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【SFC】小論文を攻略して、慶應義塾大学環境情報学部に合格する方法

2021年04月15日 | 慶應義塾大学

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慶應義塾大学のSFCを志望している人、きっと多いのではないだろうか?

とりわけ、慶應義塾大学の環境情報学部に一般選抜で合格するためには、小論文をどう攻略するかが非常に重要なポイントだ。

SFCを避ける人の主な理由は間違いなく小論文にあるだろう。

とりわけ総合政策学部よりも環境情報学部の方が小論文の対策をする上で難しく感じる人が多い。

そのため、環境情報学部の小論文にはどのような特徴があって、どのような能力が求められているのかというところや、それを理解した上でどのような対策をすれば良いのかという部分をどこよりも詳細に解説していこうと思う。

この記事を読んでもらえれば、少なくとも環境情報学部に対するイメージであったり、小論文の対策をする上で重要なポイントが見えてくるため、ぜひ熟読して日頃の自分の学習に繋げてもらいたい。

鴨井 拓也(塾長)
鴨井 拓也(塾長)

SFCは本当に小論ゲーで、小論文できれば英語や数学がイマイチでも正直受かります。そのためのノウハウをどこよりも詳しく公開しました。

合格例

慶早進学塾からは毎年のようにSFCの合格者が出ているので、ぜひ確認してほしい。

  • 2021年度総合政策3名、環境情報1名合格
  • 2020年度総合政策1名合格
  • 2019年度環境情報1名合格
  • 2018年度総合政策1名合格

総合政策学部・環境情報学部のどちらか片方しか合格者が出なかった年はあるものの、2021年度の入試に関しては総合政策学部に3名、環境情報学部に1名と本当によく合格してくれたと思っている。

2019年度の環境情報学部に合格した生徒に関しては、2ヶ月徹底的に指導した結果、合格を勝ち取ったという例もある。

そのため、正しい対策をしていればすぐに成果につながりやすい学部の一つと言えるだろう。
今回はそのエッセンスを伝えていこうと思う。

慶應環境情報小論文の基本情報

配点・方式

  • 英語型:小論文200点、英語200点
  • 数学型:小論文200点、数学200点
  • 英数型:小論文200点、英語・数学200点

方式は総合政策学部と全く同じで、英語型、数学型、英数型の3つに分かれている。

どの方式を選んでも配点の半分は小論文となっていて、大きなウィエイトを占めている。

合格最低点

以下が直近4年分の合格最低点である。

入試年度試験科目配点合格最低点
2020年英語型400246
数学型400246
英数型400246
2019年英語型400263
数学型400250
英数型400277
2018年英語型400258
数学型400257
英数型400263
2017年英語型400266
数学型400265
英数型400271
https://keidai.kawai-juku.ac.jp/exam/average.php

形式

  • 大問1問につき、小問が数問つく
  • 複数の資料を与えられていて読み取る
  • 論述中心
  • 図を描くことが求められることが多々ある

以上が主な形式となっている。

環境情報学部は総合政策学部と比べ図や表を書くべき場面が多くなっているのが特徴の一つである。

慶應環境情報小論文の特徴

なぜ環境情報の小論文が難しいと思われるのか?

同じSFCというところで総合政策学部の小論文も全く対策をしていない人からしたら、同じように難しく感じるだろう。

しかし対策を進めていくと、環境情報学部の小論文の方が、総合政策学部よりも何をして良いかわからないと感じる人が多くなっている。

ではなぜ環境情報学部の小論文の方が難しいと感じるのかというと、相手が何を求めているかがわからないと感じてしまうことや、奇抜な発想やアイディアが必要なのではないかと思われることが多いからである。

また、毎年トリッキーな出題がされるため、一貫した対策をとることができないのではないかと思われてしまう

そのため、総合政策学部よりも環境情報学部の小論文の方が、より難しいと感じてしまうわけである。

以上のような総合政策学部との違いを踏まえた上で、環境情報学部について説明していこう。

環境情報学部が求めるもの

上記のような問題に対応するためにも、まずは環境情報学部はどういった学部なのか、どのような人材を求めているのかを知る必要がある。

環境情報学部は以下のように宣言している。

地球、自然、生命、人間、社会を理解し、未来社会に貢献する人材を育成。」というのをテーマに掲げ、「最先端のサイエンス、テクノロジー、デザインを駆使し、柔軟に人文・社会科学と融合することによって、地球、自然、生命、人間、社会を理解し、未解決の問題に取り組み、解決策を創造します。」

https://www.sfc.keio.ac.jp/pmei/#ei

以上から、小論文ではこういった内容が求められているということが考えられる。

具体的には、非常に多くの分野にまたがっているということから、問題がいろいろな角度から出題されるということが分かる。

最終的には未解決の問題への解決策を創造すると言うことが求められる。

これらを考えた時、また過去問を研究した時に以下のことについて取り組まなければいけない。

問題発見能力が問われる

環境情報学部で多くの分野にまたがり、人間の問題に取り組もうと言っているため、いろいろな視点でそもそもの問題を見つけられるかどうかがポイントとなってくる。

実際に環境情報学部の小論文の問題を解いていく際に、こういった意識がない人はこの問題は相手が何を求めているのか、どういったところに問題があるのかということわからなくなってしまう。

