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【難化傾向】慶應義塾大学経済学部(慶経)一般入試の数学の傾向と対策

2020年07月11日 | 慶應義塾大学

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この記事は慶應義塾大学経済学部の数学に関する記事である。
慶應経済を受験する人はかなり多いのではないだろうか?というのも、A方式であれば英語・数学・小論文、B方式であれば英語・社会・小論文という非常に受けやすい受験科目の特徴上、他の経済学部に比べて受験を考える人がかなり多いのではないかと思う。そして、A方式で受験する場合、数学をどのようにして攻略していくのかといったところで悩まれる人が非常に多い。この記事はそういった人たちに向けた記事になっている。

慶應経済の数学はここ5年で難しくなっていて、英語同様数学の得点が非常に重要になってくる。また、なによりも慶應経済独自の特徴があることから、ここに書かれている内容をよく理解して、対策をするようにしてほしい。

配点

まず慶経の配点について確認する。

A方式

英語200点、数学150点、小論文70点

B方式

英語200点、歴史150点、小論文70点

このようにどちらも計420満点となっており、数学はA方式のみで全体の4割弱を占める。合格最低点は毎年ブレがあるが、これは数学の難易度によるブレであり、難易度が安定しないという側面がある。

形式

次に試験形式について確認する。

試験時間:80分  大問6題構成

例年の傾向としては、前半3題はいわゆるセンターや共通テストと同じマーク式で、後半3題は記述式である。ただし、後半3題は計算過程などをすべて書くものではなく、大半が答えだけを記述する形である。言ってしまえば0か100かの採点になってくるため注意が必要である。

※他の科目も含めてより詳しい概要を確認する場合は以下から確認してほしい。

特徴

足きり(第一段階選抜)がある

大問6つのうち最初の3題がマーク式の問題だが、この3題が第一段階選抜の対象となる。

70点分がこれに該当し、A方式だと、英語の長文90点分と合計した160点中一定の点数が取れたかどうかで第一段階選抜者が決まる。足切りを通過しないと英数の他の部分はもちろん小論文も採点されなくなる。そのため、数学のマーク部分できっちりと得点を取ることが非常に重要になる。

時間に対して設問数が非常に多い

制限時間80分とやや短めの時間に対し、大問6問を解かなければならない。また各大問にもかなり多くの小問があり、マーク型の問題では1つ1つの分量がそこそこあり、後半の記述型の問題も小問数が3〜4問ある。非常に問題数が多いため、かなり処理能力が非常に問われる出題となっている。

イメージとしては、センターや共通テストなどの形式や必要な能力が、より高いレベルで要求されるのが慶経の数学の問題だという感覚でいると良いだろう。

標準的な問題が中心

制限時間に対しての設問数が非常に多いため、毎年慶経の数学の試験後はTwitterなどで「数学爆死した」など受験者たちが荒れている様子が見受けられる。また、数学の手応えから一喜一憂する者、数学の出来が悪いことを自覚し、「どうせ足切りで落とされるから」という理由で小論文を受けずに帰る者などが数多く見られる。

しかし、冷静に落ち着いて解けば、大半の問題は標準的な出題になっており、極端に難しい問題は決して多くない。あったとしても後半の大問3題のうちの最後の大問の設問だけだったりその程度なので、ものすごく難しい問題まで解けるようになる必要はない。

ただし、第一段階選抜があること、制限時間が非常に短いこと、記述式といっても計算過程を書く設問がほぼなく0か100の採点になることなど、いろんな面からプレッシャーがかかる。このような複数の要因から、失敗しやすいのではないかと思う。

近年の難化傾向

私は2013年入学で慶應に入ったが、2012年や2013年の問題は非常に簡単だった。しかし、2014年から年々難易度が上がっているような印象を受ける。この難化傾向も乗じてなかなか思うように解けない、と感じることが多いのではないだろうか。

具体的に難易度がどのように上がっているかというと、答えを見たらそこまで難しくなさそうと感じるが、出題の仕方に一癖あり取り組みにくいような雰囲気があったり、お決まりの手順ですんなり解けるものではないという難しさがその正体だ。公式や定石をそのまま駆使するだけでは解けないようになっており、本質的な部分が問われているため難しいと感じる。

事実、合格最低点が一時は200点程度まで下がった。最近は持ち直したもののかなり安定しないといった状況がある。数学の難易度が上がったり難易度がぶれたりしている印象を強く受ける。

