超重要!世界史の単語や年号は語呂合わせで効率的な暗記を!
2017年01月24日 | 世界史
世界史の暗記量の多さに悩んではいないだろうか?
世界史は、覚えることが非常に多い科目の一つであり、効率よく勉強していかないと多くの時間を取られてしまうことになり、他の科目にも影響が出てきてしまうのだ。
そこで、世界史では語呂合わせを用いて単語を暗記していくことが望ましい。
しかし、ただ闇雲に語呂合わせで単語や年号を覚えていては意味がないのである。
世界史は、全体の流れを理解した上で単語を理解して行く必要があるのだ。
世界史の流れを理解せずに単語や年号を語呂合わせで覚えようとしている人がもしいるならば、以下の記事を先に読んでおくべきだ。
さて、今回は皆さんが世界史全体の流れを理解していることを前提に話を進めて行くことにする。
語呂合わせでは単語だけでなく、効果的に年号も覚えることができるのでオススメ暗記法である。
センター試験で9割取れるようになった時に、ダメ押しで年号を確認しておくことで世界史のセンター試験を限りなく満点に近づけることが可能になるのである。
そこで今回は3段階に分けて世界史の単語や年号を語呂合わせで覚えることのメリットや、その勉強法についてお伝えしていく。
第1章では語呂合わせを覚える前の注意点として詳しく
- 世界史の流れについて
- 語呂だけでは意味がない
- 資料集を使う
について説明して行くことにする。 第2章では、それらを理解した上で年号を覚える重要性について詳しく
- 前後関係について
- 流れについて
- 難関大学受験者について
について説明して行くことにする。
第3章では、語呂合わせの具体的な勉強法としてオススメの3つの参考書を紹介する。
これらの内容を読んで理解し実践することによって、皆さんの世界史の勉強は超効率的に進めることができ、間違いなく点数アップにつながるのである。
語呂合わせを覚える前の注意点
冒頭でも少し述べたが、世界史の単語や年号を覚えるに当たっていくつかの注意点が存在する。
楽をしていきなり世界史の全てを語呂だけで理解しようとしてしまうと、テストなどでも全く問題が解けずにせっかくの勉強が無駄になってしまうのである。
語呂合わせを覚える前に、この第1章をしっかりと読んでから取り組んで行くのが望ましい。
世界史は流れを掴むことが重要
世界史を効率的に勉強するために非常に重要になってくるのが、順番を守って勉強に取り組んで行くことである。
いきなり単語や年号から覚えようとしてしまうと、全体的な流れや出来事の前後関係などが分かっていないままになるので、入試問題など応用的な問題に対応できなくなってしまうのだ。
世界史で重要なのは、とにかく流れをつかむこと。
それができて、あとは細かい単語や年号を覚えなければならないと言った時に、この語呂合わせを用いた勉強法が生きてくるのである。
つまり、まず世界史の語呂合わせを暗記する前に、必ず世界史の流れを理解しておかなければならないということである。
教科書や資料集だけでわかりにくい人は、冒頭でも述べた漫画を使った勉強法が最も効果的なので是非試していただきたい。
語呂だけ覚えても意味がない
一般的には、世界史の単語や年号を語呂合わせで覚えようとした時、ひたすらノートに書き写したり、赤シートなどを使って覚えるなどと言った暗記ほうが挙げられる。
これらの暗記法はとても効率が良く、手を使ったりしてより多くの五感を刺激したほうがものを覚えることに関してはとても効率が良い。
しかし問題なのは、学校の定期テストなどでは、それらの語呂合わせだけを理解しておけば対応できてしまうのである。
その勉強法に慣れてしまっている人は、実際の受験勉強でも丸暗記の勉強法から変えることができず、過去問や問題集を解いても正答率が低くなってしまうのである。
実際の入試問題では、このような丸暗記に頼った勉強法では到底高得点を取ることはできないのである。
なので、その語呂合わせが何を示しているのかを根本から理解しておく必要があるのだ。
そのために世界史の歴史全体の流れを理解しておくのは当然だが、教科書などで細かい部分の要素を理解しておかなければならない。
語呂合わせだけに頼ってしまって、世界史の根本を理解することを怠ってしまっては意味がないということを心得ておく必要があるのである。
資料集など使って図や写真を見る
資料集は、世界史が苦手な多くの人が利用していない参考書の一つである。
世界史の資料集には、いろいろな人物の肖像画や、歴史上の出来事などに関する絵や写真が丁寧に掲載されているのである。
