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【傾向と対策】早稲田大学人間科学部を世界史受験し、合格点を取る方法

2022年05月07日 | 早稲田大学

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あなたは早稲田大学人間科学部の受験を考えている方だろうか?

この記事は早稲田大学人間科学部の世界史の傾向と対策に関して、余すことなくお伝えしたものだ。

世界史を攻略することができれば、合格圏まで到達しやすくなるだろう。

今回は、早稲田大学人間科学部の世界史の入試の傾向と対策を説明していく。

人間科学部の世界史の入試は、オーソドックスな形式で出題されるため、対策がしやすい科目と言える。

この記事を読むことでしっかりとポイントを押さえ、効率的に対策を行ってほしい。

鴨井 拓也(塾長)
鴨井 拓也(塾長)

世界史ではなく、日本史を受験科目として考えている人は以下の記事をご確認ください!

早稲田人間科学部世界史の基本情報

まずは基本情報を確認しよう。

時間/配点

人間科学部の世界史の制限時間は60分で、配点は50点となっている。

人間科学部の場合、すべての科目の配点は50点である。

ここで1点、注意してほしい。早稲田大学の入試には得点調整があるのが特徴だ。

すべての科目で得点調整が行われる。科目によって難易度に差があったとしても、得点調整によって、選択した科目による有利不利は発生しない仕組みだ。例えば、日本史の入試が難しく、世界史が平易だったという場合も、得点調整が行われるため、世界史を選択した人が有利になるということはない。

鴨井 拓也(塾長)
鴨井 拓也(塾長)

人間科学部は日本史よりも世界史の方がややとっつきやすい印象ですが、得点調整がありますので、結局差はありません。世界史受験の人はとにかく高得点を取れるように日頃から準備しましょう。

出題形式/回答方式

毎年、大問は4~5問出題されている。

大問の数は4~5問と、変動はあるが合計の設問数はほとんど変わらない。

回答方式は、全問マーク式である。

早稲田人間科学部世界史の特徴

次に、早稲田大学人間科学部の世界史の入試の特徴を解説する。

語句挿入と正誤問題

人間科学部の世界史では、語句挿入と正誤問題が多く出題される。世界史の入試ではよく見られるオーソドックスな構成である。

もう少し具体的に説明しよう。

1つの大問について、まず最初に文章が提示され、その文章の内容に沿って設問が構成されている。設問では、文中の空欄に当てはまる語句を選択させる挿入問題の後に、正誤問題が出題される。

人間科学部の世界史の特徴は、典型的な構成であることだ。

同じ人間科学部の入試でも、日本史の入試の場合にはクセのある問題が出題される。選択問題において、該当するものが2つある場合や、選択肢の中に無く「該当なし」が正答となる場合もあるのだ。

一方で、世界史の入試では、このようなクセのある正誤問題は過去出題されたことない。日本史のようにクセがないため、対策がしやすいだろう。

基本問題が多い

基本的な問題が中心に出題されることも特徴だ。

正誤問題が主として構成されており、選択肢の内容は基礎的である。

教科書レベルの問題が学習できていれば、しっかりと得点を取ることは可能だろう。

教科書レベルよりも難易度の高い問題も数問出題される。仮に、難易度の高い問題が解けなかったとしても、基本的な問題に対応できていれば、合格ラインにたどり着く。

したがって、まずは基礎固めを徹底することが重要となる。

年代知識問題/地図問題

人間科学部の地理・歴史の入試では、年代知識に関わる問題が出るのが特徴である。複数の歴史上の出来事を年代によって正しい順序に並べる問題が出題される。

世界史の入試では、年代知識問題は平均して大問2つ程度出題されている。ちなみに2021年の入試では2問であった。

また、地図問題も出題される。

地図問題とは、歴史上の出来事が起きた場所等を地図を見て位置を判断する問題である。

ただし、問題数は少ない。1問も出題されない年もある。特徴的な問題ではあるが問題数は多くないため、さほど恐れる必要はないだろう。

早稲田人間科学部世界史の対策

次に、早稲田大学人間科学部の世界史の対策をしていく上でのポイントについて解説する。

基礎固めを徹底する

入試対策では、言うまでもなく、まずは基礎固めを徹底してほしい。

人間科学部の世界史は特に基礎問題が多いため、基礎を徹底しておくことで確実に得点が取れる。

基礎レベル以上の細かい内容を問う問題は多くはない。よって、そのような問題が分からなかったとしても、合否に大きな影響はない。

基礎問題でしっかり得点を取ることが重要となる。

逆に基礎的な知識が抜けていると、他の人が解けているのに自分だけ解けない問題が発生してしまう。これは、合否に関わる手痛いダメージとなる。

基礎の徹底に注力してほしい。

正誤問題に慣れる

次にポイントとなるのは、問題のほとんどを占める正誤問題に慣れることだ。

人間科学部の世界史は、マーク式であることもあってか、正誤問題が中心として構成されている。正誤問題は、世界史の入試では典型的な出題形式であるが、スムーズに解くには慣れが必要である。

