2017年度センター試験解答速報&難易度速報

2017年大学入試センター試験の解答速報及び難易度速報のページです。 2017年は1/14,15の二日間にセンター試験となります。 ここでは特に今年の問題の難易度がどうであったか、平均点はどのように推移するかなどの予想をお伝えします。 ぜひここの情報を参考に、センター試験後、スムーズに私大や国公立の出願や対策を行うようにしてください。

まずはじめに

これを見たのがセンター試験初日が終わり、二日目のまだ試験が残っている人。 難易度や解答速報を見たい気持ちがあるのはわかるが、大事なのは明日の数学や理科の試験。 今すぐこのページを閉じて、明日に試験に集中することが望ましい。 今日終わった試験の得点はもう変えることができないが、明日の試験の得点は、今日1日の過ごし方で変わる可能性が大いにあるからだ。 自分の得点を最大化させるという考え方を忘れてはならない。 全ての試験を終えた上で、はじめてこのページを開こう。

1日目(1月14日)

詳細が分かり次第、随時更新していきます。 また随時加筆修正を行います。 ※1日目の解答を公開しました。科目名を押せばそのままその科目の解答が開けます。

地歴公民

 

日本史B

2016年と比較し、大問数や分量に大きな変化なし。 例年通り分野に偏りがなく満遍なく出題されているが、戦後史の出題は少なかったため、現代の学習が追いついていない現役生はホッとしただろうか。 難易度としては昨年比でやや難化。昨年が比較的簡単な年であったため、昨年より苦労した人が多かったはずだ。 教科書レベルの内容を正確におさえた上で、演習を多く積み重ね、知識の漏れをなくしていくことが肝要であっただろう。

 年度  大問     出題分野  設問数  マーク数  配点
2017  第1問 東アジアの地域史 6 6 16
 第2問 古代の思想・信仰と政治・社会との関係 6 6 16
 第3問 中世の政治・社会・文化 6 6 16
 第4問 近世の文化・政治・社会 6 6 16
 第5問 幕末から明治期の大坂 4 4 12
 第6問 近現代の公園 8 8 24

 

世界史B

2016年と比較して大問数や分量に大きな変化は見られない。出題形式としては例年通り。 ここ数年平均点が高く、易化傾向が続いている世界史であるが、今年もその傾向を踏襲した印象を受ける。 2017年の世界史の難易度は、昨年比でやや易化。満遍なく学習していれば高得点が期待できたセットであった。

年度

大問

出題分野

設問数

マーク数

配点

2017

第1問

マイノリティ(少数派)

9

9

25

第2問

革命および政治体制の変化

9

9

25

第3問

諸地域統合のための制度

9

9

25

第4問

資源や自然環境との関わり

9

9

25

 

地理B

2016年と比較し、大問数、分量には大きな変化なし。 第1問~第3問が系統地理の範囲からの出題で、第4問、第5問が地誌の範囲からの出題、第6問が地域調査からの出題であった。 例年通りセンター試験の地理Bは図表などの資料問題が設問の中心であり、地理的思考力を問う問題を中心として構成されていた。 ここ数年難化傾向が続いており、特に理系受験生を非常に苦しめていたような印象を受けるが、本年は比較的難易度は落ち着いたか。 特に系統地理分野において平易な出題が目立っており、全体としては昨年比でやや易化。 第4問、第5問の出来で差がついたのではないかと思う。

年度 大問       出題分野 設問数 マーク数 配点

2017

第1問 世界の自然環境と自然災害 6 6 17
第2問 資源と産業 6 6 17
第3問 村落と都市、生活文化 5 5 15
第4問 中国 6 6 17
第5問 スペイン、ドイツ 5 5 14
第6問 地域調査 7 7 20

 

