慶應に強い塾による、合格のための慶應義塾大学入試対策
2021年05月31日 |
慶應義塾大学を第一志望として考えている人や第一志望ではなくても受験しようと考えている人はとても多いのではないだろうか。
実際に慶早進学塾という名前で塾をやっていることもあり慶應を第一志望としている方から多数の問い合わせをいただく。
その後、入塾して一緒に勉強をし、合格をもらう例や東京大学、京都大学、一橋大学をはじめとする難関大学を受験する中で併願として慶應を何学部か受験する人もいる。
その中で慶應にかなり強みを持っていると思っているが、実際に多くの生徒を慶應に合格させてきた。
数々のノウハウがあるため、学部によって異なる特徴を持つ慶應にどのように勉強をしていくと合格できるのか、上記の経緯も踏まえながらとにかく慶應に合格したい、慶應で学校生活を送りたい、という人に分かりやすく、また、詳しく伝えていく。
この記事を中心に他の記事のリンク先も記載してあるため、該当する記事も目を通してもらい、どのような流れで勉強すると慶應に合格できるのか具体的なイメージを持っていただきたい。
慶應義塾大学が評価される理由
慶應は現在まで私立大学のうち、最難関大学であると言われている。
なぜそのように評価されているのか、慶應のどのようなところが魅力的であるのか、などについて紐解いていこう。
福沢諭吉創立
福沢諭吉といえば日本の一万円札の肖像画として描かれている人物である。
学問のすすめを提唱したり、歴史に名を残したり、日本人であるなら誰でも知っている人である。
慶應義塾大学を創設したのは彼である。
歴史に名を残すような人物が学校を創ったということが他大学とは異なるのではないだろうか。
早稲田大学は大隈重信が創設者であり、このような創設の段階から規模が大きく他大学とは異なることによる影響も大きいだろう。
私立大学最難関
慶應は早慶として捉えられる風潮があるが、現状では慶應が一番難しいと捉えて差し支えないのではないだろうか。
もちろん学部ごとに見ると反対の場合もあり、一般入試の問題を見て早稲田の方が難しいと感じる人もいると思う。
しかし、慶應に関しては全体で見た時に群を抜いて入りやすい学部が多くないというところがあり、例えば経済学部の場合は指定校が無かったり、SFCのAO試験や法学部のFIT入試の難易度が他大学と比べて高かったり、などの観点を含めてもレベルが高い。
以上の内容から時代によって変わることもあるため、この先も現在の状態が続くとは限らないが、慶應を私立大学の最難関と捉えてよいのではないかと思う。
三田会の存在
慶應が評価される理由の一つに三田会というものがある。
慶應を卒業したOBが各地でOB会を開き、様々な活動をしたり、現役の慶應生を支援したりする。
慶應は他大学に比べて愛校心が非常に強く、そのような一面が就活で有利に働くだけでなく、社会に出てから慶應からの恩恵を受けられる。
実際にこのような理由から慶應を選ぶ人はとても多い。
医学部、薬学部の存在
早稲田、上智、marchなど難関私立大学はたくさんあるが、慶應ほど理系が充実している難関私立大学は多くない。
慶應には医学部や2016年に共立薬科大学を吸収合併して設立された薬学部がある。
今後は歯学部が設立予定である。このような理系学部が強いことが慶應の特徴である。
早稲田には理工学部、人間科学部や教育学部の一部にある理系があるのみであるため、慶應と早稲田が差別化できるポイントではないだろうか。
時代の流れに乗るのがうまい
歯学部の設立案など理系学部を充実させることで私大のトップになろうとしている意思が感じられる。
他にも、環境情報学部や総合政策学部を設立し、問題解決能力や問題発見などの現代社会を生きていく上で欠かすことのできない2つの能力を持っている人材を、入試を通じて見つけようとしている。
また、SFCのAO入試をはじめとする推薦入試でより本格的に、本質的な能力を図れるような仕組みを取り入れている。
