英作文弱者必見!高得点を取る3つのポイントと6つのコツ
2017年01月05日 | 英作文
皆さんは、英作文の問題で高得点を取るためのコツを知っているだろうか?
英作文は、ほとんどの大学の2次試験の英語で出題される典型的な問題の1つである。
しかし、コツを知らずに英作文の問題に取り組んでいては、いつまでたっても英作文で高得点を取ることは不可能なのである。
逆に言えば、コツさえ知っていればどんなお題でも高得点を取ることができるようになるため、英作文の問題のおかげで英語全体の点数が安定するようになってくるのだ。
そこで今回は、皆さんが英作文の問題で高得点を取れるようになるために知っておくべき3つのポイントと6つのコツについてお伝えすることにする。
これを読んで実践することで、英作文の点数が以前より格段に伸びることは間違いない。
英作文を書く前に意識すべき3つのポイント
まず第1章では、英作文を書く前に意識すべき3つのポイントについてお伝えする。
英作文で高得点を取るためには、最低限知っておかなければならない勉強法が存在する。 それは、以下の3つだ。
- 英作文の勉強は最終段階、まずは基礎を
- 構文を覚える。
- 採点してもらえる人を見つける。
まずはそのことについて理解しておく必要があるので、この第1章をよく読んで実践していくことを推奨する。
英作文の勉強は最終段階、まずは基礎を
そもそも、英作文というのは単語や文法、知っている構文などの情報が頭の中に入っていないと書くことができないのである。
英作文で高得点が取りたいからといって、それらの知識を理解していなければ、いくら英作文の問題ばかり解いても効率が悪い勉強法になってしまう。
まずは単語や文法などの基礎的な部分を覚えることから始め、ある程度の語彙力がついてきて初めて英作文の問題に取り組むことが可能になるのだ。
自分の頭の中に単語が思い浮かばないと思ったことを英文で書くことができず、文法がわからないと英文として成り立たないので点数をもらえなくなってしまうのである。
なので、まずは英作文の勉強を始める前に自分が単語や文法をある程度理解できているかを確認し、できていないようならばそれらの勉強から始めていくと良い。
大切なのは、基礎力を身につけてから応用問題に取り組んでいくという順番を理解して実践していくことなのである。
構文を覚える
単語や文法をある程度理解できたら、次のステップである構文の暗記をやっていくべきだ。
いくら単語や文法を暗記したところで、それらをどんな状況で使えば良いのかが分かっていないと意味がなく、点数に結びつかないのである。
なので、まずは英語の構文をたくさん頭の中に入れておくことに専念していくと良い。
自分が書きたいと思った文章に似ている構文を少し内容を変えて書けば、英文として成り立つので高得点がもらえるのである。
よって、いかに多くの構文を知っているかどうかが、この英作文においては非常に重要な要素の一つなのだ。
しかし、わざわざ構文だけが載っている参考書などを購入して取り組む必要はない。 皆さんは、一人一冊は英単語帳を持っているはずだ。
単語帳というのは、受験に必要とされている重要単語がたくさん載せられている参考書である。
ということは、それらの単語を使って作られる構文もまた受験において重要な構文ということになるのだ。
単語を覚えるついでに構文を覚えるようにすれば、構文の暗記もできるだけでなく、単語を単体ではなく文章で覚えるので単語の暗記にもなり一石二鳥だ。
なので、単語帳の構文を暗記することは基礎力をつけるという意味でも非常に重要なポイントなので理解しておくべきである。
採点してもらえる人を見つける
英作文を実際に自分で書いてみても、答え合わせをしてくれる人を見つけなければいつまで経っても成長しない。
英作文は、答えが一つではないので解説を見ても自分一人では正確な答え合わせができないのである。
解説と書き方は違っているけれど、自分の書き方では減点なのかと疑問に思ったら、絶対にそのままにしていてはいけない。
英語の先生や、英語で常に呼応得点を取っている人などに採点をお願いし、こういう書き方もあるのだというアドバイスをもらうことで、英作文の力が確実に伸びていく。
一つの文章でもたくさんの書き方があるということを知っておけばそれだけで武器になり、多くの英作文の問題に対応できるようになる。