倫理、政治・経済

2016年と比較して、大問数や分量に大きな変化は見られない。 「倫理、政治・経済」独自の問題はなく、「倫理」もしくは「政治・経済」と同様の問題にて構成されていた。 各分野満遍なく出題されているため、どちらかに偏った勉強をすべきではないだろう。おさえるべき内容が多い科目ではあるが、確実な理解が求められる。 難易度は昨年並み

年度 大問       出題分野 設問数 マーク数 配点
2017 第1問 現代社会・青年期 5 5 14
第2問 源流思想・日本思想 7 7 18
第3問 源流思想・西洋近代思想 7 7 18
第4問 政治・経済分野 8 8 22
第5問 政治分野(民主政治) 5 5 14
第6問 経済分野(貨幣) 5 5 14

 

倫理

2016年と比較して、大問数や分量に大きな変化は見られない。 近年平均点が非常に低い倫理であるが、今年はいくぶんおだやかになった印象を受ける。 昨年比でやや易化。

年度 大問     出題分野 設問数 マーク数 配点
2017 第1問 青年期、現代社会 10 10 28
第2問 源流思想 9 9 24
第3問 日本思想 9 9 24
第4問 西洋近代思想 9 9 24

 

政治・経済

2016年と比較して、大問数や分量に大きな変化は見られない。 知識の有無で解決する問題と正確な思考力・読解力を要する問題が出題されるが、本年も例年通りその傾向が踏襲されたと言える。 難易度は昨年並み

年度 第問 出題分野 設問数 マーク数 配点
2017 第1問 政治分野(民法) 10 10 28
第2問 国際関係(先進国と途上国) 8 8 24
第3問 政治分野(民主政治) 8 8 24
第4問 経済分野(貨幣) 8 8 24

 

現代社会

2016年と比較して、大問数や分量に大きな変化は見られない。 世間では「常識で解ける問題が多い」と言われがちなこの科目であるが、実際はそうではなく、あくまでも「現代社会」という科目の学習が着実にこなせているかどうかが試される問題で構成されている。 そのため一つ一つ着実に学習内容をおさえておく必要があっただろう。 難易度は昨年比でやや易化。 平均点は上昇するのではないだろうか。確固たる知識のもと、落ち着いて解けば問題なく正解できるはずだ。

年度 大問    出題分野 設問数 マーク数 配点
2017 第1問 環境(森林) 8 8 22
第2問 民主政治 5 5 14
第3問 日本の経済動向 8 8 22
第4問 歴史的景観の保全 5 5 14
第5問 格差問題 5 5 14
第6問 経済の仕組みおよび景気 5 5 14

 

国語

2016年と比較して大問数は変わらないが、設問数が一問減少した。 2016年2015年と平均点の高い流れであったが、昨年は平均点が130点近かったことから、難化が予想されていたように思う。 さて本年は、第一問の評論が非常に硬派な文章からの出題となり、受験生を悩ませることになったのではないかと感じる。設問こそ内容説明問題、理由説明問題といった極めてオーソドックスな出題であったが、内容面での理解が追いつかない受験生が多かったのではないだろうか。 第二問の小説は100年以上前の題材ではあるものの、難易度としては例年通りの出題であると言える。本年は評論の出来によって大きく左右されそうである。 第三問の古文はオーソドックスな物語文からの出題。問5で和歌が復活したことや問6の登場人物に関する選択肢で受験生は悩むことになったかもしれないが、どれも標準的な出題。しかし昨年は古文が非常に平易であったことを考えると、本年はそのギャップに苦しんだ人が多かったかもしれない。 第四問の漢文は本試では初めて日本人が書いた漢文が出題された。ただし特筆すべき点はその程度であり、内容や設問は極めて標準的。例年の傾向を踏襲した形となった。 総じて国語全体の難易度としては、昨年比で難化(ただし昨年が非常に平易な年であったことに注意)。 実力差が綺麗に分かれるセットだったのではないだろうか。

年度 大問       出題分野 設問数 マーク数 配点
2017 第1問 評論:小林傳司『科学コミュニケーション』 6 11 50
第2問 小説:野上弥生子『秋の一日』 6 9 50
第3問 古文:木草物語 6 8 50
第4問 漢文:新井白石『白石先生遺文』 6 8 50

