まだ間に合う?センター理科基礎の超効果的な3つの勉強法
2017年01月17日 | センター試験
センター理科基礎の効果的な勉強法についてご存知だろうか?
センター試験の理科基礎科目では、物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎の4つの中から2つを選択する。
2教科の合計点数を100点満点として、60分で解いていかなければならないのである。
なので、具体的にどのように勉強すれば良いのか、どのようなことを意識して勉強すれば良いのかを知っておくことは受験においてとても重要になってくるのだ。
そこで今回は、センター理科基礎について詳しく述べていくことにする。
第1章ではそれぞれのセンター試験対策勉強法を、
- 物理基礎について
- 化学基礎について
- 生物基礎について
- 地学基礎について
の4科目に分けて簡潔に詳しく述べていく。
第2章では、センター理科基礎の全体的な勉強法として、
- できる問題から確実に解いていく
- 時間を意識して解く
- センター直前にやるのはオススメ
といった3つの効果的な勉強法を詳しく述べていくことにする。
これを読んでよく理解し実践することで、皆さんのセンター理科基礎の勉強は短時間で超効率的なものとなり、間違いなく高得点を取れるようになるのだ。
4科目それぞれのセンター試験対策勉強法
まず第1章では、4科目それぞれのセンター試験対策について簡潔にお伝えしていく。
物理基礎について
センター物理基礎では、たくさんの問題をひたすら解いていくよりも、物理基礎の法則などを確認して理解していくことが重要だ。
多くの問題集を解くことに集中するよりは、一つの問題集でも良いので基本的な法則や解法パターンを理解していくことが必要である。
それらをきちんと理解できるようになってから、たくさんの問題に取り組んでいくと良いのだ。
つまり、基本の法則や解法パターンを理解して覚えてから、多くの演習量を積む順番を意識することが大切なのだ。
知識や公式を問われる問題に対しては、参考書などで法則を暗記してその内容を理解することが欠かせない。
また、センター物理基礎ではグラフに関する問題が出題されることもあるので、速度や波などの分野ではグラフと一緒に理解しておかなければならない。
まずは、それらの基本的な公式などを理解しておけば問題なく解き進めていくことが可能だ。
なぜなら、センター物理基礎では難しい計算問題はなく、時間にゆとりを持って解いていくことができるので、基礎が理解できていれば見たことない問題が出題されても対応できるのである。
オススメの勉強法として、自分のノートを作っておくのも一つの手だ。
自分で手を動かして公式やグラフを書くことで、参考書を眺めているだけよりも圧倒的に理解度が違ってくるからである。
また、基本事項をノートにまとめておくことで見返しやすくなり、復習の作業も容易になって効率が良いのだ。
具体的なセンター物理基礎の勉強法に関しては、以下の記事に詳しく書かれているので参考にしてみると良い。
化学基礎について
センター化学基礎では、覚えておかなければならないことがたくさんある。
周期表や化学結合など、それらの内容や性質について理解しておく必要があるのである。
なので、問題集や過去問を解いて、間違えた問題をしっかりと復習して理解する必要があるのだ。
基本的な部分はたくさんの問題を解いていれば対策をすることができるがセンター化学基礎で9割以上を目指したいのならばそれ以上の勉強をしておく必要がある。
計算問題や、思考力を問われる問題などはきちんと勉強しておかなければ、本番の問題で様々な問題に対応できなくなってしまう。
問題文を読んで何について問われているのかを理解し、時間内に解ききれるように日頃の勉強から訓練しておけば試験でも安定して高得点を取ることができるのである。
具体的なセンター化学基礎の勉強法に関しては、以下の記事に詳しく書かれているので参考にしてみると良い。
生物基礎について
センター生物基礎では、教科書の内容を満遍なく理解しておく必要がある。
試験問題でも教科書に内容からバランスよく出題されるので、教科書の内容が理解できていなければ様々な問題に対応することができなくなってしまうのである。
単語を丸暗記しただけでは不十分で、その単語が何を意味しているのか、根本的な意味を理解しておく必要がある。
それができるようになったら、問題集や過去問を解いて演習をしていくのが望ましい。
演習で多くの問題を解いておくことで、見たことのない問題が出題されたとしても対応することが可能だ。
また、センター生物基礎の遺伝子分野では計算問題が出題されることがある。
これに関しては基礎を理解していなければ解くことができないので、生物基礎だからといって単語の暗記だけに集中するだけでなく計算問題にも慣れておく必要があるのだ。
そうすることで、センター生物基礎でどのような問題が出題されたとしても、安定して高得点を取ることができるのである。
地学基礎について
センター地学基礎は、受験する人が少ない科目の一つである。
受験科目として利用できる大学が少ないので、地学基礎で受験する人は、志望校に地学基礎での受験が可能かどうかを確認しておかなければならない。
基本的に地学基礎は、点数効率が良い科目だとも言われている。
地学基礎では、中学校で習った理科の内容が問われる問題もあるので、平均点が高くなるのである。
なので、一度中学校で習ったことを思い出しながら勉強を進めていくことができる。
それらで基礎の部分の復習が終わったら、問題集や過去問を使って演習していくのが望ましい。
より多くの問題を解いておくことで、センター地学基礎で高得点を取ることが可能になるのである。
ただ、他の科目に比べて圧倒的に問題集や参考書の数が少ないので、何を使って勉強していくかを考えていかなければならないのだ。
センター理科基礎の全体的な勉強法
第2章では、センター理科基礎全体での勉強法について詳しくお伝えしていく。
センター試験の理科基礎では、基本的な内容を抑えながらより多くの演習量を積んだ人が試験本番でも高得点を取ることが可能になるのである。
