慶早進学塾

【徹底比較】浪人生が通う塾・予備校のタイプ別特徴一覧

2020年12月18日 | 浪人生活

慶早進学塾オンラインコースご案内

あなたは浪人が決まった人、また浪人するかどうか悩んでいる人だろうか?

浪人が決まったり、現実的なものになった時に、やはりどのような塾・予備校に通うかを悩むことになるだろう。

今回は集団授業型の予備校と個別指導型の塾、映像授業の塾の3パターンに分けてそれぞれの特徴を説明していくので、チェックリストと照らし合わせながら自分がどういったタイプの塾・予備校を選べば良いのかの見当をつけてもらいたい。

その上で、一つ一つの校舎を見比べていって自分に合った塾・予備校を見つけてほしい。

鴨井 拓也(塾長)
鴨井 拓也(塾長)

予備校選びミスしたら、一年台無しになるので、注意すること!

集団授業型

浪人生が通う予備校で一番イメージしやすいのがこの集団授業型の予備校だろう。例えば河合塾や駿台、代ゼミ、四谷学院などが集団授業型の予備校として挙げられる。

集団授業型の予備校の特徴として、主に時間割が決められていてそれに沿って授業を受けていくという形になっている。期間として前期と後期に分かれていて、夏や冬の合間合間に講習を受けるという形式を取っている予備校が非常に多くなっている。

メリット

時間がしっかりしている

浪人生の場合生活習慣を整えながら勉強を進めていくというのが非常に重要になってくるため、時間割が組まれていて時間がしっかりしているというのは大きなメリットになってくる。

そういった力を借りながら一年間勉強していきたいという人は、集団授業型の予備校がファーストチョイスになってくるだろう。

再度授業を受けられる

前期は特に学習の基本的なところから再度授業を受けることができるため、高校3年間の復習をしながら学習を進めることができる。そのため、もう一度基礎から復習したい人にとってはメリットとなるだろう。

学習上の重要なポイントを教わることができる

先ほどのチェックリストで説明した通り、ある程度勉強を進めていたがもう一歩成績の伸びが足りなかったという人に関しては、各科目の重要なポイントやよく出るところ、つまずきやすいところを授業で丁寧に説明を受けることで、飛躍的に学力が上がるというケースもよくあるため、学校とはまた違った受験に特化した授業を受けることができるというのは大きなメリットになるだろう。

友人関係

集団授業型の予備校は通う人数が多いため、浪人生の友人を作りやすいというメリットはあるだろう。ある程度何人かで固まって切磋琢磨しながら勉強を進めやすい環境だろう。

しかし、この部分に関しては下記にも示すがデメリットにもなりかねないため注意しよう。

デメリット

やり方身についてないと厳しい

集団授業型の予備校は授業がメインのサービス内容になってくるため、それ以外の自習や講習をどのように組み合わせて勉強を進めていくのか、最後の過去問の演習はどのように進めていくのかなどの日頃の自分の勉強については自分で考えながら進めていかなければならない

授業によってはある程度勉強の進め方について指示してくれる科目もあれば、あまりそういった指示がないような授業や講師の能力によってはその授業がそもそも使えそうにない場合も多々ある。

こういったことを考えるとチューターはいるものの、ピンポイントでのアドバイスしかもらえず、ある程度自分で計画を立てて勉強を進めていかなければならないため、最低限の勉強のやり方が身についていないと授業を有効活用できなくなり、非常に厳しくなってしまう

自分でプランする能力

時間割が組まれているため、生活習慣は安定しやすいという側面はあるものの、勉強内容についてはかなり自分で考えながら進めていかなければならない。

そういった点があるため、かなり地頭が良かったり自分で考えて動ける人でないと集団授業に関しては成績は伸びにくい。個人的には集団授業型の予備校は下地がある人向けの予備校であると考えている。

講習も考えると費用が高い

一般的な費用は前期と後期の2タームで100万円近くかかってくる。それに加え、講習の金額は半期でおよそ20万円ほどかかってくる。そのため、年間だと100万円は確実に超える金額になるだろう。

講習に関しては、講習を受けること前提で授業が組まれている場合も多いため、最初に提示されている金額よりも高くなってしまいやすい。

それにより、講習のことを考えると全体的に費用が高くなってしまう。

遊びに流れやすい

先ほどの友人関係はメリットにもなりやすいが、自分が所属するコミュニティを間違えたり仲良くなった友人が全然勉強しないというのはよくあることである

そういった人たちと一緒にいると自分も悪い方向に流される確率が高くなりやすいというのが、今まで予備校を見ていて感じた点の一つである。

そのため、そういったことを考えるとある程度自分のこと律することができるかどうかというのが非常に重要になってくるだろう。

個別指導型

少人数も含む個別指導型の特徴は一人一人専用のカリキュラムを構築して、順番に勉強を進めていくのを見てあげるというようなタイプの塾を個別指導型と呼ぶようにしている。

ちなみに慶早進学塾はこの個別指導型に該当する塾となっている。

メリット

一から教えてもらえる

個別指導型であるため、その人専用のカリキュラムを構築してもらえる。そのため、勉強が全く進んでいない人に関してもやらなければいけないところから勉強そ進めていくことができるため、自分にあった位置から勉強を始めることができるというのはかなり大きなメリットである。

