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意外と知らない!日本史用語集の超効果的な5段階の使い方

2019年04月23日 | 日本史

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日本史の勉強をどのように進めているだろうか? みなさんは、しっかりと正しい日本史の勉強をしているだろうか? 日本史の勉強は、

  1. 歴史漫画などで日本史の歴史の流れを理解する
  2. 教科書や資料集を使って細かい知識を補填する
  3. その後で問題演習をしていく

という順序が大切だ。

今回お伝えする日本史の勉強法は、日本史用語集を使った効率的な勉強法である。

これは、日本史の勉強の最終段階である3番目の勉強でとても効果を発揮するのだ。

なので、日本史の過去問や問題集を解いてもなかなか点数が上がらないという人は、これから述べていく内容をよく読んで理解し、実践していくと良い。 まず第1章で日本史用語集について、

  • 日本史用語集の概要
  • 日本史用語集の注意点
  • オススメの日本史用語集

の3つについて述べていく。 第2章では、日本史用語集の使い方について、

  1. とりあえず問題を解く
  2. 解説を読んで、なぜ間違ったのかを理解する
  3. 用語集を見て、用語集の解説を理解する
  4. 調べた用語にマークをつける
  5. 隙間時間に用語集を見て、じっくり読む

というように、5段階の勉強法について詳しく述べていく。

これを読んで理解して実践することによって、間違いなくみなさんの日本史の点数は効率よく向上させることができるのである。

日本史用語集について


まずは、日本史用語集とはなんなのかについてお伝えしていく。

多くの学校では教科書や資料集と一緒に配布されるのだが、見たことも使ったこともない人も多いはずだ。

この日本史用語集は、実は受験勉強においてとても有効な参考書なので、まずは日本史用語集について理解していただきたい。

日本史用語集の概要

日本史用語集とはそもそも何なのか? まずは、日本史用語集について知っておかなければならない。 

日本史用語集は簡単に言えば、日本史の用語がたくさん掲載されている辞書のようなものである。

つまり、わからない単語や細かいことまで知りたいときにこの参考書を使用することで解決できるのだ。 

英単語がわからないときに英語の辞書を使ってその単語のことを調べるが、それの日本史版が日本史用語集なのである。

これは1冊持っておけば、入試に出てくるほとんどの表示順問題に対応することができるのだ。

問題を解いたり過去問を解いているときに難易度の高い用語などに出くわすことがある。

その際にこの日本史用語集を見ることで、ほとんどの用語についての説明が掲載されているので意味を理解することができるのだ。 

つまり、日本史用語集はインプットで使用した参考書などの補足に使用することでその効果を発揮する。 

日本史辞典などで用語を調べようとすると余分な情報も多く書かれていてわかりにくいと感じてしまうが、日本史用語集では高校の教科書に取り上げられている用語や、受験に必要なことに焦点を当てて解説されている。

さらに、どの程度教科書で取り上げられているかなど、その用語の使われる頻度についてお書かれているので、受験対策には非常に役に立つのだ。 なので、難関大学を目指している人や、二次試験で日本史を利用する人は持っておいて損がない参考書なのである。

日本史用語集の注意点

日本史用語集には用語に関して一語一語しっかりと解説されているので、教科書よりも深い知識を学ぶことができる。

しかし、日本史の用語をたくさん覚えようとする際には非効率なのである。 情報量が教科書よりも多いため、インプットの勉強に関しては用語集で学ぶのは時間がかかりすぎてしまうのだ。

なので、日本史の勉強がある程度仕上げられていて、9割以上の点数を安定して取ろうと考えている際に使うように心がけると良い。

日本史は歴史の流れを意識して勉強することが重要なので、この日本史用語集でただ単に知識を丸暗記するだけでは意味がないのだ。

歴史の流れや因果関係、前後関係を理解した上で最終段階でこの日本史用語集を使うようにすると、日本史の効率的な勉強をすることができるのである。

オススメの日本史用語集

ここまで読んでいただいた皆さんは、日本史用語集がどのようなものか大まかなイメージを掴むことができたに違いない。 

日本史用語集は多くのものが出版されていて、どれを選べば良いかわからない人もいるはずだ。

そういう人たちは、山川出版のものを選んでおけばまず間違いない。

山川出版の日本史用語集は、とてもわかりやすくまとめられていて、1冊持っておくなら山川出版のものが最も有効なのである。

ここで、山川出版の日本史用語集について述べられた以下の記事を参考にしていただきたい。

日本史B用語集の活用方法 さて、日本史Bの用語集と言えば、日本史を勉強していく上で、『辞書』のような存在だ。

あまりにも膨大な量に圧倒された学生諸君も多いだろう。早慶を目指す学生は用語集を丸暗記しなければならないなんて、話もある。 今回は、この用語集の活用法だ。

その前に10月~12月に学習する内容を復習しておく。 私の過去の記事から引用したいと思う。

■10月~12月の勉強

さて、一問一答が終わったら いかに覚えた内容を実践形式で使えるか? この訓練が必要となる。この段階をしっかりとこなした受験生は確実にMARCHレベルで9割は取れるようになるだろう。 自分の学力の伸びに驚愕するに違いない。

引用:山川出版社日本史B用語集の使い方【10月から】

このように、早慶を目指す人はこの用語集を丸暗記しておかなければならないくらい、用語集として鉄板の参考書なのである。

なので、日本史用語集をまだ持っていない人は、この山川出版のものを購入し、受験勉強に大いに役立てていただきたい。

日本史用語集の使い方

さて、第1章を読んだ皆さんは日本史用語集の概要や使い方について理解できたはずだ。

第2章では、日本史用語集を効率的に使うためにどのような手順で勉強を進めていけば良いのか、順序立てて説明していくことにする。

これを読んで実践することで、みなさんの日本史の勉強に大きな変化をもたらすことは間違いない。

とりあえず問題を解く

まずは、過去問や問題集で多くの問題を解いて演習をする必要がある。

日本史では、より多くの問題に取り組んで多くの出題パターンを理解しておくことで、実際に受験で見たことないような問題が出題されたとしても対応することができるのである。