それだけでなく、難関国公立大学の併願者を集めやすいような入試問題にしていることも大きなポイントである。
難関国公立大学を受験する人は各科目に専門性を求められていない。
そのような傾向がある一方で難関私立大学は教科書を超えたレベルの知識が出題されることが多いが、それに見合った勉強を国公立の受験を考えている人が果たしてそのレベルまでの勉強をするだろうか。
そのような中で問題を国公立志願の人が受験しやすいような方向性にしていることによって問題のレベルでは他大学の方が難しい。
このような戦略に長けているところが大きな特徴ではないだろうか。
慶應義塾大学の合格実績
ここで実際の慶早進学塾の慶應義塾大学の合格実績を確認してもらえたらと思う。
2021年度
- 文学部:4名(一般:3名、自主応募推薦:1名)
- 経済学部:1名(一般)
- 商学部:1名(一般、A方式)
- 総合政策学部:3名(一般、英語受験)
- 環境情報学部:1名(一般、英語受験)
2020年度
- 文学部:2名(一般:1名自主応募推薦:1名)
- 経済学部:2名(一般、B方式、世界史受験:1名、日本史受験:1名)
- 商学部:4名(一般A方式:3名、指定校推薦:1名)
- 総合政策学部:1名(一般)
- 理工学部:1名(一般、学問D)
2019年度
- 商学部:1名(指定校推薦)
- 環境情報学部:1名(一般)
- 薬学部:薬学科1名(一般)
慶應の入試対策に力を入れていることもあり、合格者・合格率は高い。
そのため、ぜひこの記事を参考に、そして無料受験相談も活用していただきたい。
慶應義塾大学の一般選抜の特徴
ではここからが本題だ。
慶應には様々な学部があるが、総合的にどのような特徴があるか、順番におさえていく。
慶應はどの大学よりも英語が重要
慶應は英語ができれば受かると言っても過言ではないほど英語が大切である。
例えば、商学部のA方式では400点満点のうち英語が200点を占め、合格最低点は250~260点である。
そのため、英語で160点を取れると残りが半分程得点できると合格できる計算になる。
あたこれは法学部も同様のことが言える。
この2学部は英語が配点の半分だが、他の学部であったとしても、経済学部やSFCも英語が配点の半分近くを占める。
すなわち英語が合格点並みまたは苦手であるとその時点で合格が一気に難しくなる。
慶應に合格したいのであれば、とにかく英語を前倒しで勉強するようにしてほしい。
それだけでかなり合格しやすくなる。
法学部を除いて国公立の4出題に近い
上記でも記載している通り、第一志望が慶應の人や国公立の併願で受験する人もいるため、出題が国公立を受ける人でも併願しやすいようになっている。
具体的な例をあげよう。
例えば、経済学部のA方式では英語・数学・小論文でなおかつ受験資格は文理を問わない。
このことから経済学部のA方式には数学受験の文系だけではなく、数学を得意としている医学部や理系の人、また文理を問わず国公立大学を第一志望にしている人が受験してくる。
B方式では、英語・地歴・小論文で地歴は高度な知識というよりも、論述の問題が多く、英語は英作文の割合が高い。
また、商学部のA方式は、英語・数学・地歴で東京大学や一橋大学志願者のような数学と社会を両方ともしっかりと勉強してきた人が受けやすい方式である、というところが慶應の独特な特徴である。
慶應を第一志望としている人は知識だけを入れても解けないことが多いため、英作文や記述問題から逃げずに早めに過去問に取りかかり、表現力などを磨く勉強をしてほしい。
商学部以外の文系学部は小論文が必須
SFCも含め、基本的には小論文が課される。
配点や難易度は様々だが、小論文があることで受験を避ける人も多いのではないだろうか。
小論文は自分で勉強しにくい科目だが、専門の指導者に教えてもらうと得点源になると思う。
当塾が慶應の合格者を安定して輩出できているのは小論文対策をきちんとやっているからである。
添削や指導は必須であり、独学は厳しい。
