確実に世界史の流れを理解するためのおすすめ漫画3選
2019年04月28日 | 世界史
皆さんは、世界史の勉強でつまづいてはいないだろうか?
世界史は最初に歴史の流れをつかむことがとても重要な科目です。
世界史が特に苦手な人はいきなり教科書から入って流れをつかもうとしてしまうが、それではいつまで経っても苦手は克服されないのである。
世界史が得意な人はそのやり方でも良いが、世界史の教科書はかなり細かいことを活字に近い状態で読ませているので、世界史アレルギーの人には全く頭に入ってこないのだ。
そこで、歴史の流れをつかむのに便利なのが世界史漫画である。
漫画は世界史の勉強のファーストステップとして重要な大きな流れをつかむということが非常にやりやすい参考書だと言えるのだ。
なので、世界史アレルギーの人は漫画から入るべきなのである。
今回は、世界史漫画の重要性や3つのおすすめ世界史漫画、世界史漫画を使った勉強法についてお伝えしていく。
これを読んで世界史漫画を使った勉強法を実践していくことで、皆さんの世界史に対する苦手意識は克服され、試験でも高得点に結び付けられることは間違いないのだ。
世界史漫画の重要性
まず第1章では、世界史漫画の重要性について述べていくことにする。
先ほども述べたように、世界史漫画は歴史の流れを理解する上でとても重要な役割を担っているのだ。
世界史漫画を使うメリットについてよく理解し、世界史の苦手克服に役立てると良い。
歴史の流れを理解できる
世界史において最も重要なのが、この流れを掴むということだ。
世界史では、まず全体の流れを理解して、その後で教科書や資料集などで細かい流れを確認し、最後に一問一答などの問題を解いていくという順序が非常に重要になってくる。
よく世界史が苦手な人の間違った勉強法として、いきなり問題集のような一問一答問題から解き進めてしまうことが挙げられる。
これでは、いつまで経っても解けない問題が減らず、どんな問題でも高得点を安定して取り続けることが困難となってしまうのである。
よって、そのための最初の段階として歴史全体の流れを理解しておく必要があるのだ。
世界史漫画には、単語1つ1つを覚える代わりに歴史全体の流れを理解するための情報が詰め込まれている。
また、世界史漫画は何ヶ月もかけて分割して読むのではなく、Ⅰ週間程度でまとめて読みきるほうが望ましい。
なぜなら、何分割にもして読んでしまうと、歴史の流れを何回にも分けて理解していくことになるので頭の中で整理しにくくなってしまうからである。
一度に多くの漫画を読んだほうが、流れを理解するには情報を整理しやすく、効率が良いのだ。 なので、世界史漫画を読む際にはまとめて読むことを心がけ、流れをまとめて理解すると前後関係なども整理しやすく理解しやすくなる。
世界史が苦手な人やなかなか高得点を取れなかった人は、まずは世界史漫画を見て歴史全体の流れを理解し、その後で問題集などを解き進めていくことを推奨する。
活字嫌いな人のファーストステップになる
世界史漫画の良いところは、活字嫌いな人でも読みやすいということである。
いきなり教科書のような活字メインの参考書から情報を得ようとしても、世界史嫌いの人には頭の中で現象をイメージできず無意味な勉強となってしまうのだ。
なので、そういった人たちにも分かりやすい世界史漫画という情報源を使えば、世界史の流れを理解して活字を見ても内容が頭の中で整理できるようになるのである。
地域や国家ごとの流れ、時代ごとの流れを漫画で理解できるようになれば、細かい用語などはそれらを理解してから教科書や資料集を見れば理解できるようになるのだ。
なので、活字嫌いな人や、教科書を見ても歴史の流れを理解できなかった人たちは、まずは世界史漫画を読んで歴史全体の流れを理解する勉強法が最も効果的になる。
絵があるので頭に残りやすい
先ほども少し述べたが、活字だけだとどうしても内容が頭に入って来にくくなってしまう。
世界史漫画は漫画というだけあって、そのほとんどは絵で構成されている。
