2019年度慶應義塾大学薬学部解答速報&入試総評
2019年01月06日 | 2019年度慶應義塾大学解答速報
このページは2019年の慶應義塾大学薬学部の入試問題の解答速報と総評に関してだ。 2019年の慶應薬学部を受験した人、それから今後慶應薬学部を受験する予定の人はぜひここで本年の問題を確認していただき、今後の対策の参考にしてほしい。
慶應薬学部の入試問題の特徴
ではまずは慶應薬学部の入試問題の特徴を確認しておこう。 慶應の薬学部は薬学科と薬科学科にわかれており、配点や合格最低点は以下の通りだ。
- 薬学科
年度入試 試験科目 配点 合格最低点 ’18 化学 150 204 数学 100 外国語(英語) 100 合計 350 ’17 化学 150 227 数学 100 外国語(英語) 100 合計 350
- 薬科学科
年度入試 試験科目 配点 合格最低点 ’18 化学 150 204 数学 100 外国語(英語) 100 合計 350 ’17 化学 150 228 数学 100 外国語(英語) 100 合計 35
2019年慶應義塾大学薬学部解答速報
では本年の慶應薬学部の解答速報に関してだ。 確認してほしい。
英語
数学
化学
2019年慶應義塾大学薬学部入試総評
本年の問題がどうであったかここで講評をしておこう。
英語
全体
単語の意味を推測させる問題は全体にやや難しい。選択肢にも見慣れない単語がある場合も多く、各単語のニュアンスと文脈を精確に把握している必要がある。
Ⅰ 難易度:難
複雑な構造の文や見慣れない用法の単語が多く、全体的に読みにくい文章だった。
Ⅱ 難易度:やや易
素直で文意と流れの捉えやすい文章。選択肢も多くが文章の一部をそのまま切り取ってきたもので、選択はやさしい。
Ⅲ 難易度:標準
文章自体は標準的な難易度だが、砕けた表現や省略のせいで読みにくかった受験生もいるだろう。問題はいずれも平易なものだった。
数学
化学
大問数は5問。
分量は例年どおりだが、計算力が要するし、人工血液などの目新しい出題が目立った。
大問1は硫黄に関する問題。基本的な知識に問う問題や、計算問題は標準的。難易度はやや易。
大問2は気体の溶解度と浸透圧に関する問題。
人工血液を題材にし、浸透圧の計算をさせる問題。問題自体は難しくないが、計算量が伴う問題。
難易度は標準。
大問3はダニエル電池と濃淡電池に関する問題。
ダニエル電池の計算問題は簡易だが、濃淡電池は、電池の仕組みを知ってるかで差が生まれる問題。
難易度はやや易。
大問4は有機の問題。分子式C9H8O2の構造決定の問題。難易度はやや難。
大問5は、天然高分子化合物とアミノ酸に関する問題だ。天然高分子に関しては、性質を問う問題でやや細かい知識が問われた。難易度はやや難。
全体的な難易度は例年通り。
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