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知らないと損!センター利用の4つのメリットとデメリット

2017年01月30日 | センター試験

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センター試験を受けると思うが、それだけでは受験は終わらない。

国公立大学の場合、センター試験と二次試験の得点の合計で合否が出ることが多い。

また、私立入試であると、センターの得点関係なしに、その大学が用意する試験で合否を決める。

センター利用はそんな中、主に私立入試においてセンター試験のみの点数によって合否を決める入試形態だ。

では、そのセンター利用はメリットやデメリットは何だろうか?

ここでは、センター利用について詳しい仕組みやメリット、デメリットなどを徹底解説していく。

センター利用を考えている人は是非この記事を参考にして、自分の入試にいかしていこう。

 

センター利用とは

(↑センター利用の大まかな日程)

まずセンター利用について説明する。

一般的にはセンター利用と呼ばれるが、正式名所はセンター試験利用入試である。(以下、センター利用と呼ぶ)

センター利用とは簡単に言うとセンター試験の点数で合否が決まる入試である。

ほとんどの受験生はセンター試験を受験するだろう。

受験後、各私立大学のセンター利用に出願する。

それぞれの大学は出願者のセンター試験結果を大学入試センターに問い合わせ、その点数で合否を決めるのだ。

 

センター利用の種類

センター利用には2種類存在する。

単独型』と『併用型』だ。

よく読んでセンター利用について理解してほしい。

 

単独型

単独型はセンター試験の結果のみで合否が決まるものである。

単独型を実施している私立大学は多い。

受験科目は1教科の場合もあれば、5~6教科の場合もあり、様々である。

複数の科目から選ぶことのできる場合や、解答範囲が限定されている場合(例えば、「英語」はリスニング除く、「国語」は漢文除くなど)がある。

さらに配点についても、一部の科目が高い場合、複数の科目のうち高得点の科目を採用する場合などいろいろなパターンがある。

自分が出願しようと思っている私立大学のセンター利用の科目や配点について事前に調べておくことが重要である。

 

併用型

併用型はセンター試験の点数に加え、大学独自の個別試験を課し、両方で評価するものだ。

センター試験と個別試験の合計点で判断するものもあれば、センター試験と個別試験を比べたときに点数の高いほうを採用するケースもある。

大学独自の個別試験には、一般入試3教科型との同時出願となる場合や、小論文、適性検査などが行われる場合があり、学部学科によって異なる。

こちらも自分が出願しようと思っている私立大学について調べておくことが重要である。

 

センター利用の特徴

この章ではセンター利用を受けることについてのメリット、デメリットを私立大学の一般入試と比べて説明していく。

これを読んで、是非自分の志望校選びに役立ててほしい。

 

センター利用 メリット

センター利用で受験するメリットは多い。 しっかり読んで、自分に役立ててほしい。

 

メリット1 センター対策を行うだけで多くの私立大学を受験できる

メリットの一つ目としては、センター試験の成績だけで複数の大学、学部、学科を受験できるという点である。

つまり、併願する私立大学を受験するのに、センター試験の対策だけ行っていれば、合格を勝ち取ることができるというわけだ。

併願する私立大学の一般入試を受験する場合は、その大学の個別試験の対策をする必要がある。

具体的には、過去問を解き、どのような傾向で入試問題が作られているかなどを知り、自分の苦手な範囲を復習したりしなければならない。

しかし、センター利用で受験すれば、このような対策がいらないのだ。

この余った時間は第一志望校への対策の時間などに充てることができる。

入試前、受験生は一秒も時間を無駄にできないだろう。

その時に第一志望校ではない、他の大学の試験勉強を行うのはとても勇気がいる。

是非、センター利用を受験することも考慮してみてほしい。

 

