センター受験生必読!願書の書き方から受験票が届くまでの7ステップ
2016年09月13日 | センター試験
あなたは、来年1月のセンター試験の申し込み手続きを始めているだろうか?
受験案内は9月から配布されている。
センター試験を受験するあなたにとっては、試験前に色々やらなければならない手続きがある。
正しく出願しないと受験することができない。
今日は、センター試験の出願方法や手続きについて説明していこうと思う。
あなたが現役高校生か既卒生(浪人生)かによって、出願方法は異なるため、間違えないようにしてほしい。
センター試験の願書とは?
国公立大を目指す人にとって、センター試験は一次試験になる。
また、私立大のみを志望する人にとっても、センター試験利用方式を申し込む場合はセンター試験が必須となる。
大学入試センターと、この試験に参加する、国立・公立・私立大学が共同実施するのがセンター試験だ。
全てのセンター受験生が同じ試験を受けることになる。
志望する大学によって受験科目が異なるため、あなたは科目を選択してからセンター試験を申し込まなくてはならない。
それが、願書(=志願票)だ。
この章では、センター試験の願書とはそもそもどのようなものか具体的に説明していこうと思う。
必要書類
まずは、受験案内を手に入れよう。
この受験案内に、志願票・振込用紙・封筒が入っている。
受験案内の入手法は、個人(浪人生など)か学校単位(高校経由)かによって異なる。
下記を参考にしてほしい。
≪受験案内入手方法≫
※大学入試センターより引用
・「受験案内」の入手方法 「受験案内」は、平成28年9月1日(木)から個人及び学校等単位に配付します。次のいずれかの方法により入手してください。
・ 大学の窓口での受領を希望する場合
大学入試センター試験に参加する全国の各大学の窓口で配付します。
(配付期間:平成28年9月1日~10月7日)
*配付する窓口の設置場所等については、各大学にお問い合わせください。
・ 郵送を希望する場合(郵送料は請求者負担)次のいずれかの方法により,全国学校案内資料管理事務センターに申し込んでください。
(1)個人による請求申込み
請求受付期間:平成28年8月1日~9月30日
請求方法:
1.パソコン・スマホ・ケータイからの請求→テレメール(外部リンク)
2.電話での請求→050-8601-0101(24時間受付)
次の6ケタの資料請求番号を入力してください。232325
*送料215円(送料支払時に手数料が別途必要です。)(2)学校単位の一括請求申込み(高等学校・予備校)
請求受付期間:平成28年9月26日(月)まで
請求方法:
FAX(「請求お申込み票」は下記リンクからダウンロードできます。)
またはパソコンからの請求
テレメール(外部リンク)*部数に応じた送料が必要になります。(送料支払時に手数料が別途必要です。)
○請求方法についての問い合わせ先
テレメールカスタマーセンター 050-8601-0102(9:30~18:00)
志願票の書き方
基本的には記入例を参照しながら、受験する本人が黒ボールペンで書く。
書き間違えた場合は、間違えた部分に二重線を引いて余白に訂正すれば良い。(読んだ人が分かるように書いてあればOKだ)
修正液や修正ペンは使わないように。訂正印は不要。
出身学校名は、受験案内の55ページにある、高等学校等コード表からコード番号を記入する。
このコードは、国公立大の二次試験や、私立大の入試の時にも必要となるため、自分の学校コードはすぐに分かるようにしておくと良い。
氏名、住所のカタカナ記入欄は「゛(濁点)」や「゜(半濁点)」も1マスとして記入すること。
性と名の間には1マス空けること。
住所欄は、都道府県と市町村でそれぞれ改行し、小文字が入る場合は大文字にして記入する。
以下の記入例を参考にしてほしい。
記入例)国分寺 京子
コ | ク | フ | ゛ | ン | シ | ゛ | キ | ヨ | ウ | コ |
