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慶應義塾大学商学部(慶商)の一般入試の英語の傾向と対策

2020年07月28日 | 慶應義塾大学

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慶應義塾大学の商学部の目指している人にとって英語は最重要である。

A方式であれば、合格最低点の兼ね合いから英語で高得点を取ることができれば一気に合格が近づく。また、B方式は合格最低点がA方式よりも高いため、英語で高得点を取れないとそもそも合格ができない。
意味合いが違うにせよ、A方式もB方式も英語がかなり重要である。

この記事では慶應商学部の英語の試験について、概要や特徴・攻略法を確認していく。また、慶應商学部の一般入試の概要の記事でも英語の重要性について記載しているので、こちらも合わせて確認して欲しい。

では、確認していこう。

英語の試験概要

では実際に慶應商学部の一般入試の英語の大問構成について確認しよう。

試験時間

試験時間:90分  

配点

A方式:英語200点、数学100点、地歴100点/400点満点
B方式:英語200点、地歴100点、論文テスト100点/400点満点

配点はA方式・B方式共に400点満点中英語は200点満点となっており、全体の配点の半分を占める。この英語をいかにして攻略するかが非常に重要なテーマであると言える。

大問数

大問数:年によって変化する

しかし、毎年大問1〜3が長文の問題であることに変わりはない。大問4以降は年によって設問数に差はあるものの、基本的には文法問題や短文が与えられているところに語句を埋める問題。また、要約や短文の要点を掴むような問題が出題されている。最後の2題は必ず決まっていて、語句を挿入する中で語形変化させながら文章に語句を入れていく語形変化の問題となっており、この問題が慶應商学部の英語の試験で一番特徴的な問題である。

大問ごとに具体的な傾向を見ていこう。

大問1〜3

大問の1〜3は長文読解の問題になっている。慶應商学部の長文は、文章量もそこまで多くなく、極めて標準的である。一つの文章が500wordsくらいで、基本的にはどれもマーク型の問題になっている。また、長文の小問構成も各大問類似しており、最初に(1)としてイディオムや何らかの語句を選択する問題、(2)以降が長文読解の問題となっている。

大問4以降

大問4以降は非常にバラエティ豊かな出題になっており、年によって若干変わる。いわゆる文法の4択問題から始まり、短文(200wordsくらい)の文章の中で合間合間で抜かれているところを選択肢から動詞や形容詞を埋める問題、また、100wordsくらいの短文が与えられていて、下線が引かれている語句を類推したり短文の要約をする問題などが入っていたりする。

語形変化(最後の2題)

最後の2題は毎年必ず語形変化の問題が出る。慶應商学部を攻略する上で語形変化の問題は非常に重要である。

語形変化の問題は大問が2つ出され、空所が5〜7個ほどある。そこにそれぞれ一つの単語を使って、適切なものを当てはめて行くという問題が出題される。ただし、条件に合わせ語形を変えたり名詞形のみを使用したり、そのまま使用しなければならなかったりと、大問ごとに条件は異なる。

実際にどのような問題が出題されるのか。以下の問題を見てみよう。

この問題は2020年の第7問である。
この問題では6つの動詞群が挙げられており、短文に当てはめる際は「名詞形のみを使用すること」という指示がある。

つまり、空所に当てはまる単語がどの単語なのかを外さないようにし、その上で、語句を変化させないといけないということである。

その点でこの大問攻略が大きな鍵となってくることは間違いないだろう。

特徴と攻略法

多種多様な問題が出現

例えば経済学部の場合、文法語法がかなり問われるものの、がっつり長文があってあとは英作文と、傾向としては比較的問われるジャンルは限られている。

それに対し商学部は、長文読解の問題があり、いわゆる普通の文法語法問題もある。また、短文を読まなければいけない問題もあり、最後に特徴的とも言える品詞を意識しながら解く語形変化の問題もあってと、かなりバラエティ豊かな出題になる。

そのため、当然語彙力も必要な上、文法語法も雑だと点数が伸び悩む。また、長文が苦手だとごっそり点数が失われる。難しいことが問われているわけではないが、どの分野もしっかりと学習を進めて行くことが非常に重要になる

長文は比較的平易

慶應の他学部や早稲田の問題と比べて、慶應の商学部の英語、特に長文はかなり簡単であると言える。

その理由は文章が非常に優しく、難しい単語はそんなに使われないからだ。そのため、標準的な単語帳、ないしは単語帳のシリーズを一冊潰しておくだけで、語彙力的には十分文章を読むことができるようになるだろう。また、文章量も経済学部と比べると分量が多くないため、普通の読解力があればそこまで時間が厳しくなることはないだろうと思う。

一方で、選択肢がバラエティ豊かという特徴もある。そのためその設問で「何を問われているか」を必ず確認しておかないと、全然回答が合わないという風になってしまう。これは私が指導していてよく見受けられるパターンでもある。