また、武器が多くなれば長文読解問題においても内容をきちんと理解できるようになるので、結果として英語全体の点数が底上げされる。
なので、英作文の問題は解いたら必ず他の人に採点してもらうことを心がけていくのが望ましい。
英作文で高得点を取る6つのコツ
第2章では、英作文で高得点を取る6つのコツについてお伝えする。
第1章で英作文で高得点を取るためのポイントをしっかり理解できたと思うので、ここからはより実践的な英作文のコツについて述べていく。
それは以下の6つだ。
- できるだけ簡単な文章を書く
- 5W1Hを意識する
- 主語が長くなりすぎないようにする
- 同じ単語の使い回しを避ける
- 文法をきちんと理解しておく
- 事実にこだわる必要はない
英作文のポイントを押さえた後にこれらのコツを理解し実践することで、英作文の点数は安定して高得点となることを約束する。
できるだけ簡単な文章を書く
英作文で高得点を取るコツの中で、最も重要なのがこの簡単な文章を書くということだ。
英作文で減点されるのは、文章としておかしいからであり、できるだけ簡単文章で書くことができれば減点しようがないのである。
英作文が苦手な人は、難しい文章を書こうとしてしまうあまり単語や文法を間違えてしまい、一文書くたびに減点されて結果として英作文全体の点数がかなり少なくなってしまっているのだ。
なので、英作文で高得点を取るためには、採点者が減点できないような文章を書くことが必要だ。
そのためには難しい英語の使い回しの文章を正しく書ければ良いが、それができれば苦労はしないはずである。
他の科目との兼ね合いもあり、英語の勉強だけに時間を割くことは多くの受験生が難しいはずだ。
なので、第1章でも述べた構文の暗記が非常に有効になってくる。
単語帳に載っている構文というのは簡単な文章ばかりなので、それらの構文を多く知っていれば英作文にも対応することができる。
覚えた構文を少し内容を変えて書き、それらをつなげていくことで英作文として成り立ってくるのである。
なので、簡単な文章を書くためにはより多くの構文を知っておく必要があるのだ。
5W1Hを意識する
英作文を書いていくうえで欠かすことのできないのが、この5W1Hを意識して文章を書いていくということだ。
いつ、どこで、誰が、何を、どうしたのかを意識することで、文章自体に具体性が出るので文章として成り立つのである。
また、このことを意識するようになると単数形や複数形の書き間違い、現在形なのか過去形なのかなど、文法的な間違いも極限まで減らすことができるのである。
英作文が苦手な多くの人は、この5W1Hを意識せずに文章を書こうとしているため、細かい部分でミスが生じてしまい少しずつ採点者に減点されてしまっているのだ。
なので、普段から英作文で文章を書いていく際には、5W1Hを意識して書いていくことで英作文の点数は安定してくるようになるので実践していくべきである。
主語が長くなりすぎないようにする
英語の文章は、主語の部分があまりにも長くなりすぎると読みづらい文章になってしまうのだ。 以下の例文を参考に考えてみてほしい。
問題点1「主語が長くなりすぎて冗長である」
原因「受動態が好きすぎる」
改善案「能動態で書く」
「次の文を受動態にしなさい」という問題がとても作りやすいせいなのか、いい意味でも悪い意味でも受験生の皆さんは受動態で書くことに慣れているはずです。ですが受動態は主語が冗長になりやすいのです。以下に例文を挙げます。
・主語が冗長な例 The following results of this experiment were obtained. (この実験で以下のような結果が得られた。)
・改善例 We obtained the following results in this experiment. This experiment yielded the followomg results.逐語訳なら受動態という構造を崩さないのも技のうちですが、「あなたの考えを述べよ」などの自由英作文では能動態の方が読み手にとってわかりやすいです。主語が長い文よりも目的語や動詞で情報量を調節できる能動態がおすすめです。
