これで熟語は完璧!おすすめ英熟語帳22選

熟語の勉強が重要だ!と聞いて熟語帳を探したが、数が多すぎてどれがいいのか分からない。

あなたもそんな経験はあるだろう。

書店に行けば溢れんばかりの数の熟語帳がおすすめとして並んでいる。

英単語同様、何を使ったら良いのか混乱してしまうものである。

その中から、自分のレベルに合った、かつ使いやすい熟語帳を見つけるのは至難の業だ。

そこで今回は、筆者がおすすめする熟語帳をレベル別・形式別に22個紹介する。

是非これを参考にして、あなたが最も使いやすい熟語帳を見つけてほしい。

 

熟語理解のための地盤を築く参考書

いわゆる「熟語帳」を紹介する前に、その地盤作りのための参考書を紹介する。

そもそもなぜこの熟語はこういう意味になるのか、というのを理論的に明らかにした方が体系的な学習が可能だ。

体系的学習の礎となる、動詞や前置詞のイメージなどを解説しているものを挙げる。

 

つながる英熟語

「つながる」シリーズの1冊。

英熟語というタイトルを冠してはいるものの、実際に解説されているのは前置詞のイメージが中心。

いわゆる熟語帳のように熟語をたくさん列挙するという形式をとっていない。

熟語学習に前置詞は欠かせない。

たとえばonは「〜に接して」という意味を持っており、これを理解していれば、たとえば

  • Okayama is on the East of Hiroshima.
  • He arrived at the airport on time.

といった熟語の意味も理解できるのだ。

「つながる英熟語」ではそこに着目し、前置詞のもつ意味を徹底的に解説している。

これを読めば、熟語に登場する前置詞の意味がつかめてくるに違いない。

ただし、前置詞に着目しているあまり、熟語そのものの網羅性はかなり低くなっている。

言ってみれば熟語理解のためのヒント集のようなものであり、これ自体で熟語力を鍛えることはできないのだ。

その点、ボキャブラリーの多さを期待してはいけない1冊である。

暗記に偏るのを避ける意味で一度読んでみる価値はあるが、試験対策には別途熟語帳を使う必要アリ。

 

たった12語でわかる英語のきもち

タイトルの通り、本書で見出し語として扱われている単語はなんと12個しかないのだ!

いわゆる単語帳、熟語帳と比して圧倒的な少なさである。 だが、それでいいのだ。

「たった12語でわかる英語のきもち」では、英語学習の基礎となる12語に的を絞り、その単語の意味、ニュアンス、使い方などをネイティブの視点も交え徹底解説。

3人の子供を登場人物にしており、初心者目線で学習していく。

扱われている単語は次の通り。

  • 動詞 :look, watch, see
  • 助動詞:must, may, can, will, be going to
  • 前置詞:by, on
  • 冠詞類:some, any

中学校の教科書、それもかなり初期に登場する語ばかりである。

単語だけ見るとあまりに初歩的だが、こうした単語、特に前置詞や動詞について知ることで、熟語の意味を論理的に理解することができるのだ。

簡単そうだから、という理由で敬遠せず、一度読んでみてほしい。

新しい発見に驚くに違いない。 DVDが付属しており、単語のイメージが動画で理解できるのも魅力だ。

 

一億人の英文法

東進ブックスの参考書。 名前の通り主な目的は英文法の習得にある。

文法書が英熟語の学習に役立つというのは想像しにくいかもしれない。

「一億人の英文法」が熟語の理解に貢献するのは、次のような理由による。

 

