センター国語、80分の制限時間でクリアする解き方とは?
2017年03月04日 | センター試験
制限時間が短いのが特徴だ。 国語の場合、80分で大問4つを解かなければならない。
単純計算で、1つの大問にかけられる時間は80÷4=20分である。 文章を読み、問題を全て解くまでを約20分で済ませる。
これが大変なことだというのは想像に難くない。 だが、勉強法や解き方次第では、時間内で全て解き切るのも十分可能である。
高得点を取るためには、回答の精度をあげるのみならず、全問題に着手するというのも当然欠かせない。
そこで今回は、センター試験の国語を時間内に全て解き切る方法について説明する。
どういう順番でとけば良いのかわからないセンター国語。 これを読めば、解き方の方針が必ず見えてくる。
センター国語の問題構成
まずは、センター国語で解かなければならない問題について詳しく知っておこう。
制限時間、問題数、問題内容など着目すべき点は多数ある。
制限時間と問題数
先述の通り、センター国語の試験時間は80分である。
この時間内で大問4つを片付ける必要があるので、結構忙しいのだ。
各大問の出題内容は後に示すが、全体の回答数、すなわちマークの数は例年36個前後となっている。
80分で36個。 文章を読解する時間も考慮すると、1つの問いに答えるのに2分もかけられないことがわかる。
私大などの国語と比較しても、1問にかけられる時間がかなり短い。 全て択一式とはいえ、素早い情報処理が要求されるのだ。
ただし、問題の形式は毎年ほぼ同じものとなっている。 それを知っておくだけでも問題は解くやすくなるのは確かだ。
そこで次に、分野ごとに例年出題されている問題を紹介していく。
出題内容:論説文
まずは1つ目の大問、論説文。 問題構成は、例年次のようになっている。
- 漢字に関する問題
- 「(傍線部)」とはどういうことか、という問題
- 「(傍線部)」とはなぜか、という問題
- 文章の表現と構成・展開に関する問題
漢字に関する問題とは、次のようなものである。
「第二次世界大戦以後、科学技術という営みの存在は膨張を続ける。
プライスによれば、科学技術という営みは十七世紀以来、十五年で(ア)バイゾウするという速度で膨張してきており、二十世紀後半の科学技術の存在はGNPの二パーセント強の投資を要求するまでになってきているのである。…」
問1 傍線部(ア)〜(オ)に相当する漢字を含むものを、次の各群の1~5のうちから、それぞれ一つずつ選べ。 (ア) バイゾウ
- 細菌バイヨウの実験
- 印刷バイタイ
- 裁判におけるバイシン制
- 事故のバイショウ問題
- 旧にバイしたご愛顧
同じ漢字を用いた熟語を選ぶのみなので、長時間考えるような問題ではない。
文章を読みながらほぼノータイムで答えを選べる。 「どういうことか」問題は、センター試験に限らず大学入試で頻出の問題形式だ。
これも、一つ問題例を挙げておこう。
問2
傍線部A「先進国の社会体制を維持する重要な装置となってきている」とあるが、それはどういうことか。
その説明として最も適当なものを、次の1~5のうちから一つ選べ。
(選択肢省略)
あなたも一度はこういう問題を見たことがあるに違いない。
そもそも「どういうことか」という問いの意味は何なのか。
これについては次の記事で詳説している。
センター国語を突破する上で大いに役立つ記事であるため、こちらも是非参照してほしい。
上の記事を読めばわかるが、この問題は傍線部の内容を理解しやすい言葉に言い換えることが要求される。
- 傍線部の内容を理解する
- 傍線部が指している内容を探し、その言葉で言い換える
という2つの作業をすることとなるのだ。 したがって、直ちに想像できるように、こうした問題は比較的時間を要する。
真面目に議論をすると少なくとも2,3分はかかってしまうのだ。 先ほど述べたように、1つの問題にかけられる時間は平均で2分もない。
「どういうことか」問題は平均以上の時間が必要なわけだ。 すぐに解けると思い込んでいると時間計画が破綻してしまうので注意しよう。
他の問題を素早く解き、時間を稼ぐ必要がある。 「〜はなぜか。」と理由を尋ねる問題もそれなりに時間を要する。
傍線部の前後をよく読んで、論理的な繋がりを把握しなければならないためだ。 何が理由で何が結果なのか。
何が具体例で何が重要な内容なのか。 これらを明確に整理しなければならない。
「それゆえ」や「したがって」といった理由を表す表現に着目すれば効率良く解けるのは確かだが、傍線部の直前・直後に理由がそのまま書いてあるような平易な問題がセンター試験で登場するはずもない。
