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早稲田大学社会科学部の一般入試の傾向と対策

2020年08月26日 | 早稲田大学

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早稲田の社会科学部は近年、最も人気が急上昇している学部である。社会科学とは法学や経済学、商学などをひとまとめにしたより幅広い学問である。社会科学の中に経済学・法学などの学問系統があるので、社会科学部では一つに絞ることなく全体を学べる。学部設立時は夜間学部として設立され、昼にやっているような普通の学部ではなかったが、その後一般的な昼間部に変わった。

早稲田の社会科学部は現状入ってから比較的大変ではない学部である。これはもしかしたら夜間部から上がってきた側面も影響しているかもしれないが、比較的楽である。学問系統を絞ることなく幅広く学べ、入学後比較的大変ではないといった点から、非常に人気が急上昇している。

しかし、人気が急上昇しているということは必然的に入試の難易度はかなり高い。

この記事では早稲田大学社会科学部の入試の対策について書いていこうと思う。

社会科学部の受験を検討している人はぜひこの記事を参考にして欲しい。

形式

一般入試

130点満点
【外国語】コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ(90分/50点)
【国語】国語(60分/40点)
【地歴または数学】:世界史B、日本史B、数学ⅠAⅡB(「確率分布と統計的な推測」を除く)から1(60分/40点)※
※地歴または数学については成績標準化による得点調整が行われる

共通テスト利用入試

625点満点
【必須科目】
【国語】国語(100)
【数学】数IA(100)
【理科】物基・化基・生基・地学基から2,または物・化・生・地学から1(100)
【外国語】英・独・仏・中・韓から1(リスニングを含む)(125)
【地歴・公民】世界史B・日本史B・地理B・現代社会・倫理・「政治・経済」・「倫理・政治・経済」から1(100)

《選択科目》次のうちから1科目を選択(必須科目で選択した科目を除く
《地歴・公民》世B・日B・地理B・現社・倫理・政経・「倫理・政経」から選択(100)
《数学》数学ⅡB(100)
《理科》物基・化基・生基・地学基から2,または物・化・生・地学から1(100)
 ※理科は,「基礎2科目」または「発展1科目」から選択

社会科学部の共通テスト利用では、数学のⅡBが必須ではない。
共通テストは国語や数学のⅡBで失敗してしまう人が比較的多いので、その点ⅡBが必須ではない分出願しやすい人が多いのではないだろうか。

合格最低点・平均点

年度配点合格最低点得点率
201613077.10059.3%
201713089.52068.9%
201813082.95063.8%
201913085.50065.8%
202013091.36070.3%
https://eigo-dosurukosuru.net/daigakunyuushi/shidai/waseda-shagaku-saiteiten/#toc1
年度(配点)英語(50)国語(40)日本史(40)世界史(40)数学(40)
201619.43021.98720.45723.65814.214
201722.94927.90018.80925.21313.768
201821.78423.93617.23123.66413.847
201920.85325.82422.86526.16420.774
202022.19130.60321.03421.81211.670
偏差値 70(旺文社調べ)

変更点

2021年度入試から一部入試の変更点が存在する。その内容を確認しておこう。

一般入試で政治・経済が使えなくなる

近年、政治経済を受験科目で使用できない学部が増えてきているが、早稲田の社会科学部も2021年度入試から一般入試で政治経済が使えなくなる

地理も同様だが、政治経済もどんどん使える学部が減ってきているので、基本的に早慶レベルを受験するとなると、日本史か世界史かもしくは数学という3択になってきている印象がある。

Web 出願時に、「主体性」「多様性」「協働性」に関する経験を記入

これは一般入試・共通テスト利用入試共にだが、出願時に受験生本人が自分自身を振り返り「主体性」「多様性」「協働性」について文章化したものを提出することが必須になる。

ただし、この内容の記入は出願要件ではあるものの得点化はしない、と大学が発表した資料には書いてある。学校が作成する調査書に記載してもらえるものではなく、自身で文章化する必要があるので、あらかじめ把握しておくと、出願時スムーズに手続きができるだろう。

