大阪大学外国語学部、中央、法政現役合格!コロナ休校期間の圧倒的勉強量
2021年05月19日 | 合格体験記
21年度入試の、現役生は少々苦しい思いをしたかもしれない。
地域によっては、4月末から5月ごろにかけて、高校が休校になったりオンラインでの授業対応となっていた。
履修科目の授業が思ったように進まなかったり、授業自体がなくなってしまったりしたことも少なくないと聞く。
今回紹介するT君は、このイレギュラーな休校期間にも気持ちを落とさず、前のめりに勉強していた生徒だ。
結果、現役生ながら大阪大学外国語学部に合格することができた。
出会い
彼が慶早進学塾に入塾したのは、高校2年生の2月頃で、冬期講習を実施したタイミングであった。
志望する進路は私立文系の英語・国語・世界史の3教科だったが、学校の成績は数学や理科基礎などの教科も含めてまずまずで、これまで学校の勉強を堅実にやってきているという印象であった。
入塾してからは、これまでの勉強の進みとのすり合わせをしながら、塾でも本格的に勉強を進めていくことになった。
入塾初期
塾で出された課題を毎週毎週きっちりと仕上げきることができており、塾での小テストの結果は常に良好であった。
そのため、塾で課している課題の進みもよく、順当に勉強が進んでいるように思えた。
そんな矢先、3月頃からコロナウイルスについての騒ぎが大きくなりだし、4月末から5月にかけて休校期間に突入することになる。
慶早進学塾でも例外ではなく、この期間は休校となり、生徒指導は全てオンラインで実施する形に切り替えた。
休校期間
この期間、塾では「オンライン自習室」を実施した。
生徒の普段の勉強の様子を確認し、勉強時間を確保することが目的であった。
ここでのT君の勉強の様子が、衝撃的だったのだ。
オンライン自習室をつないでから、1日8時間から10時間ほど、ぶっ通して勉強していたのだ。
オンライン自習室では、zoomのテレビ電話機能を使って、自宅での勉強の様子を映してもらっていのだが、T君はひたすら自室の机に向かっていたのだ。
その様子をみていると、長時間その場所を動いている様子がないので、最初は寝ているんじゃないかと思っていた。
しかし、画面をよくみていると、勉強を進める右手だけは黙々と動いているのがわかった。
毎日、その日の終わりの時間になるまで、T君は必ず残っていた。
この期間の膨大な努力量が、その後の大きな結果になるだろうと確信していた。
入塾中期〜直前期
そんな彼の勉強への姿勢は、崩れることはなかった。
しかし、夏が過ぎてから、受験する学校の過去問を解き始めたところで、ひとつの大きな壁にぶちあたることになる。
過去問の点数が思ったように伸びていかないのだ。
過去問での苦悩
実際に受験する学校の第3志望郡や、第2志望郡あたりの過去問から解き始めたのだが、
正答率が6割を下回ることが多く続いていた。
また、第一志望の過去問を解いてみると、4割という教科もあった。
9月頃とはいえ、彼の勉強の進みに対してのこの点数は非常に問題であった。
これまでの勉強の内容が確実に定着せず、習得できていない何よりの証拠である。
そこで、実際に解いた過去問や、これまで学習してきた参考書の復習に比重を寄せることにした。
特に英語については、演習した長文が、全て詰まることなく読むことができ、全ての内容が理解できるまで20回以上黙読するという「読み込み」を行った。
国語については、「読解の基礎講義」という現代文の教材を学習し、解答の添削を通じて、現代文の読み方を指導し、その復習を徹底していった。
また、世界史についても問題演習の度に、失点した単元の知識を全て入れ直すという
「演習」⇨「知識の復習」⇨「演習」⇨「知識の復習」というサイクルをひたすら繰り返していった。
その結果、第二志望群までの過去問の点数は少しずつ上がっていき、11月ごろには合格点に達するくらい得点になっていた。
勉強量の維持
解いた問題やこれまで学習してきた主要な参考書の復習を疎かにしてこなかった結果、過去問の得点も伸びていくことができた。
それを支えていたのは、復習だけではなく、常に勉強に対して「前のめりに取り組んでいた」ことだった。
休校期間でのエピソードにもあったように、ひたすら机にむかって勉強していた様子は、夏以降も続いており、学校が終わったら塾にきて、塾が閉まる22時まできっちり集中して勉強を続けていた。
※もちろん塾に友達もいたので、休憩するときはしっかり休んだり、談笑したりしていました(笑)
嬉しい誤算
そして、共通テスト入試本番となるのだが、彼の高校の場合は、私立大学を志望する生徒でも全員、5教科7科目を受験するものになっていた。
彼は、高校生活の間、学校の授業も真剣に受けており、定期テストも日頃から頑張って勉強していたので、理数科目に関しては、ある程度の点数をとることができた。
そこで、志望していた私立大学に加え、国公立大学の前期として、
- 二次で数学が不要
- 二次試験の比重が7割を超える
大阪大学外国語学部の出願をすることに決めた。
二次試験の試験科目は、国語・英語・社会となるため、これまで勉強してきた内容を最大限生かすことができる。
入試結果
入試を一通り終えて、彼の受験の結果は非常に素晴らしいものであった。
- 大阪大学 外国語学部
- 中央大学 文学部
- 法政大学 文学部
- 関西学院大学 文学部
- 南山大学 外国語学部
- 京都外国語大学 外国語学部
ここまでの合格を連ねることができたのだ。
まさに努力の賜物である。
日々の安定した勉強量と、得られた結果に対して常に改善を繰り返していく姿勢が結果に結びついたのだ。
本当に合格おめでとう!!
皆が勉強してない時にしっかり勉強したからこその成果。本当におめでとう!
他にも体験記を公開しているので、ぜひ見てください!
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