ある程度の時間を割くことをあらかじめ覚悟しておこう。 文章の表現や構成に関する問題は、そうした問題と異なりあまり時間を要さない。
文章をたくさん読んできた経験のある人であればスラスラ答えにたどり着ける。
文章を読み慣れていなくても、高校生であれば最低限持っている国語力で解くことが可能だ。 漢字問題に次いでさっさと片付けられる問いだ。
出題内容:小説、随筆
次は小説や随筆の問題。 論説文と違って感情的な判断で解いて良いから楽だ、と考えていたとしたらそれは誤りである。
むしろ小説・随筆だからこそ、文章に書いてあることから論理的に答えを導くのが大切だ。 この大問で頻出なのは次のような問題である。
- 語句の本文中での意味
- 「(傍線部)」とはどういうことか、という問題
- 心情に関する問題
- 表現に関する問題
「語句の本文中での意味」とは、次のような問いを指す。
問4 傍線部(ア)〜(ウ)の本文中における意味として最も適当なものを、次の各群の1~5のうちから、それぞれ一つずつ選べ。 (ア) 呆っけに取られた
- 驚いて目を奪われたような
- 意外さにとまどったような
- 真剣に意識を集中させたよな
- 急に眠気を覚まされたような
- 突然のことにうれしそうな
先ほどの漢字問題の語句バージョンと思えば良い。
これも文章を読みながら、さほど苦労せずに答えられる。 語句の本来の意味と文中での意味を尊重すればOKだ。
「どういうことか」という問いは小説・随筆でも登場する。 これを意外に思うかもしれないが、むしろこちらで出てくる方が自然なのだ。
というのも、小説や随筆は必ずしも平易な論理で話が進んでいるとは限らず、表現も高度でポエティックなものになる。
そのため、読んですぐ理解できるような平易な言い換えをするのが大事になる、というわけだ。
解き方は論説文と一緒で、ある程度の時間を要する。 心情に関する問題は小説・随筆特有といえる。
すでに述べたように、心情問題だからといって感情的に処理して良いという訳ではない。
心情問題こそ、文章の内容を尊重して淡々と解くべきなのだ。 ここでは詳細を省くが、解き方は次の記事で詳説されているので参照のこと。
表現に関する問題は、文章を読みながら実際にその通りだと思えばそれを選び、違和感があれば切り捨てれば良い。
それだけで十分正解できるので、この問いを気にする必要はないと言える。 時間もさほどかからないので、稼ぎどころだ。
出題内容:古文
いわゆる現代文が終わったところで古典の話に入る。
後に詳しく述べるが、センター古典は時間のかかる問題が少ない。
しっかり勉強すればあっという間に完答できるのだ。
古文の問題構成は概ね次のとおりである。
- 傍線部の解釈
- 助動詞に関する問題
- 傍線部の説明をする問題
- 和歌に関する問題
「傍線部の解釈」は毎年必ず出題される問題で、次のようなものである。
問1 傍線部(ア)〜(ウ)の解釈として最も適当なものを、次の各群1~5のうちから、それぞれ一つずつ選べ。 (ア) にげなきまで
- 別人に見えるほど
- 目立ち過ぎるほど
- 不釣り合いなほど
- 信じられないほど
- 並ぶ者がないほど
古文単語や助動詞の意味に則って素直に訳せば正解できるので、サクサク解いていける問題だ。
「助動詞に関する問題」とは、次のような文法知識の問題だ。
問2
波線部a~eの助動詞を、意味によって三つに分けると、どのようになるか。
その組合せとして最も適当なものを、次の1~5のうちから一つ選べ。
- [a] と [bce] と [d]
- [a] と [be] と [cd]
- [ace] と [b] と [d]
- [ad] と [b] と [ce]
- [ae] と [b] と [cd]
助動詞の意味(推量、完了など)や活用形について問うものである。 文脈を参考にすることは大切だが、全体の大意を把握せずともこの問題は解ける。
問われているのは文法知識なので、十分勉強していれば短時間で解けるしすぐ天に結びつくのだ。
傍線部の説明をする問題とは、端的にいうと状況把握である。
古語で書かれた文章を正確に読解し、誰が何をしたのか整理していくことが必要である。
ただ、文章の内容を要約するなどの努力は不要で、前から順に読んでいき内容を理解できれば差し支えない。
そういう意味で、この問題もさほど時間を必要としない。 「和歌に関する問題」は、和歌の意味やそれが詠まれた状況を答える問題だ。
センター試験では毎年この問題が登場し、古文の中でも最大の関門と言える。 文章全体の流れを理解し、
- その和歌はどういう境遇で詠まれたか
- 和歌の表面上の意味
