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センターリスニングのコツと対策で50点満点を目指す!

2016年11月10日 | センター試験

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センター試験を受験するほとんどの人が英語を選択する。

文系でも理系でも英語は必須教科だからだ。

ではあなたは、リスニング対策もしているだろうか?

英語が得意という人から苦手意識を持った人まで、リスニング対策をおろそかにしている人は多い。

リスニングの配点比率は決して低くなく、対策を怠るとセンター英語そのものの点数を大きく下げることになりかねない。

しかし英語を話す機会がほとんどない日本人にとって、リスニング対策とは具体的にどのようにやれば良いのであろうか?

日常的に英語を話さない以上、その環境はどのように作り出すべきなのか?

目で見る文章とは違い、リスニングは耳に頼ることしか出来ない。

「英語の音」に慣れていなければ、見て分かる単語でも聞くだけでは馴染みのない単語となる。

今日ここでは、普段英語を話さない私たちでもリスニングの点数をアップさせられる、センター試験リスニングのコツと対策を紹介していきたいと思う。

この記事を読んで、センター試験のリスニング対策を完璧にマスターしてしまおう

センター英語の特徴

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まずはセンター英語のリスニングの特徴を説明していこう。

意外と配点比率を理解していない学生も多いため、ここでまずはリスニングの特徴を理解し、リスニングが「センター英語」の重要要素であることをしっかり認識しよう。

センターリスニングの概要

まずは、ここではセンターリスニングの基本的な概要を紹介する。
以下に記す。

  • リスニングの試験時間は30分
  • リスニングのテストは英語の筆記テストの40分後に開始される。
  • ICプレーヤー、イヤホン、音声メモリーが渡され、リスニングテストが始まる
  • 配点比率は、筆記200点、リスニング50点
  • 多くの大学で「英語」は200点満点のため、センター英語の筆記とリスニングの合計点(250点満点)を200点満点に換算する(例えば筆記180点、リスニング40点の場合、圧縮すると合計176点となる)
  • 出題傾向は毎年ほとんど変わらない
  • 英文は2度繰り返し読まれる
  • リスニング試験レベルは英検準2級~2級のレベル

後に、センター試験のリスニングの重要性と傾向については以下の章で紹介する。

リスニングは重要か?

はっきり言おう。リスニングは非常に重要だ。

筆記が200点満点に対し、リスニングは50点満点。これだけ見ると、筆記が大きな配点を占めていると言える。

しかし、筆記の問ごとの配点(アクセントや文法、並び替え、長文問題など)は、リスニングの50点満点には及ばない。

そのうえ、いくら筆記で高得点を出したとしても、筆記とリスニングは全くの別物となっているため、リスニングで全く点数が取れないと点数換算した時に大きく足を引っ張る結果になる。

極端な話、筆記200点、リスニング0点だったとしよう。

圧縮すると合計で160点だ。

このように、250点満点ではなく、リスニングを圧縮換算した200点満点をセンター試験の英語の点数としてとらえる大学も多い。

リスニングが非常に重要だということが理解出来るだろう。

※点数圧縮の計算方法
(筆記の点数+リスニングの点数)÷250×200

センターリスニングの出題傾向

センター試験の特徴の一つとして、出題傾向は毎年ほとんど変わらない。

リスニングに必要な能力レベルを測るのに適している問題だからだ。

よって、過去問が全て理解出来るようになれば当日も問題ないだろう。

ここでは2016年度の構成を記載しておくので参考にしてほしい。

第1問(6問編成)一問一答

短い対話を聞き、質問の答えとして最も適切なイラストを選ぶ。

第2問(7問編成)一問一答

短い対話を聞き、最後の発言に対する応答として適切なものを選択肢の中から選ぶ。

第3問A(3問編成)一問一答

それぞれの問について対話を聞き、最も適切な答えを選択肢の中から選ぶ。

第3問B(3問編成)

長めの対話を一つ聞き、それに対する3つの質問に、それぞれ選択肢の中から選ぶ

第4問A(3問編成)

長めの英文を一つ聞き、それに対する3つの質問に、それぞれ選択肢の中から選ぶ。

第4問B(3問編成)