特徴

では実際に早稲田社学の一般入試の特徴について確認していこう。

近年人気急上昇

社会科学という広い学問形態であるため割と万人受けしやすい学部であり、なおかつ冒頭でも書いたように、入ってから比較的楽で大変ではない学部のため人気が急上昇している。また、早稲田の社会科学の入試は早慶含め私立大学の前期入試の最終日なので、国公立の試験前に最後に受けておこうとなりやすい。このような側面から人気が急上昇しているのではないかと思う。

一昔前のイメージで対策してしまうと大変なことになるので、きっちりとした対策が必要不可欠である。ここからは各科目ごとに特徴を挙げていく。

英語は非常に難しい

どのように難しいかというと、まず語彙レベルが高い

これは私の実体験になるが、国公立や早慶などを受験したり過去問演習をする中で、早稲田の社学だけはシス単の学習だけでは正直足りないと感じた。というのも当時、私はシス単しか英単語帳の勉強してをしていなかった。しかし、社学の英語で求められる語彙レベルは、パス単準1級やリンダメタリカなど、より突っ込んだ単語学習をする必要があるレベルだと感じた。純粋に語彙レベルが他の学部に比べても非常に高いという特徴がある。

また、近年は傾向がやや安定しない印象はあるものの、会話文や文法・語法の問題の難易度も非常に高く、正直半分程度取れていればいいよねとなってしまうような難しい設問もかなり見受けられる。ここ最近では会話文の設問が消え、文法問題は誤文訂正の問題がよく出題されるが、ノーエラーの選択肢があるためかなり難しい。このように設問の形式上非常に難しいという特徴もある。

一方で、長文は語彙レベルがあればそれなりに合わせられる設問が多い印象である。詳しくは科目別の記事で詳細に書くので、ぜひ確認してほしい。

国語は癖が強め

例えば早稲田の商学部は基本に忠実な問題が多いが、それに対し社会科学部は設問にやや独特のクセがあるような印象がある。そのため、専用の過去問対策をしっかりしておいたほうがいいだろう。

また、古文漢文の独立大問がない。
大問1は現代文の設問だが、大問2が現古融合文となっているのが社学の国語最大の特徴である。この問題は喰わず嫌いする人が多い印象なので、必ず確認するようにしよう。

歴史はかなり難しい

歴史の難易度も高い。教科書レベルでは対応できないような用語の細かさであったり、より深い洞察力・思考力が求められる設問が多々出題される。そのため、しっかりと突っ込んだ勉強をしておく必要がある。

早稲田の社会科学部や商学部を受験する人は日本史世界史共にかなり突っ込んだ勉強をしておく必要があることを把握しておいてほしい。

数学は平易

それに比べ数学はかなり簡単である。そのため、早稲田の社学を受験する人には数学受験を強くお勧めしたい

ただし、制限時間60分に対し計算量がかなり多いので、テキパキと解けるようになっていないと本番思うように点が伸びない場合もある。しかし、トリッキーな問題が出題されることはなく、センターレベルプラスα程度の問題しか出題されないので、数学受験は早稲田の社学ではかなりお勧めである。

対策

どの科目も高度な知識が必要

数学を除くが、どの科目も高度な知識が必要になる。特に英語と地歴はいわゆる私立文系3教科の私文型の中で、問題がトップレベルで難しい大学学部である。どの部分を見ても教科書や一般的な受験生が学習するレベルを超えた知識レベルが必要な問題が出題される。

例えば英語であれば、語彙レベルが非常に高いため、文法語法問題もきめ細かい学習が必要だと思う。

地歴も教科書レベルを超えて細かい用語を抑えておくことはもちろん、用語だけに限らず背景知識をしっかりと細かいところまで正しく理解をしておくことで選択型の問題が非常に解きやすくなる。

どちらの教科も突っ込んだ勉強が必要になるので、専用の対策をそれなりの期間積む必要がある。くれぐれもセンター共通テストレベルで9割程度取れるようになったからあとは過去問だけやれば受かるだろう、という甘い考えは持たないようにしよう。

癖を掴む

早稲田の社学に関しては、かなり特徴的な問題が出題される印象である。英語であれば最初の文法語法問題の誤りを見つける問題。この問題はかなり問題練習しておかないと厳しいだろう。長文も語彙レベルが非常に高いので、知識を増やすには限界があるのである程度問題に慣れる必要がある。

