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入試問題で9割以上取るための高校日本史の4つの暗記法

2017年01月26日 | 日本史

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高校の日本史の勉強法で悩んだことはないだろうか?

高校の範囲の日本史では覚えることが非常に多く、効率の良い暗記法を知っていなければ他の受験生より必要な勉強時間が多くかかってしまうのだ。

日本史では、単なる丸暗記に頼ることなく、歴史の流れを理解して勉強を進めていくことが受験を制する一番の近道なのである。

そこで今回は、歴史の流れについてと、日本史の内容を効率よく覚えていくための暗記法の2つについて詳しく述べていくことにする。

第1章では、歴史の流れについて、

  • 歴史の流れを理解するための勉強法
  • 日本史の日頃の勉強法
  • 日本史ノートを作ることについて

の3つに分けてお伝えする。 第2章では、日本史の内容を効率よく覚えていくための暗記法について、

  • 日本史の暗記法
  • 暗記の基本
  • 細かい部分を意識する
  • 演習で暗記できているかを確認する

の4つに分けてお伝えする。

これらの内容を読んで理解し、日本史の正しい勉強法を実践していくことで、皆さんの日本史の点数は確実に向上し、受験に大いに役立つことをお約束する。

歴史の流れについて

まず第1章では、歴史の流れについて詳しく述べていく。

日本史の勉強をする際に、丸暗記をしてしまっていては入試問題のような少しひねった問題に対応することができなくなってしまう。

そこで、まずは日本史の歴史の流れを理解し、その後で用語や人物名を暗記していく必要があるのだ。

また、それらを暗記する際も用語や人物名だけ覚えるだけでなく、それらの意味や現象など、深い理解をして暗記していくことが重要だ。

なので、この第1章の内容を読んで、まずは日本史の流れをつかむことの大切さや勉強法について理解し、実践していっていただきたい。

歴史の流れを理解するための勉強法

日本史の流れを理解するためには様々な勉強法があるが、ここでは日本史の歴史漫画を使った勉強法を推奨する。

特に日本史に対して苦手意識を持っている人や、日本史を教科書の文字だけでは覚えられない人にオススメである。

活字が苦手な人にとっては、漫画のような絵をたくさん使った書物を読むことはそれほど苦にならないのである。

また、絵と一緒に用語や出来事、人物名を理解することで、活字だけで覚えるよりも記憶に残りやすくなり、忘れにくくなって効率が良い。

しかし、歴史漫画ではそれらの用語などを暗記することに特に集中する必要はなく、歴史の流れを理解することに集中することが必要だ。

漫画だととても分かりやすく時系列ごとにまとめられているので、歴史上の出来事の前後関係などを問われる問題に対応することができるようになるのである。

このように、日本史の歴史漫画を使って歴史全体の流れを理解し、それが終わってから細かい部分の暗記を教科書や参考書を用いて暗記していくことが重要なのだ。

また、歴史漫画は日本史だけでなく世界史の場合も同じことが言えるので、歴史漫画についての詳しい内容は以下の記事を参考にしていただきたい。

日本史の日頃の勉強法

先ほども述べたように、日本史の勉強をする際にはまず歴史の流れを理解しておく必要がある。

そのために日頃の勉強では、まず歴史漫画などで歴史全体の流れをつかむことが重要である。

日本史が苦手な多くの高校生は、歴史の流れを理解しないままいきなり一問一答などの問題集から手をつけようとしているのである。

受験でも全く同じ問題が出題されるのなら良いのだが、受験では見たことのない問題が出題されることがほとんどだ。

そういった問題に対応するためには、まず歴史の流れを理解しておくことが必要不可欠なのである。

歴史漫画は、長くても1週間ほどあれば読了することができるので、隙間時間などに読む習慣をつけるだけで良い。

ページ数ではかなりの量のように思えるかもしれないが、漫画で大部分が絵なので難なく読み進めることができるのだ。

また、日本史の流れを漫画で勉強することの効果性について述べられた記事があるので、以下の記事を見ていただきたい。

何とかしなければ!」と子供とも相談して、いろいろと受験勉強情報を集めていましたら、なんと一年半あまりで「偏差値を40上げて慶應大学に入学した話」の書籍がバカ売れしているではないですか!?
しかも、有村架純主演で映画にもなりました! 直ぐに手に入れて、読みました!
著者の塾にはそういった生徒を短期間で、難関校に入学させている実績が多数あるとのこと、名古屋では有名な塾らしいのです!
いろいろと賛否はあるみたいですがね! その書籍には、彼女の成長ぶりも書かれています!
(※元々、愛知県の中高大一貫の進学校に中学受験で合格していたので素地はあったのだと思いますが・・・、書籍で紹介されているほど酷くはないと思います^^)
ですが、我々大学受験を控えた親子にとって一番興味のあることは、受験勉強の仕方ですよね~!?
慶應大学(文系)受験対策(彼女に対する)もしっかり書かれており、日本史の学習方法が記載されていました!
それは、学習まんが少年少女日本の歴史・23冊セット(小学館)」の漫画を何度も読むことだったのです!
このマンガは、ビリギャル以外にも日本史を勉強するためのおすすめの漫画だと多くの書籍やサイトでも紹介されていますので、その方法を信じて、「ダメ元で一回やってみるか!?」と子供と相談して購入することにしました(^-^)
今は、主人公のように信じてやるしかないんです!!今回、たまたま、ビリギャルのお陰で知る機会を得ました♪

