慶早進学塾

1浪で全落ちした私が語る実際の心境と、2浪で不合格を回避する方法

2021年01月24日 | 浪人生活

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ご存知の人もそうではない人もいることと思うが、私塾長の鴨井は2年間の浪人生活を経験している。

1年目は、完全な自宅浪人をし、2年目は、東進に席を置いていたものの年間を通して塾に通うのではなく、後半は自宅浪人のような状態で過ごしていた。この2年間は、私にとって非常に苦しい時期だった。

それもあり、慶早進学塾には二浪で合格した人や、仮面浪人で合格した人がとても多い。

この記事では昔を思い出して、一浪で全落ちをした時の心境や改善すべきポイントなどについて書いていこうと思う。

実際に大学に全落ちした人は私以外にもいることだろう。そのような人のためにこの記事が貢献できたら幸いだ。

1浪で全落ちした時の心境

実際に経験していなければ想像することができないかもしれないが、当時の私の心境について書いていこうと思う。

鴨井 拓也(塾長)
鴨井 拓也(塾長)

いや、まあ一言で言ったら、「つらい」だねw

まさか自分が?!という気持ち

受験をした中でここの大学は合格するだろうと考えていた大学が不合格をし、全落ちが確定した時、その現実を正しく受け止めることができなかった。

1年間を通して勉強をすれば、いずれかの大学には通うことができるだろうと考えていたが、全落ちという予測していなかった事実が実際に自分に起こってしまうことなのだという気持ちが1番大きかった。

また、大学受験は厳しいものだが、ある程度の数を受験していればどこかの大学は通るものだという認識があり、模試の成績も悪くなかったため、全落ちすることを思ってもいなかったのが当時の気持ちだ。

鴨井 拓也(塾長)
鴨井 拓也(塾長)

全落ちって本当にあるんだなあとどこか他人事のような感じだったのを今でも覚えてる。後から徐々に実感してくるんだよね。

正直一つは受かると思っていた 。

当時、過去問ができていない大学はあったが、模試の成績は順調に上がっていたため、全落ちするほどではないと考えており、1つは合格するだろうと考えていたのが正直な気持ちだ。

だが、このまま進めていけば大丈夫だろうと考えていたにもかかわらず、全落ちという結果に至ってしまったのだ。

自分の弱点を見て見ぬ振りをしていた。

これが1浪で全落ちをしてしまった理由だったと思う。

当時を振り返ると私は、メンタル面に圧倒的な問題を抱えていた

そして1浪では、自分の弱点を克服できていないまま受験本番を迎えてしまっていた。

具体的には、自分のやらなければならないことをないがしろにして他に責任を押し付けてしまったり、責任を他の部分から見出してしまったりしていた

それには、4年間交際していた彼女とセンター直前頃に別れ、精神的に立ち直ることができなかったことが影響していただろう。

実際、このことを友達に相談するとかわいそうだと言ってもらえたが、これは、受験とは無関係のことであり、そこを結び付けてしまったのは私自身だった。

鴨井 拓也(塾長)
鴨井 拓也(塾長)

一時的に同情してもらえるから、それに逃げてたんだよね。

また、勉強面においては、数学依存が大きかった。

数学がうまくいかなければその時点で不合格になってしまうというような成績の取り方になってしまっていた。思い返せば、これらが私の反省点だったと思う。

鴨井 拓也(塾長)
鴨井 拓也(塾長)

大学受験において、数学依存はすごく危険。好きな科目しか勉強をやらないというのは非常にまずいので、どの科目も安定して得点を確保できるようにしよう!

一浪で全落ちした人が二浪で不合格とならないために

これには、いくつかのパターンがあるため順に解説していこうと思う。

自分の弱点を見つめる。

基本線として重要になるのは、自分の弱点を見つめることだ。

通常は、現役生から勉強を進めていくのだが、2年間浪人をするということは、十分な時間が設けられた上でも現役の時と1浪の時に同じ舞台で同じ失敗を繰り返していることになる。これは、根本的な問題を解決できていないということだろう。

1回の失敗であれば、自分の弱点を見つけ、克服することができる人が一定数いるが、2年間浪人をするということは、再度挑戦したのにも関わらず、また改善できていなかったということになる。

ことわざでも「2度あることは3度ある」というが、これは、機会があるのにも関わらず、2回の失敗をしている人は、3回目に根本的な問題を解決することは難しいということを示しているのではないだろうか。

そのため、1浪で全落ちした人が2年間の浪人生活を経て大学生になるためには、辛いことだが、自分の弱点つまり自分の根本的な問題を解決することが最も重要になってくると思う。

では、以下では、具体的に上げられる項目に分けて解説していこう。

勉強量

そもそも勉強量を確保することができているかということを考えていくことが最重要だ。

様々な要因を付け加えたり、言い訳をしたりして継続して毎日勉強することができていない人が1番多いのではないだろうか。

実際に私自身は、安定して勉強をすることができていなかったこともあるが、浪人生にとって勉強は、仕事のようなものでもあるため、継続して安定した勉強量を確保することが何よりも重要なことだ。