絵と活字の両方から情報を得ることで、頭の中で出来事をイメージしやすく、頭の中で整理できるので記憶として残りやすいのである。
試験の問題は活字であるが、問題を見てなかなか答えが思い浮かばないといった現象が起こるのはよくあることだ。
しかし、世界史漫画を読んでおくことでそのような問題も解決され、活字の問題を見ても頭の中でイメージが浮かんでくるので、解答率が自然と向上するのである。
これは他の科目にも精通することであり、数学などでも分かりにくい問題の際には図やグラフを描いたほうが内容が頭の中で整理しやすい。
活字だけの情報よりも、イメージが頭の中に入っているだけで対応できる問題が確実に増えるのである。
オススメの世界史漫画3選
ここまで読んだ皆さんはきっとこう思うはずだ。
世界史漫画なんてどれが良いのか分からないと。
第2章では、世界史漫画の中でも特にオススメな3つの本を紹介していくことにする。
漫画版 世界の歴史
まずは、「漫画版 世界の歴史」について紹介する。
この漫画は、文字の羅列が苦手な人が歴史の流れを理解するにはとても分かりやすい世界史漫画である。
この漫画は全部で10巻とかなり多いように感じられるが、漫画の10巻なので、意外と簡単に早く読み切ることが可能である。
この漫画は、世界の歴史上で最重要な人物や出来事が分かりやすくまとめられているので、世界史の流れを理解するのにとても役立つ世界史漫画だ。
中でも、時代ごとのイメージや地域ごとのイメージを掴みやすくなっているので、世界史の流れを理解できていない人にはとても役立つはずだ。
また、この漫画は集英社から出版されているのだが、集英社の世界史の参考書はとても分かりやすい。
かの有名なビリギャルの坪田先生も、集英社の世界史漫画はとても分かりやすいとおっしゃっている。
そこで、以下の記事を見ていただきたい。
ビリギャルの原作本の中で、坪田先生がきっぱり! 「集英社じゃダメ!!」 と言い切っている、日本の歴史ですが、 そのあとで、まんが世界の歴史は集英社が良いと書かれていますね。
日本の歴史も読んだら、次は世界だ!! 高校・大学受験対策ならば、やっぱり日本と世界、両方読む必要がありそうですね。
それにしても、両方合わせて50冊近く・・・。 本棚一つ新調しないと足りなくなってしまいますね・・・。
費用対効果を考えたりすると、きっと塾で1年歴史を勉強するより、 まんが日本の歴史と世界の歴史を買ってあげたほうが、 成績があがるのは一目瞭然!! お財布事情、家の中事情もありますが、 ここは子供のために、一肌脱がないといけないのかな・・・・。
このように、坪田先生もビリギャルの指導をする際には集英社の漫画は良いと推奨しておられる。
ビリギャルほどとは言わなくても、世界史が苦手な人にとっては取っつきやすい漫画であることは間違いないのだ。
青木世界史B講義の実況中継
こちらの「青木世界史B講義の実況中継」は漫画とまではいかないが、絵がたくさん盛り込まれているので参考書の中でも読みやすい一冊だ。
この本は世界史選択者にとても人気の参考書で、難関大学を目指す人も一度は読んでおきたい参考書である。
これは世界史に対して苦手意識が少なく、教科書を読んだだけでは内容が頭に入ってこないといった人たちにオススメできるものだ。
中でも、この参考書に付属されているCDがとても分かりやすく好評である。
世界史の内容をとても分かりやすくまとめてくれているので、世界史の流れを理解できるのは当然のこと、一歩上の段階の勉強をすることが可能だ。
そしてこのCDは初級者の人でも分かりやすいものとなっているので、このCDを繰り返して何度も聴いていると世界史の内容が頭にインプットされる。
活字や漫画だけでなく、耳からも情報を取り入れたい人には効果的な参考書なのである。
マンガ世界の歴史がわかる本 「古代四大文明~中世ヨーロッパ」篇
この{マンガ世界の歴史がわかる本 「古代四大文明~中世ヨーロッパ」篇 }では、世界史の知識がほとんどない人が読んでも世界史の流れをつかめるようになる一冊だ。