専用のカリキュラム

生徒一人一人の勉強の特徴や成績を見ながらその人専用のカリキュラムを作るため、無駄がなく勉強を進めていくことができるというのは大きなポイントの一つである。

気軽に質問しやすい

個別指導型だと講師や塾長と仲良くなりやすいといった特徴がある。そのため、質問もかなりしやすくなるだろう。これも大きなポイントで勉強していてわからない部分で相談や質問をしやすいというのは、勉強を進めていく上でとてもプラスになるだろう。

勉強以外のサポートが充実してることが多い

個別指導型の最大の特徴は生徒個人の勉強そのものをマネージメントしてもらえる可能性が高いことである。(あくまでも可能性が高いだけでそれを全くしていない塾もあるため、要注意である)

この部分が一番重要で、その子の勉強そのものをマネージメントしてもらえるということはその子にとって足りていないところを自然と補ってくれたり、アドバイスを送ってもらえたりと個別指導型の中でも良い塾であれば必ずやっているはずなので、こういった対応をしてくれる塾に入ることをオススメする。

慶早進学塾でも特に大事にしているのが、全生徒全体の勉強のマネージメントを必ず行うというところで、初めから生徒の勉強に裁量を委ねないというところをかなり掲げている。

その中で足りてないところを見抜いた上で随時補っていくというのを徹底しているため、この部分は外せないポイントとなっている。

デメリット

校舎長の能力に依存

これに関しては間違い無く言えることで、その校舎の社員や校舎長が無能か有能かで合格実績の出方が絶望的に変わってくる。どれだけ大きなブランドだったとしても関係なく校舎長の能力が重要となってくる。

校舎長がダメなところを選んでしまったらその時点でアウトというくらい重要なところであるため、必ず校舎長ないしは社員の学力や仕事へ取り組む姿勢、生徒への対応は必ず見るようにしてほしい

営業時間が短いことあり

個別指導型の塾は浪人生をたくさん集めるというスタンスの塾はあまり多くないため、それを考えると営業時間が短いことが多々ある。例えば昼過ぎからしかオープンしなかったり、特定の曜日が休みになることがある。

午前中は別の場所で学習したりと工夫して学習時間を確保できる場合は良いが、営業時間が短いというのは浪人生にとってよくないことであるため、塾を調べる際は営業時間を必ず確認するようにしよう。

生活習慣がやや乱れやすい

集団授業型の塾のように朝から夕方まで時間割がきっちりと組まれているわけではないので、生活習慣は集団授業型の予備校と比べると当然乱れやすくなってしまう。

もちろん生活習慣を含めて管理してもらえる塾・予備校もあるが、それでも多少は乱れやすくなってしまうため、こういった塾に入る場合、そこの校舎の担当者と話をして毎日何時に塾に来るのかを決めておくことで生活リズムを作っていくということが重要になってくる。

浪人に向いていない個別指導型塾が多い

個別指導型の塾は浪人生を前提として受け入れるという形をとっていない塾が多くなっていて、問い合わせが来たら対応する程度で浪人生に対応した仕組みにそもそもなっていない塾が多い。

ちなみに慶早進学塾では校舎によってそのあたりの対応を変えている。
例えば岐阜校舎では毎年浪人生からかなりの数の問い合わせが来るので、営業時間をかなり早めてスタートしていたり、浪人生が朝早くから通っても問題ないような仕組みにしている。一方で浪人生がほとんど通わないであろう校舎(最近でいうと岐阜鷺山校舎など)では、浪人生はそもそも受け入れないという形をとっている。

先ほどから言っているように、個別指導型の塾は基本的には浪人生を受け入れる前提での仕組みになっていないので、そういった環境で勉強するとなると浪人生が生活していく上でのデメリットは色々と出てくるため、よく考えて選んでほしい。

鴨井 拓也(塾長)
鴨井 拓也(塾長)

個別指導型は当たり外れが激しいので、校舎長を中心によく観察するようにしよう。

映像授業型

東進をはじめとして映像授業を取り入れている塾は数多くあるが、このような映像授業型の塾は浪人生が塾を選ぶ上でのファーストチョイスにはおそらくならないだろう。

しかし、部分部分での活用であれば映像授業を使いたいと考えている人もいるため、映像授業の塾も合わせてメリット・デメリットについて説明していく。

映像授業型の特徴については授業などは映像に任せて、校舎長や講師がそれ以外のサポートを個別指導型の塾に近いような形で進めると言った仕組みの塾が多い。

メリット

自分のペースで進められる

映像授業を自分のペースでどんどん進めていくため、他の人にペースを合わせる必要がないというのは大きなメリットになる。

特定の科目だけ受講可能

浪人生が映像授業型の塾を選ぶ理由として大きいのがこの部分だろう。例えば特定の科目が極端に苦手であったり、どうしても受けたい講師の授業がある場合は掛け持ちであったり、そこの部分だけを使用するために映像授業を取り入れるというように、部分部分で活用している人は多くいるだろう。

