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【数学必須化】早稲田大学政治経済学部の入試の変更点と総合問題の対策

2020年07月30日 | 早稲田大学

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早稲田大学政治経済学部(早稲田政経)は、早稲田大学の中でも看板学部の一つである。

早稲田政経を目指して受験勉強をしている人、東大京大志望の人で、早稲田なら政経を受験しようと考えている人など、受験を考えている人は非常に多いのではないだろうか?

しかし、2021年度入試から今までの一般入試の形式が完全に廃止され、これまでの3教科型の入試から大きく受験の形式が変わることをあなたはご存知だろうか?

受験形式の変更に伴い、従来の対策とは異なる対策をしていかなければならない。この記事を読んで具体的にどのような対策が必要なのか、しっかり把握するようにして欲しい。

変更点

まずは実際にどのように変更となるのかを確認しよう。

一般入試

これまでの一般入試では英語・国語が必須、それに加えて地歴または数学のうち一科目選択の合計3教科で、配点は英語:90点 国語:70点 選択科目:70点の合計230点満点で試験が行われていたが、これが2021年度入試から廃止され大幅に変わる。

2021年度からは一次試験と二次試験の二段階で試験が行われるようになり、一次試験はなんと、私立大学の入試でありながら共通テストになる。以下が概要になる。

1) 大学入学共通テスト(100点)
以下4科目を25点ずつに換算します。
①外国語(以下いずれか1つを選択)
・英語(リスニングを含む)
・独語
・仏語
② 国語
③ 数学Ⅰ・数学A
④ 選択科目(以下いずれか1つを選択)
・地理歴史「世界史B」「日本史B」「地理B」から1科目
・公民  「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理、政治・経済」から1科目
・数学  「数学Ⅱ・数学B」
・理科  「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」から2科目
あるいは「物理」「化学」「生物」「地学」から1科目

https://www.waseda.jp/fpse/pse/news/2020/03/31/11687/

英語・国語・数学ⅠAが必須、さらに地歴公民・数学ⅡB・理科から一科目選択の合計4科目が対象になり、この4科目を25点ずつに換算、計100点満点となる。

そして二次試験は総合問題という学部独自の試験が行われることが発表されている。試験時間は120分、100点満点で英語と国語が問われる問題になり、記述解答も含むと発表されている。

共通テスト利用入試(旧:センター利用入試)

今年からセンター試験が共通テストという名前に変わるが、早稲田政経学部の共通テスト利用入試の概要自体は変更がない。念のため以下にまとめておくので、不安な人は改めて確認して欲しい。

大学共通テストで課す科目(5教科6科目/合計800点)

・国語
国語/配点200点
・地歴・公民
①世界史B ②日本史B ③地理B ④現代社会 ⑤倫理 ⑥政治・経済 ⑦倫理、政治・経済から1科目/配点100点
・数学
数学Ⅰ・数学A /配点100点、数学Ⅱ・数学B /配点100点
・理科
①物理基礎 ②化学基礎 ③生物基礎 ④地学基礎から2科目 または①物理 ②化学 ③生物 ④地学から1科目/配点100点
・外国語
英語/配点200点

https://www.waseda.jp/inst/admission/undergraduate/system/center/

募集定員

変わるのは試験方式だけではない。さらに募集定員にも変更がある。

2020年度まで2021年度から
一般入試450名300名
共通テスト利用入試75名50名

表を見ていただければお分かりいただけるように、一般入試では定員が150名減、共通テスト利用入試も25名減になる。参考までに各入試方式の学科別の募集人員も記載しておく。

【一般入試 学科募集人員】 
政治学科 100名
経済学科 140名 
国際政治経済学科 60名
【共通テスト利用入試 学科募集人員】
政治学科 15名
経済学科 25名
国際政治経済学科10名

特徴

では具体的に変更後の、早稲田政経の受験の特徴に関して順番に確認していこう。

3教科の試験廃止

先ほど変更点でも書いた通り、英国社、または英国数で受験する一般的な3教科型の試験が廃止になる。

そのため、従来の英国+もう1教科という早稲田の政治経済学部に合わせた受験対策を目一杯やる、という形を取るべきではなくなる。

共通テストが必須に

従来の受験対策が講じることができないが、それに変わって共通テストの勉強をかなりしなければならなくなる

早稲田の政治経済学部は、何度も書いている通り早稲田の看板学部である。なおかつ、これまでの政治経済学部のセンター利用入試では、総合点で9割を超えるような得点を取れないと合格できなかった。それが共通テストの一次の科目は選択科目を含めても4科目しかない。現状、慶應の足切りのようなボーダーラインの点数設定はないはずだが、これを考えると一次試験の共通テストでかなりの高得点を取っていないと、総合問題を受ける時に途端に不利になることが容易に想像できる。

