絶対勝つために… 受験勉強はいつから始めるべきか?
2017年06月06日 | 勉強習慣
最も大きな壁となるだろう。
「将来やりたいことがあるから大学に行く。」、「自分のやりたいことを見つけるために大学に行く。」、「周りの友達が大学に行くから自分も大学に行く。」など、いろいろと理由があるだろう。
どんな理由であれ、自分が行きたいと思った大学に行くことができれば、様々なことを学び、経験することができ、人生が充実するだろう。
高校生の多くは大学へのあこがれがあると思う。
特にこのサイトを見てくれている人たちはこれから大学受験を迎え、自分の人生を自らで決めていく人たちだろう。 大学受験が自らの人生を決めていくスタートとなる。
初めての大学受験、様々な不安があるだろう。 「どのくらい勉強すればいいか」、「いつから受験勉強を始めればいいか」…… そのような不安をこのサイトでは解決していきたいと思う。
是非参考にしてみてほしい。
受験勉強はいつから始めればいい?
多くの高校生が受験勉強はいつから始めればよいか疑問に思っているだろう。
多くの受験生や大学受験経験者は「もっと早く勉強を始めていればよかった」と後悔している。
具体的にいつから受験勉強を始めればよいか、紹介していこう。
高校入学時から大学受験を意識している人もいる
進学校に通っている生徒や、難関大学を受験しようと考えている生徒たちはもう高校入学時から大学受験を意識している。
進学校では高校の先生たちが、生徒たちに大学受験への意識を入学してすぐ植え付けている。
そのため、授業の予習・復習が当たり前のように行われ、授業をしっかり聞くことが日課となっている。
学校から課題も出され、提出することが当たり前になっていく。
この流れに乗ることさえできれば、変に受験勉強をしなければならないと意識しなくても良いのだ。
高校の先生たちは、今まで何年も高校生、受験生の勉強の様子を見てきている。
「どうやったら大学受験を乗り切ることができるか」。
生徒たちが大学受験を乗り越えていくにあたっての最善の方法を日々の生活のなかで示してくれている。
なので、入学してからしばらくの間は、高校の先生に言われた通り学習していけば問題はない。
主に「授業の予習・復習」・「定期テスト対策に向けた勉強」・「日々の課題の提出」などである。
高校生活に慣れるまでは、日々の学習習慣を確立するために基本的なことを確実に行っていこう。
特別なことをする必要はない。
高校生活に慣れ、自分に必要なことが見えてくるまでは丁寧に基本的なことを行っていこう。 これをやることこそが受験勉強となっているのだ。
本格的な受験勉強はいつから?
先ほど、最初のころは、学校の先生に言われた通りに学習していれば問題ないと言った。
しかし、ずっとそれだけやっているのでは受験で勝つことができない。
そこでいつからどのような勉強をしていけばよいのか次の章で説明していこうと思う。
大まかな受験計画
大まかな受験計画を紹介しよう。
受験勉強は高校入学後からすぐ行われている。
是非参考にしてみてほしい。
高校1年生1学期
この期間で高校生活に大体慣れることになるだろう。
まずはこの期間に基本的な学習習慣を身に着けてしまおう。
基本的な学習習慣とは、先ほども言ったような「授業の予習・復習」・「定期テスト対策に向けた勉強」・「日々の課題の提出」である。
新しい環境に慣れるまでに時間はかかると思うが、やるべきことはしっかり学習していこう。
高校1年生夏休み
まずは夏休みの課題をすぐに終わらせてしまおう。
そしてその課題を完璧に理解できるようになるまで何回も繰り返そう。
ただ課題をやるだけではだめなのだ。
高校の先生たちは厳選した問題を課題として出してくれる。
その問題を理解することができれば、1学期に学習した内容はしっかり身についたと言えることができる。
課題だけでは物足りないと思った人は、2学期の授業の予習や各自の演習を行っていくのも良いだろう。
この期間から英語の長文や英単語、古文の助動詞や単語を覚えていくのも良いだろう。
また夏休みの目標をしっかり決めよう。
おすすめの目標としては「夏休み明けのテスト」である。
夏休み明けのテストで自分の夏休みまでの成果が確認することができるので、それを目標に頑張っていこう。
高校1年生2学期~高校2年生1学期
この期間は高校生活にも慣れ、だらけてしまうことも多いだろう。
部活動などもしている人は忙しくなっていき、勉強にあてる時間が少なくなってきてしまうかもしれない。
しかし、「授業の予習・復習」・「定期テスト対策に向けた勉強」・「日々の課題の提出」などはしっかり行っていこう。 これが受験勉強の基本となっていくので必ず行う必要がある。