本書の最大の特色は、ネイティブの感覚の詳細な解説を通じて、英語を貫くシンプルなシステムをつかんでいただくことにあります。

もちろん意味のない文法用語に苦しめられることもありません。

英語をつかまえる—それだけで今までみなさんを苦しめてきた難解な文法事項も、簡単に・感覚的に当たり前の現象として理解することができます。

著者コメントより

本書は、英語を「簡単に・感覚的に」理解するというアプローチを取っている。

たとえばon time(時間ぴったりに)という熟語を、私たちは一つの知識として「暗記」しようとする。

しかしネイティブスピーカーたちはそうではなく、「時間ぴったりに」という意味だと感覚的に理解しているのだ。

「一億人の英文法」は後者を目指している。

ここまでに紹介した参考書同様、英単語、特に前置詞などのイメージを膨らませることが可能。

文法書でありながら英語の「感覚」を理解できる、珍しい参考書だ。

中学レベル

大学受験の話をしているのに中学レベル?と疑問に思うかもしれない。

だが、焦らず簡単な熟語から学んでいくことでのちの学習がスムーズになることもある。

どの科目・分野でも、基礎から積み上げていくのは大切なことだ。

 

キクジュク 中学英熟語 高校入試レベル

タイトル通り、中学校レベルの英熟語を集めたもの。

英語を今までおろそかにしてきてしまって偏差値30~40程度をさまよっている場合、高校レベルの英熟語を学習しようとしてもなかなか覚えられない。

平易な熟語で前置詞や動詞の感覚を掴んでからのほうが体系的に・効率的に学習できるのだ。

「キクタン」「キクジュク」は、CDを聞いているだけで勉強できるよう工夫されている。

リズムに乗せて楽しく覚えるという、単純ながら強力な手法をとっているのが特徴。

416の熟語・構文の収録で、中学レベルから総復習したい場合にはおすすめ。

ただし、受験までに十分時間がある場合に限る。 学年でいうと高1末までが限度であろう。

 

高校初歩〜センター試験、MARCHレベル

次は高校初歩〜大学入試標準レベルまで。

多くの受験生にとって、センター試験を攻略するというのは大きな目標の一つであろう。

そのための参考書もここで紹介する。

 

キクジュク Basic、Super

キクタンシリーズの熟語版。上で紹介したものの高校verである。

BASICには687、SUPERには1123の熟語が掲載されている。

表紙にも示されているが、難易度の目安は概ね次の通り。

  • BASIC: 英検3級~2級、センター試験レベル
  • SUPER: 英検2級~1級、難関大レベル

センター試験をクリアしたいのであればとりあえずBASICの着手が妥当だ。

1日16個ずつ学習し、7~10週間で1冊が完成する計画だ。

学ぶ側としては、頻出の熟語から順に学んでいきたいところで、そこも欠かさず対策されている。

本書に収録している687の熟語は、最新の語彙研究であるコーパスを分析した熟語リスト(SIL = Standard Idiom List)を元に選ばれているため、大学入試や TOEIC 対策、英会話など、さまざまな場面で役に立つ熟語の知識が身に付きます。商品紹介より

ここで学んだ熟語は大学受験以外、TOEICや英会話でも活躍するので意欲的に学習できる。

また、「基本動詞を軸とした熟語」「前置詞・副詞の意味がキーになる熟語」「語順が重要な熟語」などのようにカテゴリーに分けられているため、単なる暗記ではなく体系化が行える。

これは熟語学習で非常に重要なことである。

おなじみのCDを使ってリズミカルに暗記をしていく形式。 例文は良く出来ているものばかりだが付属CDには「熟語→日本語訳」しか入っておらず、類語も若干少ないので注意が必要である。

英熟語FORMULA1000

英単語FORMULA1700の熟語版である。

動詞と前置詞、副詞のイメージを初めに解説してあるのが特徴。

最初からいきなり暗記を始めるよりも、前置詞などのイメージを知ってから熟語に触れた方が「だからこういう意味になるのか!」という納得が大きくなる。

熟語といっても様々な文法タイプのものがあるが、FORMULA1000ではそのタイプ別に分けて載っているので、 熟語帳のレイアウトも覚えやすいよう工夫がされている。

