化学基礎を確実に理解するための7つの勉強法

化学基礎の正しい勉強法についてご存知だろうか?

化学基礎というのは、化学Ⅰにかわり新たに新課程になって導入された科目で、文系の人も多くの人は勉強していかなければならない分野である。

しかし、正しい勉強法を知らないまま時間だけをたくさんかけて、なかなか点数が上がらなくてくじけそうになったこともあるのではないだろうか。

特に文系の人はほとんどがセンター試験だけなので、国語や社会などといった他の科目に時間を割くために、できる限り短時間で化学基礎を習得できる勉強法を実践していくべきである。

化学基礎は、正しい勉強法で勉強していれば確実に理解することができるのである。

計算問題などは出題パターンが限られており、あとはいかに多くの化学基礎に関する知識を持っているかどうかで点数の差が開いてしまうのだ。

そこで今回は、センター試験でも安定して高得点を取れるようになるための化学基礎勉強法についてお伝えする。

これからお伝えする効率の良い勉強法を実践していくことで、皆さんの化学基礎に関する理解力は格段に上がり、テストでも高得点が取れるようになるのは間違いない。

 

化学基礎について

さて、まずは化学基礎とはなんなのかについてお伝えしていく。

この章を読み進めることで、化学基礎についての理解度が高くなるので、対策を打ちやすくなり効率の良い勉強ができるようになるのである。

 

化学基礎とは何か

高校化学では、理論化学、無機化学、有機化学、高分子化学の4つの分野を勉強していく。

今回お伝えする化学基礎というものは、理論化学の中の初歩段階の難易度の分野であり、化学で扱う理論化学はその応用版というイメージである。

なので、化学基礎を勉強することは簡単な理論化学の勉強をすることで、化学を勉強することは理論化学の応用と、無機化学、有機化学、高分子化学を勉強することなのだ。

また、化学の勉強も必要な人は化学基礎の勉強をしてから化学の理論化学を勉強した方が効率が良い。

化学基礎を勉強することで基礎がしっかり理解できるようになるため、化学の理論化学を勉強しても内容が理解しやすくなるのである。

 

センター試験での化学基礎の点数配分と構成

化学基礎は、化学と異なり大問が2つしかないうえ、点数配分も25問ずつで50点満点となっている。

化学基礎の問題構成は、2015年と2016年のセンター試験では「物質の構成」と「物質の変化」となっている。

これに対して2015年のセンター試験での化学の理論化学の問題構成は、「物質の状態と平衡」と「物質の変化と平衡」となっている。

このことからも、化学基礎が理論化学の基礎的な部分であることは明らかである。

また、化学基礎が50点満点であることは先ほども述べたが、内容が基礎的な部分にもかかわらず平均点は化学のセンター試験のものとさほど変わらないのだ。

化学基礎の平均点は28〜34点、化学の平均点は55〜63点となっていて、どちらも6割程度の平均点となっているのである。

なので、化学基礎が理論化学の基礎的な内容だとしても、しっかり理解して勉強していかないと高得点を取ることは困難なのだ。

 

化学基礎の正しい勉強法

さて、ここからは化学基礎の分野で高得点を取っていくための正しい勉強法についてお伝えしていく。

今までなかなか化学の点数が上がらなかったり、同じような問題で間違えてしまっていた人は勉強法から改めていく必要がある。

これから述べていく化学基礎の点数が上がる効率的な勉強法を真似して実践し、化学基礎の理解度を上げていってほしい。

 