出典:学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話

ビリギャルといえば偏差値を40も上げて慶應大学に合格するノンフィクションの話であるが、ここでは日本史の勉強を漫画を用いて進められたと述べている。

このように、日本史の勉強を歴史漫画を用いて進めることは非常に効果的なのである。

日本史ノートを作ることについて

日本史の勉強では、教科書の内容を覚えることも大切だが、ノートを作って内容を整理することも大切である。

しかし、授業で黒板に書かれたことをそのままノートに写していては意味がない。

ノートを綺麗にまとめて見やすくすることは必要だが、何色も色ペンを使ったりして見た目にこだわり過ぎてしまっていては逆効果になってしまうのだ。

色ペンを使うことに集中するよりも、書いている間に先生が言った黒板に書いていないようなことをメモしたりする方が重要なのである。

ノートを取る際は受け身になるのではなく、自分からより多くのことを吸収しようと積極的に取り組むことで頭の中に記憶として残りやすい。

テスト勉強などでノートを見返しても内容が理解できていないのは、このように授業中ノートを取ることばかりに意識が向いてしまっているからである。

ノートを取ることはあくまで復習のための作業なので、授業では話を聞いたり情報を得ることに集中し、内容をその時間のうちに理解することに努めなければならない。

暗記法について

第2章では、日本史の内容を効率よく覚えていくための暗記法についてお伝えする。

日本史の膨大な量の用語や人物名などをより短時間で確実に覚えていくためには、これからお伝えする暗記法を実践することが最も効率的なのである。

日本史の暗記法

一般的に日本史の単語などを覚える際には、何回も手を使って書き写したり、赤シートを使って何度も反復する方法などが存在する。

当たり前のことではあるが、物事を覚える際には何度も反復して覚える方が記憶に残りやすいものだ。

それだけではなく、手を動かしたり声に出したりしてより多くの五感を使って暗記した方が効率が良く、短時間で多くのことを暗記することができるのである。

しかし、これらの方法だけでは、どうしても丸暗記になってしまい、受験対策としては良くない勉強法となってしまう。

日本史では、歴史の流れを理解してから物事を覚えていくことが重要なので、最初に歴史の流れを理解することから始めなければならない。

そして、その上でこれからお伝えする効率の良い暗記法を使って日本史の用語や人物名などを覚えていくことで、日本史で他の受験生よりも高い点数を取ることができるのである。

学校の定期テストなどでは、授業の内容をただ単に丸暗記してさえいれば高得点を取れてしまうのだが、それでは実際の入試問題では対応することができなくなってしまう。

日本史の受験対策を効率的にするならば、丸暗記ではなく理解を土壌として日本史の事柄を暗記していかなければならないのだ。

そうすることで、より多くの日本史の問題を得点に結びつけることが可能となり、志望校合格に大きく近づくことができるのである。

暗記法の基本

先ほども述べたように、日本史の暗記では丸暗記に頼ることなく、理解を土壌とした暗記を実践していく必要がある。

基本の部分がしっかり理解できていなければ、一問一答のような問題集でどれだけ多くの事柄を覚えたとしても、見たことのない問題に直面した際に得点に結びけることができなくなってしまうのである。

なので、日本史暗記法の基本の順序としては、

  1. 日本史漫画などを使って全体の歴史の流れを理解する
  2. 教科書や資料集で細かい部分の流れや用語を理解する
  3. 問題集や過去問を解いて、理解して暗記できたことを確認する

という流れが望ましい。 このような順序を踏まずに日本史の勉強を進めていては安定して高得点を取ることは難しく、他の受験生との差が開いてしまうのである。

日本史が苦手な多くの人は2または3の段階から日本史の受験勉強をしてしまっている。

これでは基礎ができていないので、いつまでたっても得点が伸びないのである。

逆にいうと、1の段階から日本史の勉強ができている人は、基礎部分がしっかりしているので、見たことのない問題が出題されたとしても、覚えたことを連想させたりしながら正解を導くことができるのだ。

これが、日本史で安定して高得点を取ることができる人とできない人の最も大きな差である。

つまり、単なる丸暗記をするのではなく、覚えた事柄をつなげ合わせたりすることで、より多くの問題に対応することができるので高得点を安定して取り続けることができるのである。