付属CDがあり、音とイメージを合わせて記憶をしていく事が出来る。

ただ、人によっては普通の朗読音声のほうが集中できるかもしれない。

リズムをつけているがために、却って面白おかしくなっている面があるのは事実だ。

 

ユメジュク

灘中学校・高等学校英語科の木村達哉、通称キムタツ先生の熟語帳。

同著者の英語参考書では、「灘高キムタツの東大英語リスニング」などが有名だ。

表紙に示してある通り、センター試験〜難関大標準レベルが主な対象である。

ユメタンと同じく、音声教材、学習効果の高い例文で反復学習していく構成で覚えていく。

ある時は黙読、またある時は音読、と様々な方法で学習することで定着しやすくしている。

出現率を分析して絞り込んだ800熟語と、重要「多義熟語」・覚えればカンペキな難熟語の計1000個を掲載しており、数の面では他参考書と同じレベル。

ただし、キクジュク同様熟語に対する解説がほとんどないため、注意が必要だ。

特に前置詞や副詞のイメージについては解説が手薄であるため、熟語の意味を「理屈」で捉えにくいのが難点。

論理は後でいいからとりあえずボキャブラリーを増やしたい!という人にはオススメである。

 

速読英熟語

速読英単語の熟語版。

熟語数900個、構文200弱を収録しており、長文を読みながら熟語構文を覚える事が出来る。

長文の数は合計で60個にも及ぶ。 ただ、文法構文が分からない初期段階では文章をほとんど読めないので単語→意味のみの使用となってしまう。

頻度順では並んでいないため全てに目を通す必要があり、時間がない場合にはあまりおすすめできない。

逆に、時間に余裕がある場合は「速読英熟語」で文章とともに覚えていった方が忘れにくくなる。

また、英文を黙読・音読すれば長文に慣れることもできるし単語力もUP。

「速読英単語」でもそうだが、文章とともに表現を覚えるというのは非常に強力な手法なのだ。

 

合格英熟語300

やみくもな暗記はマイナスに作用するという考え方のもと、最低限覚えなければならないもののみ学習するための1冊。

表紙を見ればわかる通り、各々の熟語に対して、点を取るポイントがわかる解説(120文字)が付いている。

効率のよい覚え方や試験でどのように出題されるか、などが述べられているのだ。

「東大合格者もこれだけしか覚えていなかった」というキャッチフレーズが付いている。

前置詞や副詞のイメージを理解し、自分で応用できる力があるのであればそれは正しい。

実際、「合格英熟語300」に載っている熟語とそこからの応用力で、大学受験の熟語の多くはカバー可能だ。

しかし、まだそうした考え方が未熟な段階だと、300個覚えただけでは語彙不足に悩むこととなる。

暗記で片付けようと考えている場合、この数だと不足があるのは確かだ。

とはいえ、いきなり難関レベルの英熟語を始めるときは熟語数がとても多いので、それがつらい場合、収録語数300というのは取っ付きやすいため、まず初めの一冊として使うと良い。 また中堅大志望の人や、難関大学でも国公立大学志望の人は実はこれだけで十分だったりもする。

