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英作文ならこれ!灘高キムタツの東大英語ライティング&グラマー

2017年03月25日 | 参考書・問題集徹底解析

慶早進学塾オンラインコースご案内

『英語』。 英語の問題は様々な問題が出題される。

例えば、「発音・アクセント」、「文法・語法」、「構文整序」、「語彙」、「英語長文読解」、「英作文」etc…、である。

センター試験に出題されるような問題(「発音・アクセント」、「文法・語法・語彙」)やセンター試験、私立大学一般入試、国公立二次試験のどの入試においても出題されるような「英語長文読解」は多くの受験生が対策を積んでくる。

そのため、英語がよほど得意でない限り、これらの問題では他の同じ学力を持つような受験生と差をつけるっことができない。

しかし、同じ学力、同じ偏差値を持つような受験生の間でも差が大きくつく問題がある。 それが、「英作文」だ。

「英作文」が出題される大学は限られており、主に難関大学で多く出題される。

しかし、「英語長文読解」などの対策に負われ、「英作文」が出題されると分かっているのに、対策を十分に行うことができない受験生も多く存在する。

また、「英作文」の対策を行ったとしても、対策の方法が正しくなく、十分に力をつけることができない受験生も存在する。

正しい方法で、効率的に「英作文」の力を上げるために、今回紹介する参考書は、『灘高キムタツの東大英語ライティング&グラマー 』だ。

この参考書はとにかくすごい。 以下で説明していくのでしっかり読んで、是非参考にしてみてほしい。

目次
  1. 『灘高キムタツの東大英語ライティング&グラマー 』について
    1. 商品情報
    2. 商品詳細
    3. 内容紹介
      1. なかなか点が取れない「ライティング問題」を徹底攻略
      2. 受験英語に欠かせない「グラマーの力」を手軽にチェック!
      3. 受験のプロ、灘高生の熱いメッセージでやる気もアップ!
      4. 東大の二次試験での英作文の配点は、20~30/120 と言われている。

        しかし、対策が不十分な受験生が多く、大きく点を落としてしまう受験生がいるのも事実だ。

        それに、東大の英語は70~80点取ることができれば、合格点に達することができる。

        (これは目安であって、個人差あり) 英作文で8割、9割の点数を取ることができれば、ぐっと合格に近づくことができる。

        この『灘高キムタツの東大英語ライティング&グラマー』にそって、英作文の勉強を続けていれば、正しい方法で英作文を学習でき、実力もどんどん上がっていく。

        また、この『灘高キムタツの東大英語ライティング&グラマー』は、「キムタツ」先生からストラテジーを提示され、それを意識しながら演習問題に取り組んでいけるようになっている。

        目標や気を付けることが明確になっているため、重要なポイントを意識しながら学習できるようになっているのだ。

        またこの問題集の、最も優れている点は、間違った解答が掲載されている点だ。 ただの間違った解答ではない。

        多くの受験生が共通してやってしまいそうなミスが載っている。 それをチェックすることで、英作文を行うときに、意識するポイントが明確になるのだ。

        これはただ英作文を解き続ける問題集ではないと分かってくれただろうか。 最後にポイントを載せておく。

        ポイント1 見やすさ
      5. ポイント2 分かりやすさ
      6. ポイント3 対応範囲
      7. ポイント4 オリジナル性
      8. ポイント5
  2. 『灘高キムタツの東大英語ライティング&グラマー』の使い方
  3. キムタツシリーズの紹介
    1. キムタツの東大英語リスニング BASIC
    2. 灘高キムタツの東大英語リスニング
    3. 熱血教師キムタツの東大英語基礎力マスター Vol.1 徹底復習篇 (1)
  4. まとめ

『灘高キムタツの東大英語ライティング&グラマー 』について

灘高キムタツの東大英語ライティング&グラマー』はどのような問題集なのかを紹介していこう。

商品情報

著者 木村 達哉 価格 1890円 ページ数 239 会社 アルク

商品詳細

東大志望者向けのライティング問題の対策と演習、グラマーの確認。 一部灘高生のメッセージを含む。 (学立会 ホームページより)