ぜひ、指導者を見つけて添削をしてもらいたい。英語と小論文を攻略できていれば、基本的に落ちることはないだろう。
SFCは小論文をどのように攻略するか
出題が独特であり、なおかつ配点の半分を占める。
ただでさえ、小論文をどのように学習すればいいかわかっていない人が多い中で、SFCの小論文は総合政策学部も環境情報学部もどちらも難易度が高い。
そのため、相当の対策をしないと得意な人でない限りなかなか難しいと言えるだろう。ここは添削を重ねて対策をしてほしい。
理系学部は学部ごとに大きな特徴あり
理工学部・薬学部・医学部は各学部に大きな特徴があり、別の記事でそれぞれ確認できるため見ていただけたらと思う。
特に理工学部を志願する人が多いと思うが、慶應の理工学部は理工系の私立大学の中でも一番の難易度だろう。
安定して合格するには、東大、東工大レベルまで学力を上げないと合格は厳しいと言えるだろう。
慶應義塾大学のAO、推薦の特徴
慶応義塾大学には、一般選抜の入試だけではなく、総合型選抜と呼ばれる、旧AO入試や、指定校推薦が存在する。
指定校推薦は各高校で条件が定められているだろうから、そちらに内容は譲るとして、それ以外の入試方式の特徴について解説しよう。
近年のレベルの上昇
特に法学部のFIT入試やSFCのAO入試のレベルが高くなっており、私立大学のAO入試の中では圧倒的最高難易度である。
推薦入試と聞くと簡単に合格できるのではないかと思う人も多いと思うが、少なくとも慶應の入試は難しい。
しっかりと対策をする必要があり、軽い気持ちで受験しても合格はなかなか厳しい。
そのため、受験を考えている人は念入りな対策をしてもらいたい。
活動実績が最重要
活動実績の内容が近年では重視されている傾向にある。
活動実績とは、前々からの入試対策は抜きに自分がこのようになりたい、これまでこのような活動をしてきた、という証拠になるため、活動実績があることでその人がどう頑張って成績を残してきたか、またこれだけやってきたのであれば本人が話すことに説得力があるだろうと捉えることができる。
そのため、とても重要であり、中途半端なものでは意味がない。
スポーツであれば全国大会レベル、起業をしていたり、特定の分野において誰にも負けないくらいの専門知識を持っていたりなどのレベルではないと合格できない特徴がある。
また、内申点がないと近年は受からなくなってきている。
そのような点から、内申点も活動実績の1つと捉えてもいいのではないだろうか。
内申点はコツコツ努力していないと良い成績をとることは厳しいため、内申点も含めてそのような実績がない人は厳しい。
なぜなら、大学入試の対策をやっている人と以前から自分のしたいことに対して取り組んできた人だと差が出てきてしまうからである。
後者に当てはまる人は、今まで活動してきたが大学入試のことを調べた際にこの大学に見合っているから受験してみよう、という流れで受験をする方がよいと思う。
もちろん入試に合わせての対策は必須だが、大学受験がゴールではない以上、自分が大学に入ってから何をするかが重要である。
これを考えた時に、入試対策として活動をする人は合格後に何もしなくなるだろう。
しかし、入試に関係なくできる人は今後も続け、自分が目指すビジョンも明確であるため本来はそのような人が受験するべきでだと思う。
そのため、以上のような考えも持っていない人は受験を考え直した方がいいだろう。
そのくらい近年のレベルが上がっている。
自分がどのようなことをしていきたいのか、どういう人物でありたいのかを考えながら対策をしていくべきである。
志望理由書の質
AO入試の対策を始めたばかりでまだまだ形になっていない段階では志望動機を誤魔化すことができた。
文章なので誰が書いたか分からないだけではなく、うまい人に書いてもらって出願する人はいないと思うが最終的にはほぼ本人の意思ではなく、何回も添削を重ねたことでプロが書いたような内容で出願することが問題とされ、簡単に見破られるようになってきた。