そういった人には非常にオススメの1冊。 「合格英熟語」は、慶早BLOG内に個別記事があるのでそちらも参照してほしい。

<おすすめはどれ?>

このレベルの熟語帳であれば、筆者は「合格英熟語300」を強くオススメしている。

語数も多くなく、熟語の成り立ちや前置詞のイメージについて丁寧に説明してあるのが理由だ。

難関大対策レベル

英熟語ターゲット1000

英単語帳で有名なターゲットシリーズの熟語版。

センター試験〜難関大標準レベルまでの英熟語1000個が収録されている。

ターゲットシリーズに共通する特徴は、どれもいたって「シンプル」であること。

見出し語と意味、それに例文と訳が中心で、あとは細かい補足事項が時折あるのみ。

この無機質さを好まない人もいるだろうが、これは多くの受験生に対応できるようにした結果のものである。

最近の単語帳・熟語帳は工夫が凝らされたものが多いが、こうしたシンプルな教材もそれなりの良さがある。

特に、電車の中などの細かい空き時間を活用する場合は単純な熟語帳の方が却って扱いやすい。

「英熟語ターゲット1000」は例文がややハイレベルなものになっている。

例文で熟語を覚えようとしている人にとっては障壁となりうるので注意してほしい。

先に紹介したformulaと用途はほぼ変わらないので、好みで選んでも構わない。

英熟語ターゲット1000はカードで覚える形式のものも発売されているので、自分のスタイルにあった方を選ぼう。

特にこだわりがなければ通常版の使用を奨める。

システム英熟語

「システム英単語」の熟語版。

前置詞と基本動詞のイメージから記憶することが出来る画期的な熟語帳。

表紙の絵のように、単語ごとのおおまかなイメージから熟語を学ぼうというもの。

こうした基本的な「論理」から熟語を学んでいくというのは、熟語力を鍛える上で欠かせないものだ。

見出し語が1500語近くあり、語数も充実している。

読み進めるのは大変だが、MARCH標準レベルまではゆうにカバーしている。

熟語帳の中では最も守備範囲が広い1冊なので、辞書代わりに持っておくのも一案だ。

付属CDがなく、レイアウトは好き嫌いが分かれる傾向があるので、注意が必要だ。

DUO 3.0

DUO

例文の中に熟語が詰め込まれた効率的な単語・熟語帳。

単語が1600 個ある一方で熟語数も1000語用意されており、派生語も含めると相当な熟語量になる。

これらが560個の英文に凝縮されているのだ。

難易度は私大標準レベル、英検でいうと準1級程度。 例文や英文で単語・熟語を学習する参考書自体はたくさんあるが、DUO 3.0には特有の長所がある。それは、

  • 英文自体が面白い内容である
  • 英文どうしがつながっている

ということだ。

各々の英文も程よく毒があって退屈しないし、まるでストーリーのように文がつながっているので、退屈せずに読んでいくことができる。

その結果、想像以上に多くの英文を覚えられていることに気づく。

1つの英文には様々な表現が凝縮されているので、いくつか覚えるだけでも相当な効果が見込める。

高校文法、構文を終えて文構造を読み取る力がある場合は、CDを使って効率良く学習することが可能。

1日4英文(1見開き)のように分量を決めてサクサク勉強するとよい。

なお、DUO 3.0の中からより重要な単語・熟語を抜粋した「DUOセレクト」もある。

語数の多さが負担に感じられるのであれば、DUOセレクトを使用するのもよい。

 

英熟語Always 1001

河合塾から出ている熟語参考書。

熟語約700個、構文約300個が収録されており、内容は難関大レベルである。

左ページに見出し語、右ページに意味と訳というありふれたレイアウトをとっている。

意味の部分は赤シートで隠すことが可能だ。 「英熟語always」の長所は、熟語が

  • 動詞
  • 前置詞
  • 意味

など意味のあるまとまりで載っている点である。

頻出度順にすることを重視している参考書では、隣り合った熟語のつながりが失われてしまう。

特に熟語の場合、共通した形・共通した語を用いているものを一緒に学んだ方が得るものはずっと多くなる。

本書では可能な限り整理されて載っているので、効率良く学習可能。

形式も掲載語句も例文も非常にシンプルになっている。

クセがないのが逆に長所になっており、多くの人にオススメできる1冊だ。

 

ALL IN ONE

英文を軸に単語・熟語を学習していくタイプの英語参考書。

合計419個の英文の中に、英単語・熟語が合計3710個も詰め込まれているというのだから驚きだ。

語彙の難易度は英検2〜準1級程度。

センター試験〜MARCH標準レベルで、DUO 3.0をやや平易にした程度である。

ALL IN ONEの長所は、「自然で便利な例文」が揃っている点。

単語・熟語を無理やり詰め込もうとするとどうしても不自然な英文になってしまうことが多いが、ALL IN ONEの英文はどれも自然で使える英語ばかり。

たとえば次の1文を見てほしい。

Besides the mortgage loan and the charges for water, gas, electricity, and so on, we are supposed to pay income and consumption tax.商品紹介より