しかし、環境情報学部が必要としている人材を見つけるために、なんらかのテーマ性であったり、出題者が見たいポイントというのは存在しているはずである。

そこで正しく判断できる人はこの問題に対しトリッキーな出題だとはあまり感じないため、その都度冷静に問題を見つけていけるのに対し、その意識がない人は表面上のものに騙されてしまい、問題を見つけることができない。

そのため、トリッキーな出題だと感じてしまうのである。

問題解決能力が問われる

どのような状態が理想であるかというのを考えながら、現状の問題となっている点をいかにして解決していくかというのが直接小論文では求められている。

そのため、日頃から問題を発見し解決していくという意識で生活を送っていないと、ただ小論文の対策をしただけでは環境情報学部の小論文ができるようになるかと言われると必ずしもそうではないだろう。

そういったこと考えると、問題の発見・解決というのをいろいろな分野に興味を見出しながら、生活していくことが非常に重要である。

総合政策学部との違い

総合政策学部の小論文は左脳型で、環境情報学部の小論文は右脳型であると考えている。

総合政策学部は様々な資料からデータや数値を見たときに、そこから問題点を分析した上でどのように解決策を見出していくかという理詰めなイメージである。

一方で、環境情報学部では未来に対するビジョンが求められる。

簡単に説明すると、現状はこうだが、未来はこうあるべきだというようなビジョンをベースに、現状の問題にどう向き合っていくかを考える問題と表現できる。

このような違いがそれぞれあるため、総合政策学部の小論文が得意な人もいれば、環境情報学部の小論文の方が得意な人もいるのが事実である。

SFCを受ける場合、総合政策学部と環境情報学部を併願する場合が多いと思われる。

しかし、18日に早稲田の人間科学部の試験がある場合もあるため、環境情報学部の小論文が厳しく感じる人は、17日の総合政策学部だけ受験して18日は人間科学部を受けるというケースもある。

そのため、総合政策学部と環境情報学部で小論文の癖が明確に違うため、必ず確認しておくようにしよう。

慶應環境情報小論文の対策

環境情報学部が小論文で求めている能力や人材について理解できただろうか?

そこまで確認することができたら、具体的にどのような対策が必要なのか確認していこう。

慶應経済学部の過去問演習

総合政策学部も含め、SFCを受験する人は慶応の経済学部の過去問は必ずやっておいた方が良いだろう

特に初期の段階で経済学部の過去問をやっておいてほしい。

なぜなら、小論文の基本を確認することができるからだ。

小論文の基本というのは、文章を読んだ上で設問に正しく答えていくということである。

慶応経済の過去問ではこういった小論文を書く上での基礎、基本となる部分を押さえることが出来る。

経済学部の問題は経済的な出題がされると思われがちだが、意外とそうでもない。
経済とはあまり関係が深くない社会科学系のテーマで毎年問題が作られている。

例を挙げると2011年は大学における教育に関しての問題、2013年は原発の問題というような現代社会で起こっている課題に関連して出題されていた。

経済だけに捉われるのではなく社会科学全体の内容を扱っているため、基本を確認するというところで経済学部の過去問は総合政策や環境情報学部を受験する上で非常に重要になってくるだろう。

設問に忠実に

環境情報学部は問題がかなりトリッキーな形で出題されているため、奇抜な内容を書かなければならないと思われるかも知れない。

もちろんアイデアは独創的であればそれに越したことはないが、あくまでも設問の要求に忠実でないと話は始まらない

設問の要求に忠実であるからこそ、相手の要求を満たすことができ、その上で解答のクオリティーが良いのか悪いのかという話になってくる。

そもそも設問の要求に忠実に答えることができていなければ、相手の要求とは異なる回答をしていることになり、点にならないわけである。

そのため、設問に忠実にというのは小論文を書く上で非常に重要な基本事項となるため、必ず意識するようにしよう。

社会に対する問題意識を持つ

日頃からニュースやSNS等でいろいろなニュースを目にすると思う。

その際に現代社会における問題は何かという問題意識を常に持っておくと小論文の問題に非常に取り掛かりやすくなるだろう。

それもいろいろな分野において問題意識を持つということが非常に重要になってっくる。

テーマに対するビジョンを持つ

ただ問題を発見するだけでは意味がなく、環境情報学部が求めているのはその問題を解決できる人材である。

問題を解決するにあたり、より良い未来にしていきたいというのは当然思うところだろう。

では、より良い未来というのはどのような状態なのか。

また、その分野で実際に問題を解決しようとしている人はどういったビジョンを持ちながら問題に取り組んでいるのか、というのを連想したり学ぶことを日頃からやってもらいたい。