 

英語(筆記)

例年出題形式が変化することが多い英語の筆記であるが、本年は昨年の形式をそのまま踏襲する形となったため、受験生は動揺することなく試験を受けることができたのではないかと思う。 読むべき英文の量が多いため、日頃から英文に慣れ親しんでおくことが最も重要であり、早く正確に英文を読む能力がそのまま得点に直結することは例年通りだと言えるだろう。 本年の難易度は昨年並み。ただし昨年同様今年も比較的解きやすかったセットだと言えるのではないだろうか。

年度 大問 出題分野 設問数 マーク数 配点
2017 第1問 A 発音 3 3 14
B アクセント 4 4
第2問 A 文法・語法 10 10 44
B 整序英作文 3 6
C 対話文中の英文完成 3 3
第3問 A 対話文中の空所補充 2 2 41
B 不要な文の選択 3 3
C 意見内容の要約 1 3
第4問 A 図表の説明文読解 4 4 35
B 説明文の読み取り 3 3
第5問 物語文の読解 5 5 30
第6問 A 説明文の読解 5 5 36
B 1 4

 

リスニング

2016年と比較して、大問数や分量に大きな変化は見られない。 例年通り会話や文章の説明把握などバランスよく出題されたが、多くの情報を聞き取らなければならない問題が多く、選択肢もややひねったものが多く全体として難化した。

年度 大問 出題分野 設問数 マーク数 配点
2017 第1問 対話の内容に合う絵などを選択 6 6 12
第2問 対話の後の応答文を選択 7 7 14
第3問 A 対話の内容の質問に対する答えを選択 3 3 12
B 長めの対話の内容の質問に対する答えを選択 3 3
第4問 A 長めの文章の内容の質問に対する答えを選択 3 3 12
B 長めの会話の内容の質問に対する答えを選択 3 3

2日目

理科①

物理基礎

2016年と比較して、大問数や分量に変化は見られない。 例年通りの出題であったと言える。各分野からバランスよく出題され、いずれも基本的な問題であった。 計算問題が増え、グラフ読み取り問題がなくなったが難易度は昨年並み。

年度

大問

出題分野

設問数

マーク数

配点

2017

第1問

小問集合

5

5

20

第2問

波動、電気

4

4

15

第3問

力学

4

4

15

化学基礎

2016年と比較して、大問数や分量に変化は見られない。 計算問題がやや解きにくいものがあったものの、基本的な問題も増えているため全体としてはやや易化。

 年度

大問

出題分野

設問数

マーク数

配点

2017

第1問

物質構成

7

8

25

第2問

物質変化

7

8

25

 

生物基礎

2016年と比較して大問数は変わらないが、設問数が一問減少した。 例年通り、各分野バランスよく出題された。語句選択問題を中心に知識を問う問題が多かった。 設問の大半が教科書レベルの知識問題であり、データ読み取り問題も取り組みやすいものであったことから全体としてはやや易化。

年度

大問

出題分野

設問数

マーク数

配点

2017

第1問

生物の特徴と遺伝子の働き

6

7

19

第2問

生体環境

5

5

15

第3問

生態系と生物の多様性

4

5

16

地学基礎

2016年と比較して設問数は変わらないが、大問数が一問増加した。 大問数が増えたものの例年通り各分野バランスよく出題された印象。 難易度は昨年並み。

年度

大問

出題分野

設問数

マーク数

配点

2017

第1問

地球の特徴と内部構造

5

5

17

第2問

大気と海洋、地球環境

5

5

16

第3問

太陽と太陽系の惑星

2

2

7

第4問

宇宙からの光と地球、生命

3

3

10

数学

数学IA

必答問題2問と選択問題の3問から2問を答える例年通りの形式。 出題分野に大きな変化はなく基本事項から発展的内容まで幅広く出されていて難しいものもあったが、必答問題が易しかったため、全体としての難易度は昨年並み。