- 和歌の裏の意味(込められた感情など)
を正確に把握しなければならない。 文章の一部一部を読めるだけでは不十分で、総合力が試される。
そして、問題の性質上どうしても時間を要するものとなる。
出題内容:漢文
最後の大問、漢文について見ていこう。 漢文の問題構成は、概ね次のようになっている。
- 文字の読み方を問う問題
- フレーズの意味を問う問題
- 「どういうことか」問題
- 理由を問う問題
- 返り点の付け方の問題
文字の読み方を問うというのは、次のように多数の読み方がある中で適切な読みを選ぶものだ。
問1 波線部(ア)「蓋」、(イ)「愈」のここでの読み方として最も適切なものを、次の各群の1~5のうちから、それぞれ一つずつ選べ。 (ア) 「蓋」
- なんぞ
- はたして
- まさに
- すなはち
- けだし
単なる読みのテストと異なるのは、「ここでの」読み方を聞かれている点だ。
いくつかの読みがある文字では、読み方によって意味が異なる。
たとえば「之」を「これ」と読むのと「ゆく」と読むのでは話が大きく異なってくる、といった具合だ。
つまりこの問題は、前後の文脈が不可欠なのである。
最初の問題ということもあり気を抜きがちだが、想像以上に時間を要する問題だ。
「フレーズの意味」とは、3~5文字程度の語句に傍線が引かれ、その意味を答えるもの。
問2
(1)「千載之上」・「舟車之所湊」のここでの意味として最も適当なものを、次の各群の1~5のうちから、それぞれ一つずつ選べ。
(1) 「千載之上」
- 高い地位
- 遠い過去
- 重たい積み荷
- 多くの書籍
- はるかな未来
これは、各々の選択肢で傍線部を置き換えて読み、意味が通るものを選べば良い。 選択肢のどれかに答えが示されているわけだから、独力でゼロから訳すよりはずっと楽だ。 「どういうことか」や理由を問う問題は論説・小説と同じである。 話の流れ、因果関係を追うことができれば良い。 返り点の付け方は、いうまでもなく漢文特有の問題だ。
問5
傍線部C「其地之為名、訪之於古、未之聞」の返り点の付け方と書き下し文との組合せとして最も適当なものを、次の1~5のうちから一つ選べ。
漢文で最も時間を要するのがこの問題だ。
というのも、どの選択肢も「それっぽい」返り点・書き下し文になっているからである。
適当に選ぶと正解する可能性が低くなるよう設計されており、文中の句法を正確に見つけていかないと正答にたどり着けない。
この問題に関しては、ある程度時間をかける必要がありそうだ。
どういう順序で解くべきか?
ここまで、センター国語の各大問の問題構成を詳しく見てきた。
では、どういう順序で解くべきなのだろうか。
文章の量
まずは大問ごとの文章の量を文字数で比較してみよう。
年によってもちろんブレはあるが、概数を述べると次のようになる。
- 大問1(論説):4,000字
- 大問2(小説):4,000字
- 大問3(古文):1,000字
- 大問4(漢文):200字
ここ数年は大体上のような分量になっている。
数字を見て直ちにわかるように、現代文よりも古文の方が圧倒的に短く、さらに漢文はそれよりも圧倒的に短い。
もちろん、現代語を100文字読むのと漢文を100文字読むのでは苦労が大違いではある。
しかし、文章が長いというのは読み切るのに時間がかかること、要点を見抜くのが難しいことを意味し、問題の難易度を上昇させるのだ。
少なくとも文字数の面では、古文・漢文の方がサクサク進められることがわかる。
問題の内容
では、問題構成の面ではどうだろうか。 上で述べた各大問の問題構成を再掲する。
<論説文>
- 漢字に関する問題
- 「(傍線部)」とはどういうことか、という問題
- 「(傍線部)」とはなぜか、という問題
- 文章の表現と構成・展開に関する問題
<小説・随筆>
- 語句の本文中での意味
- 「(傍線部)」とはどういうことか、という問題
- 心情に関する問題
- 表現に関する問題
<古文>
- 傍線部の解釈
- 助動詞に関する問題
- 傍線部の説明をする問題
- 和歌に関する問題
<漢文>
- 文字の読み方を問う問題
- フレーズの意味を問う問題
- 「どういうことか」問題
- 理由を問う問題
- 返り点の付け方の問題
センター国語の問題を一望することができるだろう。 この中で比較的時間を要するのは、
- 「どういうことか」問題
- 理由問題
である。 これらは傍線部だけを正確に読解できていればよいというわけではなく、文章全体の流れを追う必要があるのだ。
少なくとも、知識があれば短時間でサクッと解ける類のものではない。 1問の2,3分要することが多いし、難問の場合5分ほどかかってしまうことも(実戦的には)ありうる。