記入例)東京都世田谷区中央町中央1-1 コーポゴウカク101
ト | ウ | キ | ヨ | ウ | ト | ||||||||||||
セ | タ | カ | ゛ | ヤ | ク | チ | ユ | ウ | オ | ウ | チ | ヨ | ウ | ||||
チ | ユ | ウ | オ | ウ | 1 | - | 1 | ||||||||||
コ | ― | ホ | ゜ | コ | ゛ | ウ | カ | ク | 1 | 0 | 1 |
※記入例の氏名・住所は実在するものではない。
また、現役高校生は「卒業見込者」の箇所に○をつけること。
「卒業した年」には何も書かなくて良い。
既卒生は、「卒業生」の箇所に○をつけ、「卒業した年」にも記入する。
次は裏面だ。
受験する教科は記入例を参照しながら記入するが、受験しない教科にも「X」を記入するのを忘れないように。
また、登録を正しく行わないと希望する教科・科目を受験することが出来ないため、志望大学に必要な教科・科目はきちんと調べておくようにしてほしい。
特に、地理歴史・公民や、数学、理科など、科目を選択する場合には注意が必要だ。
成績通知が不要の場合は「希望しない」に○をつける。
成績通知はあなたが受験した科目と、そのそれぞれの得点が記載され、書留郵便で届く。
但し、成績通知は4月中旬以降に届くため、自己採点は欠かせないので注意だ。
自分がセンター試験で何点取ったのかを確実に知りたいなら、「希望する」に○をつけよう。
検定料は、ゆうちょ銀行か郵便局の受付窓口、または払込用紙裏面記載の取扱銀行の受付窓口となる。
受付窓口で「検定料受付証明書」に捺印してもらい、志願票に貼りつけるため、ATMは不可となる。
必ず受付窓口で払い込みをしよう。
また、受験案内に入っている払込用紙は、全部で4枚ある。
受験教科数、また成績通知を希望するかによって、検定料の払込金額は変わる。
受験教科が3教科以上・・・18,000円
受験教科が2教科以下・・・12,000円
成績通知を希望する場合は別途800円がかかる。
以下の表を参考にしてほしい。
受験教科数 | 成績通知 | 金額 |
3教科以上 | あり | 18,800円 |
なし | 18,000円 | |
2教科以下 | あり | 12,800円 |
なし | 12,000円 |
あなたが何教科受けるのか、成績通知は希望するのか、によって払込用紙は変わるので、間違いのないようにしてほしい。
※志願票は必ずコピーをとって自分で保管しておくこと。
提出先
志願票を全て記入し、検定料の払い込みも終えたら、出願資格証明書が必要となる。
この際も、あなたが今高校生なのか、既卒生なのかによって変わってくるため、しっかり確認するようにしてほしい。
※出願期間:平成28年9月27日(火)~平成28年10月7日(金)消印有効 まで。
- 現役高校生・・・通学している学校側が卒業見込を証明してくれるため、志願票は学校に提出すること。但し、学校側が設けた締切日までに必ず提出しよう。
- 既卒生・・・卒業証明書の原本が必要になる。
志願票、検定料受付証明書、卒業証明書の3点を、受験案内に一緒に入っている封筒に入れ、簡易書留郵便で郵送すること。
個人で全てやらなくてはならないので大変だとは思うが、上記の出願期間が過ぎないよう気を付けてほしい。
提出してから受験票が届くまで
志願票、他必要書類を提出した後、大学入試センターにて出願書類の受理が行われる。
その後、10月25日(火)までに確認はがきが届く。(あなたが現役高校生の場合は、学校側に届く。)
届いた確認はがきと、志願票のコピーを照らし合わせ、内容に不備・誤りがないかを確認してほしい。
ここでは、受験票が届くまでの流れを説明していきたいと思う。
受験先を間違えた、または変更したい時は
確認はがきと志願票の登録内容が違う、表示が違う、または受験科目を訂正したい、という場合は、一度に限り訂正がきく。