長めの英文を一つ聞き、それに対する3つの質問に、それぞれ選択肢の中から選ぶ。
※第3問Bから、対話や英文が長くなるため、音声が流れる前に問題文や選択肢を読み、大まかな流れとポイントを掴む練習が必要となってくる。

以上がセンターリスニングの出題傾向だ。

英文は2度繰り返し読まれる。

読まれた後、それぞれ10秒の解答時間が与えられているため、英検と比べれば時間には余裕があると言える。

センターリスニングで高得点を出すコツ

これらの出題傾向を踏まえて、リスニング問題で高得点を出すコツは以下の通りだ。

  1. 音声が流れる前に、問題文やイラスト、選択肢には目を通しておく
  2. 「何」を聞かれているのかを明確にして音声を聴く
  3. 解答の選択肢の違いを明確にしておく
  4. 一字一句聞き取るのではなく、対話全体の状況を把握する
  5. メモを取る

特に、短い対話問題などはノーミスでいきたい

この章でこれらの5つのコツを更に詳しく説明していこう。

音声が流れる前に、問題文やイラスト、選択肢に目を通しておく

音声は2度読まれるため、解答時間は10秒×2回だ。

しかし音声が流れた後に問題文を読み始めるのでは遅い。

ここで、問題文や選択肢には先回りして目を通し、あらかじめ問題文の内容を把握しておくのだ

試験が開始すると、最初の方の音声は、リスニング全体の説明や、大問全体の説明となっている。

その間に、最初の問題は読んでおき、内容を把握しておこう。

そうすることによって、多少音声の内容も予測がつくうえ、音声を「どんな内容だろう?」という視点ではなく、「質問の答えはなんだろう?」という答えをさがしにいく姿勢で臨める。

より正解しやすくなるのである

そして、一度目の解答時間に解答し、二度目の解答時間には次の問題文と選択肢を読んでおく。

このサイクルを繰り返せば、あらかじめ問題の内容を知ることができ、正答率があがるのだ!

「何」を聞かれているのかを明確にして音声を聴く

これは重要だ。何を質問されているかによって聴くべきポイントに特に集中できるからだ。

Whatなのか、Whoなのか、Whichなのか、Whenなのか、Whyなのか、Howなのか。

この5W1Hにフォーカスして音声を聴くようにすると、多少聞き取れない箇所があってもポイントは抑えられる。

もし前もって問題文全てを読む時間がなければ、問題文の疑問詞だけは必ずチェックするようにしておこう。

例えば問題文がWhoから始まる、と前もって分かっていれば、音声が流れた時に「人の名前」と「その人が何をしたか」、ということに耳が反応するだろう。

但し、疑問詞は必ずしも冒頭にくるわけではないことを忘れないようにしてほしい。

When I saw Peter, what was he doing? のような問題文には引っかからないよう注意が必要だ。

このように、問題文の疑問視5W1Hを事前に把握しておいて、それに集中して聞くようにしよう

解答の選択肢の違いを明確にしておく

音声を聴く前に、解答の選択肢にも着目してほしい。

人名、日時、場所など、問題文に対して選択肢は何が違うのかを明確にしておくことで、音声のキーワードも聞き取りやすくなる。

長い英文であればある程、全てを聞き取るのは難しくなる。

特に一旦意識が別のところに行ってしまったり、単語の意味に気を取られてしまったりすると、音声は耳に入ってこなくなってしまう。

そこで、選択肢の違いを明確にしておくことがヒントとなり、長い英文でもポイントを集中して聞き取ることが出来るのだ。

一字一句聞き取るのではなく、対話全体の状況を把握する

対話問題であれば、

  • 何について話しているのか?
  • 会話の応答は肯定しているのか?
  • 否定しているのか?