正誤問題を解くときにカギとなるのは、選択肢の文章の中のどこに誤りがあるか的確に見つけ出せるかどうかだ。

これは早稲田大学の他の学部の過去問も活用して対策していけば十分に対策できる。

クセがなく、良くある形式で出題されるため、特化的な対策は必要ないだろう。過去問だけでなく、一般的な参考書でも対策可能だ。

用語は年代と関連付けて覚える

人間科学部を受験する人が行うべき必須の対策は、年代知識を用語と関連させて覚えることだ。

人間科学部の世界史では、年代整序問題が約2問出題される。この2問でしっかりと得点できるかどうかが、合否を決めるポイントになるのだ。

歴史上の出来事の流れをしっかりと覚えていれば、ある程度の順序は分かるだろう。問題によっては、細かく年代を覚えていないと解けないものも出題される。細部まで突き詰める必要がある。

年代整序問題は、人間科学部を受験する場合に、特化的に対策するべき唯一の問題だ。

年代整序問題を解くことができれば、他の受験生と差を付けることができる。

早稲田人間科学部世界史対策のおすすめ参考書

この項目では、早稲田大学人間科学部の世界史の対策に有効な参考書を3冊紹介する。

山川 これならわかる!ナビゲーター世界史B

1冊目は、山川出版社の「これならわかる!ナビゲーター世界史B」である。

歴史は、通史と文化史に分けて考えることができる。通史とは時代の大きな流れである。対して、文化史とはそれぞれの時代で起きた出来事のことを指す。分かりやすく木で例えると、幹が通史、枝葉が文化史となる。

この参考書は、木の幹の部分である通史を学習するための参考書だ。

1冊にすべてがまとまっているわけではなく、4冊ですべての時代を網羅できるようになっている。教科書よりも分かりやすく丁寧に解説しているため、ボリューム感がある。

量が多い分、この参考書を仕上げることで、時代の流れを取りこぼしなく学習することができる。

通史だけでなく、枝葉の部分である文化史の知識についても、ある程度学習することができる、万能の参考書だ。

早稲田大学の人間科学部だけでなく、早稲田大学や慶応大学、旧帝大等の難関大学のレベルまで対応できる。

また、1問1答のような形式の問題小冊子(ポイントチェック)も付属されている。本体の参考書で通史を学習した後にこれを使って、細かい出来事や用語を覚えられているかをチェックできる。

良質で、おすすめの参考書だ。

鴨井 拓也(塾長)
鴨井 拓也(塾長)

ナビゲーターを何度も何度も繰り返し読み込み、反復して歴史事項を理解しながら頭に入れていきましょう。正直これをやり込むだけで合格点が取れてしまうと思います。

Z会 入試に出る 世界史B 一問一答

次に紹介するのは、Z会の「入試に出る 世界史B 一問一答」である。

この参考書は、レベルがそこそこ高く、過不足なく知識を充当できるため、おすすめだ。

しっかりとやり込んでおけば、難関大学レベルまで対応できる。

用語を赤シートで隠して勉強できたり、持ち歩いて電車の中でも学習できるため便利で使いやすい。

地理・歴史の学習では、通史を学ぶ参考書と、1問1答などの用語を覚えるための問題集をセットで使うというのが基本的なスタイルだ。

前述した「これならわかる!ナビゲーター世界史B」で通史を学習し、その日学んだ内容に関する用語を「入試に出る 世界史B 一問一答」で学習するという方法をおすすめする。

Z会 実力をつける世界史100題

3冊目に紹介するのは、Z会の「実力をつける世界史100題」である。

見開き2ページで問題が掲載されている。最初に文章が示され、その内容に基づいて記述式の設問が構成されるという形式だ。人間科学部の入試の出題形式と似ているため、入試に慣れるという意味では非常に有効だ。

論述の問題も出されているため、一般入試や、国公立大学の2次試験の対策に活用できる参考書だ。ただ、人間科学部の入試はマーク式であるため、記述の対策は必要ないかもしれない。

様々な大学の入試の対策に使えるため、自分に合った使い方で活用してほしい。

鴨井 拓也(塾長)
鴨井 拓也(塾長)

人間科学部の対策としては100題まで行っていれば十分すぎるほどです。一方で早稲田大学の他学部を受験する人も多いでしょうし、ここまできっちりやっておきたいところです。

また他学部の過去問も演習しておきましょう。

早稲田人間科学部世界史のまとめ

早稲田大学人間科学部の世界史の入試はクセのない、典型的な問題構成となっている。

そのため、対策がしやすい。基本を押さえておくことで合格ラインに到達することが可能だ。

人間科学部を第1志望に選ぶ生徒は少ない傾向にある。滑り止めで受験する生徒が多い学部だ。しかし、人間科学部の世界史の入試形式は、様々な大学の対策の基礎になる。人間科学部の対策は、他大学の対策にも生かされ、また他大学の対策をすることで自然と人間科学部の入試の実力も身に付いていくだろう。

自分が受験する他の大学や学部の入試との兼ね合いも考えながら、効率的に対策を行ってほしい。

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