志望理由も自分で深堀して自分自身の頭で考えて自己表現していくことが大切である。
もちろん添削や書く上でのポイントなどを教わることは大切であるが、自分でどれほど考えてできるかが重要である。
仮に、一次選考を通っても二次面接で見破られてしまうため、作成段階から自分の頭でしっかり考えてほしい。
以上から、とても難易度が高いのが慶應のAO入試であるため、該当する人はぜひ受験を考えてみてほしい。
また、慶早進学塾の無料受験相談でAO入試のアドバイスもできるため、ぜひ活用していただきたい。
慶應義塾大学学部別入試の特徴
それでは各学部の入試の特徴について解説していこう。
各学部詳細に作成していることもあり、いずれも要点をお伝えし、別途リンク先を用意させていただいている。
あなたの確認したい学部の概要のリンク先に足を運んでいただき、詳細な内容を確認していただけたら幸いだ。
また、各学部の概要のリンク先には、更に各科目の解説ページのリンクも用意している。そちらの内容も全て確認していただけたら、欲しい情報は全て手に入るはずである。
順番に内容を確認し、慶應合格に必要な情報を入手してください。
経済学部
入試方式 | 英語 | 数学 | 歴史 | 小論文 |
A方式 | 200 | 150 | – | 170 |
B方式 | 200 | – | 150 | 170 |
経済学部に関して、慶應経済は慶應の中でも看板学部の1つである。
その中でも最大の特徴はA方式で、受験科目が英語、数学、小論文という点であろう。これにより、文系だけではなく、理系の人も、また私立国公立志望問わず多くの人が受験できるようになっている。
問題の難易度はもとより、受験者層のレベルが非常に上がりやすいと言える。
次に特徴として抑えるべき点は、第一段階選抜、通称足切りである。A方式は英語と数学のマーク問題を合わせた点数、B方式は英語のマーク問題のみの点数で第一段階選抜がある。特にA方式はここで受験者全体の6割が不合格となるため、足切りは何があっても突破しなければならない。
慶應経済全体としては、B方式の歴史の論述対策をしっかりやっていればかなり合格しやすくなるように思う。おすすめの受験方式である。
より詳細な内容や各科目の具体的な対策は概要のリンク先を確認してほしい。
やはり経済が一番人気な印象はありますね。A方式受験の人は英語の長文と数学で大幅な失点を避けることが最優先です。
僕も受験生の時、A方式で受験して合格しました。やはり英語の長文での得点率が一番重要ですね。
特徴と傾向
商学部
慶應商学部で最も大きな特徴はその受験方式である。
A方式は、英語、数学、地歴と、私立大学でこの形の受験科目は慶應商学部以外は存在しないのではないだろうか?数学と社会を共に勉強している人は国公立を第一志望としている人であるだろうから、東大、京大、一橋、旧帝大受験生の多くが慶應商学部をA方式で受験する。
一方でB方式は、英語、地歴が必須で、論文テストという商学部独自の科目がある。小論文ではなく、国語力や数式理解力が問われる試験で、この内容に関しては、リンク先に論文テストの項目を用意しているため、そちらからの確認をお願いしたい。
A方式、B方式の2種類あるが、合格最低点に大きな差がある。A方式は英語で高得点が取れれば、余裕をもって合格することができるが、B方式は合格最低点が400点中300点をこえる年もある。B方式で受験する場合は、確固たる基礎学力が必要である。
慶應商学部の出題レベルは全体的に平易である。特に英語、地歴は8割以上確保することはしっかりと勉強してきた人であれば難しくない。
より詳細な内容や各科目の具体的な対策は概要のリンク先を確認してほしい。
慶商は数学ができるのであれば、圧倒的にA方式がおすすめ。
数学は毎年難易度がブレるので、焦らずに簡単な問題を確実に得点できるようにすること。
僕も受験生の時、商学部はA方式で受験し、合格しました。それくらいA方式はおすすめです。
概要
B方式、論文テスト
文学部
