センターリスニングで安定して高得点を取るための3つのコツ
2017年02月09日 | センター試験
センターリスニングで常に高得点が取れているだろうか?
センターリスニングは、英語の中でかなり配点が高い分野なのでとても重要である。
なので、センターリスニングが志望校の入試科目に含まれている場合は必ず対策しなければならないのだ。
センターリスニングはそこまで難易度が高くない分野なので、正しい勉強法を実践して高得点を取るためのコツを理解していれば十分対策ができるのである。
そこで今回は、センターリスニングで高得点を取るための方法についてお伝えすることにする。
まず第1章ではセンターリスニングが苦手な人の原因について
- 単語の意味が理解できていない
- 文法が理解できていない
- 単語の発音の仕方が分かっていない
の3つを具体的に述べていく。
なぜ自分がセンターリスニングで高得点を取れないのか、基礎的なことが原因かもしれないのでそのことについて理解しておく必要があるのだ。
そして、第2章ではセンターリスニングで高得点を取るための勉強法について
- 単語の意味が理解できていない
- 文法が理解できていない
- 単語の発音の仕方が分かっていない
の3つについて具体的に述べていく。
これらの勉強法を理解して実践すればセンターリスニングで間違いなく高得点が取れるようになるので、しっかり理解しておかなければならないのである。
最後に、第3章ではセンターリスニングで高得点を取るためのコツについて
- 選択肢をあらかじめ見ておく
- 周りの雑音を気にしない集中力をつける
- 動詞を意識して多くのことをメモする
の3つについて詳しく述べていく。
これらを読んで理解し実践することで、皆さんのセンターリスニングは今までよりも確実に向上することは間違いないのである。
リスニングが苦手になってしまう原因
まずは、センターリスニングで高得点が取れない人の原因いついて述べていく。
点数が取れないからといってそのままにしていては、いつまでたっても高得点を取れるようにならないので、なぜ自分が苦手なのかについて考えていかなければならないのだ。
なので、なかなかセンターリスニングで高得点が取れない人は、これから述べる内容をよく読んで改善点をはっきりさせておく必要がある。
単語の意味が分かっていない
そもそも、英語の文章を読んでも理解できない人が、いきなり耳から聞いたとしても理解するのは不可能なことなのである。
センターリスニングの点数が思ったように取れない人は、まず自分の単語力不足に原因があるかもしれないと考えなければならない。
単語の意味がわかっていなければ、どれだけリスニングの勉強をしたとしても大して意味がなくとても効率が悪い勉強にしかならない。
なので、まずは単語帳などを使って単語力を上げることから始めなければならない。
学校などで一冊は単語帳が配られることがほとんどなので、その単語帳を使って毎日コンスタントに単語を暗記するのが良い。
また、自分にあった単語帳を使って勉強したいのであれば、人に聞いたりネットで調べたりしてみるべきである。
単語帳にも難易度があり、重要語句だけをまとめたものや二次試験を見越したものまで、様々なものが出版されている。
なので、まずはセンターリスニングで内容を理解するためにも、英語の基礎である単語を侮ることなく勉強していく必要がある。
単語帳はたくさん出版されていてどれを選べば良いかわからないという人は、以下の記事で英語の単語帳が何冊か小愛されているので、それを見て参考にしてみると良い。
文法が理解できていない
単語と同じように、センターリスニングで内容を正確に理解するためには文法の知識も欠かすことができない。
センターリスニングでは帰り読みして内容を何度も確認することができないので、いかに短い時間で内容を読み取れるかどうかが得点を左右させるのだ。
基礎的な文法パターンではSVOC文型などがあるが、これらの理解を深めながらそれ以上のことも理解しておかなければならないのである。
耳で聞くだけだと、どうしても自分の聞き取れた部分だけで内容を理解しようとしてしまう。 当然だが、その聞き取れる部分が長くなればなるほどセンターリスニングで高得点を取ることにつながるのである。
なので、まずは単語を覚えることを優先し、それと並行しながら文法の基礎知識も補填していかなければならないのだ。
センターリスニング特有のひっかけ問題などに引っかからないようにするためにも、正しい文法に知識を備えておかなければ太刀打ちすることができない。
なので、こちらも学校で配られるであろう文法の参考書を毎日コンスタントに継続して理解していかなければならない。
自分に合った参考書を改めて準備したいと思っているのなら、以下で何冊か分かりやすい文法の参考書を掲載しているので、以下を参考にしていただきたい。
単語の発音の仕方が分かっていない
単語の意味を理解して、文法に関してある程度の知識がついたら簡単な英語の文章は読めるようになるはずだ。
しかし、センターリスニングは文章ではなく音から内容を理解しなければならない。
その場合英単語を聴き取らなければならないのだが、単語の発音の仕方が分からなければ何を言っているのか理解することができない。
センター英語の筆記試験でも発音問題はあるが、発音はセンターリスニングでとても重要な要素なのだ。
なので、センターリスニングで高得点を取るためには、発音やアクセントを覚えて自分でも発音できるようになっておかなければならない。