この1文の中に、mortgage、loan、consumptionといった単語、and so onといった熟語などが凝縮されている。

にもかかわらず、文自体は長文読解で登場してもおかしくないような良質なものばかりである。

中身が濃く、かつ良質な英文が揃っている点でALL IN ONEは非常に優秀だ。

単語・熟語の他に文法・構文なども学ぶことができる。

名前の通り1冊で英語を全て勉強できる、優れた参考書だ。

風呂で覚える英熟語

お風呂に入っている時間を使って学習しよう、というもの。

水に濡れても大丈夫な素材で作られている。

その目的自体は奇抜だが、内容はいたって普通の構成だ。

収録語数は700、センター試験レベルが主な対象となっている。

熟語の「成り立ち」に着目した1冊で、システム英熟語と似ている。

両者の主な違いを挙げておくと、

  • 「風呂で覚える」の方は3段階のレベルに分かれている(シス熟は2段階)
  • システム英熟語の方が解説は充実している

といった感じだ。

風呂で覚えるという都合上、内容はやや本書の方が軽くなっている。

また、単語によって例文が無いこともあるので注意してほしい。

充実した解説で英熟語をしっかり理解していきたいのであればシステム英熟語や解体英熟語を推奨する。

語呂で覚える英熟語300

タイトルの通り、語呂で熟語を覚えるための参考書。

単に見出し語と意味、例文が書いてあるような参考書では頭に入りにくい、という人には効果的かもしれない。

左ページに熟語、右ページにその解説(語呂など)が載っているという点は通常の参考書通り。

語呂で覚える系の参考書は英熟語以外にも多数あるが、

  • こじつけに近い語呂もある
  • そもそも語呂自体が覚えにくい

といった問題も起きがち。

楽しそうだという軽はずみな理由で購入せず、自分で中身をよく読んでから決めよう。

 

