目標は9割以上!センター数学の攻略法
2017年01月12日 | センター試験
センター試験は年が明けるとすぐにやってくる。 受験生の皆は準備はしっかりとできているだろうか。
最後まであきらめずに学習を積んでいってほしい。 また、高校一年生、高校二年生の皆はどう思っているだろうか。
あと二年後、もしくは一年後には自分たちの番がやってくる。 十分時間があると思うかもしれないが、あっという間に受験はやってきてしまう。 是非対策は積んでおいてほしい。
今回はセンター試験の数学ⅠA、数学ⅡBについてについて紹介する。
センター試験の数学は、普通に勉強していれば7割、8割くらいの点数は取れるようになるが、それ以上の点数を取っていくのは難しい。
数学が得意な人でも9割以上取るのは難しいのだ。 しかし、しっかりとした対策を積んでいけば満点も取れるようになる。
もちろん数学が苦手な人もだ。 この記事では確実に7割を取れるようになる方法、9割以上を取れるようになる方法を紹介する。
是非参考にして、センター試験対策を進めていってほしい。
大学入試について
まずは大学入試について説明する。 センター試験といわれても詳しく知らない人もいるだろう。
分からない人はしっかり理解しておいてほしい。 大学入試は大きく二つの試験で構成されている。
1月の中旬に行われるセンター試験、2月の25日、26日に行われる国公立大学2次試験だ。
そのほかには私立大学の一般入試やセンター試験利用入試がある。
二次試験について
まずは二次試験について説明する。 二次試験は各自大学が問題を作る、いわゆる個別試験だ。
各大学の色や欲しい生徒を導き出すための問題構成となっている。
中堅の大学以上の大学ははほぼ記述試験となっていて、正確な答案作りが求められる。
難関大学になればなるほど、センター試験よりも二次試験のほうが重要になってくる。
センター試験について
センター試験はマークシートの試験である。 センター試験を出願した受験生全員が同じ試験を受けることになる。
ほぼすべての国公立大学がこのセンター試験の点数を加味して、合否を決めている。 よってセンター試験の数学もマークシートである。
記述試験とは違う難しさがあるので是非それを知って対策を進めていってほしい。
センター試験7割を取るために
センター数学ⅠAにおいてもⅡBにおいても、まず1つ目の壁となるのが7割以上を取れるかどうかであろう。
センター試験の総合点にしても70%(630/900)取れれば、地方国公立大学には合格できる。
数学ⅠA、ⅡBもまずは7割とれるような実力をつけていこう。
センター試験のみ数学を受験する人の勉強法
まずはセンター試験のみで数学を受験し、必ず7割を取りたい人に対する勉強の方法を説明する。
文系の人などに多いのではないだろうか。 まずこの人たちは難しい問題集をやる必要がない。
センター試験7割は基礎がしっかりできていて、本番で計算ミスさえしなければ7割は取れるからだ。
ここでおすすめする問題集は『数学基礎問題精講』である。 勉強法としてはこうだ。
まず学校の授業の予習を行い、学校の授業をしっかり聞く。 また、復習として教科書の問題や、学校で配布された問題集に取り組む。
単元ごとにこれを繰り返し行っていく。
そして、高校3年生の演習の時期になったら、学校の教材と並行しつつ、『基礎問題精講』を解いていく。
『数学基礎問題精講』の詳しい使い方は下記のURLで確認してほしい。
余裕のある人は高校1年生や高校2年生のうちに『数学基礎問題精講』を解いていってもかまわない。
むしろ高校1年生や2年生のうちに『数学基礎問題精講』をしっかりやり遂げることができれば、高校3年生になってからとても有利になる。
また、センター試験の4,5ヶ月前(8月くらい~)になったら、徐々に過去問またはセンター試験問題集に手をつけていこう。
センター試験はマーク試験ということもあり、自由度が低いため、パターンがある程度決まっている。
そのパターンを知るためにも早めのうちにセンター試験の過去問やセンター試験問題集に手を付けていくのが良い。
9月くらいからは、センター試験形式の問題を解いていき、分からないところがあったら復習し、『数学基礎問題精講』で確認していくという流れが良いだろう。
センター試験のみで数学を使う人は、数学よりも英語や国語のほうが重要になってくるだろう。
是非早めに『数学基礎問題精講』を仕上げて、センター形式の問題を多く解いていけるようにしていこう。