それができていれば環境情報学部の小論文はそれほど難しく感じないだろう。

過去に2019年度の環境情報学部に2ヶ月間小論文を徹底的に対策し、合格した生徒がいる。
その生徒はテーマに対するビジョンが明確だった

もちろん興味があるテーマとないテーマはあったのだが、興味のあるテーマに対するビジョンが指導を行う前から明確だった。

そのビジョンがあったからこそ、環境情報学部に合格することができたというのは間違いなくあるだろう

この部分は日頃の意識の問題であるため、必ずテーマに対するビジョンを持って生活するようにしてほしい。

鴨井 拓也(塾長)
鴨井 拓也(塾長)

2ヶ月の小論文指導で合格した子と慶應小論文で重要なことを話している動画があるので、ぜひ確認してください!

過去問演習が最重要

環境情報学部以外で環境情報学部に近い小論文の問題はほとんどないため、過去の年度まで遡って演習してほしい

しかし、はっきりいって過去問演習をたくさんやったからといって合格できる学部でもない。

前述したように問題を発見・解決する能力がどれだけ備わっているかといったところを見られる。

他の科目のような何かを暗記すれば解けるようになるようなタイプの問題ではないため、問題を発見・解決する能力を養うということを第一に置いて対策をしていってほしい。

慶應環境情報小論文の指導

では実際に慶早進学塾ではどのように環境情報学部の小論文の対策を行っているのかについて説明していこうと思う。

小論文の基本事項の習得

小論分を実際に解くに当たって、絶対に守らなければならないことがいくつかある。

それは、設問に忠実に答えること、アウトラインの作成すること、論理的な文章の構築をすることだ。

特に設問に忠実に答えるという部分は何があっても外すことは許されない、最重要項目である。

これらをまずは慶應大学の経済学部の過去問を通じて実際に添削を織り交ぜながら身に着けていってもらう。

設問に忠実に答えられるようになれば、次のステージに進むことができる。

過去問添削指導

経済学部の過去問で基本事項が習得されたと判断したら、総合政策学部や環境情報学部の過去問に移っていくという形になる。

毎回の答案で基本事項がしっかりと守られているかどうかを確認した後に、環境情報学部の場合は問題解決能力を養うことが非常に重要になってくるため、過去問の答案を見たときに本当に正しく問題を解決することができているかどうかを必ず見るようにしている。

正しくビジョンを思い描くことができているか、ここの精度を上げていくことが環境情報合格には欠かすことができない。

全国一斉オンライン指導

全国一斉オンライン指導は不定期ではあるが、環境情報学部の小論文の特徴を改めて1から説明したり、どういう答案が良くてどういう答案がまずいのかということを伝えたりしている。

また、日頃のオンラインコースの全体ミーティングから様々なテーマについて深く理解をしてもらったり、どのように物事を考えていけばいいのかという頭の使い方に関する指導をしたりしている。

これらにより、2021年度は総合政策3名、環境情報学部1名、合計4名、SFCの合格者を誕生させることができた。それだけ小論文の影響度が大きいことを理解していただけるのではないだろうか?

鴨井 拓也(塾長)
鴨井 拓也(塾長)

併願で総合政策学部を受験する人も多いだろう。その人は以下の記事も必ず確認してほしい。

慶應環境情報小論文まとめ

以上が慶應義塾大学環境情報学部の小論文の対策である。いかがだっただろうか?

どうしても環境情報学部の小論文は、トリッキーな出題であるため、どのような対策をすれば良いのかわからないと感じてしまう人が多くなってしまう。

その中で、問題発見・問題解決というテーマからどのように取り組めば良いかの方向性を示させてもらった。

一方で、この対策を一人で進めていくのはかなりシビアな部分もあるだろう

そのため、本気でSFCに入りたい人や、小論文の対策をしたい人はぜひ慶早進学塾を活用してほしい。
まずは、お気軽に無料受験相談を受けてもらえれば幸いである。

鴨井 拓也(塾長)
鴨井 拓也(塾長)

SFCの小論文は総合政策も環境情報も優秀な人に添削してもらうことで、飛躍的に成長するので、極力独学でなんとかしようとするのは避けた方がいいです!

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