例えば、文章の意味段落を要約するような問題であれば、もし設問をそんなに確認せず選択肢を見たとしても、「結局この文章が言いたいことはこういうことだよね」と文章を理解してから回答を選べればいいので、そこまで実は設問に神経を使わなければいけないということはない。
しかし、文章の大筋とは関係の無い箇所を問われた場合、設問の要求がなんなのか、どういう選択肢があるのか、というのは丁寧におさえなければならない。その上で読解して内容を理解してからでないと、正しい選択肢を選べないだろう。
慶應の商学部では後者のような出題をされることがあるため、必ず何が問われているのかをしっかり確認するようにしてほしい。

文法問題は語法を学習すること

動詞にしろ形容詞にしろ名詞にしろ、いわゆる典型的な文法(例:比較、仮定法など)は当然しっかりと学習してほしい。それに加えて、各語彙の使われ方や「この動詞はこういう前置詞を伴いこういう場面で使われる」など、細かいところも含めて学習しておくということが望ましい。

例えば文法の問題集だと、スクランブルとかネクステの場合、語法のパートが充実している。また、さらに突っ込んだ学習をすると桐原1000などではかなり語法が整理されている。語法の部分をしっかり得点源にできるよう得意にしておくと、慶商の問題はかなり解きやすくなる印象がある。なので、語法をしっかり勉強しておくことが重要である。

文法問題そのものの難易度自体はMARCHと比べると正直難しく、中には何問か解けないなと思う問題もあったりする。しかし、一冊しっかり隅々まで学習していれば合格点を取ることは十分可能だろう。

語形変化の問題の攻略が鍵

語形変化の問題ができるかできないかで、得点が1割変わると言っても過言では無い。160点にしっかり安定して乗せるためにはこの問題がしっかりとできるようにならなければならない。では、なぜこの問題の攻略が重要なのか。理由は3点ある。

1点目は、このような問題が他大学であまり出されないからだ。慶商独自の特徴のため、この問題の対策をしっかりできている人が多くないというところがある。

2点目は、文章に語句を入れる時、当てはめる単語を間違えると芋づる式に間違えてしまいごっそり得点を失うため、他の問題に比べてリスキーだからだ。この問題では同じ語句が使えないという条件が提示されているため、選択を間違えてしまうと一問間違えるだけでは済まず、連動して必然的に他の箇所も間違えてしまうことになる。そのため、入れるべき語句を正しく当てはめるということができないと、総崩れしてしまう。

さらに3点目として、入るべき単語がわかってもどのように変化をさせればいいかわからない人が多い。品詞を丁寧に抑えるような勉強をしている受験生はあまり多くない。そのため、入るべき単語がわかっても変化のさせ方がわからないとなる人がものすごく多く、そういったところで非常に難しさがあると私は思う。語形変化の問題はできる人とできない人が一気に分かれてしまう、そういう設問になっている。

では、この語形変化の問題をどのように攻略すればいいだろうか。

まず、入れるべき単語を外してしまったらその時点で終了なので、読解力をしっかりと身につけよう。そして、どの問題を解いても百発百中でどの単語が空所に当てはまるか、それがわかるようになることが重要である。この時「絶対にどう考えてもこの単語はここにしか入らないよな」とわかるものから選択肢を狭めていくことも大事だ。まずはその練習をしていこう。

その他にも、比較的簡単な高校初級くらいからセンター試験くらいで必須になるような英単語に関しては、他の品詞の単語、派生語も全て書けるようにしておこう。システム英単語で言うと1,2章くらい、ターゲットで言うと1章くらいの範囲がこれに該当する。この勉強をやっておくと、単語を見たときに一瞬で派生語も書けるようになるのでものすごく安定感が増す。派生語まできっちりやった上で、たくさん過去問演習をしていこう。

時間配分や得点

では試験の際、試験時間90分でどのように問題を解いていけばいいのだろうか。

大問は試験概要でも確認した通り、主に前半が長文問題で後半が文法問題やその他となっている。私が推奨している時間配分は、30分で長文以外の問題を全て解き、残りの60分で長文を解くという作戦だ。

大問4は文法問題であることが多いのでここから解いていき、最後に長文を解く形にしたほうがいいだろう。なぜなら、大問4以降に関しては、問題数は多いがあまり考えなくてもサクサク解ける問題が多いからだ。また、長文でたくさん時間を使い、それ以外の問題が全く解けなかったという状況になることだけは避けたい。そのためにも先に長文以外の問題を解いておくのがいいだろう。

長文に関しては60分を20分ずつに区切って大問1つにつき20分を目安にする。ただし、文章量が大問ごとに多少差があるので、分量に合わせて時間を調整して解いていけばいいだろう。

得点に関しては、A方式もB方式も160点を一つの目安にしてやっていくべきだと思う。
160点という点数は、長文で大問につきそれぞれノーミスか1ミスくらいで安定して点が取れ、大問4以降は多少外す問題があったとしても語形変化の問題で大崩れしなければ問題なく取れる点であると考えている。