問題集形式のもの

ここまでは読み物形式、つまり見出し語と意味が同じ場所や見開きに載っているものを挙げてきた。

次は問題集の形式になっているものを紹介していく。

解体英熟語

解体英熟語

英語で圧勝したい場合は必須の参考書で、慶早進学塾でもこの解体英熟語を英熟語の参考書として採用している。

動詞や前置詞のイメージを解説しているという、良い熟語帳の条件は満たしている。

また熟語が型別、たとえば「動詞+前置詞」のように分類されているのもよい。

さらに、1つの熟語に対して理論的に解説が施されており、なぜこの熟語とこの動詞の組み合わせなのかという詳しく説明してあるため理解が深まる。

名前の通り、熟語を「解体」し、根本から丁寧に説明するという努力を怠っていないのが好印象。

熟語の根本にある「論理」を学ぶことで、他参考書よりもずっと体系的に学習していける。

右ページに熟語が載っており、その裏に意味が示してあるという問題集形式。

答えが見えてしまうとそれに頼ってしまうこともあるので、そういう意味ではありがたい。

問題演習としてアウトプットとしても活用できる。 ただ、その配慮により却って読みにくいレイアウトになってしまった部分もある。

1つの熟語を勉強するのにページの表と裏を行き来しなければならないためだ。

内容に関しては他の熟語量より丁寧で優れている。

難関校志望者など、熟語を「ちゃんと」学びたいと考えている人には最適の1冊だ。 上で述べたようなレイアウトなので、一度書店で手に取ってみよう。

解体英熟語は、慶早BLOGで個別記事を用意しているのでそちらも参照してほしい。

全解説 頻出英熟語問題1000

瓜生・篠田両氏による参考書の一つ。 1000題という問題数の多さが長所である(これは文法・語法編でも同様)。

センター試験〜MARCHレベルの熟語が揃っている。

問題編と解答解説編が別冊になっており、しかも解説冊子は熟語一覧としても使えるように工夫されている。

問題集としても熟語帳としても使える利便性もメリットだ。

解説では熟語の成り立ちだけでなく、同意表現・反意表現や語法も述べられており、他参考書よりも多角的に熟語を眺めることにつながる。

赤シート付きなので、解説を隠せば暗記できているかのチェックも可能だ。

レイアウトに難があり、モチベーションを削がれてしまうのが難点ではある。

また、なぜ他の選択肢が不正解なのかについてほとんど解説がないのも注意しよう。

 

スクランブル 構文とイディオム

文法・語法問題集で有名な「スクランブル」の構文・熟語ver。

1000題のうち910題は、単問形式(Next Stageのようなもの)で熟語・構文を学習する。

構文が340問、熟語が570問という問題数構成。

表紙にも示されている通り、知識をガンガン詰め込むというよりは長文を読めるようになることが目標だ。

最後に90個の読解演習があり、今までに身につけた知識を確認できる。

熟語帳としても問題集としても機能する便利な1冊。

語彙レベルは難関大向けであるため、「最初の1冊」には不向きである。

Forestなどの平凡な文法書を一通り学習してから着手するようにしよう。

 

UPGRADE

学校で教材として配布されていることもある文法・語法問題集。

熟語がメインというわけではないのだが、イディオムの問題が360個収録されている。

熟語のためだけに問題集を買うのが億劫な人は、これで済ませてしまうのもよい。

ただし、熟語の体系的な説明は不足しているので注意。

 

Next Stage

言わずと知れた文法・語法参考書。 収録問題数の多さ、そして網羅性の高さが売りである。

イディオムの問題も500個あり、難関大受験生にとっても十分な量となっている。

一通り学習しきれば大学受験の熟語で困ることはない。

しかし、さきほどのUPGRADE同様、前置詞や動詞の意味に基づいて熟語を理解するという取り組みが欠けている参考書である。

イメージや論理を元に体系的に勉強したいのであれば、やはり解体英熟語に軍配が上がろう。

<どれがおすすめ?>

難関大学対策レベルでは「解体英熟語」をオススメしている。

必要十分な熟語量が収録されており、なおかつ覚えやすい構成になっているからだ。

「解体英熟語」に関しては別記事にて詳しく解説しているので、ぜひ確認するようにしてほしい。

「難関大受験者必携!解体英熟語が最強の熟語帳である5つの理由とは?」

 

まとめ

レベル別・形式別にオススメの英熟語参考書を22個紹介した。 熟語学習で大切なのは、

  • 動詞や前置詞などのイメージを膨らませること
  • それを元に他の熟語との関連性を見出すこと

である。

いきなり大量暗記に走るのではなく、これらのポイントを丁寧に学んでいくことで、最終的な学習効率がグンと上昇するのだ。

暗記に走らず、単語のイメージから熟語を理解できる参考書が理想だ。

単語帳と同じく、熟語帳もとにかく数が多いので、好みのものを探すのは難しい。

もしどの熟語帳を選べば良いか分からない場合は、ひとまず「合格英熟語300」「解体英熟語」の使用をおすすめする。

自分のレベルに合ったもので、使いやすい熟語帳を使えば、暗記効率も上がり、間違いなく実力は上がっていく。

是非この記事を参考に、書店でいくつかの熟語帳を手に取ってみてほしい。

そしてあなたにあった熟語帳を見つけ、効率的に暗記が進む事を願っている。

 自分に合った熟語帳が見つかったら効果的な勉強法を確認し、即実践していこう。

熟語帳を使った効果的な勉強法は別記事に詳しく書かれているのでぜひ参照してほしい。

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