慶應の文系学部の中でも合格しやすいとされている学部の1つ。ただし近年合格最低点が上昇しているので、注意が必要である。
慶應文学部の最大の特徴として、私立大学文系の中でも類を見ないほど、記述量が多いという試験形式である。
一般的には、私立大学の英語はマーク型の問題が中心であるが、英語が国公立大学のように、和訳問題、内容説明問題、英作文など記述問題があるのが特徴であり、またより深く思考してもらうため、辞書の持ち込みが可能であるということも特徴的である。
日本史、世界史は比較的難易度は穏やかである。文学部はとりわけ社会での得点が重要だと考えており、社会で高得点を稼ぐことで英語や小論文の得点が多少ブレたとしても、安定して合格することができる。
小論文は文章が難解であるのが特徴である。文章を理解することができれば、設問自体はスタンダードな出題形式であるため、文章の読解力を日頃から強化するようにしよう。
より詳細な内容や各科目の具体的な対策は概要のリンク先を確認してほしい。
文学部は、英語小論文でしっかりと添削してもらうことで、一気に合格可能性が高まる。
身近に学力、指導力の高い指導者に居てもらうようにしよう。
概要
自主応募推薦
文学部独自の自主応募推薦は2年連続で合格者を輩出している。現役生で、学校の内申が4.1以上ある人で、慶應文学部に興味がある人はぜひチェックするようにしてほしい。
法学部
慶法が間違いなく、私立大学文系最高難易度である。慶應の入試問題は、先ほどから述べている通り、受験方式や科目、出題形式などから、狭い知識を問うよりも、思考力、記述力を問うことにより、最上位の大学を受験しようとしている人が受けやすいようになっている。
しかし法学部は完全に別だ。どの科目も知識レベルが非常に高いのが最大の特徴である。
その中で、配点の半分を占める英語でどれだけ点数を稼ぐことができるかが最大のポイントである。英語は毎年難易度が変動するので、どの年でも合格点を取れるように、徹底的に英語を学習するようにしよう。
歴史は全てマーク型の出題であるが、他の学部と比較しても一線を画す難易度である。どこまえ歴史を学習するかを考え、丁寧に学習することを心がけよう。
また、論述力(小論文)も非常に難しい、難解な文章を理解した後に、議論の争点を見出せるかどうかが鍵となる。論述力対策はプロによる添削指導が必須であろう。
より詳細な内容や各科目の具体的な対策は概要のリンク先を確認してほしい。
慶法は本当に難しい。毎年解答速報担当者が歴史のレベルが異常だとよく言ってます笑
しかし丁寧な学習を続けていれば、合格圏に到達します。知識レベルが非常に高いものの、知識だけ必要としているわけではなく、やはり正しい思考力が求められているということは履き違えないようにしてください。
概要
総合政策学部
SFCに分類される学部の1つである。受験科目は英語、数学、英数、情報型の4種類から選べる。
SFCは総合政策学部、環境情報学部いずれも問題発見、解決能力が求められており、それがそのまま入試問題にも反映されている。
とりわけ特徴的なのが、小論文である。小論文は経済学部の延長線上にあるイメージを持てば良いと思うが、多数の資料から問題を解決する能力が求められる。専用の対策が必要不可欠である。
また英語は慶應の中でも最も難しい問題の1つであり、全てマーク型の出題ではあるが、文章のレベルが非常に高い。中途半端な学習では全く対応することができないだろう。
数学は、独自の出題が目立つが、それでも基本、標準問題が多いため、惑わされないように。
より詳細な内容や各科目の具体的な対策は概要のリンク先を確認してほしい。
総合政策は、環境情報と比較して、左脳型の問題というイメージ。
論理的に物事を順番に解決することができるかどうか求められる。
概要
環境情報学部
SFCに分類される学部の1つである。受験科目は英語、数学、英数、情報型の4種類から選べる。
おそらく慶應の中でも環境情報学部が最も奇抜で対策をしにくい印象があるのではないだろうか?