他の科目との兼ね合いもあるので、いかに短時間で効率よく勉強を進めていくことができるかが重要だ。
そのためには、効率の良い勉強法を理解し実践していくことが点数を上げる最も有効な近道だ。
これからお伝えする勉強法を読んで実践することで、間違いなく皆さんの理科基礎の点数は向上するのである。
できる問題から確実に解いていく
センター理科基礎では、より多くの問題を理解しながら解いていかなければならない。
一つの問題に時間をかけて解く姿勢はとても大切なのだが、基礎的な問題ばかりに多くの時間を使っていては非常に効率が悪くなってしまうのだ。
受験本番でも、短い時間の中で多くの問題を正解しなければならない。
60分で合わせてやるので、点数が最大化するようにできる問題から確実に解いていくことが必要だ。
そのためには、できるだけ一つの問題にかける時間を少なくし、全ての問題に時間のゆとりを持って取り組んでいかなければならないのである。
なので、普段から問題を解く際も一つの問題に詰まって考え込むのではなく、どんどん問題数をこなしていくことを意識するべきなのだ。
問題集を解くのであれば、問題を解いて答え合わせをしていきながら、解けなかった問題を解説を見ながら復習して理解する。
間違えた問題には印をつけておいて、しばらく時間が経った後で再度解き直すようにすると良いのだ。
たくさんの問題を解いてもなかなか成績が上がらない人は、この作業ができていないのである。
人間というのは間違えた問題の答えを読んで納得しても、時間が経ったら忘れてしまう。
なので、時間が経ってから解き直すことで、短期記憶から長期記憶へと変えることが必要なのだ。
それでも間違えたら再度時間をおいて解き直し、問題集の印が全て消えるまで解き直すのが望ましい。
時間を意識して解く
時間を計って問題を解く習慣をつけておくことで、センター試験本番でも時間配分を間違えてしまうことがなくなるのだ。
特にセンター理科基礎では、2つの科目を合わせて60分しか時間がないので、時間配分を間違えてしまうと取り返しがつかなくなってしまう。
問題集や過去問を解く時から時間を図るようにしておくことで、一つの問題にどの程度の時間が必要かがわかるようになるので、試験でも問題を見ただけでどの程度時間がかかるのかを把握できるのだ。
また、時間をはあって勉強することで、生産性が上がるというメリットもあるのである。
時間を計らずに問題を解いていると、いつの間にか集中が途切れてぼーっとしてしまうこともあるのだ。
時間を計って生産性を上げることで、そのようなことを防いで、効率的に勉強することが可能になるのである。
ここで、時間を計って勉強することのメリットについて説明された以下の記事を見ていただきたい。
勉強の時間を記録することの効能は、何より勉強のモチベーションの継続につながること。
一日一日、勉強と努力のポイントが着実にためられていくように感じられました。
お店で使うポイントカードと同じで、いつのまにか「たまったな」という喜びを味わうことができるのです。
しかも、日々、勉強した分だけ頭脳が進化していると考えれば、そのポイントは複利式の貯金のように雪だるま式に増えることにもなります。
達成感だけでなく、実際の自分の成長を数値化して感じられました。
(中略)
ストップウオッチには、自分の奥底に眠っているポテンシャルを引き出してくれる力があることもわかりました。
カウントダウン方式で問題を解いた場合、残り時間が迫ってくると、急にひらめいたり、ふと気づくと問題が解けていたりします。
(中略)
ストップウオッチはラストスパートをかけたいときには、もってこいの道具だといえるでしょう。
こうした焦りや緊張感は、力を発揮するためにある程度は必要だし、慣れればプラスに働くと思います
しかしラストスパートだけでなく、スタートアップでもストップウオッチは効果を発揮するんです。
私は、今でも集中したいことに取り掛かるとき、気乗りしないなと思っていても、右手の親指でスタートボタンを押すと、いつでもどこでも心のスイッチがONになります。
このように、ストップウォッチなどを使って時間を計ることでメリハリができ、集中して勉強をすることができるのである。
時間を計って勉強するだけでこれらのメリットが生まれるので、今まで時間を意識していなかった人は必ず実践するべき勉強法だ。
センター直前にやるのはオススメ
センター理科基礎は新課程であり、過去問や問題集の数が少ない。
なので、基本的にはセンター直前にまとめて勉強するのが望ましいのだ。
基本的には学校で習う内容を理解し、定期テストなどで復習するようにしていれば、センター直前でまとめて過去問を解いても問題ないのである。
むしろそれまでにメイン科目となる国数英の勉強をある程度終わらせておいたほうが良い。
ただし、理科基礎が苦手な人はしっかりと時間をかけて勉強しなくてはならない。
ある程度基礎がわかっていて、あとは問題を解くだけという段階の人にだけ、この勉強法は効果が出るのである。
そして、過去問を解く際には時間を計って本番と同じ状況で解き、間違えた問題はしっかり復習しなければならない。
基本的な知識が理解できていなければ確実に理解し、計算ミスなどのケアレスミスがあった場合はなぜ間違えたのかを復習するのである。
公式が間違っていたのか、時間が足りずに間違えたのかなど、なぜ自分が間違えたのかを理解し、解決していくことが重要だ。
そうすることによって、安定して高得点を取ることが可能になるのだ。
まとめ
いかがだっただろうか?
今回は「まだ間に合う?センター理科基礎の超効果的な3つの勉強法」についてお伝えしてきた。
センター理科基礎は基礎的な内容が多く難しくもないので、いかに短時間で仕上げて他の科目に時間を回せるかが重要になってくるのだ。
センター理科基礎で満点を取ることができれば、センター試験全体としての点数にかなり影響してくるので、今回お伝えした勉強法を実践してみていただきたい。
そして、この記事を読んだ皆さんのセンター理科基礎の点数が向上してもらえれば幸いである。
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