センター試験、二次試験ともに数学を受験する人の勉強法
センター試験、二次試験ともに数学を受験する人が、センター試験数学において7割とるための勉強法について説明する。
センター試験と二次試験の数学の問題は全くと言っていいほど異なっている。
マーク試験と記述試験という違いもあるが、出題傾向が全く違うのだ。
二次試験がある人は二次試験をメインにして学習していくのが重要になってくる。
あくまでも記述問題で点を取っていくことを考えていこう。
勉強法としては、高校3年生の夏までに、『青チャート』の例題と練習問題をやりきることを目標に取り組みます。
青チャートの詳しい使い方は下記のURLを参照してほしい。
高校1年生、2年生のうちは、学校の授業の予習、復習を行い、学校で配布されている問題集などにしっかり取り組む。
それと並行して青チャートを進めていく。 3年生の夏になるまでにある程度青チャートをやりきれるとよい。
そして、秋まではじっくり二次試験対策として、青チャートを用いて、記述の勉強をしましょう。
そのあと、9月くらいからセンター試験の過去問やセンター試験予想問題集もやっていけるとよいだろう。
しかし11月くらいまではしっかり記述問題に対する学習も進めていかなければならない。
12月になる前くらいからセンター対策1本に絞ってやっていこう。 センター試験のみの人と違って時間が限られていると思う。
過去問はできるだけ多くやっていこう。 大切なのは、最初に7割取れていなくても不安になってはいけない。
ずっと記述の勉強ばかりで、センターの形式に慣れていないだけだ。 確実に7割以上取れる力はついている。
センター試験過去問や、センター予想問題をやったら、1回1回しっかり復習を行い、1つ1つを完璧にしていこう。
絶対に安定して7割以上取れるようになっていく。
センター試験9割を取るために
センター数学9割を取るのは難しい。 難関大学を目指していて、数学が得意な人であっても、少しでもミスをしてしまえば、9割に届かないからだ。
「どう勉強していけば9割取れる力が付くのか」、「どうすれば本番で9割解けるのか」を下記で説明していこうと思う。
センター試験数学で9割を取る意義
まず、なぜセンター数学で9割とることが大切なのか説明しよう。 他教科で補えばよいと考えている人も多いと思う。
しかし数学はコツが分かってしまえば、9割前後は安定してとれるのだ。 それにセンター試験は総合点が重要になってくる。
東大の足切りの点数、医学部の足きりの点数は大体8割前後だ。 配点がセンター比重のところなら、センター試験9割前後のボーダーが引かれる医学部もある。
つまり、8割を目指しているようでは何かの拍子で8割を切ってしまったら二次試験にたどりつく前に足きりされてしまう。
それを回避するために、9割以上を本気で目指し安定させることが必要だ。 しかし、国語や理科、社会で9割を安定させるのは難しい。
そのため数学での高得点はセンターで9割前後取るために絶対に必要になってくる。
また、医学部だったら後期試験で9割以上のセンター試験の点数があるなら、どこでも入ることが可能である。
センター試験で高得点を取るというのは、本当に大切なのだ。 ただ、2次試験との兼ね合いがあるため、上手く勉強を切り替える必要がある。
それを次で説明していく。
センター試験数学で9割とるための力をつけるための勉強法
センター数学で9割とるといっても、ぎりぎりまでは二次試験の勉強を続けなければいけない。
二次試験対策の学習を行っていかなければセンター数学9割を取ることのできる力はつかないからだ。
勉強法としては、高校2年生までに青チャートレベルの問題は理解し、完璧に解けるようにしていく。
高校3年生になって学校で演習が始まったら、その問題集を解いていく。
もし、学校で使っている問題集が合わないなと思ったら、『スタンダード数学演習』や『大学への数学一対一対応』などを使っていくのも良い。
以下のURLを参考にしてほしい。
『スタンダード数学演習』
厳選された531問で合格へと導くスタンダード数学演習
『大学への数学一対一対応』
参考書徹底解説シリーズ数学問題集『一対一対応の数学』
11月ぐらいまでは記述問題をメインに学習していく。
12月くらいになったら、センター試験過去問や、センター試験予想問題を記述問題対策と並行して解いていく。