理系有利な出題

もちろん文系の学部であるため、基本的には当然ⅠAⅡBの範囲で全ての問題を解くことができる。しかし、一部の問題は数Ⅲの知識を使った方が解きやすい問題や、知識があることで解決しやすい問題。また、授業で数Ⅲの問題を扱っている理系の方が慣れている題材をもとにした問題など、若干理系の方が有利なのではないかといった出題が頻繁にされる

例えば、以下の2015年の大問6の(2)を見てみよう。

https://suugaku.jp/kako/keio/20267.html より

この問題を見てみると、明らかに数Ⅲの微積を習っていた方が解きやすいことがわかるだろう。

このように、やはり慶経は理系の人が受けやすい形となっているため、慶應の文系学部だけでなく理工学部や理学部、国公立理系志望の受験者が多く受験する。そのため、入学してみると東大の理類や東工大落ちの人が結構多かったりする。

対策

センター、共通テストレベルは余裕で解けるようにする

これは大前提である。特徴でも触れたが、問題数も多く試験時間も短いため、センターや共通テストで求められる能力の同じベクトルの延長線上のレベルを求められる。そのため、センターや共通テストレベルは余裕で解けるようにしておかなければ、足切りに引っかかってしまう。

慶應義塾大学経済学部は経済系の学部の中で国内でも最高峰の学部の一つである。しかもA方式において数学という教科を使用して受験することができるため、文理問わず受験者は多い。このため他学部よりも受験者のレベルが上がりやすい。

また、制限時間が短く足切りがあること。これらを考えると共通テストレベルは問題なく基本的に9割〜満点を取れないと議論にならない。土俵に立つことができない。ここは大前提として余裕で解ける状態に基礎学力を上げていこう。

また、制限時間が短く足切りがあるため、センターや共通テストレベルは何の問題もなく9割や満点がとれる状態でないと土俵に立つことができない。ここは大前提になるので、余裕で解ける状態に基礎学力を上げていこう。

標準的な問題を丁寧に解く練習を積む

センターや共通テストレベルを超えたら一段階レベルを上げ、難関国公立私立大学でよく出題されるような標準的な問題を中心に演習していくのがベストである。ここを本番さながらに、一問一問自分の頭を使って考えながら解く、という練習をたくさんやっていく必要がある。この演習量が慶経の数学の点数に直結する。

過去問演習を通じ、解ける問題と解けない問題の見極めをする

何度も言っているが足きりがある以上、いくら後半3題の結果がよかったところで前半3題の出来が悪ければ採点がされない。比較的後半の問題は、無理をすれば解けそうだと感じても、試験時間を考えると捨てざるを得ないという状況は多々あると思う。私も実際このように捨てた問題はいくつかある。難しい問題に執着して時間を取られ、他の部分が疎かになるといったケースはぜひとも避けたい。

これを防止するために、過去問演習を通じて、マーク部分と記述部分とでどのような時間配分を考えるのか、マーク部分にどれだけ時間を割くか。また、マーク部分をしっかりきっちり埋めるにはどうすればいいのか、難しいなと感じた問題はどのタイミングで見切りをつけるか、といった練習を過去問演習を通じて問題の見極めをできるようにした方がいいと思う。ここがかなり重要で、難しいなといった問題にとらわれすぎて爆死するケースが慶経は多い。

おすすめの参考書

・文系の数学実戦力向上編

この一冊は、慶経を目指す数学受験者のレベルからしたら最低限絶対にできていなければならないといった基準になるような参考書であり、センターや共通テストレベルをクリアしたらこれを使用して演習を進めるのがよいと思う。

どうしても時間がない人、英語がとても得意で数学はある程度できればいいといった人には非常におすすめだ。私もよく生徒に使わせる。

・標準問題精講

これも同じようにセンター、共通テストレベルが片付いてからやればいいのだが、こちらはある程度時間がある人におすすめだ。この参考書の例題と演習問題をしっかり潰し、過去問演習で慣れておくことができれば慶経においても十分に合格点は取れるといった印象である。

まとめ

以上が慶應義塾大学経済学部の一般入試の数学の傾向と対策に関してである。いかがだっただろうか。

慶経の数学の特徴を簡単にまとめると、

  • 足きりがある
  • 試験時間が短い
  • 近年難化傾向

の3つがあげられる。そのため解ける問題と解けない問題を見極め、取れる点数は確実にとっていくことが重要になり、ぬかりなく対策をする必要がある。

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