高校の範囲だけでなく、中学校までの英単語でも意外と発音やアクセントが分からない単語は多く存在している。
これからは、単語帳で英単語を暗記する際に発音やアクセントも一緒に覚えるようにすることで、センターリスニングの基礎を構築することができるのである。
また、声に出して覚えることで目と耳から情報が入ってくるので、より記憶に定着しやすいのだ。
センターリスニングで高得点を取るための勉強法
第2章では、センターリスニングで高得点を取るための勉強法について述べていく。 先ほどまでの内容を読んで、自分が苦手としている分野がはっきりしたはずだ。
それらの知識を補填することからまずはやっていき、慣れてきたら本格的にセンターリスニングで高得点を取るための勉強法を実践していくと良い。
そうすることで、より短時間で効率よくセンターリスニングの点数向上に結びついていくのである。
英語の動画を見て英語に慣れる
センターリスニングで点数が取れない人の多くは、英語の動画を見て英語に慣れることから始めていくと良い。
英語の動画には色々あるが、洋画を字幕で見たり、ユーチューブなどでスピーチの演説を聞いたり、身の回りに意外と多く溢れている。
特にスピーチのようなきちんとした英語の文章は聞いていてとても面白いので、勉強という意識から離れて気軽に見続けることが可能である。
センターリスニングのCDなどを使っていきなり実践的な対策をするよりも、まずはこのような方法で英語に対する抵抗意識を取っ払うことが重要なのだ。
そうすることで、実際に受験勉強として英語を聞いたとしても抵抗感なく勉強できるので、集中力も上がって正答率が上がっていくのである。
長文問題集のCD英語の長文を音読する
センターリスニングにあまり抵抗感はないけれど高得点が取れない人は、いきなり長文問題集のCD英文などを使って実践的な勉強をしていく方が望ましい。
この際に、CD英語の長文を聞きながら理解するだけでなく、復習の際にはしっかりと声に出して音読することが重要だ。
聞いているだけよりも、声に出して勉強することで何事も覚えやすくなるのである。
これはセンターリスニングに限らず、古文単語や日本史、世界史の内容を覚える際にも非常に有効だ。
図書館などの静かな場所ではこの勉強法は使えないが、家で一人で勉強しているときなどはしっかり声に出して覚えることを心がけると良い。
また、実際に声に出しながら英文を読むことで、発音やアクセントで分かっていない部分が明確になる。
そうすることで、その都度確認することができるので、次第に分からない発音やアクセントが少なくなっていくのである。
このように一見地味に思えてしまう勉強法だが、いろんな面でメリットがあるので、しっかりと声に出して音読することを心がけていく必要があるのである。
過去問演習をする
これまで述べてきた勉強を進めていたら、以前よりも圧倒的にセンターリスニングの力はついている。
ここで、過去問を使って演習していくことで、より確実にセンターリスニングの理解を深めることができるのだ。
やはりセンターリスニングというのは傾向や出題頻度のようなものが存在するので、事前にそれらについて理解しておくことで効率的に必要な勉強をすることができるのである。
また、点数配分や時間配分も実際に過去問を解いて見ないと分からないので、過去問演習をすることはセンターリスニングで高得点を取るためには欠かせないことなのだ。
まずは時間を計って過去問を解いてみて、終わったら答え合わせをして復習をする。
この時にしっかり音読することを忘れず、丁寧に答え合わせをしていくことが重要だ。
間違った原因の部分の英文を書き写したりして、自分が理解しやすいように工夫して復習すると良い。
そして、一度解いた問題は時間が経ってから再度解き直すという作業を忘れてはならない。
間違えた時は何が原因で間違えたのか、それを時間が経ってからも理解できているのかを確認しておく作業はとても重要なのである。
よくセンターリスニング苦手な人の多くは、答え合わせを丁寧にやることもなく、一度解いて間違えた問題も解説を読むだけになってしまっている。
この面倒とも思えるような作業を繰り返すことで、皆さんのセンターリスニングの力は着実に上がっていくので、ここは怠らないようにしなければならない。
センターリスニングで高得点を取るためのコツ
第3章では、センターリスニングで高得点を取るためのコツについて述べていく。
正しいやり方で単語などの知識をつけてセンターリスニングの勉強をしていれば、ある程度の点数は取れるようになる。
しかし、高得点を常に取ろうと思ったらセンターリスニングで高得点を取るためのコツを知っておかなければならない。
これからお伝えする3つのコツを理解し、意識しながらセンターリスニングの問題を解いていくことで、安定して高得点を取ることが可能になるのである。
選択肢をあらかじめ見ておく
この靴はセンターリスニングで高得点を取り続けている人の多くは実践していることだ。
非常にセンターリスニングが得意で常に満点を取るような秀才は、わざわざ問題を見なくとも満点を取ることができるのかもしれないが、多くの人はあらかじめ問題を見ておくことをお勧めする。
あらかじめ問題を読んでおくことで、何について聞かれるのかが明確になるので、リスニングのどの部分に特に集中して聞いていれば良いのかが分かるようになる。