主に東京大学で出題される英作文の問題に対応した問題集である。

しかし、東大志望者以外の受験生が使ったとしてもなんら問題はない

難易度としては国公立二次試験レベルであり、難関大学、最難関大学向けである。 国公立二次試験で英作文が出題される大学を第一志望にしている受験生はぜひとも取り組んでみてほしい。

内容紹介

灘高キムタツの東大英語ライティング&グラマー』の詳しい内容について紹介しよう。

なかなか点が取れない「ライティング問題」を徹底攻略

東大二次試験で、配点が高いのに、多くの人がなかなか点が取れていないのが「ライティング問題」だ。

本書では灘高英語教師のキムタツこと木村達哉先生が、東大のライティング問題を5つのパターンに分類し、その攻略法を伝授してくれる。

また、練習問題には、正解だけでなく、実際に生徒が書いた「間違いを含んだ解答」も掲載してある。

間違いやすいポイントをチェックして、自分の力としていこう。

受験英語に欠かせない「グラマーの力」を手軽にチェック!

東大入試だけにかかわらず、受験の英語で欠かせないのが「グラマーの力」だ。

本書では、東大二次のグラマーの練習問題を多数収録するだけでなく、基本的なグラマーの力が付いているかどうかをチェックするための「文法基礎力チェックテスト」も掲載してある。

東大二次対策だけではなく、総合的な文法の力を付けるのにも役立つ。

受験のプロ、灘高生の熱いメッセージでやる気もアップ!

講談社『モーニング』編集部『ドラゴン桜』担当編集者や、筑波大学附属駒場中・高校教諭、ラ・サール学園教諭、灘高教諭といった受験のプロからの、合格のためのアドバイスを掲載してある。

さらに東大合格を目指す名門灘高校の生徒6人が、勉強法や受験を控えた心境を掲載してある。

東大の二次試験での英作文の配点は、20~30/120 と言われている。

しかし、対策が不十分な受験生が多く、大きく点を落としてしまう受験生がいるのも事実だ。

それに、東大の英語は70~80点取ることができれば、合格点に達することができる。

(これは目安であって、個人差あり) 英作文で8割、9割の点数を取ることができれば、ぐっと合格に近づくことができる。

この『灘高キムタツの東大英語ライティング&グラマー』にそって、英作文の勉強を続けていれば、正しい方法で英作文を学習でき、実力もどんどん上がっていく。

また、この『灘高キムタツの東大英語ライティング&グラマー』は、「キムタツ」先生からストラテジーを提示され、それを意識しながら演習問題に取り組んでいけるようになっている。

目標や気を付けることが明確になっているため、重要なポイントを意識しながら学習できるようになっているのだ。

またこの問題集の、最も優れている点は、間違った解答が掲載されている点だ。 ただの間違った解答ではない。

多くの受験生が共通してやってしまいそうなミスが載っている。 それをチェックすることで、英作文を行うときに、意識するポイントが明確になるのだ。

これはただ英作文を解き続ける問題集ではないと分かってくれただろうか。 最後にポイントを載せておく。

ポイント1 見やすさ

1ページ内の情報量が多く、多少読みづらい部分もある。 ただ、実況中継のように口語で書かれているため、文章自体の読みやすさは優れている。

ポイント2 分かりやすさ

英作文を行う際の、解答プロセスが明示、指示されているため、理解が進みやすい。

東大対策ではあるものの、英作文をどう解いていくかということを学べるため、他大学志望の生徒にも対応している。

ポイント3 対応範囲

東大二次試験の英作文対策。

東大形式のライティング力はもちろんのこと、他大学の英作文に関しても使うことの出来る知識が多く含まれている。

ポイント4 オリジナル性

ただ、記載内容自体は一般的であるが、模範解答が四つずつあること、基本的な事項からインプットを出来る点など、他の参考書よりも受験生に対し丁寧な作りになっている。

ポイント5

費用対効果 標準的な値段。 この一冊で、基本的な英作文の書き方から、文法事項等のより詳細な内容まで学ぶことが出来るため、費用対効果は高い。

『灘高キムタツの東大英語ライティング&グラマー』の使い方

『灘高キムタツの東大英語ライティング&グラマー』の使い方を説明していこう。

基本的には、『灘高キムタツの東大英語ライティング&グラマー』に書いてある通りに進めていくので構わない。

むしろ、書いてある通りに進めていってほしい。 しかし、一番重要なのは一通り終わった後だ。 音読を行ってほしい。

キムタツ先生もこのように自身のブログで言っている。

皆さんはライティングの勉強をするときも声を出していますか?

