英語嫌いならこれだけやろう!楽しく出来る勉強法3選!
2019年04月28日 | 英語
あなたは「英語」と聞いてどんなイメージを持つだろうか?
かっこいいだろうか?それとも難しいのだろうか?もしくは理解不能だろうか?
このページを読んでいるということは、あなたにも少なからず苦手意識があるのではないだろうか。
英語は苦手、英語は嫌い。もし、少しでもそんなふうに感じているのなら、このまま読み進めて欲しい。
読み終わる頃にはあなたの意識も変わっていることだろう。
あなたの「英語」に対する苦手意識を、今日ここで払拭出来るよう、3つの勉強法を紹介していきたいと思う。
英語が嫌いになるワケは?
英語が嫌いだから洋画は絶対観ない、そんな人はいないのではないだろうか。
英語は苦手だけれど、洋画は字幕で観る。好きな海外アーティストがいるから洋楽を聴く。きっとそんな人は多いだろう。
そもそも、あなたはなぜ「英語」に対してマイナスのイメージを持っているのか、考えたことはあるだろうか?
今では小学校から習い始める英語。幼児期から習う子もいる。
子ども向け英語教材も沢山あるため、昔とは違い敷居はかなり低くなったと言える。
これは受験だけでなく、社会に出てからも必要となることが多いからだ。
しかし日本では、そもそも勉強以外で英語に触れる機会が少なすぎる。これが、あなたを英語嫌いにしている原因だ。
きっとあなたも一度は「英語が話せたらかっこいい」と憧れたことがあるのではないだろうか。
まずはその憧れが実現出来たら、と考えてほしい。
ワクワクするのではないだろうか。
今日ここで、あなたを英語嫌いにした原因と、解決策を見つけてほしい。
なぜ英語は必須なのか?
英語は世界共通語とされている。最も汎用性の高い言語なのだ。
海外旅行や語学留学、英語を身につけていれば海外で働くことを視野に入れることも出来る。
日本で生活していく上では、英語が話せなくて困るということはほとんどないだろう。
しかし、大学で研究などを行う際、最先端の論文は英語で書かれているということを知っているだろうか?
もしあなたが、世界に研究成果を発表するために論文を書く必要があるのなら、それは英語で書かなければならない。
あなたが大学に進学してから研究をするのであれば、英語は必要不可欠となる。
そして英語を身につけるということは、あなたの人生の選択肢を広げることに繋がるということを覚えていておいてほしい。
まだ将来のことははっきり決めていないとしても、選択の幅が広がるということは結果的に自分に有利に働くため、英語は味方につけておくと良いだろう。
英会話と受験英語の違い
英語には、ざっくり分けて2種類ある。
一つは英会話。もう一つは文法など、あなたがやっている受験英語だ。
はっきり言えば、文法が多少間違っていても会話には困らない。あなたも日本語で誰かと話す時、文法を意識して会話することはないだろう。
このように、日常会話は正しい言葉でなくても意思疎通には困らないのだ。
しかし、受験英語は違う。英検やTOEICで高得点を取るためには文法は必須というわけだ。
大学入試では英検保持者を高く評価する大学もある。
大手企業では役職の昇格試験にTOEICの高スコアが必須のところも多くある。
ここで、昨年度の英検受験者数を紹介しよう。
※公益財団法人 日本英語検定協会より引用
≪英検受験の状況≫
小学校以下 中学・高等学校(高専含む) 大学(短大・専修学校含む) その他 合計 2015年度実施分 志願者数 (2015年4月1日~2016年3月31日) 356,774人 2,470,708人 66,393人 331,483人 3,225,358人 ≪実用英語技能検定、英検IBA、英検Jr.の合算≫
上記を見ると、中学・高校の受験を控える学生が英検受験の大部分を占めていることは一目瞭然だ。
進路の選択肢を広げるために英検を受けていることが分かるだろう。
あなたが将来どんな仕事に就くのか分からないが、センター試験でも必須となってくる以上、大学受験で英語を避けて通ることは出来ないと言える。
英検やTOEICで高得点を出したからと言って、流暢に話せるレベルにはならない。
しかし、企業や大学側は、大勢いる志願者を公正に判定するために、英検やTOEICのスコアを判定基準の一つの要素とするのだ。
有資格者が優遇される理由が理解できるだろう。
大学受験を控えているあなたは、もちろん受験英語を学習するべきだ。
そして受験英語をマスター出来れば、英検やTOEFL、TOEICで高スコアを出すことも可能だ。
しかし、嫌いなままで向き合うのは効率が良いとは言えない。
そこで次章では、意識を変えて取り組む方法に迫っていきたいと思う。
英語嫌いな人が受験英語に打ち勝つ方法
英語が嫌いだったり苦手意識があったりする人にとって、おそらく受験英語は苦痛でしかないだろう。
単語帳や長文問題を見るだけで眠くなるのではないだろうか。
しかし、この苦手意識を克服出来たらあなたはどうなるだろうか?