全ての内容を正確に理解するのは難しいので、このようなセンターリスニングならではのテクニックを使うことで、少しでも多く点数を稼ぐことができるのである。
また、あらかじめ問題を見ておけば、ほとんどの場合が疑問詞から始まる質問形式なので、内容を集中して聴きやすくなる。
一般的に5W1Hと言われるものである。
- When
- Where
- Who
- Which
- What
- How
この6つが含まれている問題文なら、それに関係する部分を必ず聞き逃さないように集中して聞いていれば、ひっかけ問題でない限り対応することができる。
なので、どうしても集中力が切れてしまって分からなくなってしまった時は、せめてこの疑問詞に付随する内容だけでも聞き逃さないようにしておけば良いのだ。
そうすることで、少しでも高得点を取ることにつながるので慣れておいた方が良いコツである。
周りの雑音を気にしない集中力をつける
センター試験が行われるのは、気温的にもとても寒い冬真っ只中だ。 当然、試験会場には自分以外の受験生もいるのである。
たまに、センターリスニングの最中に席をしたりしてしまう人がいるのだが、これが非常に厄介だ。
こればかりはどうしようもないので、日頃の勉強で雑音になれる訓練をしておいた方が良い。 ここで、以下の記事を参考にしていただきたい。
私の経験談です。
センター試験は、真冬の1月中旬に行われます。この季節は、 『風邪が流行る季節』ですので、あの鼻をすする騒音が教室中で聞えてきます。
病人には常に慈愛の気持ちを持ちそれを職業にしようと決めた私ですら、将来のかかったリスニングのテスト中と映画の最中にされたら、許せません。
しかし、許せないからといってセンター試験運営委員会によりますと、そういう時のためにリスニングは2回流しているのだそうで、諦めるしかないそうです。
私は何とか切り抜けたのですが、テストが終わった後本当にイライラしました。
もしそれが、最後の設問の長い文章のリスニング中だったらと考えると運が悪かったでは済ますことができません。
また実際に、いろんな人の話を見ていると全国各地で『鼻をすする音と椅子の音、お腹の音』で一年を棒にふった人がいるようです。
是非、このページを読んで満点を目指している方には多少の騒音を無視できる集中力を養って欲しいです。
恐らく、普段リスニングの勉強をしているときは1人で部屋に閉じこもってやっている人が多いと思います。
模擬演習などでしたらなおのことそうだと思います。
ですが、たまには、教室などのように多少騒音があるような環境下でリスニングの勉強をしてみるといいでしょう。
このように、実際のセンター試験会場でこのようなハプニングは起こってしまうものなのである。 普段リスニングは静かな場所でやるものだが、このような珍事に備えるためにもあえて雑音があるような場所でセンターリスニング対策をしておくのも一つの手なのである。
動詞を意識して多くのことをメモする
センターリスニングの文章は、最悪の場合動詞に注意して聞いていれば解けてしまう問題も存在することを知っておくと得である。
何を言っているのか途中で分からなくなってしまったら、諦めるのではなくとりあえず動詞の部分を聞き逃さないようにしていくと良い。
理想は正確に内容を理解して設問に答えることだが、全ての問題でそれができたら苦労しないのだ。
なので、動詞に着目することを意識して、普段のセンターリスニングの勉強でも分からない部分は対応するように心がけるべきである。
これに関しては、以下の記事を見ていただきたい。
長めの文章のリスニングでは、設問は実は聞こえてくる順番に設けてある。
わからない設問があっても、聴こえた順になるべくたくさんのことをメモしておけば次の設問は解けるし、2回目聞いた時により文章が理解できるようになる!
この時のメモの取り方のコツは、動詞に着目をすること!
誰が、何をしたのか、これが明確にわかるようなメモを取るようにしよう。
設問の問題文もリスニングになっているときも同様、1回目の時に疑問詞と次に来る動詞に着目してメモで残しておくのがベスト。
センター試験では必ず2回放送されるので、これにより2回目の文章をポイントⅠのように“何に関して答えればいいのか”を意識しながら聴けるようになります。
この記事に書かれているように、動詞に着目してセンターリスニングを解くことは非常に効果的なのだ。
場合によってはメモなどを取りながら、2回目に備えて準備すると言った気持ちで聞くようにしていると、気持ちも落ち着いて集中することができるので知らなかった人は試してみると良い。
まとめ
いかがだっただろうか? 今回は「センターリスニングで安定して高得点を取るための3つのコツ」についてお伝えした。
センターリスニングは意外と苦手な人が多く、正しい対策方法を知らないのでしっかり理解しておかなければ他の受験生と差がついてしまう。
さらに、センターリスニングは筆記と合わせて英語全体の点数に換算されるので、志望校の試験科目にリスニングがある人は早めに手を打っておかなければならないのである。
今回お伝えしたことを実践していけば、間違いなく今までの皆さんの点数より圧倒的に点数が上がるので、ぜひ試していただきたい。
そして、この記事を読んだ皆さんのセンターリスニングの点数の向上に役立てていただければ幸いである。
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