このように、主語があまりにも長すぎると読み手からしたら読みづらい文章になってしまうことがわかる。
例文のように、この主語が長くなってしまう現象は特に受動態の文章でよく起こってしまうものだ。
しかし、英作文というのは自分の考えを発信する問題なので、極力受動態の文章は使わず、能動態の文章で書いていくことを心がけるべきだ。
そうすることで、採点者もあなたが考えを述べていると理解できるのと同時に、受動態によって主語が長くなってしまうことを防止することが可能になるのだ。
同じ単語の使い回しを避ける
英作文では、同じ単語が連続して出てくると読みづらくなってしまう。
しかし、同じ単語の使い回しを避けようと思うと、英作文という比較的長めの文章を書こうと思った時にネタ切れとなってしまうのだ。
なので、ここでも単語帳の構文を覚えておくことが重要になってくるのである。
一つの単語に対して、様々な言い換え方を知っておくことで英作文という長めの文章を書く問題に対応することができ、文章としてとても読みやすいものが仕上がるようになる。
また、単語帳にはその単語の類似語が載っているものが多いので、類似語も一緒に覚えておけばさらに語彙力が向上し、自分で色々な文章が書けるようになってくるのである。
なので、まずは単語や構文、類似語を覚えることを意識しながら勉強し、英作文の問題を解く際に自分の持っている語彙力を最大限に駆使して問題に取り組むことが重要だ。
文法をきちんと理解しておく
いうまでもなく、英作文の問題に対応するためには文法力が必須になってくる。
構文をたくさん覚えていてそれだけを用いて英作文がかければ問題ないのだが、実際の入試問題では見たこともない問題が出題されることがほとんどだ。
その時にうまく対応するために、自分でたくさんの文法パターンを理解しておき、実際の問題にも応用させていく能力が必要になってくるのである。
学校などで配布される文法をまとめた参考書などを用いて勉強すれば十分対応できるようになる。
また、普段から長文読解などをしていて分からなかった言い回しなどはメモしておくことを心がけるべきだ。
そうすることによって、自分が理解していない文法が徐々になくなっていき、多くの言い回しが頭の中に入っていることになるので多様な英作文の問題にも対応することができるようになるのである。
まずは、普段から文法でわからない部分を見つけて理解することを心がけ、英語の勉強をしていきながら英作文に向けての準備をしていくことが大切だ。
事実にこだわる必要はない
英作文の問題で「あなたの考えを述べよ」や「あなたの体験を元に」などの文章が含まれた問題が出題されることがよくある。
このような問題を解く際に、真面目に自分の考えや体験を元に問題を解いていく必要は一切ないのである。
例えば、幼少期の遊びについて書いていく英作文の問題が出題されたとする。 この時、幼少期に自分は鬼ごっこやかくれんぼをよくやっていたが、読書はあまりしていなかった人がいたとする。
しかし、鬼ごっこやかくれんぼは英語でなんというのかを分かっていなければ、いくらそれが事実であっても英文として成り立たないので点数はもらえないのである。
採点者にとって、あなたが本当に幼少期にやっていた遊びについて聞きたいというわけではなく、遊びについての文章を書けているかの方が重要なのである。
なので、たとえ自分が幼少期に読書をしたことがなかったとしても、読書をしていたということを英作文で表現できていれば点数はもらえる。
本当のことを書こうと変なこだわりを持って点数を減点されるほど勿体ないことはないので、自分が書ける文章を書くことにこだわっていくべきなのである。
まとめ
いかがだっただろうか?
今回は英作文で高得点を取るための3つのポイントと6つのコツについてお伝えした。
英作文は難しく捨て問題だと諦めている人も多いが、ポイントとコツさえ知っていれば簡単に点数がもらえる問題なのである。
その準備として、単語や文法などの基礎力は備えておく必要があるが、それさえできれば英語全体の点数も上がり、英語が得意科目となるのである。
今回お伝えしたことを理解し実践していくことで、皆さんの英作文の点数が向上していただければ幸いである。
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