歴史の流れを理解し、細かい知識を補填するために教科書や資料集を読んでも、実際の問題では解けない問題が意外とあるのだ。

しかし、そういった問題に触れておくことで、自分が知らなかったような問題パターンが徐々に少なくなっていき、自力で解けないと思える問題がなくなっていくのである。

どれだけたくさんの知識を身につけていたとしても、実際の入試問題で得点に結びつけることができなかったら意味がないので、問題演習はしっかりとこなしていかなければならない。

特に、難関大学の二次試験で日本史を利用する人は、論述対策をしっかりとしておかなければならないのだ。

論述問題は、今まで日本史で習ったことの集大成と言える問題であり、日本史の大きな流れや前後関係はもちろん、細かい用語や年号についても知っておかなければなかなか完答することは難しいのだ。

問題を解いていて、自分が年号などの細かい部分で点数を落としているようならば、語呂合わせなどを使ってそれらの知識を補填していかなければならない。

なので、細かい部分の暗記が苦手な人は、語呂合わせを使って覚えると効率が良いので、以下の記事から参考にしていただきたい。歴史

解説を読んでなぜ間違ったのかを理解する

たくさんの問題を解いて満足していては日本史の成績は上がらない。

日本史の受験勉強で最も重要なのは、解説を読んでなぜ間違ったのかを理解することである。

この作業を怠ってしまうと、次に似たような問題が出題されても同じ間違いをしてしまうことが多くなってしまう。

日本史の勉強短時間で効率よく終わらせようと思うならば、答え合わせに時間をしっかりかけていかなければならないのだ。

また、解説を読んで理解したつもりになってしまうが、時間が経ったら忘れてしまうのが人間である。

なので、自分が間違えた問題はマークをつけておいたり、日本史ノートなどに問題と答えを書き写して復習していく必要がある。

そして、1冊の問題集を解き終わったら、マークがついた問題だけ再度解き直し、それらのマークがすべてなくなるまで繰り返し復習することが大切だ。

そうすることで問題集の内容をすべて網羅することができ、その問題集を解き終わったと言うことができるのである。

用語集を見て、用語集の解説を理解する

解説を見て復習することの大切さは先ほども述べたが、この段階で解説を読んでも理解できない用語などが出てくるはずだ。

このような時、多くの人はそのままにしてしまっているので、ここで用語集を使って勉強しなければならない。

用語集は、解説を読んでいて分からない用語などを調べ、その意味を理解することで辞書的な役割を果たすのだ。

その用語の意味だけでなく、その用語の背景や因果関係なども用語集を読めば理解することができるので、より深く日本史の内容を理解することが可能になるのである。

日本史の内容を理解して、高得点を常に取り続けることができている人は、このように細かい勉強をきちんとこなしているのだ。

皆さんも日本史のテストで常に高得点を取りたいと考えているならば、日本史の勉強に用語集を常備させておき、いつでも用語の意味を調べられる環境を作っておく必要があるのだ。

調べた用語にマークをつける

用語を調べたら、その用語には何かしらの目印をつけておかなければならない。

英語の勉強でもそうだが、英単語を調べたらマークしておくことで、自分が以前にも同じ単語を調べたかどうかが一目でわかるようになるのである。

同じ用語を何度も調べていては、いつまで経っても覚えることができないので効率が悪い勉強になってしまう。

マークをつけておくことで、大事な部分を集中的に理解して覚えることができるので、調べるだけで終わらせるよりも記憶として定着しやすくなるのだ。

また、マークをつけるもう一つのメリットは、調べた周りの用語の周りにマークされているものまで目に入るようになることだ。

同じ見開きのページ内であればマークされているものが自然と目に入ってくるので、その用語についても考えることになる。

用語というのは、何度も目にした方が記憶が呼び起こされて長期記憶へと移行させることができるのだ。

せっかく用語集を使って調べた用語なら、調べるのは1回きりにしたいものである。

なので、調べた用語の周りのものに目が触れる機会を増やすことで記憶として残りやすくなるので、用語を調べたら必ずマークしておくことを心がけなければならない。

隙間時間に用語集を見て、じっくり読む

最後に、隙間時間を使って用語集をじっくり見ることが大切だ。

たまに時間がある時に用語集をパラパラと見て見ることで、自分がわかっていなかった用語を復習することができる。

そこにマークされている用語は、過去問や問題集の何らかで出題されたことのある用語なので、復習することでとても効果的に知識の補填と確認をすることができるのだ。

この作業を隙間時間を使って行うことで、よく出題される日本史の難しい用語などは完全に把握することが可能になり、難解な問題に直面したとしても解答することができるようになる。

日本史用語集には、これらのたくさんのメリットがあるので、正しい使い方を実践して日本史の勉強に役立てていただきたい。

まとめ

いかがだっただろうか? 今回は「意外と知らない日本史用語集の超効果的な5段階の使い方」についてお伝えした。

日本史の勉強は覚えることが多く目にする用語も数が多いので、つい知らない用語をほったらかしにしてしまいがちだ。

日本史のテストで常に高得点を取りたければ、このような細かい勉強をおろそかにしてはいけないのである。

皆さんも、今回お伝えした日本史用語集の正しい使い方を理解し、実践することで日本史の点数向上に役立てていただきたい。

そして、この記事を読んだ皆さんが日本史の受験で高得点を叩き出してもらえれば幸いである。

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