受け方によっては費用をおさえることが可能

この部分を工夫して実際に映像授業型の塾に通っている人は多くいるだろう。

例えば1,2科目だけ授業をとって、費用を安くして自習室を通うのをメインに所属するというようにお金がどうしても捻出してしまうのは厳しいが、ある程度どこかには所属していたいとう考えの人は多いのではないだろうか。これは浪人生にとって大きなメリットになってくるだろう。

実際私も二浪目の時東進をこのような使い方をしていた。特定の科目だけどうしても人の力を借りたいと思い、他の科目に関しては自分で勉強を進めていくというような取り方をしていた。

しかしこの使い方に関しては下地がある人限定の使い方でもあるため、プライドが高い人なんかはこう言った取り方をして失敗してしまうというようなケースもあるため要注意である。

デメリット

浪人生にはあまり向かないか?

映像授業型の塾はそもそも浪人生を積極的に受け入れておらず、個別指導型の塾以上に映像授業型の塾で浪人生ががっつり活用しても問題ないような塾はあまり多くないため、浪人生にはあまり向いていないと言えるだろう。

校舎長の能力が低いことが多い

授業を映像授業に頼っているということは、その校舎を運営する上で学力があまりなくても校舎を運営することができるということである。言い換えると、校舎長の能力が低くてもどうにかなってしまうというのが映像授業型の塾で一番の問題点である。

映像授業の質などはある程度担保されるかもしれないが、校舎長の能力が引くということはどうしても痒い所に手が届かないということになってくる。例えば、勉強上でアドバイスをもらいたい場合にドンピシャの回答をしてもらえないということがあるため、これは浪人生に限らず現役生が映像授業型の塾を選ぶ場合に一番気をつけなければいけないポイントでもあるが、校舎長の能力がそもそも低いと個別指導ほど影響は出ないが、やはり大事なところで影響してしまう。

そのため、校舎長の能力は塾を選ぶ際には必ず確認するようにしよう。

講師の質問対応能力が低いことが多い

映像授業に普段頼っているということもあり、良い講師を集めなければならない訳ではないため、講師の質問対応能力が低いことが多い。そのため、映像授業の塾は映像授業のクオリティは良いがそれ以外があまり良くないという場合が多いため、使い方には十分注意するようにしよう。

自宅浪人

自宅浪人はメリットも多少はあるが、それ以上にデメリットが非常に多くあるため、慶早進学塾では自宅浪人はあまりオススメしていない

メリット

とにかく費用が安い

自宅浪人は教材費と模試費だけで済むため、費用がとにかく安く済む。

自分で考えながら勉強することができる

あまり人のアドバイスを受けたくないという人も世の中にはいるため、そういった人が自宅浪人をよく選ぶ傾向にある。

デメリット

勉強のアドバイスを受けられない

自分一人で勉強しているため、プロから勉強のアドバイスを受けることができないということがある。そのため、自分の勉強で致命的な問題点があった場合に、人から助言をもらうことができないためそこに気づくことができないという場合がある。

強靭な精神力が求められる

1年間通して自分でサイクルを作りながら勉強していかなければならないため、非常に強いメンタルが求められるだろう。そのため、大体の人が一年間もたないで勉強を辞めてしまうということもあり非常に厳しくなっている。

生活習慣が乱れる

1年間自宅で勉強するとなるとよっぽどの人でない限り生活習慣はどんどん乱れていってしまう。そのため、自宅浪人で良い生活習慣を保ち続けるというのは非常に大変である。

勉強が独りよがりになりやすい

ずっと自分で考えながら勉強を進めていかなければならないため、試行錯誤をうまくできる人でない限り、どこで自分が躓いているのか気づけなかったり、そもそも勉強のやり方を間違えながら進めてしまったりするため、注意しながら勉強を進めていこう。

鴨井 拓也(塾長)
鴨井 拓也(塾長)

宅浪は本当に精神的にきつい(経験談)。頼るべきところは人に頼るべきで、予備校には所属した方がいいと思うよ。

宅浪に関して知りたい方は以下をチェック!

浪人生の塾・予備校選びまとめ

いかがだっただろうか?

集団授業、個別指導、映像授業、そして自宅浪人と色々な種類の塾・予備校があるが、いずれにせよ自分に合った塾を選ぶのが一番である。

ここなら大丈夫だという所を見つけ、良い浪人生活を送ってほしいと考えている。

ちなみに慶早進学塾では、浪人生も随時募集している。毎年難関大学に多くの浪人生が合格している。

東海圏にお住みの方は岐阜校か大垣校、関西圏か下宿するのなら大阪校、それ以外の人はオンラインコースがおすすめだ。ぜひ浪人を考える際には一度慶早進学塾の無料相談を活用してほしい。

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