そして年明けになったら、センター対策に絞り、過去問や予想問題をできるだけ多く解いていき、パターンをつかむのが良い。
不安な人はもう少し早くから、センター対策に絞っていっても良いが、難関大学を目指す場合はぎりぎりまで記述問題の対策を行っていくのが良い。
記述力は少しでもやらないと力が落ちてしまうからだ。
二次対策メインで勉強してきた人はセンター数学9割とれる力は絶対に身についている。 センター数学に早く慣れていくことが重要になる。
センター数学本番で9割以上取るために
センター数学で8割以上は安定してとれるのに9割以上を安定してとれないという人もいるだろう。
それは9割を取れる力が付いていないのではなく、9割を取る方法が分かっていないからだ。
いまから9割を取ることができるようになる方法を説明していく。 最も大切なことはミスをしないということだ。
当たり前かもしれないが、最も重要である。 配点にも依るが基本的に数学ⅠAにおいてもⅡBにおいても4問以上間違えたら9割とることはできない。
センター数学は前の問題で解いた答えを使って次の問題を解くことが多いので、一つ間違えてしまうと、その問題から下の問題は雪崩式に間違ってしまうことになる。
したがってミスをしないようにしていくことが重要なのだ。(どうやったらミスが少なくなるかは次の章で詳しく説明していく。)
センター演習を重ねれば簡単なミスは少なくなっていく。
二次試験対策メインといってもセンター対策をおろそかにしてはならない。
センター試験本番において点を取るために
センター試験で9割以上取れる力があっても本番で間違った解き方をしてしまうと全く点を取れない時もある。
センター数学において最も重要になってくるのは先ほども言ったが、どれだけミスをしないかである。
ミスをしないためにしたほうが良いことを以下で紹介していく。
途中の計算式などは見やすく残しておく。
センター数学を解いたことがある人は分かると思うが、センター数学は制限時間が短い。
よってミスが発覚した時にどれだけ早く見つけられるかが重要になってくる。 ミスしないようにと丁寧にやっていたらすぐに60分経つ。
なるべく早く丁寧に問題を解いていくことが重要になってくるのだ。
そのために、途中の計算式などは丁寧に書き、見やすく残しておくことが必要になってくる。
特に数学ⅡBは計算量も多いので、見やすく残しておくというのが重要である。
方法としては、余白を線で区切り、順序通りに計算式を残しておくことなどがあげられる。
丁寧に書くというのを心がけてやっていってほしい。
分からない問題があったら考えずに後回し
センター数学はとにかく時間が少ない。 もし分からない問題に出会ったらとしたら、すぐに違う問題にとりかかろう。
そして自分が分かる問題を解いてからその問題に戻ってこよう。
分からない問題を考えるために立ち止まってしまうと、焦って余計に考えられねくなるかもしれないし、分かるはずの問題をやらずに試験が終わってしまう可能性もある。
ぜひ分かる問題を確実に解き、点数を確保してから分からない問題を解いていこう。
必ずしも大問1から解かなくても良い
意外と忘れがちであるのが、必ずしも大問1から解かなくても良いということだ。
センター対策を積むにつれて、自分が得意な分野、苦手な分野が分かってくるだろう。
本番の試験において、最初の大問から分からない問題に出会ってしまったら焦ってしまうだろう。
ぜひ自分が得意な分野や簡単だと思う分野を見つけ、その大問から解いていき、自分の精神を安定させることも重要になってくる。
センター対策をするにあたってそのようなことも考えて対策を積んでいこう。
センター数学で極端に難しい問題が出るということはあまりない。
ミスをせず、時間内に終わらせることさえできれば、満点も取ることができる。
ぜひ自分の目標の点数が取れるよう対策を考えて本番に臨んでいってほしい。
まとめ
以上でセンター数学について説明してきた。 センター数学は二次試験の数学とは全く違う。
しっかり対策をしていないとどんなに数学の力があっても良い点を取ることは難しい。
ぜひ二次試験の勉強をぎりぎりまで行って、センター対策に入ったら、全力でセンター対策を行ってほしい。
パターンさえ分かってしまえば、いい点数を取りやすくなる。 是非頑張ってほしい。 目標点を取れるよう祈っている。
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