余裕のある人は、自分の得意教科・苦手教科を見つけて、自分の力を高めていこう。
また、この期間から基礎を固めることを意識して学習していこう。
この期間にある程度基礎を固めてしまえば、ここから先で他の人と大きな差をつけることができる。
高校2年生夏休み
大学受験を考えているほとんどの人がこのくらいの時期から大学受験を意識し始めるだろう。
しかし何をすればいいのか分からない人が多いと思う。
まず基礎固めができていない人はこの時期に基礎固めを行おう。
今まで習った範囲の復習でよい。
特に高いレベルの大学を目指している人ならば、英語・数学はある程度完成させておいたほうが良い。
受験が近づくにつれてやらなければならないことが多くなってくる。
その時に英語や数学をやっていたら、他教科にかける時間が無くなってしまうからだ。
それに英語と数学は暗記科目ではないため、日々の蓄積が力となっていく。
ぜひ英語と数学を重点的に学習していってほしい。 今までの復習を行い、余裕のある人は応用的な問題を解いていっても良いだろう。
理科科目、社会科目はまだ焦ってやらなくても大丈夫だ。
また高2の夏休みも目標を立ててやっていってほしい。
夏休み明けのテストを目標にしても良いし、2学期に行われる模試を目標にしても良い。
また、得意教科を伸ばしたり、苦手教科を克服するというものでも良い。
高めの目標を立て、達成できるよう頑張ってほしい。
高校2年生2学期~高校3年生部活引退時
夏休みも終え、自分も周りも受験をそろそろ意識するころだと思う。
部活動をやっている人は、自分たちが主体となり忙しくなっているだろう。
しかし、この時期も「授業の予習・復習」、「定期テスト対策に向けた勉強」・「日々の課題の提出」などはしっかり行っていこう。
それに加えて、夏休みで見つかった自分の課題点などを克服していこう。
夏休みと同様に、特に英語・数学の強化に努めていくことが必要だ。
具体的にはセンター試験レベルは高校2年生の3月いっぱいまでには完成させてしまおう。
高校2年生はだらけてしまいがちだが、意識して学習を行っていれば必ず結果はついてくる。
自分に必要なことを考えて勉強していこう。
また、この時期あたりから自分の志望する大学を考えていくことも必要だ。
大学受験は各大学によって受験する教科が異なってくる。
今後どの教科を重点的にやっていかなければならないかを知るためにもぜひ早めに志望校を決めてしまおう。
また、大まかに高校3年生の計画を立てるのも良い。
例えば、「7月までに今まで習ったところの復習を終わらせる」、「夏休み中にセンターレベルの物理は仕上げる」など大まかに立ててみよう。
高校3年生部活引退時~高校3年生1学期
部活動も引退して、今まで以上に学習時間を確保することができる。
部活動を引退したことに対する名残に浸ることなく、すぐさま切り替えて学習に励んでいこう。
ここで切り替えて学習していかないと、この先も学習を行うやる気も上がらず、ダラダラ勉強していくことになってしまう。 夏休みを迎える前の大切な時期になる。
夏休みを有意義に過ごすためにも、今までの復習や苦手科目の克服に努めよう。
受験した模試などを参考にしてみるのが良いだろう。
この時期は自分の足らないところを補っていくのが基本だが、もし何をやっていいのか分からない場合は学校の先生などに聞いてみよう。
自分の考えで進んでいくのではなく、よく知っている人にアドバイスをもらうのが大切だ。
今後どのように学習していくかの方針になっていくので是非不安な人、何をすれば分からない人は参考にしてみよう。
高校3年生夏休み
受験の天王山とも言われる「高校3年生の夏休み」。
ここで合否が分かれるといっても過言ではない。
高いレベルの大学を受験しようと考えている人は夏休み前に基礎的なものは完璧にしておかなければならない。
夏休みにおける勉強の仕方は個々の学力や得意科目、苦手科目によって変わってくるが、1番大切なのは、「とにかく勉強時間を増やす」ことである。
今までの比にならないくらい勉強することができる。
「勉強時間より効率が大切だ」という人もいるだろう。
確かにそうであるが、大学受験では時間はいくらあっても足りない。
とにかくやるべきことをこなしていこう。
そのため、夏休み前に何をやるか決めておくことが大切になってくる。
しっかり計画を立てて学習していこう。
参考までに進学校の生徒がどのような1日を過ごしているのか紹介しておこう。
7:30 起床
8:30~12:00 午前中の勉強
12:00~12:30 昼食
12:30~14:30 休憩
14:30~15:00 塾へ移動
15:00~20:00 勉強
20:00~21:00 夕食