地歴も同様に知識を入れつつもしっかりと思考力を持って選択肢を切るということをしていかなければいけない。国語は現古融合文というなかなか出題されないような問題も出題されるので、癖をつかむ必要がある。

この癖をつかむためには、過去問演習をしっかりとやっていくことが一番だと思う。2010年頃から問題が難しくなってきている印象だが、難易度が上がってからの過去問も約10年分と、ある程度分量はあるので過去問演習はしっかりとやるようにしよう。

また、他大学の過去問演習も有効な一手であると言える。

例えば英語であれば、慶應義塾大学の総合政策学部や環境情報学部。この2学部は語彙レベルや文章の内容が非常に難解なので、このレベルに合わせて学習していれば社学にもかなりいい影響が出てくるだろう。

また、地歴であれば、慶應の法学部のレベルまで学習していれば早稲田の社学も十分対応できるようになるだろう。もちろん、併願校次第ではあるが、このあたりを狙っている人は他大学他学部の過去問演習もかなり有効になってくるのではないかと思う。

英語で失点しすぎないように

全体の戦略として、英語で失点しすぎないことが重要だと個人的には思っている。

英語は相当差がつく出題になっており、できない人は本当に全くできないくらいまで点が落ち込むだろう。

一方で語彙レベルがしっかり高度なところまで学習しある程度思考力がある人は、比較的点数が安定するだろう。なぜなら社学の問題は一問一問の設問が飛び抜けて難しいということは実はあまりないからだ。

また、英語が一番配点が高いことを考えると、やはり英語で失点しすぎる状態は避けたいところだ。そこを意識しながら対策すればいいのではないだろうか。

科目別攻略法

※記事公開後、リンク先が表示されます。表示されない場合は、もうしばらくお待ちください。

英語

国語

地歴

数学

併願校

地歴型

社会科学部は基本的に万能な学部なので、かなり他の学部を受けやすいだろう。基本的に社学に合わせて学習をしていれば、記述式中心でない学部ならどこでも対応可能になってくる。特にSFCや慶應法学部は求められる能力が近いので、SFCの小論文さえ問題なければかなりおすすめである。

また、慶應商学部B方式も英語や地歴は早稲田の社学ほど難しくない。逆に早稲田の社学基準で突っ込んだ勉強をしていれば慶應商学部の英語地歴はかなり高得点が見込めるので、ここも併願の候補に入れていいだろう。

早稲田は共通テストが必須で数学を必ず受験しなければならない政治経済学部以外であれば、どの学部でも併願の相性としては問題ないだろう。社学自体は結構受けやすい学部であるといえるので、社学の対策をしっかりとしていれば、他の大学を考えやすくなってくるだろう。なので、日程や自身のおかれている状況を考えながら柔軟に決めてほしい。

数学型

社会科学という広い学問系統なので数学型も基本的には併願はしやすい。しかし、数学が簡単なので早慶だと慶應経済早稲田商学部、また慶應のSFCを英数型や数学型で受験しようと思っている人は注意が必要だ。というのも、社学の数学に対応できるようにしているだけで、それ以外突っ込んだ勉強をしていませんという状態だと、早慶の数学の難しい大学はおそらく受験しても得点が見込めないからだ。併願を検討している人は気をつけたほうがいいだろう。

ただ、この点を除けば地歴型同様かなり幅広く受験することが可能になるので、地歴型同様、日程等を鑑みながら決めて欲しい。

まとめ

以上が早稲田の社会科学部の一般入試の概要である。

近年人気も急上昇しているが、それ以前からかなり試験の難易度が上がっており、各科目特徴的な問題が出題される。そのため、専用の対策をしっかり積んでいるかどうか、知識面で突っ込んだ勉強をしているかどうかによって大きく結果に差が出る学部になっている。
そのため、それ相応の努力を積んで受験本番を迎えて欲しい。

また、早稲田の社会科学部に合格したい方は、慶早進学塾の無料相談や通塾を検討してもらうと良いと思う。合格可能性を飛躍的に向上させられれば幸いだ。

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