これらの資料を絡めながら勉強して行くことで、頭の中でイメージを浮かべやすくなり、より多くの情報が頭の中で思い浮かべられるようになるのである。
教科書や参考書をただ読んでいるだけでは、あまり目に止めないようなことも資料集を使うことで印象付けることができるので、覚えやすくなるのだ。
単に単語や年号を文字だけの語呂合わせで暗記するよりも、このように写真や絵を絡めて暗記して行くことによって、より頭の中に残りやすく多くの問題に対応することが可能になるのである。
年号を覚える重要性
世界史の語呂合わせで単語を覚えることはもちろん重要であるが、それと同じくらい年号を覚えることも重要なのだ。
世界史の単語だけを暗記していては、前後関係や流れを理解することが困難になってしまい、応用問題などに対応できなくなってしまう。
より多くの問題を解いて点数を稼いで行くためには、年号をしっかり理解しておかなければならないのだ。
そこで第2章では、年号を覚えることのメリットや重要性について述べて行く。
前後関係を理解できる
教科書などを見て順番通りに勉強していれば、ある程度は前後関係を理解しながら勉強を進めて行くことができるが、それだけでは不十分だ。
世界史の問題では、年号を知っているか知らないかで解ける問題が分かれてくることもある。
もちろん受験本番では試験会場に教科書や参考書は持ち込むことができないので、語呂合わせだけでは対応できない問題が出題された時に他の受験生と点数の差が開いてしまうことになってしまう。
それが原因で安定して世界史で高得点を取ることができず、1度きりの受験で失敗してしまうというケースも存在するのだ。
前後関係を理解するには年号を完璧に暗記しておけば問題ないが、それではとても効率が悪くなってしまい、他の科目に当てる勉強時間も奪われてしまうことになりかねない。
そこで、自分が深く理解できていない範囲などをノートにまとめると良い。
年号や出来事を書くだけではなく、地図なども書き込んだり貼り付けたりしておくことでしっかり出来事を理解することが可能になる。
自分が一目見てわかりやすいように工夫してまとめておくことで、出来事の前後関係がはっきりするので、応用問題に対応できるだけでなく、基礎の復習にもなりとても効率よく勉強することができるのだ。
流れを理解できる
世界史で最も重要なのは流れを理解するということは冒頭から口を酸っぱくして述べてきたが、年号を知っておくことで流れを理解することができるのである。
大まかな流れは世界史漫画などを読んでおけば理解できるが、細かい時代ごとの流れなどはきちんと年号を覚えておく必要があるのだ。
例えば、1912年に辛亥革命の成功によって中華民国が成立したことの語呂合わせについて、以下の引用を見ていただきたい。
● 1912 年:辛亥革命の成功。中華民国成立(清の滅亡)。
☆ 革命成るも 得意になれない 孫文は
義和団事件の後、清では海外の形勢に目覚めた留学生などを中心に革命勢力が現れてきた。
その中で諸団体を結集させたのは孫文である。彼は三民主義(民族・民権・民生)を唱えた。
1911年(十干十二支で辛亥の年にあたる)、清朝が財政策として出した民営鉄道の国有化策は各地に反発を生んだ(四川では暴動に発展)。
これを機に革命軍が立ち、ほどなく中南部16省が清から独立した。
翌1912年1月には南京で中華民国の建国が宣言され、孫文が臨時大総統となった。
一方、清朝の軍の実力者であった袁世凱は、革命軍にもはや余力がない様子を見て孫文と交渉し、清の宣統帝を退位させることを条件に自らが大総統になることを認めさせた。
1912年2月に宣統帝の退位とともに清朝が終わり、孫文は辞任して袁世凱が臨時大総統に就く。
袁世凱は孫文を退けて独裁を築こうとするが、1916年に病死した。
その後10年ほど、帝国主義諸国の支援を受ける軍閥諸勢力の分立抗争の時代が続くことになる。
この語呂合わせのように、「得意に」という部分で1912年のことを表していることで自然に年号と出来事を同時に暗記することができる。
このような短くもキャッチーな文章で覚えることで、普通に暗記するよりもかなり効率よく暗記することが可能になるのだ。
ただ、この文章に年号が入っているからといって語呂合わせだけを暗記すれば良いというふうに勘違いをしてはならない。
あくまで全体の流れを理解した上で、世界史の細かい歴史の流れをこのような語呂合わせで補うことが重要なのである。