毎日多くの添削をしているのですが、ええところまで来てるのにもったいないなと思うような答案があります。
このレベルまで来ていたら、あとはもう一息ですけどね。ところがそこから抜け出すのも実はちょっと時間がかかります。
信じられんかもしれんけど、灘の生徒たちでも、複数形の主語に対してbe動詞をwasにしていたりします。
また、to不定詞の後ろに過去形があって、to hadなんてなってる。本人に言うと「あ、ケアレスミスや!」なんていうわけです。
読み終えたあとに見直しているらしいねんけど、どうもこういうミスが目立つ。
東大英語W&Gの中には生徒が作った答案があります。 灘の59回生たちに手伝ってもらって作った「残念答案」なんですけどね。
そこでもやはり上に書いたようなミスが目立つのです。
で、これを指摘するとまたまた「ケアレスミスです」と仰る。

確かにCARELESSの持つ本来の「うかつな」の意味ではそうかもしれません。
しかしこのミスこそが実力なんだというと、当該の生徒たちは怒るでしょうか。
読むという作業に関しては問題ない生徒であっても、書く段階だとそういうミスをします。
書くことに関してはそれが実力なのです。
不注意なミスをする、そのレベルなのです。
それ以外の英語がしっかりしているから余計にもったいない。
で、これは読む段階でしっかりと読めていないからだとも言えます。
リーディングの復習をするときに、ちゃんと声を出して音読してない。
しているとしても、質的にも量的にも少ないもんやから、英語がしっかりと定着していないわけです。

東大本郷キャンパス 灘にはALT(ネイティブの先生)がお二人いらっしゃいます。
僕も英作文をしたら彼らに一応見てもらうわけですね。
ほとんど英語上のミスはないけど、We should change this ‘the’ into ‘that.’などと指摘される。
そして僕も、’That’d be better, thanks.’なんて答える。そういう感じでチェックしてもらうのです。
でね、その僕の答案をチェックしているALTの先生が必ずされることがあります。 お二人とも必ずされます。
どういうことをされるかわかりますか? 声を出されます。必ず。声を出して僕の作った英語を何度も読まれます。
小声でひたすら何度も何度もずっと読んでる。
We found the small islands that has a lot of tree on them two or three miles away.
たとえばこの英語を目で見ているだけの時には見つけられなかった文法のミスを、声に出して読んだ瞬間に、that節のhasがhadであることがわかることが多いのですね。
なにせリズムが悪いからすぐわかる。

普段からちゃんと英語を喋っている(音読も含め)人には、英語がもつ特有のリズムが悪いことがすぐにわかると思います。
ためしに皆さんも今から声に出して読んでみてください。
Small islands has a lot of tree. なんだか気持ち悪くないです?
すっごくイライラする!という人は素晴らしい。

そのリズム感って英語にはとても大事なんです。リズム感はリーディングとスピーキングの時に培われます。
islands that has a lot of ・・・あれ?
islands that has・・・あら?
hadやがな。 a lot of tree on them・・・a lot of tree・・・あれ?
treesやがな、とかね。

自由英作文でも書き上げた英語の文章を声に出すことで、かなりミスが減ります。
ただしこれは普段からちゃんと声に出して英語を読んでいる人だけに効果的です。
いくら言っても声に出さない人はわからないと思う。 音読やシャドーイングは非常に効果的で、リーディングをやってる人は必ずライティングの力もついてきます。
もちろんリスニングのときもそうですが、リスニング以上にリーディングの時にそのリズム感をつけるのです。
読んだ英語は全て音読する! それがライティングの力をも養うわけです。 自分が書いた英語は必ず声に出しましょう。
また模範解答の英語も必ず声に出して読むこと。 それが総合的な英語力の向上jにつながるのです。
音読をしている人たちは今のまま続けましょう。継続しているととんでもなく力がつきます。
だから僕は高3になるまでライティングの授業よりリーディングの授業のほうに集中するのです。
そして単語や熟語、文法といった基本的な力をつけた上で、英語を英語として身につけてもらうのですね。