160点以上取るためにはまず、長文を確実に点を取れるようにすること。そして文法や要約に関してはある程度読解力を培うこと。(読解力があれば満点は無理だったとしてもなんとかなる)あとは語形変化で絶対外さないようにしっかり学習しておくことが鍵になる。

必要参考書

語彙

語彙レベルは慶経同様さほど高くない。そのため、シス単やターゲットなど、一般的な受験レベルの単語帳を一シリーズまたは一冊潰しておけば十分だろう。ただし、商学部に関しては、単語帳や熟語帳を潰して行く際、語形変化の問題対策も行うことが非常に重要になる。

特徴と攻略法でも書いたが、シス単であれば1〜2章程度、ターゲットであれば1章程度は派生語までしっかりとチェックしておき書けるようにしておくことが重要になる。見出し語と関連する派生語は簡単な単語に関しては全て書けるように学習しておいたほうが望ましい。

英文法・語法

そこまで高度な問題が立て続けに出題されることはないので、ネクステやスクランブル、アップグレードやヴィンテージなど学校で配布されるような文法問題集を一冊くまなく学習しておけば十分だろう。早慶の他の学部の対策する際には、桐原1000などまで突っ込んで勉強しておいたほうがいいと言うことも多いが、慶應商学部に関しては、ここまでやる必要はない。

一方で、語法の問題はよく出る印象なので、語法のパートはしっかり勉強するようにしよう。

英文解釈・長文

解釈レベルとしてはセンターや共通テストレベルを超えてポレポレは学習しておいたほうがいいだろう。ポレポレのレベルがスムーズに訳すことができるようになれば、かなり商学部の長文は読みやすくなるのではないかと思う。

一方で、長文の問題集に関しては、MARCHや早慶レベルの一般的な問題集を複数冊しっかりと潰しておいて、そこのレベルで安定して読んで解けるようになればいいのではないかと思う。慶早進学塾ではハイパートレーニングレベル3や、やっておきたい英語長文500を生徒にやらせ、あとは過去問演習を通じてどの程度得点できるのかを計りながら、もう少し追加するのであれば少しずつレベルを上げて参考書を追加する形をとっている。

いずれにせよ、複数冊潰していってみて、過去問をやってみながら適宜状況を変化させるといった対策でいいのではないかと思う。

参考書リンク集

必要参考書にあげたシス単・ネクステ・スクランブル・ポレポレについて、それぞれ記事があるので、以下のリンクから是非確認して欲しい。

受験生時代の筆者の場合

私自身、慶應の商学部を2013年に受験したので、当時のことについて書こうと思う。

慶應の商学部の英語は正直結構手ごたえがあった。時間配分は「特徴と攻略法」で推奨した通り、最初に大問4以降を30分程度で片付け、残りの60分で長文の3問を順に解いていき、予定通り進んだかと思う。何問かわからない問題があったため、若干文法問題の問題の出来は悪かった印象だ。商学部の語形変化の問題に関しては流石に対策しなければならないと思い、単語帳の派生語はしっかりとチェックしていた。

そのため、挿入する語句さえ間違えなければ語形を変化させることは難しくなく、手を打つことができたので、たしかここで失点しなかった気がする。失点していたとしても1問ミス程度で切り抜けることができたので、トータルの総合点として160点を超える、ちょうど160点かもうちょっと超えるくらいの出来だった。

慶應の商学部の英語の出来がかなり良かったので、この時点で合格は勝ち取れたかなと当時思った。それくらい慶應の商学部は英語の得点をどれだけ高得点取れるかが重要だという、良い例になるのではないかと思う。

慶早進学塾の生徒の場合

続いて慶早進学塾の生徒で、今まで慶應商学部を受験した生徒たちがどうだったかを書いていく。

やはり英語で安定して150~160点を取れる生徒は、慶應の商学部の合格率は格段に上がる。実際、A方式で合格者が毎年のように出ているが、受かって行く人はみんな英語でしっかり稼いでいると言う傾向が顕著であり、例外はさほどない印象である。

英語でしっかり稼ぐことが前提になっている印象なので、これに関しては一般的な受験生にも当てはまる内容なのではないかと思う。

まとめ

慶應商学部の英語の対策は以上のような形になる。

慶商の英語の問題は大問数も多いが、とにかく幅広く非常にバラエティ豊かな出題のため、なにか一つの能力が求められる訳ではない。
しかし、一問一問のレベルはさほど高くなく、文法問題も長文読解の問題もさほど難易度が高い訳ではない。

そのため、基本に忠実な学習を丁寧に行っていれば、少なくとも慶應の商学部は高得点が取れるようになるはずだ。きっちり基礎を意識して学習して行くことが望ましい。その中で、語形変化の問題はこの学部の特徴的な出題になっているので、日頃の単語帳の学習で派生語を意識したり、過去問演習を通じて慣れておくことは非常に重要になるので、意識して学習して欲しい。

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