時間を計って解く

センター試験の化学基礎では、大問が2つしかないとはいえ30分しか時間がない。

なので、1つの問題にかけられる時間はかなり限られていて、その時間内に正確に答えを導き出すことが求められるのだ。

知識問題の部分はスラスラと解いていけるだろうが、計算問題の部分はどうしても時間がかかってしまう。

他の受験生と差をつけるのは、この計算問題で点数を取っていくことが大切だ。

本番で時間配分を間違えないためにも、日頃の化学基礎の勉強から問題ごとに時間を計って解く必要がある。

また、時間を計ることで集中力も上がるので、ダラダラと勉強することがなくなり効率が上がるのである。

ここで、以下の記事を参考にしていただきたい。

時間を計るなんて、そんなの当たり前じゃん!という声が聞こえてきそうですが、今回ご紹介したいのは、単に総勉強時間を計るだけの方法ではありません。用意してほしいのはストップウォッチとタイマーの二つ。どちらもスマホにはいっているものですね。タイマーには、一日の合計で取っていい休憩時間をいれておきます。受験直前期だったら一日1.0~2.0時間ほどが適当でしょうか。そして勉強をスタート。ストップウォッチで時間を計りはじめます。そして大事なのが、「席を立つときにはストップウォッチを停止させる&タイマーを始動させる」こと。トイレに立つとき、ごはんを食べに行くとき、ちょっとリフレッシュしたいとき。必ずやってみてください。そうすれば、「今自分は大事なフリータイムを使っているんだ」という意識がうまれます。タイマーを使って時間を意識させるだけで、ダラダラとテレビを観てしまうことも、友達とおしゃべりしすぎてしまうこともなくなります。休憩が終わり、席にもどったら、タイマーを停止、そしてストップウォッチをスタートさせてください。こうするだけで、勉強のメリハリがだいぶちがってくるとおもいます。 出典:東大生が実践していた、勉強効率をちょっとだけあげる4つの工夫

この東大生の方も推奨している通り、時間を計って勉強することでメリハリが生まれ、ダラダラとした勉強をすることがなくなり時間効率が格段に上がるのである。

ストップウォッチとタイマーの両方を使うのが面倒だと思う人は、まずはどちらか片方だけを使って勉強するだけでも良い。

大切なのは、時間を意識することで勉強効率が上がるということなので、この勉強法は実践していくべきなのである。

 

1冊の問題集を完璧にする

問題集を解く際に、1通り問題集を解き終わったらすぐに次の問題集に取り組んでしまう人がいるが、これはとても効率の悪い勉強法なのだ。

1度間違えたところはしばらく時間が経ってから再度時直すようにしなければ、自分の苦手な分野がいつまで経っても解けるようにならないのである。

できれば肝炎に自力で解けなかった問題にはマークをつけておき、1通り全部の問題を解きおわてから再度解くようなスタイルが望ましい。

そうすることによって、最終的にはその問題集で自分が解けない問題が完全になくなるので、他の問題を解いた際にも間違えることが少なくなるのである。

1つに問題集を完璧に解けるようになったら他の問題集に手を出したり、過去問などを解いて自分の苦手な問題パターンをどんどん減らしていくのが良い。

以下のベネッセさんの記事を参考にする。

センター試験の化学基礎では暗記しておくべき内容がたくさんあります。周期表と関連づけて、族、周期、周期律など知識をもれなく正確に理解しておくことが大切です。また化学結合や物質の性質などについても整理しておきましょう。演習問題や模擬試験で間違えた問題は、教科書のどこに書いてあることなのかを確認し、まとめノートに書き出すなどして、見直ししていくことが必要です。また、センター試験の化学基礎で9割の得点をめざすなら、演習問題を通し計算問題や思考力が必要な問題の対策をしましょう。センター試験の化学基礎では物質量や反応の量的関係、酸・塩基、酸化・還元で計算問題が問われやすく、問題を解くのに時間がかかります。その場合、問題文の理解があいまいだと、どのように考えていけばよいのかわからなくなります。問題文を正確に読みとり、何を求めないといけないのか、与えられた条件は何か、を明確にしてから解き始めるようにしましょう。 出典:センター試験化学基礎で8割の得点をめざすなら

ここでも述べられている通り、化学基礎で高得点を目指すなら解けない問題を減らしていくことが重要なのである。

このやり方で化学基礎の勉強をすることによって、自分の解けない問題パターンが次第に減っていき、短時間で効率的に化学の点数を上げることにつながっていくので、実践するべきなのである。

 