実際に総合問題でどのくらいの点数を取らなければならないかというのは、問題は公開されているものの、そこに関しては年度を重ねてみないとなんとも言えないところではある。また、どの程度共通テストでビハインドを食らっても総合問題で挽回可能なのかというのも、やってみないとなんとも言えない。

いずれにせよ、現在発表されている情報からわかることは、共通テストでいい点を取れれば取れただけ有利に働くというよりは、共通テストで失敗すると途端に不利になるということである。「早稲田の政治経済学部」というその大学学部の難易度と共通テストの難易度を考えればそこは誰でも容易に想像がつくのかなとは思うが、上述した特徴を踏まえて、共通テストは基本的にどの科目も満点近い点数を取れるような対策をしておく必要がある。

数学ⅠAが必須に

いわゆる私大の私立文系型の3科目型というと中には数学で受験する人もいるが、基本的には英国社の3科目受験で数学が嫌いな人は社会に逃げられるといったところが大きな特徴だった。

それが共通テストで数ⅠAが必須になったため、数学が本当に苦手でずっと避けてきた人は、早稲田の政治経済学部を受験できなくなるといった状態になる。そのため政治経済学部を受験するには、数学嫌いな人も数学に向き合わなければいけなくなる。

ただし、数学ⅠAさえ勉強すれば受験可能になる。数学ⅡBに関しては選択科目なので自身の数学の出来具合に合わせて選んでもいいし選ばなくてもいい。

数学が得意な人は有利ではない

では、数学が必須になるということは数学が得意な人は有利になるのか?とよく聞かれるが、数学が得意な人はそもそも有利ではない。

従来の試験であれば英語が90点、国語が70点、数学を選択すれば数学70点と、合計230点中70点分見込まれていたが、今回から実施される試験方式になると、二次試験の総合問題の100点分は数学が一切関係ない、という状態になり、数学の配点は一次試験の共通テストで25点分か50点分、ということになる。

また、共通テストは基本的に9割以上、満点近く取っていなければならないくらい難易度が高くなることが予想されるので、数学でアドバンテージを作るという発想にはならない。足切りとして、数学が全くできない人を排除するために数ⅠAが必須科目になっているものの、だからといって数学が得意な人がこの学部で勝負をかけるということは基本的にできないだろう。

数学の配点が高くない、その上難易度が高くなることが予想されることから数学が得意な人が決して有利ではない、という特徴に気づいていない人も多いのではないだろうか。
この特徴から、数学が得意な人は英語国語が苦手じゃなければ政治経済学部を受けても構わないが、個人的にはむしろ早稲田の商学部や社会科学部を受験することをお勧めする。

圧倒的に国公立志望有利

もともと共通テストを勉強しなければいけない人たちというのは国公立志望の人たちで、当たり前のように数学も勉強している。また、東大京大一橋勢は共通テストのレベルなら9割程度を平気で取れるようにしてくる。

そのため、国公立志望の人から見たら、普通に自分も勉強していれば早稲田の政経も併願の可能性があるという感覚だろう。そのため、国公立の人たちが非常に有利だと言える。

総合問題という独自の科目

そもそも総合問題とは何か。大学学部によってそれぞれ独自の出題になるので一言で表すことはできない。

早稲田の政治経済学部の場合、思考問題のようなものが公式HPで公開されている。内容としては、普通の英語のように英作文や記述の問題が半分程度、もう半分は国語に近いような問題で構成されており、合計100点満点という形になっている。以下のリンクに総合問題のサンプルがPDFファイルで上がっているので、是非一度見て欲しい。

この総合問題が全体の半分の配点があるため、総合問題対策をしっかりと対策すべきになる。

対策

まずは共通テスト対策

どう考えても重要なのは総合問題より共通テストの方だ。共通テストで高得点が取れないとそもそも話にならず、出願してもお金の無駄になってしまう可能性が大いにある。

共通テストで高得点が取れるように基礎学力を充実させていき、共通テスト型の過去問演習やセンター試験の過去問をたくさんこなしていくことは必須になってくるだろう。そのため、早稲田の政治経済学部を受ける人は国公立志望の人たちがするような勉強をやらなければならない。

ただ、全部の科目をやらなければいけないわけではなく、私立型の人で早稲田の政治経済学部のために共通テストをしっかり頑張るんだという人に関しては、科目を絞って勉強すればいいので、その点は安心してほしい。

総合問題対策

英語系

早稲田の政治経済しか受けない、という人はあまりいないのではないだろうか。おそらく他の大学も受験すると思うので、基本的には他の大学でも対応できるような英語の対策をしておけば良い。それに加えて、国公立の過去問や英作文の練習など、記述の練習をある程度した方が良いだろう。

