英文法・語法問題ベスト400であなたの英文法に革命を起こそう!

あなたの使用している英文法の問題集は、「NextStage」や「アップグレード」、「ビンテージ」、「スクランブル」などだろう。
しかし、どれも分厚く下手したら辞書くらいの厚さがある。
勉強する内容がたくさんあることは否定しないが、ここまで分量が多いとモチベーションにも影響してしまう。
しかも、これだけの量をいきなり完璧に仕上げるのはどうしても時間を要してしまう。
そこで、簡単な方法を教えよう!
慶早はこの方法を数十人の生徒に教え、英語の成績を改革してきた実績がある。
例えば、秋の模試で英語の偏差値40だった生徒を数カ月で法政大学へ現役合格させたり、センターの英語が半分だった生徒を3カ月で160点にさせたり、といった具合だ。
これを読んで実践すれば、英文法の成績は必ず上昇する。

英文法の力を身につけたい人のための問題集とは


世の中には様々な文法問題集があり、どれを使えば良いか迷ってしまうものだ。
そこで、文法学習の初めの一歩に最適な文法書を紹介する。

英文法は基礎が大切

英語は学ぶことがとても多い教科である。
単語、文法、熟語、リスニング、長文など内容は様々。
内容が多彩ということは、自分の学習状況の評価が困難であるということも意味している。
他の教科と比べてもやることが多く人によって成績が低迷する原因を特定しにくいのだ。
英語の成績を上げるには、文法、長文、リスニング、どれも欠かさず努力せねばならない。
今回はその中でも英文法について考えてみよう。
先ほども言及した「NextStage」のような参考書を思い浮かべてほしい。
あれを中心とした多くの英文法の問題集は、難関大学で点が取れるように作られている。
だから、とても分厚いのである。
しかも、そうした問題集はたいていの場合、基礎中の基礎を省略している。
「あなたは難関大学を受験するんだからこのくらいはわかるでしょ。」
といわんばかりだ。
(場合によっては全く書いていないこともある。)
ある程度実力がついている生徒はそれでも構わないだろうが、初学者にとっては苦痛でしかない。
いきなり細かな難しい文法を見せられると、却って何を勉強したら良いか分からなくなる。
そのため、要点がわかりにくく基礎が身に付きにくくなってしまう傾向がある。
これらの問題集を解くには、細かい内容はさておき基礎的な文法力を身につける必要がある。
細かい英文法の知識は基礎的なものが身についてからでよいのだ。
むしろ、基礎的な知識がないと細かい英文法の知識は理解ができないのである。
また、ただ暗記しているだけでは文法問題は応用が利かない。
特に量が多いものはそうなる傾向がある。
暗記で試験を乗り越えている人もいるかもしれないが、そういうスタイルは長続きしない。
大学受験に向けて勉強していく中途で、必ず壁にぶち当たってしまう。

オススメの参考書「英文法・語法BEST400」

そこで、基礎的な英文法力を身につけたい人におすすめするのが次の参考書だ。
英文法・語法BEST400
「英文法・語法BEST400」は英文法の基礎を身につける上で最も良い問題集となっている。
対象レベルは高校初歩~受験初期である。
なお、英語が苦手な人は「英語をはじめからていねいに」からやることをおすすめする。
文法を学ぶ前に基礎を固めようという算段だ。
これについては次の記事で詳説しているので、ぜひ参照してほしい。

到達レベルはセンター・MARCHレベルである。

BEST400の特徴

本参考書の特徴を説明しよう。
最たるものは収録している問題数である。
他の問題集は約1000題あるのに対し、これには文法問題がたったの400題しかないのである。
400題と聞いて「少ないな」とか「これだけで大丈夫なのか」と不安になるかもしれないが心配は無用だ。
この400題は

頻出パターン問題のみを収録。「1000題」やるよりも得点に繋がる厳選400題。

なのである。
そのため、これをやった分だけ得点があがるのだ。
しかも、収録されているものが400題と他の問題集の半分以下の量なのですぐに仕上がる。
また、

答えるだけでなく「なぜ、そうなるのか」に答えるくわしい解説

が載っている。
くわしい解説が載っているので、何度も読めば理解が深まる。
たいていの問題集は問題数を追求するあまり、解説が疎かになっているものが多い。
場合によっては1,2行で済まされていることもある。
基礎を学習したい人にとって、その基礎を省略されてはたまったものではない。
さらに、付属のポイントチェックがある。
個々の問題の解説のみならず、英語の規則を概説してくれるのだ。
そのため、英語の概観を何度もチェックすることができる。
実際に筆者の生徒もこれがよかったという声がたくさん挙がっている。
収録されている英文法は以下のものである。