メリット2 一般入試前に抑えの大学を確保できる

メリットの2つ目は、一般入試前に抑えの大学を確保できるということだ。

一般入試前に合格を勝ち取ることができるのはとても自信になる。

合格を勝ち取ることで、センター試験後の勉強に対するモチベーションを上げることもできるし、他の受験生よりも精神的に優位に立つことができる。

センター利用を受けないとなると、センター試験後の入試が私立大学の一般入試になる可能性が高く、初めての一般入試では緊張して力が出せないということもよくある。

精神的に優位に立つためにもぜひセンター利用を受験してみてほしい。

私の高校の先輩や同級生もこのようなことを言っていた。

センター利用は受けておいたほうが良い。

受験会場に行かなくても合格をもらうことができるし、何より合格をもらえるということが安心につながる。

センター試験が終わって、不安になっている時期で安心できるのはとても大きい。

是非時間があるなら考えてみてほしい。

 

メリット3 いろいろな負担が減る

メリットの3つ目としては、受験前の負担が減るということだ。

まず金銭面での負担を減らすことができる。

一般入試の平均受験料は35000円であるのに対して、センター利用の平均受験料は15000円程度である。

また、一般入試は入試を実施する大学や施設で行われることが多く、移動費や宿泊費などがかかることが多い。

それに対して、センター利用はどこにも行かなくても、出願さえ行えば、受験することができ、結果発表もインターネット上などで行われることが多いので、移動費、宿泊費などの費用が全くかからない。

また、時間的な負担も減らすことができる。 移動時間など、勉強しようと思えば、勉強することもできると思うが、しっかり机に座って、集中した学習が行えるとは限らない。

前日に宿泊したとしても、ホテルなどで集中して勉強できるとは限らない。

しかし、センター利用で受験すれば、他の受験生が集中して勉強できていない時間に自分はしっかり集中した学習を行うことができる。

こう思うだけでも精神的に優位に立つことができるだろう。

受験前は勉強していないだけで不安になってくる。

その不安を取り除くためにもセンター利用を受験するのは良いだろう。

また、肉体的にも負担を減らすことができる。

私立大学の一般入試を受けることで、移動や宿泊などでしっかり休むことはできない。

また、大人数が集まるところへ行くため、風邪やインフルエンザにかかる可能性も高くなる。

第一志望校を万全な状態で受けることができなくなってしまうかもしれない。

 

メリット4 自分のセンター試験の点数が大体わかる

メリットの4つ目は、自分のセンター試験の点数を大体知ることができるということだ。

センター試験が終わった後、受験生は自己採点を行う。

自己採点を行い、自分がどのくらいの点数を取れたかによって、受験校を選んでいくことになる。

しかし、マークミスなどで、自己採点と本当の点数が大きく間違っているかもしれない。

また、もし目標の点数が取れていなかったとしても、全国の受験生と比べたら、良い成績なのかもしれないし、その逆かもしれない、ということもセンター利用を受験することによって知ることができる。

自分のセンター試験の点数が全国の受験生と比べると、どのくらいの立ち位置のなのかを知ることで、第一志望校の入試までの間の対策なども立てやすい。

第一志望校に受かるためにも、センター利用を受験することはとても役に立つのだ。

これらのことからぜひセンター利用を受験することも考えてみてほしい。

 

センター利用 デメリット

次にセンター利用のデメリットを紹介する。

デメリットも理解したうえで、センター利用を受験するかどうか考慮してほしい。

 

デメリット1 募集人数が少ないため高倍率になり、合格ラインが上がることが多い

デメリットの一つ目としては、募集人数が少なく、また、多くの人が出願するため、合格しづらくなるということである。

センター利用は誰でも気軽に受けることができるというメリットがある上に、多くの受験生が出願する。

その中にはもちろん、本当にその大学に入学したい人もいれば、ただ合格をもらいたいがために受験する人、興味本位だけで受験する人などたくさんいる。

また、その大学を合格するよりも高い学力を持った人が出願する可能性も高い。

それに比べて一般入試は、多くの受験生が自分の実力に見合った大学を受験することが多い。

そのため、一般入試はセンター利用に比べて、倍率も低く、受かりやすい。

必ず受かりたいと思っている私立大学に関しては、センター入試だけではなく、一般入試も受けて、合格の可能性を広げてみるのも良いのではないだろうか。

 