この漫画では、世界中で起こった出来事や最重要人物についてざっくりと表現されていて、世界史に苦手意識を持っている人でも読み進めやすい内容となっている。
また、古代四文明〜中世ヨーロッパだけでなく大航海時代やフランス革命など、他のテーマのものも出版されている。
中でも、この古代四文明〜中世ヨーロッパが分かりやすく、歴史の流れを掴む上で分かりやすい内容となっているのでここではこのテーマで紹介する。
あらかじめこの本を読んで授業を聞いてみると、授業が復習のようになり内容が頭に入ってきやすくなる。
なので、この本を世界史の授業前に読んでおくだけでも十分な予習になるので、是非とも読んでおくべきだ。
世界史漫画を使った勉強法
第3章では、世界史漫画を使った勉強法についてお伝えしていく。
世界史漫画を読めば歴史全体の流れを理解できるが、それだけでは試験問題に対応するには不十分である。
なので、世界史漫画をどのように利用すれば良いのか、それを読み終えた後はどのような勉強をすれば良いのかについて具体的に述べていく。
これを読んで実践することで、皆さんの世界史の点数は格段に伸びることは間違いないのである。
教科書を読むためのイメージをつける
まず、世界史漫画を読むことで歴史全体の流れが理解できることは今までにも述べてきたので理解しているはずだ。
この漫画を読んで歴史の流れを理解することは、教科書を読むための準備段階といっても過言ではない。
いきなり教科書から入ってしまうと、活字ばかりで内容が整理できないという理由で世界史漫画を読むことを推奨しているのだ。
なので、世界史漫画を読んだだけで世界史の勉強を終えたという勘違いをしてはならない。
あくまで世界史漫画は歴史の流れを理解するためのものなので、この作業を終えたら次のステップに進まなくてはならない。
教科書や資料集で知識を補う
世界史の大まかな流れを理解できたら、教科書や資料集を使って知識を暗記しなければならない。
しかし、漫画を読んで世界史の流れは理解できているので、暗記しなければならない部分も最小限に抑えることができるのだ。
最初から教科書を読み進めていくと、どの部分が重要なのか、前後関係はどうなっているのかをイメージするのが困難になってしまう。
なので、最初に漫画を読んで全体の流れを理解してから教科書や資料集を読むことが大切なのだ。
教科書を読んで細かい部分の流れを確認したり、覚えていなかった人名や年代を覚えていけば問題ない。
また、教科書でも分かりにくい部分が出て来たら、資料集を使って理解する方法が効果的である。
資料集も活字より図や写真がメインとなっているので、出来事や人物を暗記するには欠かせない参考書である。
なので、世界史漫画を読んだ後に、教科書を使って細かい部分の流れを確認したり、重要人物や出来事を暗記するようにしていくと良い。
過去問や問題集を解く
最後に、世界史漫画や教科書を読んで理解したことを確認するために、過去問や問題種を使って実践的な勉強をしていく必要がある。
世界史漫画を読んでいれば、このような実践形式の問題でも多くの問題に対応することが可能になっているのだ。
単なる暗記分野の内容だけでなく、歴史上の流れについて問われたり、前後関係について問われることも多い。
そのような問題でも、漫画を読んで流れを理解していれば、初めて見る問題でも難なく対応することができるのである。
これらのことから、流れを理解した後で過去問や問題集に取り組まなくてはならないことが理解できたはずだ。
まとめ
いかがだっただろうか? 今回は、世界史の漫画を使って流れを理解することの重要性についてお伝えした。
世界史で常に高得点を取るためには、必ずといっていいほど歴史の流れを理解しておかなければならないのだ。
これらは世界史漫画で十分に補うことができるので、読んだことがなかった人は必ず読んで流れを理解しておかなくてはならない。
そして、この記事を読んだ皆さんの世界史の点数が向上していただければ幸いである。
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