なので、語呂合わせで覚えるときはっ自分なりに覚えやすいものを参照したり考えたりして、年号が含まれるようにして行くことが必要になってくるのだ。
年号は難関大学の受験には必要
難関大学で世界史を用いて受験しようと考えている人は、必ず年号まで覚えておかなければならない。
特に難関私大の世界史の問題では、年号を知っておかなければ解けない問題も数多く出題されている。
また、出来事を時代順に並び替える並び替え問題や、年代が含まれた選択問題などでも年号を知っておかなければ対応することが難しくなってしまう。
流れを理解せず年号を無視した語呂合わせだけの勉強をしていると、このような問題に直面した際に太刀打ちできなくなってしまうのである。
世界史で高得点を常にとるような人たちは、年号を覚えることの大切さを理解していて、それが受験の合否を分けることも知っている。
年号をきちんと理解し流れや前後関係を頭の中で整理できるようになると、世界史の点数は格段に上昇し多くの問題で正解することができる。
また、年号を知っているだけで問題を解くスピードも上がり、ゆとりを持って問題に取り組むことができ、答え合わせも試験中にある程度できるようになるのだ。
なので、年号を覚えることの重要性を今一度理解して、これからの世界史の勉強をして行くことが必要だ。
オススメの参考書
ここまで読んだ皆さんは、世界史の単語や年号を語呂合わせで覚えることの重要性や効率の良さが理解できたはずだ。
第3章では、それらの語呂合わせなどが分かりやすく掲載されたオススメの参考書を3つ紹介して行く。
自分はどの参考書が合っているのか、何が必要なのかを考えながら参考書選びをして行くと良い。
マンガとゴロで100%丸暗記高校世界史年代
引用元:amazon
「マンガとゴロで100%丸暗記高校世界史年代」は、世界史の重要な出来事が年代ごとにまとまられていて非常に分かりやすい1冊だ。
また、日本人にとって馴染みのある五七五のリズムで掲載されているので、暗記が苦手な人でも楽しく暗記することができるのだ。
重要な年代はもちろんのこと、それに関連することなども掲載されているので、様々なことを関連づけながら暗記して行くことができて非常に使いやすい参考書である。
各章末には一問一答形式の問題が載せられているので、一通り終えて覚えられているか不安になってもすぐに復習ができるので、安心して進めて行くことができるのが良いところである。
ワンフレーズ
引用元:amazon
世界史の参考書で有名な「世界史年代ワンフレーズ」がグレードアップして出版されたのがこの「ワンフレーズ」である。
フレーズが短いので、多くの語呂合わせを難なく暗記して行くことが可能になっているのが特徴だ。
また、日常用語を多く用いてフレーズが作られているので、暗記が苦手な人でも取っつきやすいものとなっている。
短時間で効率よく、すっきりとまとめて覚えたい人にはオススメの1冊だ。
風呂で覚える世界史
引用元:amazon
昔からお風呂の中で勉強するというスタイルは存在していたが、そのように隙間時間をうまく使って語呂合わせを暗記できるのがこの「風呂で覚える世界史」である。
防水加工がされているので、お風呂に持ち込んで湯船に浸かりながらでも勉強ができる。
お風呂で覚えるというだけあって収録されている数が少ないため、隙間時間を効率よく使って語呂合わせを暗記したいという人にオススメの1冊だ。
まとめ
いかがだっただろうか? 今回は「世界史の単語や年号を語呂合わせで効率よく覚える事の重要性」についてお伝えした。
世界史の単語や出来事、年号は語呂合わせを用いて暗記して行くことが効率的だが、それだけでは多くの問題に対応することができない。
まずは大まかな流れを理解し、細かい部分の前後関係や流れの知識を補充するために、語呂合わせを用いて勉強するというスタイルが大切だ。
世界史で高得点を取るためには、流れをしっかりと理解し、その上で語呂合わせで知識を補っていかなければならないということを忘れてはならないのである。
そうすることによって、世界史の点数は遥かに上がり、世界史で他の受験生と大きな差をつけることが可能になるのだ。
是非ともこれらのことを頭に入れながら、世界史の語呂合わせで多くのことを効率よく暗記していっていただきたい。
そして、この記事を読んだ皆さんの世界史の点数の向上に役立てていただければ幸いである。
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