  • 動詞と文型
  • 準動詞
  • 時制・助動詞
  • 仮定法
  • 接続詞
  • 関係詞
  • 比較
  • 名詞・冠詞・代名詞
  • 形容詞・副詞
  • 前置詞
  • 否定・倒置・強調・省略

どれも試験に良く出るものであり、英文法の基礎的なものばかりである。
問題数は少ないが、必要な範囲はカバーしきっている。

英文法学習の心構え


BEST400がオススメの参考書である。
では、それを用いてどのように勉強していけば良いかを述べよう。

全問正解するつもりで

英文法は、英語の中でも点が取りやすい分野だ。
その理由は、一度システマティックに覚えてしまえば点が安定するからである。
最初はつらいかもしれないが、毎日コツコツとやっていけば必ず点になって返ってくる。
英文法の一番最適な勉強法は、問題集を繰り返しやることである。
回数の目安は最低でも3回以上。
そして、全問完璧にできるまで続けることだ。
そして、「絶対に全問正解するぞ!」という強い気持ちを持ってやるべきである。
多くの人は「8割以上できたらいいや。」といった気持ちで文法問題の対策をしている。
目標を設定すること自体は悪くないが、これはかなり勿体無い姿勢だ。
先ほども述べたが、英文法は英語の中でも点が取りやすい分野なのである。
努力すればそのぶん数字に表れるのである。
だから、「100問あったら絶対に100問正解するぞ!」というくらいの気持ちで臨んでほしい。
妥協しない姿勢が、結果として高得点に結びつくのだ。

「法則」を見つけよう!

全問正解するつもりで学習するのが大切だと述べた。
しかし、これの意味を誤解してはならない。
全問正解するというのは、全問のパターンと答えを暗記することではないのだ。
文法事項を全て丸暗記しよう、と思い立った人は、自身の認識を改めた方が良い。
その問題集の中では暗記だけで解決するかもしれないが、初見の問題に対しては手も足も出ないためである。
丸暗記せずに全問正解するにはどうすればよいか。
心がけるべきなのは「法則」を見つけることだ。
たとえば仮定法の勉強をしているとしよう。
次の2つの英文を見てほしい。

  1. If I had enough money, I would be able to buy this book.
  2. If he had studied math harder, he would not have gotten such a terrible score.

1つ目は仮定法過去、2つ目は仮定法過去完了の文である。
仮定法過去は、仮定の部分を過去形で、帰結をwould Vで書くのであった。
一方仮定法過去完了は、仮定の部分を過去完了、帰結をwould have Vppで書く
これら2つを別の文法事項として暗記しようとする受験生が見受けられるが、それは非効率的な覚え方だ。
というのも、上の2つは文法的に強い相関があり、まとめて覚えられるためである。
仮定法過去の文で、仮定・帰結双方の時制を過去にずらすとどうなるだろうか。
仮定の部分は過去形だったので、それをずらすと過去の過去、つまり過去完了となる。
帰結はwould Vだったから、それをずらすにはwould have Vppとせざるを得ない。
すると結局仮定は過去完了、帰結はwould have Vppとなり、仮定法過去完了の文が出来上がるのだ!
つまり、上の2つの仮定法は実質同じ文法に従っていることになる。
このように、文法を学習していく中で自分で「法則」を見つけるのは大切なことだ。
これができるだけで、文法学習の効率は大きく変化する。
逆に闇雲に暗記しているのみだと学習事項の量が膨れ上がり、結果として自分が苦労することとなる。
次の章でBEST400の使い方を説明するが、そこでも「丸暗記を避ける」ことを忘れないようにしよう。