ただ、英語部分に関しては従来の対策から大きく異なることを何かしなければならないかと言ったらそんなことはない。マーク型の問題よりは記述型の問題をある程度できるようにしておかなければならなくなるが、そこまで対策としては今までと差はないだろう。しかし、これまでの早稲田の政治経済の英語の難易度よりも総合問題の英語の方が難易度は確実に上がるので、英語はかなり得意な状態にしておこう。

国語系

国語の問題に関して過去問が全くないため、どう対策したら良いのかかなり悩んでしまっている人が多いだろう。しかし、私が総合問題のサンプル問題を見た時に思ったのは、慶應義塾大学の商学部の論文テストが少し近いと思った。

慶商の論文テストは、大問がいくつかありそれぞれ問われるテーマが異なる。例えば数学的な考え方が身についているかという設問や、純粋に読解力があるかを問われる問題など、バラエティ豊かな出題になっており、演習に向いていると個人的には思う。また、過去問を演習するストック数としても十分な量があると思う。
早稲田の政経の方が慶商よりもやや難しいかなという印象はあるが、下地を作っていくという意味で慶商の論文テストを題材にして学習するのは、非常に効果的なのではないかと個人的には思っている。そのため、扱える題材があまりないことを考えると、慶商の論文テストの過去問をしっかり潰すことを国語系の問題対策として使うのは、題材が少ない中で有効な一手になるのではないかと思う。

慶應商学部の論文テストに関して、別記事にまとめてあるので、こちらも是非参考にして欲しい。
※記事公開後、リンク先が表示されます。表示されない場合は、もうしばらくお待ちください。

併願に関して

国公立型

国公立志望の人は、共通テストがうまくいけば基本的にそのまま早稲田の政治経済に出願して良いだろう。そのため、国公立志望で併願の候補の一つに早稲田の政治経済も検討していた人たちが、より出願しやすくなるだろう。

今回の入試改革によって、早稲田の政経はより一層入るのが難しくなるんじゃないかと思う。今回の入試方式の変更で国公立の人が受けやすくなり、さらに総合問題という新たな試験形式が行われる。総合問題も国公立の勉強をしていれば突っ込んでさらに何かを対策をする必要も特段あるわけではない。比較的、地頭勝負でなんとかなる部分も正直あるため、国公立志望の人は非常に受けやすくなるだろう。

私立型

そもそも、早稲田の政治経済学部を本当に狙うのかどうかというところをまず考えるべきである。なぜなら、早稲田の政治経済を含むことによって数学ⅠAが必須になってしまうからだ。数ⅠAをしっかり学習しなければいけないため学習時間を持っていかれるが、それでしっかり勉強しました、でも共通テストでうまくいきませんでした、となってしまった場合、事実上政治経済学部への道が絶たれてしまう。大幅なビハインドをくらってしまったらその時点で政経は厳しくなってしまう。なので、二段階でしんどい、面倒臭いところがある。
私立型の人、特に早稲田の政治経済学部に行きたいという人や、早稲田にいきたくて政治経済も視野に入っています、という人に関しては、そもそも早稲田の政経を受験するかどうかというところをまず考えた方がいい。

もちろん、どうしてもここに行きたいので受けます!と言うのであれば、勉強するしかないので頑張って勉強して欲しいなと思う。一方で早稲田に関しては政経以外にも他にもたくさん学部がある。社会科学系なら商学部や社会科学部、法学部などもありますし、他にも文学部や文化構想学部もあるので、早稲田には入りたいけど政治経済学部にこだわってるわけではないというのであれば、私立型の人は政治経済を回避するというのも全然ありだと思う。これは人それぞれ考え方が変わってくるだろうから、自分の状況を考えた上でどうするかを決めるべきだと思う。

また、早慶上智などの経済系の学部に入りたいという人は、慶應の経済や商学部、上智の経済も結構視野に入ってくるんじゃないかなと思うため、割とこのあたりの学部に流れてくる可能性は普通にあるんじゃないかと思う。早稲田の政治経済が受けにくいから他をメインにするという考え方も普通にアリだと思う。

まとめ

いかがだっただろうか?

大幅に入試の形式がかわり、それに伴い対策しなければいけないことが今までと変わってくる。

早稲田の政治経済を狙っている人、また受けようと思っている人はただちにこの内容を確認した上で、どのような対策をしなければいけないかのイメージをしっかり持つようにしよう。それができれば自ずとやるべきことが見えてくるはずだ。また、全体像が見えることで受験すべきかどうかといったレベルでも判断がしやすくなるはずなので、この内容をしっかりと確認しよう。

また、早稲田の政治経済学部に合格したい方は、慶早進学塾の無料相談や通塾を検討してもらうと良いと思う。合格可能性を飛躍的に向上させられればと思う。

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