またそうである以上、こうした問題を含む大問は後回しにしたいところだ。
古文・漢文でも「どういうことか」や理由を問う問題はあるが、現代文と比較するとさほど時間がかからない。
それは、文字数が少なく、探索すべき領域が限られているためである。
多少の時間は要するものの、傍線部の前後1,2文を理解すれば事足りるケースがほとんどだ。
また、古文・漢文は知識があればすぐに解ける問題が多い。 古文であれば傍線部の解釈、助動詞に関する問題あたりは知っていれば何も苦労しない。
漢文でも、句法・単語の知識があれば漢字の読み、語句の意味、返り点の問題は平易なものである。
知識がしっかりしているだけで、短い時間で半分程度は正解できるのだ。
限られた時間で最大の成果を上げねばならない都合上、確実に得点できる問題はさっさと片付けてしまった方が良い。
したがって、問題構成の面でも古文・漢文は先に解くべきであると言える。
センター国語は古文・漢文から
当然、分野ごとの得意・不得意というのは誰にでもあるので、それを元に解く順番を決定するのも良い。
ただ、確実に得点できる問題があるのであれば、それを先に解いて最低限の点を確保した方が効率的だし、何より焦らずに済む。
ではその「確実に得点できる問題」とは何か。 それこそが、古文・漢文の知識問題なのである。
古文単語や句法に関する知識が十分に備わっていれば、古文漢文は半分程度の点数を確保できる。
しかも比較的短時間で解けるので、点数の稼ぎ方としてかなり魅力的だ。
ここで時間を稼げば、現代文の「どういうことか」問題や内容一致問題など重要な問題にしっかり時間をかけられるというメリットもある。
以上のような理由から、センター国語は古文・漢文から解くことを強く推奨する。
古文・漢文のなかでどちらを先にやるかは個人の得意・不得意の範疇なので、過去問を解いて自分で定めると良い。
論説文と小説・随筆の順序についても同様だ。
一つ注意すべきなのは、この順序は古文・漢文の確かな知識を前提としている。
知識が不十分なのに古典から解いても、むしろなかなか答えにたどり着けず時間を浪費してしまう。
当然それでは意味がない。 古文であれば単語、助動詞。漢文であれば単語や句法。
そうした知識面の学習は、早い段階で着手しておくことをお勧めする。
大学入試が近づいてから焦ってやり始めてもなかなか身につかないためである。
各大問の所要時間
解く順番がわかったところで、最後に各大問の大まかな所要時間について考えてみよう。
最初に述べたように、センター国語は大問4つで80分。 単純な割り算だと大問1つにつき20分だ。
だが、ここまで読んだあなたであれば、そのまま20分ずつかけるのは危険と分かるに違いない。
短時間で済ませられる古文漢文は、それよりも早く解いて時間を稼ぐべきなのだ。
大問ごとの所要時間が最終的に個人の得意不得意と相関するのはいうまでもない。
しかし大まかな心構えとして、古文漢文は20分よりも短い時間で終わらせた方が安全だ。
具体的には、古文漢文各々15分以内で解き切るのがよい。 こうすれば残り時間は50分となり、余裕をもって現代文を解き進められる。
どうしても時間が足りない場合を除き、センター試験では見直しの時間も欲しいところだ。
あまりたくさん時間を割けないのは確かであるので、目安は5分、よほど早く解ける人は10分を見直しに割こう。
とすると、現代文にかけられる時間は45分程度となる。 流れをまとめると次のようになる。
- 古文を15分で解く
- 漢文を15分で解く
- 現代文2題を45分で解く
- 残りは見直しに充てる
すでに述べたように、古文・漢文の順序と現代文2題の順序は個人で定めるとよい。 この順序で解けば、時間の少ないセンター国語でも高得点を獲れよう。
まとめ
80分で大問4つを解かなければならないセンター国語。 問題の分量や問題構成を把握し、そこから最適な解き方を導いた。
知識が素直に点数に反映される古文・漢文を先に解く。 そこで時間稼ぎをし、現代文2題を丁寧に解く。
これが最も効率的で、焦りを防ぐ手順である。 繰り返しになるが、この順序は古文・漢文の確かな知識を前提として組んだものであり、それがおぼつかない状態で演習しても意味がない。
受験で国語を使うのであれば、早いうちから古典の学習を進めておこう。
その上で、今回紹介したやり方で問題を解いていけば、焦らず高得点を取れる。
問題分析に基づいた正しい解き方で、センター国語の壁を打破しよう。
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