BEST400を用いた勉強法


ここまで、BEST400の紹介と文法学習のポイントについて説明してきた。
次はいよいよ、BEST400の具体的な使い方を説明する。

一回目

効率よく学習するのは大切なことだが、基礎が固まっていない段階で効率を追求するのは逆に焦りを生む。
結果として雑な勉強をすることになり、効率を優先しているはずが非効率になってしまう。
最初に学習する時、つまり初期投資はじっくり丁寧にやるのが肝要だ。
というわけで1回目は、時間を気にせず解説をよく読んで理解してみよう。
もし、わからない文法用語や英単語が出てきたらその都度文法書や辞書で調べること。
文法を急いで覚える必要はないが、文法用語は知っておいて損はない。
こうした用語は、文法の解説を理解する上で必須だからである。
わからないものをいつまでも放置していたら、いつまでたってもわからないままであり、これが原因で英語が理解できなくなる恐れもある。
のちの勉強をスムーズに行うために、面倒だが用語の習得は早めに済ませておこう。
英文法に限った話ではないが、初期投資はケチらない方が良い。
一通り読んで、理解ができたら次の日に軽く復習をする。
そこまで真剣に読まずとも、復習をするだけで理解度はグンと上昇する。

二回目

2回目をやるタイミングは1回目が終わった直後でも良い。
頭の中にしっかり定着したか確かめるために1~2週間間隔を空けるというのも一案だ。
やるタイミングはあなたのやりたい時で構わない。
だが、二回目には特別に気を配ってほしいことがある。
それは、なぜその答えになるのか自分の言葉で説明するということだ。
文法問題は、たいていの場合解説を読めば理解できる。
だが、解説を読んで理解するという過程は受動的なものに過ぎない。
実際の大学入試では、ノーヒントの状態から自分のもつ「論理」を元に答えを絞ることが要求される。
理由を明確にしつつ答えを絞るこの過程は、逆にアウトプットに近いのだ。
説明するということは、問題をしっかり理解していないとできないことである。
これをすることで自分がどのくらい英文法を理解しているかがよくわかるのだ。
自分の言葉で説明できる状態にたどり着けば、実際の試験でもその通りに考えることで正解を選ぶことができる。
説明の内容は、文法的・言語学的に完璧である必要などない
この問題の要点は何で、どういう文法事項なのかがわかれば良いのだ。
自分なりの「論理」を築き、それを元に答えを判断するという営みが重要なのである。
逆に、文法を勉強する上で一番やってはいけないことがある。
前述した通り、それは解答の丸暗記だ。
よく必死になって問題集を隅から隅まで読んで全部覚えようとする人がいるが、
それは意味のない行為だ。
ここまで読んだあなたであれば、その理由がわかるだろう。
丸暗記だと答えは覚えられるが、なぜその答えになるのかがわからないのだ。
この問題がなぜこうなるのか。と言われたら何も言えない。
そして、応用問題や初見問題が出てきたら正解するのは非常に難しくなる。
他人に説明できるように答えていけば、応用問題が出題されても怖くない。
自分で発見・構築した論理を元に判断すればよいためである。

三回目以降

理屈を元に答えを判断する。
これを繰り返せば、初見問題であっても素早く処理できるようになる。
と同時に、BEST400に載っている問題の大半はスラスラ解答することが可能だ。
実際の大学入試では、正確性のみならずスピードも要求される。
センター試験のような時間の少ない試験であれば尚更。
そこで3回目以降は、スピードを意識して問題を解いていく。
目標は、瞬時に(数秒以内)その問題の要点を見抜いて確実に正解をすることだ。
これは決して大げさな表現ではない。
文法の訓練を重ねていけば、ほぼ瞬時のうちに答えを定めることができる。
それは、文法の理屈を自分の「感覚」に組み込めていることの証明であり、大学受験ではその方が圧倒的に有利だ。
逆にある問題で突っかかってしまったら、その問題の要点を見抜けていない証拠である。

◆ポイント
全ての問題の肝になっている文法事項を説明できるようになること。
全ての問題を瞬時に正解にすることができること。
そして、幾度も述べているように丸暗記は厳禁だ

まとめ


英文法の基礎を身につけたい方には、「英文法・語法BEST400」をおすすめする。
問題数が400題と少なく感じるかもしれないが、これは試験にでそうなものを厳選したものである。
これをしっかりやれば、試験で確実に点が取れるし、基礎もしっかりと身に付くだろう。
また、問題集は全問正解できるまで繰り返し行うことだ。
さらに問題を答える時には他人に説明するように行い、最終的には瞬時に問題の要点を見抜いて確実に正解できるようにする。
重要なため幾度も述べるが、英文法で丸暗記は禁物だ。
丸暗記は、文法で最も重要な「論理・理屈」を捨てる行為と認識しよう。
なお、難関大学を目指す人はこれでは足りないので、参考書「桐原1000」がおすすめだ。
詳細はこちらから確認してほしい。

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