センター試験当日は、登録教科以外の科目は受験出来ない。
万が一変更する場合や、登録内容が違う場合は、訂正期間内に訂正届を提出するようにしてほしい。
但し、訂正届を間違えた場合や、必要書類が不足した場合、また、11月3日(木)以降消印の場合は、変更は一切認められないので注意してほしい。
氏名・生年月日・連絡先を変更する場合
「住所等変更・訂正届」に記載し、確認はがきをコピーして添付すること。
住所は、住民票に載っているものでなくても良い。あなたが今現在住んでいるところだ。
但し、通っている予備校宛てや、郵便局留めは出来ない。
受験教科を変更する場合
「登録教科等訂正届」に記載して提出する。
2教科以下から3教科以上に変更したい場合、または
3教科以上から2教科以下に変更したい場合は、
正しい金額の検定料を再度払い込み、「登録教科等訂正届」の所定欄に検定料受付証明書を貼りつけること。
既に払い込んである検定料については「検定料等返還請求書」に必要事項を記入後、訂正届に同封して送れば良い。
返還時期は平成29年2月中旬以降となる予定だ。
なお、「検定料等返還請求書」は受験案内には入っていない。
必要になった場合は自分でダウンロードしてほしい。
記入済みの訂正届は、必ずコピーをとってから送るようにしよう。
受験票到着
訂正があった場合もなかった場合も、12月14日(水)までに受験票が到着する。
確認はがき同様、現役高校生は学校経由で、既卒生は個人宛てで届く。
訂正届を出していた場合、確認はがきの再発行はされないため、届いた受験票の内容と、訂正した内容を照らし合わせてほしい。
また、受験票と一緒に、「写真票」「成績請求票」「受験上の注意」も届く。
写真票に貼る写真については以下の通りだ。
- サイズ:縦4cm×横3cm
- 必要枚数:2枚(同じ写真)
- カラー:白黒、カラーは問わない
- 撮影範囲:上半身
- 試験日前3か月以内に撮影し、帽子やサングラスの着用は不可。
- センター試験当日、眼鏡で受験する場合は、眼鏡をかけて撮影すること。
- 写真の裏面にフルネームを記入すること。
「成績請求票」に関しては、国公立大の二次試験または私立大の入試の際に必要になる。
また、「受験上の注意」はよく読んでおこう。
後回しにすると忘れがちになる「受験上の注意」、届いたらすぐに読むことをおすすめする。
受験票は、あなたがセンター試験を受けるうえで必要となる証明書だ。
試験当日は受験票・写真票を持参するのを忘れないでほしい。
必ずコピーをとり、家族にも控えを渡しておこう。
まとめ
いかがだっただろうか?
願書の書き方、手続きの仕方は理解出来ただろうか?
疑問点がある場合や、不測の事態があった場合には、あなたが高校生ならば通学している高校へ、既卒生ならば大学入試センターに問い合わせるようにしてほしい。
手続きの流れに関して、以下に要所をまとめたので参考にしてもらえれば幸いだ。
- 願書は9月27日~10月7日(当日消印有効)までに提出すること。
- 確認はがきは10月25日までに届く。
- 住所や連絡先、受験科目については一度に限り訂正がきく。
- 訂正が必要な場合は11月2日までに提出する。
- 訂正した場合、確認はがきは再送付されない。
- 受験票は12月14日までに届く。
- センター入試当日、受験票・写真票は忘れず持参する。
最後に注意点だ。
センター試験の全教科が終了した後、当日夕方には大学入試センターのホームページに解答が載る。
きっとあなたも、結果が気になって仕方がなかったり、不安だったり・・・センター試験が終わってもしばらく興奮は冷めないと思う。
しかし、センター試験だけが大学受験の全てではない、ということを忘れないでほしい。
国公立大の二次試験や私立大入試の対策を怠らないよう、気を抜かずに頑張ってほしい。
健闘を祈る。
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