 KIMUTATU BLOG より

要するに、英語を声に出すことで英語独特のリズム感が身につく。

英語が体に染みついてくるというわけだ。 英作文を行った後に、自分が書き上げた英作文を声に出して読んでみると、リズムがおかしい点があるかもしれない。 そこは文法的に間違っていたりするのだ。

体で英語を覚えていることで、頭で考えなくても、「なんかここおかしいな」という感覚を身に着けることができる。

英作文だけではない。 是非、英語を学習するときは音読を意識して行っていってほしい。

キムタツシリーズの紹介

今回は『灘高キムタツの東大英語ライティング&グラマー』について紹介したが、キムタツ先生が出している参考書はあといくつかある。

それらも紹介しておこう。 興味があったら手に取ってみても良いと思う。

キムタツの東大英語リスニング BASIC

 100~500ワードの練習問題が収録してある。 進めるごとに設問のレベルも上がる。

リスニングの基礎を作るExerciseが中心となっている。 センター試験のリスニング対策が終わったらこの本で東大二次レベルに備えておくのが良い。

長い英文を聞くためのStrategy、英語の音声の特徴をつかむ5つの練習問題、入試本番の長さに慣れるための20本の練習問題で構成される。

灘高キムタツの東大英語リスニング

500~600ワードの長い英語が聞き取れるようになる16のストラテジーはTOEIC や TOEFL にも有効である。

東大の英語リスニングは500~600ワード前後という長文を聞かなければいけない点が最大の特徴だ。

また、トピックも日常会話から学術的な内容まで多岐にわたるため、内容を整理しながらきちんと耳で英文を追っていく能力が要求される。

そんな英文を聞き取るためのストラテジー(戦略)を、キムタツこと木村達哉先生が伝授してくれる。

入試対策にとどまらない、リスニングの秘訣を紹介してある。 本試験10年分相当、30問の模擬テストを収録が収録してある。

学習法と解法のストラテジーを理解したら、あとはたっぷり用意された練習問題をこなすだけでよい。

完璧に復習するにはやりきれないほどの模擬テストを収録してある。 また、現役東大生8人、灘高生6人の熱いメッセージもついている。

キムタツ先生が東大に在学中の男女8人を相手に行ったインタビューを収録してある。

受験勉強のエピソードや東大での生活、受験生へのメッセージが載っている。

さらに東大合格を目指す灘高生6人が、「なぜ東大に入りたいのか」「東大を出たら何をしたいか」などについて熱く語ってくれる。

東大を目指す人専用のリスニング対策本だ。 『キムタツの東大英語リスニング BASIC』が終わったら初めても良いし、最初からこれをやってみても良い。

熱血教師キムタツの東大英語基礎力マスター Vol.1 徹底復習篇 (1)

 この本は、毎日約1時間の勉強を7日間、合計1週間でやりきる構成になっている。

最後までやって自分の弱点がわかったら、その部分ももう一度やるのが良い。

そして、ここで扱っている内容はすべて完璧にできるようになるまで何度も繰り返しやろう。

単語をすべて覚えていければよい。 もし不完全なところがあったら繰り返し声に出して、完璧になるまで繰り返す。

次に品詞、文法は解説とチェックポイントを熟読し、問題を解いてみて、間違えたところがあったら解説に戻って集中的に覚えるのが大切だ。

このシリーズはvol.1~7まで発売されている。 気になった人は本屋で手に取ってみても良いかもしれない。

まとめ

この記事では『灘高キムタツの東大英語ライティング&グラマー 』を中心に説明してきた。

東大を第一志望校としている人にはもちろんやってもらいたいが、他の大学が第一志望校の人であっても、英作文が出題されるのならば、やってみても良いと思う。

大切なのは、キムタツ先生も言っていた通り、終わったら音読をすることだ。

音読を行い、英語を体に染みつかせていこう。 また、この本に書いてある通りに、英作文を勉強していれば、絶対に東大に合格するための英作文力は鍛えることができる。

ぜひこの本を信じて、学習を積んでいってほしい。 第一志望校合格を目指して頑張っていこう。

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