21:00~22:00 休憩
22:00~23:30 勉強
23:30~25:00 帰宅、風呂、就寝
人によって異なるが、大体こんなかんじである。
これを真似しろとは言っていないが、こんなに勉強している人もいるということを知ってほしい。
これで1日10時間は勉強できる。 時間が足りないと思っている人でも時間は生み出すことができるのだ。
「10時間も勉強できない!」と思っている人も、時間は作り出すことができるということを意識して学習を行っていってほしい。
自分の気持ちの持ちよう次第で、変わっていける。
毎日こんな感じで勉強していたら、ストレスもたまるし、勉強が嫌になるだろう。
しかし、今後生きていく上において、こんなに勉強することはないと思うし、精神的にも張りつめて勉強することはないと思う。
それに自らのために頑張っているのだから、もし負けてしまったとしても自分のせいであるし、もし勝つことができれば、今後の人生において自らが理想とするものに近づくことができるだろう。
夏休みは頑張りどころだと思って頑張ってみてほしい。
言っていることは矛盾するかもしれないが、無理をしすぎて、体調が悪くなってしまったり、精神的に追い詰められてもいけない。
適度に休憩を取って、万全の体調で学習に臨んでいけるようにしよう。
高校3年生2学期
夏休みを乗り切り、自分も周りも受験一色になっているだろう。
夏休みの成果が出始め、急に成績が伸び始めた人、夏休み頑張ったにも関わらず成績が伸びない人、様々な人がいるだろう。
受験が近づいていることをより一層意識するようになって、不安にもなってくるだろう。
しかし、夏休みの成果が出ないと心配している人も安心してほしい。
勉強の成果が出始めるのは、約半年後とも言われている。
つまり夏休み頑張た成果は、年末~年始あたりに現れてくる。
自分がやってきたことを信じて学習をしていってほしい。
必ず力にはなっているのだ。
この時期は、人によってやるべきことが違くなってくる。
受験しようと思っている大学の配点が、センター試験の比率が多いならセンター試験対策を早めに初めても良いし、二次試験の比率が高い大学を受験予定ならば、記述問題対策を多めに行っていってもよい。
私立大学を受けようとしている人は、過去問をはじめ、過去問研究を始めていっても良いだろう。
自分でやるべきことが明確に見えている人は自分を信じて突き進んでいっても良いし、何をやればよいか不安になっている人は、学校の先生などに聞いても良い。
何を学習すればよいか分からないまま、時間が過ぎていくということが無いようにしてほしい。
また、受験に対する不安などからストレスがたまることもあるだろう。
そのような時は休憩をとってみたり、息抜きをしてみたりするのも良い。
だらだら身の入らない勉強を続けているという状態になるのはやめよう。
高校3年生冬休み~センター試験
受験前に大きな時間を取ることができる、最後の期間だ。 センター試験を受験する人はセンター試験対策を始めていったほうが良い。
また、私立大学の志願などもこの期間にあり、色々と忙しくなっていく。
この期間に勉強に集中するためにも、受験校選びなどは2学期までには確実に終わらせておこう。
この期間は学力を伸ばすことも重要であるが、自分に自信をつけていくことも重要である。
過去問などをやりこみ、分からなかった問題は復習して、できない問題をつぶしていこう。
万全の状態でセンター試験に臨めるよう、体調管理などもしっかり行っていこう。
センター試験後~
センター試験の結果がどうであれ、早めに切り替えてまた受験勉強を行っていくことが大切だ。
センター試験が終わった1週間後くらいの間、燃え尽きてしまう人が多い。
併願した私立大学の対策や、本命の大学の対策などをしっかり行っていこう。
また、受験会場に移動したり、受験を行ったりと、身体的にも精神的にも負担がかかる時期になるので、体調管理はしっかりと行っていこう。
ここまで来たら、気力の勝負でもある。
最後まであきらめずに学習を続けていこう。
まとめ
高校3年間の受験計画を示してみた。
今の自分の生活と照らし合わせて、何を感じただろうか。
受験勉強は入学してすぐからひそかに始めっているのだ。
特に難関大学を目指している人は早めに受験を意識していってほしい。
高校3年間はとても充実している。
部活動、勉強、友達、恋愛…… あっという間に過ぎてしまう3年間を有意義なものにするために、是非すべてのことに全力で取り組んでほしい。
今後の人生を考える重要な期間にもなるので、無駄のないように過ごしていってほしい。
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