大学選びの幅も広がり、勉強も苦でなくなるはずだ。
「嫌い」を克服することは、あなたを精神的にも成長させてくれる。
この章では、受験英語に打ち勝つ術を紹介していきたいと思う。
受験英語に役立つ3つの勉強法
ここでは英語に対してマイナスのイメージを持つあなた向けの勉強法を3つ紹介していきたいと思う。
あくまで英語が嫌いだったり苦手だったりする人向けであるため、全ての人にあてはまる方法ではないことを理解しておいてほしい。
① 英単語は音を聞いて覚えよう
まず英語に必ず必要となってくるのが英単語だ。
単語の意味が分からなければ会話も成り立たないし、問題文の意味も分からない。
あなたは今、大学受験を控えている。つまり、中1~高3レベルの英単語を身につけておけば良い。
実は、覚え方には正解はない。人によって効率の良い覚え方は異なるのだ。
英単語は丸暗記でも良いが、英語に対して苦手意識のある人は、音を聞くことから始めてほしい。音を聞き、何度も発声することで脳に覚えこませるのだ。
単語帳のCDを聞いて音を覚えるのが効果的だ。
語呂合わせでも構わないが、必ず正しい発音の語呂合わせで覚えよう。
ここで間違った発音で英単語覚えてしまうと、リスニングで苦労することになる。せっかく覚えるのだから、正しく覚え、リスニングにも通用するようにしよう。
② 英文法は文型をマスターしよう
意思疎通に困らないとは言え、単語だけで会話する人はいない。
単語が一通りマスター出来たら、英文法を身につけていこう。
まず初めに理解しておいてほしいのは、英文法は暗記だけでは身につかないということだ。
英文法を学習するとき、最初から文法問題集に手をつけるのは良い方法とは言えない。
文法はまず、文の構造を把握することだ。その後、英文の意味を考え、何が問われているのかを理解することが、文法問題を解くカギとなる。
日本語の語順は「主語(省略可)→目的語(なくても良い)→述語(動詞とは限らない)」の順であるのに対し、英語の語順は、「主語(省略不可)→動詞(述語は必ず動詞を含む)→目的語、補語など(ここに何が来るかで文型の種類が変わる)」の順だ。
読解英文法は、長文読解力にそのまま影響される。
英文法には、文型、準動詞、接続詞、関係詞、文の要素など、とにかく沢山ある。
そこであなたにはまず、文型をマスターしてほしい。
文型とは、文の要素から成る文章の型のことで、和訳する際のテンプレートだと思っていてほしい。
- S:Subject(主語)
- V:Verb(動詞)
- O:Object(目的語)
- C:Complement(補語)
- M:Modifier(修飾語)
例)I study(=私は勉強する) He goes(=彼は行く)など
但し、主語と動詞だけの文はほとんどないため、文型を判断する要素とならない修飾語(M)と併用することが多い。
例)I study very hard in my room. (=私は自分の部屋で一生懸命勉強する)
例)My sister is a teacher. (=私の姉は先生です)I was a student.(=私は生徒だった)
補語は、主語を説明する言葉で、主語=補語(この場合My sister = teacher、I = student)の関係が成り立つ。
例)I eat breakfast.(=私は朝食を食べます)She plays the piano.(=彼女はピアノを弾きます)
目的語は動詞に対して「誰に」するのか、「何を」するのかなどを表す言葉で、動詞の後ろに置かれる。(この場合breakfast、the piano)
例)She teaches us English.(=彼女は私たちに英語を教える)
第3文型と比べて分かるように、目的語が2つ、「誰に」「何を」するのか、となっている。(この場合、「誰に」us 「何を」English)
例)I saw a girl playing the piano.(=私はピアノを弾いている女の子を見た)
動詞の後ろに、「誰」「何」などにあたる目的語と、その目的語を説明する補語がおかれる。(この場合、girl = playing)
英語は、歴史などの、”基本は暗記”という教科と違い、スキルになる教科である。
英語を学習する際、これは問題文なんだ、と重く考えることはしないでほしい。
重く捉えてしまうと、解けなければヤバい、大学入試まで日にちがないのに出来ない、と気持ちだけが焦ってしまう。
これはクイズやゲームだ、解けなければ基礎の文法を確認してもう一度やってみよう、とゲーム感覚で学ぶくらいの気持ちが、英語に対してプラスのイメージを持つことに繋がる。
そして、分かるようになれば誰でも嬉しい。
解けたことで楽しいと思えるようになれば次のステージの学習意欲が湧いてくる。
簡単な問題でも出来た自分を褒めてあげることでモチベーションは自然と上がるものだ。
「出来ない」と決めつけず、是非楽しんで取り組んで欲しいと願う。
