間ではなく内容で判断する

よく勉強のやる気が出ない人の特徴として、勉強量を内容ではなく時間で判断してしまっているケースがある。

1日の勉強スケジュールを分刻みで作って無理なプランとなっていることがほとんどだ。

そのような人は完璧主義に近い部分があり、少しでもプランがずれてしまうと途端にやる気スイッチがオフになってしまう。

昼寝をしてしまって1時間ほどのロスが出てしまったら、他の予定までずらさなくてはいけなくなり面倒になってしまうもの。

また、やるべき内容が終わっていないのに時間がきたから次に進むといった中途半端な勉強の元となる。

人間は1日の予定を立てる際に、そうしても過密なスケジュールを組んでしまいがちなのだ。

まずはそのことを頭の片隅に置いておき、ゆとりを持ったプランを立てることを心がける必要がある。

また、時間ベースではなく内容ベースで考えることも忘れてはならない。

毎回の勉強を中途半端なものにするのではなくしっかり理解して勉強を進めることは、長期的に見ても理解度が格段に違ってくるのは言うまでもない。

勉強を始めるという壁を乗り越える

勉強するにあたって、始めると言う行為は最も大変なことである。

ペンを握って問題に取り掛かる姿勢さえ作れば、その勉強の大半は終わったようなものだとも言われている。

そのくらい、何かを始めるために行動するということは大変なことであり、多大なエネルギーを必要とするのだ。

なので、勉強したいけどどうしてもやる気が出ないと言う人はまず机に向かって問題集を開き、ペンを握ることから始めてみると良い。

これを習慣化することができれば自在に勉強スイッチを入れることができるようになるので、勉強のやる気は維持することができる。

また、勉強前に簡単な問題を解いて勉強モードにすると言うのも非常に効果的だ。

これは脳科学でも証明されている有名な方法なので、以下の記事を参考にしていただきたい。

ある日、お母さんは「こんなことで、かわいいわが子を叱りたくない」と思い、ちょっとした工夫をしてみました。
勉強を始めるとき、紙に簡単な手作り問題を書いてやらせてみたのです。
(中略)
この方法はひとえにお母さんの愛情の賜物ですが、実は脳科学的にも非常に理にかなったやり方のようです。
脳科学によると、脳の中の線条体という部位がやる気を司っているそうです。
つまり、やる気のスイッチです。そして、この線条体を活性化するために大切なのが、成功体験で達成感を味わうことだそうです。
つまり、いきなり高いハードルに挑むのではなく、達成感が持てる小さな成功体験をすることでやる気スイッチを入れることができるのです。
というわけで、その子の得意な分野で、短時間でさっとできるものを用意してあげるといいと思います。

引用:脳科学でも証明。子供の勉強やる気スイッチを1分で入れる方法

このように、勉強前に簡単な問題に取り組んでおくことは理にかなった方法なのである。

受験勉強に直接関係ないものでも、頭を使う練習として取り組むものを見つけておくことやる気スイッチをオンにすることができるようになる。

やってはいけないこと

ここまで勉強のやる気を上げる方法について述べてきたが、ここからは逆にやってはいけないことについて述べていく。

無意識のうちにやっていることの中にも、やる気を無くしてしまう原因となることがいくつか存在するのだ。

それらについて理解しておかなければいつまで経ってもモチベーションを長時間維持することができないので、勉強の効率が良くならない。

これから述べる内容についてしっかり理解しておくことで、日々の勉強を改善することができる。

睡眠時間を削って勉強する

皆さんの中には、勉強しようと思って1日の睡眠時間を削ってまで起きている人もいるはずだ。

しかしながら睡眠時間を削って夜遅くまで勉強しても、それは非常に効率の悪い勉強法なのである。

中には夜型の人もいて夜出ないと集中できないと言う人もいるが、それは別に問題ではない。

問題なのは、睡眠時間を削ってまで起きてしまっているということにある。

最低でも6時間、平均で8時間程度の睡眠時間は確保しておかないと、1日の起きている時間を有効活用することができない。

睡眠時間を削って夜中まで勉強していると、その時間は眠気と疲れで生産性が格段に下がってしまうのだ。

さらに、次の日の日中も度々眠気に襲われてしまうことになり、トータルでものすごい時間のロスに繋がってしまうことになる。

睡眠時間を軽んじていると、知らず知らずのうちに非効率の勉強を続けてしまうことになり、勉強量に応じて成果が出なくなってしまうのだ。

また、睡眠時間を確立しておくことで1日の勉強に終わりが定められるので、メリハリをつけて効率良く勉強することが可能になる。

ノートや単語帳を作ることに拘りすぎる

授業の内容をノートにとったり英語などの単語帳を作る際に、それを作ることに拘りすぎている人がいるが、それは良くない。

ノートや単語帳は、あくまで勉強するための手段として用いるものである。 勉強に限ったことではないが、手段が目的化してしまうと上手くいかないことがほとんどなのである。

ノートや単語帳を作ることに時間と労力を割いていると、それを作ったことに満足してしまい勉強のやる気がなくなってしまう。

また、ノートを見た際に色や線を書き込みすぎていると、ごちゃごちゃしすぎてしまって本当に重要な部分が分からなくなってしまい非常に非効率。

ノートや単語帳はシンプルに作成するのが望ましく、それを作るために極力時間と労力をかけすぎないようにしなければならない。

重要部分に赤ペンを使う

最後に挙げるこの赤ペンの使用に関しては、知らなかった人が多いのではなかろうか。 つい最近までは、重要な部分には赤で線を引いたり、赤シートを使って勉強するといったことが一般的であった。

しかし、実は勉強の際に赤色を使うのはそこまで効果がなく、むしろ逆効果になってしまうという研究結果が発表されたのである。

ここで、以下の記事を参考にしていただきたい。

ロチェスター大学の心理学者エリオット博士の実験によれば、IQテストの表紙を赤・白・緑の三色にしたところ、赤色でテストを受けたグループの平均点が20%も悪かったそう。

また、名古屋大学の八田武志博士が行ったパソコンの枠の色を変えて効率を調べる研究でも、やはり赤色は仕事のパフォーマンスを下げていたことが分かりました。

なぜ赤色が効率を下げてしまうかには色々な説がありますが、赤色は人を興奮させ血圧や脈拍を上げてしまうため、静かに集中が出来ないという説が有力。

また、赤は充足感を与える色でもあるので、勉強意欲を奪ってしまう、という説もあります。

昔から「全部が真っ赤な部屋に閉じ込められると、精神状態がおかしくなる」と言われてるように、静かに集中して勉強する環境には不向きな色のようですね。

引用:勉強の効率アップに色を利用! 勉強に「効く色」と「邪魔する色」

このように、赤色には興奮作用があるため勉強に用いるのに適していないと言うものだ。

最近では色が与える効果についての研究結果もたくさん発表されているので、勉強のやる気を引き出すために色の使い方についても考えてみると良い。

まとめ

今回は勉強のやる気を最大限に引き出すための3つの視点についてお伝えした。

勉強のやる気スイッチは人それぞれではあるが、環境や心持ち、やってはいけないことについて改めて考え直してみることで何らかのヒントを見つけられたに違いない。

勉強は量と質によって左右するものなので、今回は質を上げるための方法について言及した。

いくら多くの時間勉強に時間を割いていても、質の悪い勉強を続けてしまっていてはせっかくの勉強も台無しである。

なので、まずは勉強のやる気スイッチについて考え直そう。   みなさんの勉強の質が向上することを願っている。

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