に、着目しよう。

リスニングが苦手な人のやりがちなことは、英文を一字一句追ってしまうことである。

その場での単語は聞き取れるかもしれないが、これでは全体の内容が把握できなくなってしまうのだ。

逆に一字一句聞き取る必要はなく、多少聞き取れない部分はあってもいいが、対話全体の状況をイメージ出来れば点数も取りこぼさない。

メモを取る

長い英文になると聞き取ることだけに意識が向いてしまい、前半で何を言っていたのかを忘れてしまう。

こうなると2度聞いても全く理解が出来ずに点数を落としてしまう。

そこで、「出来事」に着目してメモを取ることが効果的だ。

いつ何が起きたか?誰が何をしたのか?

長い英文でもメモを取ることで要点を絞ってリスニングに集中出来るのだ。

メモは単語ベースで良いので必ず英語で書こう。

綴りが分からなければカタカナでも構わないが、漢字で書くのだけは絶対NGだ。

1秒たりとも、わざわざ日本語に訳す労力をかけるべきではない。

但し、メモをとりすぎることによって事でリスニングに支障が出るのであれば逆効果であるため、できるだけ大事なことのみをメモするように注意してほしい。

センターリスニングに有効な対策方法

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はっきり言えばリスニング用の教材は買う必要がない。

リスニング力をアップさせることが目的なのであれば、英語耳を作るために音読をするとか、参考書に付属のCDを聴くとか、さまざまな勉強方法がある。

しかし今回はセンター試験対策だ。

センター対策としては点数アップのコツを知っておくことと、過去問に慣れておくことが重要だ。

過去のセンター試験の音声、スクリプト、問題、解答全てがインターネットから無料で入手出来る。

これを使わない手はない。

また、試験レベルは英検準2級~2級と同じレベルのため、英検の過去問も有効だ。

センターリスニング対策の最強の教材は、インターネットで無料で手に入る「センターリスニングの過去問」「英検リスニングの過去問」だ。

試験本番のイメージをつけるために英検を受験しておくことも対策のひとつと言える。

(但し英検ではICプレーヤーやイヤホンは使用しないため、全く同じ状況とは言えない。)

ここで実際に例を挙げて説明していく。

これは2016年度のセンター試験リスニングで実際に出た問題だ。

※独立行政法人大学入試センターより引用

Question No.22
According to the speaker, which is true about urban farming?

  • It makes the city feel like the country.
  • It requires modern transportation systems.
  • This American business is not a new idea.
  • This way of farming is not good in winter.

まず音声が流れる前に問題文と選択肢に目を通しておく。

「都市農業についてどれが真実か?」という問題だ。

残念ながら音声では、選択肢と同じ表現はされない。

そこで音声が流れたら、固有名詞などの具体例をメモに取ると良い。

Therefore~や、This is the reason~など、まとめの言葉があればその後に答えを示唆するヒントが続くことは多い

ちなみに今回の問題のスクリプトは下記の通りだ。

Growing food locally in American cities has been getting more popular recently.
In fact, the vegetables you buy in the supermarket may be grown just down the street.
Shoppers may be surprised, but actually urban farming has deep roots, especially in the northeastern US.
Before we had good highways and air transport, fruits and vegetables were often grown in city greenhouses during the winter, instead of being shipped in from faraway states or other countries.
Because it reduces transportation costs and provides people with fresh food more quickly, urban farming is making a comeback.

通常のリスニング問題とは言え、音声スピードはなかなか速く、英語のまま捉える練習や連音が聞き取れないような状態では、コツだけで何とかなる問題ではない。

しっかり基礎を固めて、リスニング対策に打ち込んでほしい。

まとめ

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いかがだっただろうか?

センターリスニングはいかに正確に聞き取るかではない。

聞かれている質問に対して、必要な答え(情報)に気付けるかがポイントとなる。

そのためには「何を聞かれているのか」にしっかり着目してほしい。

問題文や選択肢を読む時間も考慮しながらポイントとなる箇所をしっかり聞き取ってほしいと思う。

しかし、いくらコツやノウハウだけを覚えていても、聞き取る力がなければ意味がない。

英語耳は必ず必要となってくる。

しっかり基礎を身につけてから、今日挙げたリスニングで点数を上げるコツを意識して、早速リスニング対策を始めてほしいと思う。

センターリスニングでは正解率7割や8割を目指すのではなく、ぜひあなたには満点を目指して欲しい。

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