年度

大問

出題分野

配点

2017

第1問

[1] 数と式

30

[2] 集合と命題

[3] 2次関数

第2問

[1]図形と計量

30

[2]データの分析

第3問

2問選択

場合の数と確率

20

第4問

整数の性質

20

第5問

 図形

20

数学IIB

必答問題2問と選択問題の3問から2問を答える例年通りの形式。 出題分野に大きな変化はなく基本事項からバランスよく出題されており、全体としての難易度は昨年比でやや易化。

年度

大問

出題分野

配点

2017

第1問

[1] 三角関数

30

[2] 指数関数と対数関数

第2問

微分法と積分法

30

第3問

2問選択

数列

20

第4問

ベクトル

20

第5問

確率分布と統計的推測

20

理科

物理

2016年と比較して大問数は変わらないが、設問数が増加した。 昨年まで選択だった熱力学が必答になった。小問集合が昨年より増え、組み合わせ問題が大幅に減った。全体としての難易度はやや易化。

年度 大問 出題分野 設問数 マーク数 配点
2017 第1問 小問集合 5 5 25
第2問 電磁気 4 5 20
第3問 波動、熱 5 5 20
第4問 力学 5 5 20
第5問

1問選択

波動 3 3 15
第6問 原子 3 3 15

 

化学

大問数は全7問で第6、7問のいずれかを選択する例年通りの形式。  例年と比べ計算問題が多く、長い文章を読み取る必要のある問題が増加した。時間がかかったと思われるが内容は標準的であった。難易度は昨年並み。

年度

大問

出題分野

設問数

マーク数

配点

2017

第1問

物質の構造・状態

6

8

24

第2問

物質の変化と平衡

6

7

24

第3問

無機物質

6

7

24

第4問

有機化合物

5

9

19

第5問

高分子化合物の性質

2

2

4

第6問

1問 選択

合成高分子化合物

2

2

5

第7問

天然高分子化合物

2

2

5

 

生物

2016年と比較して、大問数や分量に変化は見られない。 文章選択問題、実験考察問題のいずれも設問数が増えた。その影響で全体としての難易度はやや難化。

大問

出題分野

設問数

マーク数

配点

2017

第1問

生命現象と物質

5

6

18

第2問

生殖と発生

5

7

18

第3問

生物の環境応答

6

6

18

第4問

生態と環境

5

6

18

第5問

生物の進化と系統

6

6

18

第6問

1問選択

細胞

2

3

10

第7問

生物多様性

3

4

10

地学

2016年と比較して大問数は変わらないが、設問数が増加した。 天文分野での知識問題が多かった。文章選択問題は昨年と比べ半減した。全体としての難易度はやや易化。

年度 大問 出題分野 設問数 マーク数 配点
2017 第1問 地球 8 8 27
第2問 地球の歴史と地層、岩石 3 3 17
第3問 大気と海洋 6 6 27
第4問 宇宙 6 6 17
第5問 1問選択 地球内部の動きと磁気圏 4 4 12
第6問 大気と海洋 4 4 12

センター試験が終わったら…

センター試験終了後も実は気を抜くことができない。 センター試験終了後には自己採点やセンターリサーチ、出願などを行わなければならないからだ。 この後の手続きがスムーズなものとなるように、準備すべき点をまとめておいた。 ぜひご確認の上、万全の準備を施すようにしてほしい。 センター後にやりたい.001

高1,2の人へ

来年、ないしは再来年の入試を見据えて早めの対策を進めていくことが肝要である。 しかし具体的に何をどのように学習していけばいいのか悩んでいる人が多いことだろう。 そこで科目ごとに詳細にセンター試験対策の記事をまとめておいた。 以下から自分の読みたい科目の記事を探してもらい、ぜひその内容をもとにして、今後の学習の指針としてもらいたい。

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