デメリット2 センター試験前出願もあるため、早めに志望校を決める必要がある

デメリットの2つ目は、出願時期が早く、センター試験前にはある程度志望校を決めておく必要があるというものだ。

センター利用にはセンター試験前出願と、センター試験後の出願がある。

しかし、センター試験後の出願といっても、センター試験の直後までの出願というのが多い。

そのため、センター試験前出願の大学でも、センター試験後出願の大学でも、ある程度自分が受験したい大学はセンター試験前には決めておく必要がある。

もちろん、センター試験の直前(1月上旬)はセンター試験のことで頭がいっぱいで、焦っていると思うので、12月いっぱいまでには、自分の受験したいと思っている大学について調べて、センター利用で出願する大学について決めておくのが良い。

私立大学によっては、センター利用の出願が12月下旬から始まることもあるので、早め早めに行動し、出願できなかったなどということが無いようにしてほしい。

 

デメリット3 受験科目が多い場合がある

デメリットの3つ目としては、受験科目が5~6教科と多いことがあるという点だ。

国公立大学を第一志望校としている人には問題はないかもしれないが、気を付けてほしいのは私立大学を第一志望校としている人だ。

私立大学を第一志望としている人は主に受験科目が3教科なため、3教科しか勉強していないことが多い。

もし高校1年、2年あたりから受験したいなと思っている私立大学が決まっているならば、受験科目については知っておくことが必要だ。

受験前になって、受験したい大学の科目と自分が勉強してきた科目が違っていたら、取り返しがつかない。

是非、自分が受験したいと思う大学についての事前の下調べなどをしっかり行っておくことが大切である。

 

デメリット4 入試独特の雰囲気を感じることができない

デメリットの4つ目は、入試独特の雰囲気を感じることができないということだ。

センター利用は気軽に受けることができる点がメリットではあるが、入試の雰囲気を感じることができないという点がデメリットでもある。

入試会場は独特な雰囲気が流れている。 受験生のほとんどは緊張している。

第一志望校に受験する前に、何回かは受験会場に行き、入試の雰囲気を味わっておくことが大切なのだ。

第一志望校を受験するときはもちろん緊張するとは思うが、受験会場の雰囲気と知っているのと、知らないのとでは全く違う。

受験の雰囲気を知るという意味でも、是非センター利用だけではなくて、一般入試も受験してほしい。

以上がセンター利用のデメリットである。

しかし、デメリットがあるからと言って、センター利用を受験してはいけないというわけではない。

センター利用の他に、一般入試も1校くらいは受けておいてほしいということだ。

是非、センター利用は受けるという前提で、センター対策など始めていってほしい。

 

まとめ

 以上でセンター利用について説明してきた。

センター利用を受けてみようと思った人がいれば、是非受けてほしい。

以下にURLは、センター利用が可能な大学の入試科目などの様々な情報が詳しく載っているので、調べてみてほしい。

https://studysapuri.jp/nyushiSearch/center/ センター利用にはデメリットもあるが、一般入試も受けてもらえれば解決する話がほとんどである。

ぜひセンター利用は多めに受験しておいてほしい。

自分が興味のある大学、行きたいと思う大学についてはセンター利用も一般入試も受けておくのが一番である。

また、最も大切なことは早め早めに準備を行っておくことである。

もちろん、学習の早めの準備はもちろんであるが、もっと大切なのは、事前に自分の通いたい大学、受験したい大学について調べておくことである。

これは入試の日程や、出願日について調べるだけではなく、自分の目指す大学や、受験しようと考えている大学で、どのような教育が行われているのか、どのような研究がなされているのか、就職はいいのか、なども調べておくのが良い。

是非、大学についての事前の調べも怠らず、学習もしっかり行って、志望校合格をつかんでほしい。

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