SFCは総合政策学部、環境情報学部いずれも問題発見、解決能力が求められており、それがそのまま入試問題にも反映されている。特に環境情報学部は、未来へのビジョンを明確に持てているかが問われている印象だ。
それが如実に反映されているのが、小論文である。小論文は問題発見、問題解決能力を毎年独特な出題の中から聞いてくる。機械的な学習をしてきた人は、専用の対策が必要不可欠である。
また英語は、全てマーク型の出題ではあるが、文章のレベルが非常に高い。また特に環境情報学部は、文章のテーマがより専門的であることが多い。
数学は総合政策学部と同様で、独自の出題が目立つが、それでも基本、標準問題が多いため、惑わされないように。
より詳細な内容や各科目の具体的な対策は概要のリンク先を確認してほしい。
環境情報はかなり出題が独特で、特に小論文対策は一人で行うのは困難だ。
ぜひ慶早進学塾の受講を考えて欲しいところだ。
概要
理工学部
私立理工系学部最高難易度である。毎年多くの東大、京大、東工大や医学部受験生が受験する。
慶應理工は、学科ごとに学問1~5まで分かれ、入学後の履修などに影響する。やや合格最低点に差はあるが、全ての学問で試験問題は共通である。また、理工学部は日吉キャンパスだけではなく、隣接される矢上キャンパスで大学生活を送る。
入試問題としては、英語が理系ということを差し引いても非常に難しい。語彙レベルが高いことが特徴だ。
数学、物理、化学はいずれも標準的な問題の出題が中心である。
難しい問題だけで構成されるわけではなく、特に大問の前半は平易な問題が多いため、平易な問題の失点を極力避け、得意な科目や大問で得点を稼ぐことができれば、十分合格水準に到達することができるだろう。
より詳細な内容や各科目の具体的な対策は概要のリンク先を確認してほしい。
概要
(2021/7/29)お待たせしました。公開しました。
薬学部
私立大学の薬学部で最も難しいとされる。一方で慶應義塾大学全体で見ると、比較的入りやすい学部の1つではないだろうか。
2006年に共立薬科大学との吸収合併により誕生した学部であり、まだ歴史が浅い。
受験科目は英語、数学、化学のみで、数学は1A2Bからの出題である。
英語は理系学部としてはかなり難しく、非常に高い語彙レベルが必要とされ、中途半端な学習では全く文章が読めないということになるだろう。
一方で、数学は数3が入っていないだけではなく、問題のレベルもそこまで高いわけではない。計算量が多く、制限時間は短いが、ここで高得点を取ることができれば非常に有利になるだろう。
その中で、薬学部らしく、化学が最も配点が高いのが特徴である。基本問題から難しい問題まで含まれているため、化学をどのように攻略するかが薬学部合格の最大の鍵だろう。
より詳細な内容や各科目の具体的な対策は概要のリンク先を確認してほしい。
概要
看護医療学部
看護系の学部ということもあり、慶應の中では難易度が最も優しい。
受験教科は英語、小論文が必須で、数学(1A2B)、化学、生物から選択である。
必須科目である英語は、偏差値に対して非常に難しく、語彙、文法・語法、読解力と幅広い能力が求められる。最新の問題では英作文がなくなっていたが、これまでは出題されていたので、十分な対策を行いたい。
数学や理科に関しては、基本から標準レベルの出題であり、偏差値相応といった印象である。英語よりは取り組みやすいだろうから、ここで安定して高得点を取りたいところだ。
また慶應らしく、看護医療学部にも小論文が出題される。極端に難しい問題は出題されないが、対策している人としていない人では得点に大きな差が生まれるだろう。小論文は1次試験での合否には影響が出ないが、2次試験の査定対象となる。差がつくポイントとなるので、過去問演習を中心にしっかりと対策を行っておくべきである。
より詳細な内容や各科目の具体的な対策は概要のリンク先を確認してほしい。
概要
慶應義塾大学入試対策まとめ
以上が慶應の入試について、慶應に強い慶早進学塾がどこよりも詳しくまとめて解説した。いかがだっただろうか。
各学部のより詳細な内容は記事のリンクを貼ってあるため、そちらから確認していただきたい。
この記事は慶應に合格したいと考えている人の力になりたいと思い、かなりの時間をかけて作成した。しかし最も行いたいことが、一人一人個別に合格するためのアドバイスを送ることだ。
特に慶應に関しては自信を持って指導しているので慶早進学塾への入塾や無料受験相談を考えていただければ幸いだ。
合格したいと少しでも思っているのであれば気軽にお問い合わせしてみてほしい。
あなただけのアドバイスを丁寧に送らせていただけたらと思う。
慶早進学塾スタッフ一同、誠心誠意対応させていただきます。