日本史は暗記科目だと割り切って考えるのではなく、暗記したことを連想させる力をつけなければならないと意識することが大切なのだ。

細かい部分を意識する

歴史の流れを理解し、その上で用語や人物名などを暗記していても、どうしても解けない細かい知識を要求する問題も存在する。

そのような問題に対応するためには、教科書の太字部分はもちろんのこと、小さく書かれているような細かい部分まで理解しておかなければならない。 

しかし、それらをただ単に丸暗記しているようでは非常に効率が悪く、膨大な時間が日本史の勉強だけで取られてしまうことになりかねない。

自分なりに工夫して細かい部分を覚えていくには、そのまま暗記するのではなく語呂合わせなどを用いてより記憶にとどめることが大切だ。

語呂合わせはリズム感のあるものや、日常のものと結びつけて作られているものが多いので、一度頭の中に入れておけば、いざという時に思い出しやすいのである。

 もちろん、単に語呂合わせだけを丸暗記しているだけでは意味がなく、その語呂合わせがどうしてそのようになっているのか深い部分まで理解しておかなければならない。

その上で語呂合わせを用いて暗記することで、多くの内容を暗記することができるので非常に効果的な暗記法なのである。

特に、日本史の年表は難関大学を受験する際には問われることが多いので、語呂合わせを使うことで効率よく覚えることができるのだ。

以下の記事が語呂合わせのメリットや霊について述べているので参考にしていただきたい。

電話番号や郵便番号を覚えるとき、誰でも数字の語呂合わせを考えるのではないでしょうか。
私は若い頃引越しが多かったので、その都度、うまい語呂合わせを必死で考えたものです。
いい語呂合わせがすぐに見つかる番号と、アイデアがなかかな浮かばない番号がありました。
語呂合わせで数字を覚えた直後には、郵便番号や電話番号を尋ねられたとき、とっさに言えず困ったこともよくありました。
そんなときは紙に書きながら答えたものです。
そんな私でも、書類などへの記入回数が多くなると、いつの間にか数字は自然に覚えました。
いつも使っていればどんなことでも忘れない。当たり前のことですね。 ◇歴史年表の語呂合わせ 学校の勉強では、歴史年表の暗記が数字の語呂合わせに頼ることになります。
1789年 フランス大革命 ⇒ 火縄(178) く (9)すぶるパスティーユ
なんてやつはまだ覚えていますよ。 歴史年表の語呂合わせは七五調(または五七調)になっているのが普通で、覚えやすくなっています。
とはいえ、たくさんの句を正確に覚えるのは大変な作業です。
私は子供の頃に百人一首を全部覚えようとして、20句ほど覚えたところで挫折しました。
言葉を唱えて覚えるのはとても苦手だったのです。だから、年表の句もあまりたくさんは覚えられず、途中であきらめました。

引用:語呂合わせ記憶法とその長所・短所

このように、語呂合わせを用いることで効率よく細かい部分を覚えることが可能となるのである。

細かい部分を暗記する際には、語呂合わせを効果的に用いて、より少ない時間で多くのことを覚えていくことが大切だ。

演習で暗記できているかを確認する

最後に、覚えた内容がしっかり理解できているのかを確認するために、過去問や問題集をといていく必要がある。

演習を解くことはアウトプットの場なので、今まで述べてきた内容が実践できてからやることで大きな効果を生み出すのである。

また、覚えたことがらを頭の中で整理したり結びつけたりしながら問題を解くことができているのかも確認することができる。

難関大学の日本史の問題では応用力を求めてくる問題も多く出題されているので、これらの問題に対応できるかどうかは演習を解くことで確認できるのだ。

そして、自分が解くことができなかったり間違えた問題にはマークをつけておき、時間が経ってから再度解き直すことが重要だ。

歴史の流れを理解し多くの事柄を暗記していても、問題によってはたまに全く歯が立たない問題も出題される。

特に、二次試験では論述問題というものが存在し、多くの受験生がこの論述問題に苦しめられているのだ。

論述問題は、歴史の流れを理解して多くの内容を頭の中で整理できていなければ解くことができない問題である。

論述問題は、自分で採点するのではなく、学校の先生など日本史が得意な人に採点してもらうのが望ましい。

そうすることで、自分が基礎の部分でどこが理解できていないのかが明確になり、復習に役立てることができるからである。

まとめ

いかがだっただろうか? 今回は「入試問題で9割以上取るための高校日本史の4つの暗記法」についてお伝えした。

日本史暗記法は、歴史の流れをしっかりと理解してから語呂合わせなどで細かい部分を暗記していくことが大切なのだ。

そうすることで、より短い時間で日本史の内容を理解することができ、難しい問題に直面したとしても得点に結びつけることができる。

今まで日本史の勉強をしてもなかなか点数が上がらなかった人は、今回お伝えした内容を実践してみていただきたい。

そして、この記事を読んで実践した皆さんの日本史の点数の向上に役立てていただければ幸いである。

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