資料集を活用する

化学の資料集は学校で買うものの、使うのは主に実験の時だけで多くの人はあまり手をつけることがない冊子である。

しかし、この資料集には多くの写真が載っていて、化学基礎の現象などをイメージするのが難しかった人には最適な参考書なのである。

今まで化学基礎の内容の意味などを理解することができていなかった人は、この資料集を読むことによって苦手なところが徐々に減っていくのは間違いないのである。

 

過去問や問題集について

最後に、過去問問題集の解き方など実践的な化学基礎勉強法についてお伝えする。

ただ闇雲に手当たり次第で問題を解いていても、苦手な部分を克服することはできず非効率な勉強にしかならないのである。

特に二次試験で化学を使わないで受験する人にとっては、いかに少ない時間で多くのことを理解できるようになるかが受験をせいする上では鍵となってくる。

化学基礎にかける時間を短くして、他の科目にかける時間を多く取ることがとても重要なことなので、効率の良い勉強法をマスターして実践していくべきである。

 

センター試験の過去問を解く

化学基礎を理解する勉強法として、最も早く効率的なのがセンター試験の問題を解くことである。

センター試験の問題は化学基礎の問題を元にした問題ばかりで構成されているので、これをしっかりと解けるようになることで確実に化学基礎は身についてしまうのである。

センター試験過去問を解いてみて、年によって点数がバラついてしまうようならまだ化学基礎の理解度が足りていないということになるのである。

そういったときは、間違えた問題をしっかり復習して理解しておかないと、同じような問題に当たった際に同じような間違いをしてしまうことになるのだ。

解説を読んでもあまり理解できなかった時などは、先ほども述べた「資料集を読む」ということをまず実践してみてほしい。

それでもわからなかった場合は友達や先生などに聞いて、自分がきちんと理解できるまで復習を怠らないようにすることが、短い時間で化学基礎を習得するいちばんの近道であるとも言える。

答え合わせで時間がかかってしまっても、次から間違えないようになれば長期的にみて圧倒的な時間の節約になるのである。

 

時間を計り、間違えた箇所はリストアップ

これは先ほど述べたが、時間を計って間違えた箇所をマーキングしておくことが非常に重要なのである。

時間内に解けなかった問題は本番でも間に合わない可能性があるので、なぜ時間内に解けなかったのかをしっかり理解して時間配分などを考えておくことも受験においては必要だ。

自分の得意な分野から解き進めていき、時間のかかりそうな苦手分野を後回しにしておくというのも一つの手である。

また、問題を解いていて時間がかかりそうだと思った問題もまとめて後回しにしておくのも効率よくすべての問題を解いていくには良い方法なのだ。

初見ではわからなかった問題でも、時間が経ってから再度解いてみると意外と閃いたりすることがある。

大切なのは全ての問題に取り組むことであり、センター試験などの化学基礎の問題で手をつけていない問題があるのはとてももったいないことである。

なので、普段から問題を解く際には時間を計り、自分で解く順番を変えたり工夫しながら短時間で解くことを心がけておこう。

 

予想問題集を解く

過去問や問題集を解き、時間に余裕がある人は予想問題集を解いてさらにレベルを上げるのが良い。

予想問題集では、過去の出題パターンなどから問題を予測して作られているので、1度解いておくだけでも本番での正答率は上がり、短時間で問題を解き終えることもできるのだ。

しかし、これはあくまで過去問や問題集を解き終わった人向けなので、無理に予想問題集に手を出す必要はない。

あくまで優先するべきは過去問や問題集なので、自分が解いたことのないパターンの問題などを解いて対応力を上げたい人だけ取り組んでおくべきものなのである。

 

まとめ

いかがだっただろうか? 今回は効率的な化学基礎勉強法についてお伝えした。

化学基礎は、正しい方法で勉強できれば必ず安定して高得点が取れるようになるので、今まで点数に伸び悩んでいた人は今回お伝えした勉強法を試してみるべきである。

そして、この記事を読んだ皆さんの化学基礎の点数が向上してもらえれば幸いである。

 

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