③ 長文問題は時間配分がカギ
英単語、英文法が理解できるようになったら、長文問題にトライしてみよう。
読む気にもなれなかった長文問題が、読めるようになっていることに気づくだろう。
これは読解力が上がった証拠だ。
長文問題は、英単語と英文法の組み合わせから成る。
この2つの要素なくして長文読解は不可能だと気付くはずだ。
つまり、英単語と文法をマスターすれば、長文問題はもはや怖いものではなくなる。
そしてやはり数をこなすことだ。過去問をとにかく解きまくること。
文法をしっかりと頭にインストールしていれば、あとは過去問や問題集を解けば解くほど成果を上げることが出来る。
ここで着目したいのが、時間配分についてだ。
長文問題は時間との戦いとなる。一文一文和訳して読んでいるとどうしても時間が足りなくなる。
英語→日本語→理解、よりも、英語→理解とした方が圧倒的に速くなるだろう。
そこであなたには、英語を英語のまま受け入れる練習をしてほしい。
詳しい勉強法については※「英語長文読めない(タイトル未定)」(ここにリンクを貼る)※を参考にしてみてほしい。
最終的には、時間配分をコントロール出来るようになるまで何度も繰り返してほしい。
慣れておくことは受験にとって非常に重要だ。
反復すること、楽しむこと
上記に挙げた3つの勉強法に共通して言えることは、何事も反復するということだ。
何度も繰り返し行うことで体が覚えてくれる。
暗記や音読やリスニングなどさまざまな勉強法があるが、あなたに合う方法を見つけ、とにかくそれを反復することが重要だ。
英語の長文やリスニングについての細かい勉強法やコツについては、次回紹介していくので楽しみにしていてほしい。
特に最近では、下の画像にあるような漫画やイラスト入りの参考書もある。
大学受験らくらくブック英文法(新マンガゼミナール) 池ケ谷 崇志(著)
文章だけびっしり書かれているとなかなかモチベーションも上がらないが、イラスト入りなら手軽に読もうという気持ちになれるのではないだろうか。
何に対してもそうだが、マイナスイメージのあるものに対してはモチベーションが上がらず、時間をとってもなかなか身につかないものだ。
英語が嫌いなら、まずは簡単なことから始めるべきだ。
理解していくうちに楽しんで取り組めるようになる。
子どもが英語に初めて触れるときに歌から始めるのは、楽しんで身につけることを目的としている。
いきなり読み書きなどは誰だって出来ないし、まずは慣れ親しむことから始めてみよう。
私の個人的におすすめは、英語のアニメや動画だ。
インターネット環境さえあれば、YouTubeやyahoo動画で検索すれば、子ども向けの英語のアニメが見られるだろう。
子ども向けのアニメは、流行りの言葉やくだけた英語(スラング)がなく、正しい英語で構成されている。
そして子ども向けのため、聞き取りやすい英語になっている。
留学の際、語学学校で最初に学ぶことも、歌や子ども向けの本やテレビなどが多い。
ディズニー映画はくだけた表現も多々あるため学習には向かないかもしれないが、ストーリーを知っている映画なら、言語は当然英語で、字幕も英語で見ると面白い。
何度も繰り返し見聞きすることでスピードにも慣れ、英語耳が出来上がる。
これらの学習は、リスニングテストですごく助かることになる。
まずは慣れ親しみ、自分のモチベーションを上げてから学習することをおすすめする。
まとめ
いかがだっただろうか?
今、あなたが持っている知識は、全て成長や努力の過程で培ってきたものだ。
誰だって初めから知っているわけではない。
小学校で文字や作文を書く練習をし、漢字も少しずつ習い、何度もノートに書き、時には声に出して覚えたのではないだろうか?
英語も同じだ。アメリカ人の子どもだって何度も聞き、読み、書き、覚えていったのだ。
英語が得意な人は、才能があるからではない。何度も反復して身につけたのだ。
日本語を話せるあなたに出来ないはずがない。
受験英語は、①音を聞く ②文型をマスターする ③とにかく繰り返す
この3つを実行してみてほしい。
苦手意識はかなりなくなるだろう。
最後に、私たちは日本人でラッキーだと思うことがよくある。
と言うのも、日本には、漢字・ひらがな・カタカナがある。
日本人が英語を覚え、読み書きするのと、英語圏の外国人が日本語を覚え、読み書きするのでは努力するレベルが違うのは歴然だろう。
そういう意味では、私たちは日本で生まれ、幼い頃からこの3種類を使い分けてきたことは、とても恵まれていると言える。
英語が世界共通言語と言われているのは、A~Zの26文字のみで言葉が作られているからではないだろうか。
日本人より優れた日本語を話す外国人もいる。
きっと並々ならぬ努力をしたのだろう。だからこそ、私たちにも出来るはずだ。
あなたには、自信を持って受験英語に向き合ってほしい。
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