これは、優先的に考えていかなければならないことだ。

勉強法

勉強に真面目に取り組んでいるものの成績が上がらなかったり、伸びなかったりする人は、そもそもの勉強法を間違えている可能性が高い

正しい方向性で歩んでいかなければ全く結果がついてこないのがこの世の中の定めであり、まったくもって結果がでないのであれば根底にある勉強法を見直さなければならないだろう。

鴨井 拓也(塾長)
鴨井 拓也(塾長)

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得意科目・苦手科目

これは、私自身が1浪から2浪にかけて当てはまったことであり、同時に克服できたことでもある。

当時の私は、数学が得意なため数学ばかりを勉強してしまい、比較的周りの受験者が安定して点数を取るような科目で点数が取れず、他の受験生との落差が大きいという事態を招いてしまっていた。

これが1浪の時の私の成績のパターンであった。すごく勉強に取り組んだ時は、社会においても点数をとることができたが、少し手を抜くと点数を落としてしまうことがあった。

このような状態になってしまっていると本番で自分のピークを合わせることができない可能性がある

そのため、得意科目と苦手科目の得点の差が激しすぎないかや特定の科目に依存してしまっていないかを見直す必要があるだろう。

本番慣れ・メンタル面

これも私自身が1浪から2浪にかけて克服することができたことだ。模試の成績や学力が上がっているからといって、本番で結果を残すことができなければ大学受験においては、意味がないだろう。

受験では、1発勝負の場で結果を残すことが求められる。本番において結果を残すことができない人は、自分のコントロールすることができないことばかりを意識してしまっているのだ。

つまり、過去の自分を変えることはできず、未来の自分がどうなるかは、現在の自分ではどうすることもできないということだ。

本番でやらなければならないのは、現在の自分自身が与えられている問題を解き、正しいと思われる解答を1つ1つ作っていくことだ。

現在の自分には、これしかできない。結果を残すことができなくなってしまう人は、本番以外のことばかりに気を取られ、自分の結果や不合格になってしまったら怖いというようなことばかりを考えてしまっているのだ。

また、私の先ほどの元カノの話に戻るとこれ自体が私にとっては、コントロールすることができないことであったのであり、相手とよりを戻したいというようなことを考えていたが、相手の気持ちが離れてしまえば自分にはどうすることもできなかったのだ。

また、これ自体が受験とは関係のないことであるため、私自身が1浪の時に抱えていた1番の問題点は、何か理由があろうとその場に集中して自分が求められていることに集中することだったように思う。

志望校プランニング

学力が向上している場合においても自分に適していない志望校のプランニングや自分に合っている・合っていないかは別にして、あまりにも強気に攻めすぎたプランや受験する大学の数が足りていないことがある。

志望校のプランニングは、とても重要であり、ここを適切にすることで大幅に合格の可能性を上げることができる。そのため、正しいプランニングの仕方を身につけてほしい。

また、これに関しては、下記のリンクにあるYouTubeで説明しているため、ぜひ参考にしていただきたい。

体調管理

どれだけ勉強をこなし、成績を向上させ、充実した状態を整えていたとしても受験当日にインフルエンザに感染していたり、コロナウイルスに感染していたりしてしまうと受験をすること自体が不可能になってしまう危険性がある。

体調管理も受験生がやるべき仕事の1つだと思い、規則正しい生活や手洗い・うがいや栄養をしっかりと取るなど自分ができる体調管理を徹底して行い、体調の優れた状態で受験に挑んでほしい。 ま

た、慶早進学塾では、オンラインコースがあるため、コロナウイルスが蔓延している中、ウイルスを拾いたくないというような場合には、適したコースであるため、そちらを活用していただきたい。

鴨井 拓也(塾長)
鴨井 拓也(塾長)

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一浪で全落ち⇨二浪で合格を勝ち取り

以上が1浪で全落ちした私が語る実際の心境と、2浪で不合格を回避する方法である。いかがだっただろうか。

私にとって全落ちという事実を突きつけられて2浪をしたことは、自分を見つめ直すきっかけになった1年間だったと思う。

2浪の時には、自暴自棄になったり、現実逃避をしたりするようなこともあったが、徐々に冷静になっていく中で自分の反省点に1つ1つ気づくことができたことが生活を振り返ってよかったことだと思う。

とても苦しい1年間ではあったが、苦しい時期を乗り越えたからこそ、今の自分があると強く思う。

一方で、自分の弱点と向き合うことから逃げ続けていると負荷が大きくなり、さらに現実として表れてしまうだろう。

浪人生活を乗り越えて自分の志望校に通いたいのであれば、どこかで自分の弱点と向き合わなければならない。

その過程の中では辛くて、きついことが多いだろう。しかしこれを乗り越えることができたら、楽しい大学生活が待っている。そしてそれだけではなく、将来社会に出た時に、より器の大きい人間になれていること間違いなしだ。

ぜひこの記事を読んでいるあなたにもそのような人になってもらいたい。

鴨井 拓也(塾長)
鴨井 拓也(塾長)

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