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医学部受験生「だからこそ」物理を選ぶメリットとは?

2019年04月28日 | 物理

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の2択に迫られることとなる。 どちらを選ぶかで今後の学習が大きく変容するため、安易な決め方は許されない。

自分ではなかなか決めきれずに困っている生徒も多いはずだ。

しかし、科目選択で悩んでいる間は理科の勉強はいつまでたっても進まない。

慎重に検討するのはいうまでもなく大切だが、決断の良さも求められているのだ。

そこで今回は物理を選んだ場合、つまり「物理・化学」に着目し、メリット・デメリットや勉強法について説明する。

これを読めば、どちらの組み合わせにするか決めることができるに違いない。

物理を選択するということ

 まずは物理に着目し、

  • どういう人が物理を選択するべきか
  • 物理選択のメリット
  • 物理選択のデメリット

といったことを説明していく。

どういう人が物理を選択するべきか

物理をオススメできるのはどういう生徒か。

これを知るには、そもそも大学受験の物理がどういう科目かを知る必要がある。

大学入試の物理では、運動方程式を解いて物体の軌道を計算する、という営みがメインになる。

もちろん知識も多少必要だが、主軸となるのはあくまで計算問題だ。

どの大学を受験するにせよ、物理を攻略するにはたくさんの計算をしなければならない。

だが、そのぶん問題文の解釈、状況の把握に努める必要はない。

物理の問題設定は、たとえば質量mの物体が台車の上を転がっている…というような明快なものばかり。

問題文の意味するところは簡単に読解可能だ。 とすると、物理で重要になるのは公式の意味をきっちり理解し、それを運用して計算していく力であるとわかる。

この点に限っては、大学受験の物理は数学と似た部分があるのだ。

つまり、数学が得意であれば物理も攻略しやすいということになる。

実際、大学入試では数学の得点と物理の得点には相関がある。 数学が得意という自覚があるならば、迷わず物理を選択しよう。

知識面でも計算面でも、その方が労力が少なくて済む。 数学の中でも特に微積分の理解が深いと、物理の学習は圧倒的に簡単かつ楽しいものとなる。 「物理と微積分?どう関係しているの?」と思ったあなたは、以下の記事を参考にしてほしい。

両者の関係について新しい見地に出会える。 

物理を選択するメリット

医学部受験で物理を選択するメリットについて考えてみよう。 あまり気持ちのよい話ではないが、受験でもっとも大切なのはもちろん「点数」である。

決められた時間内に他の人よりも多くの点を獲得するのが最重要課題だ。

とすると、点数を取りやすい科目を選ぶというのが一つの考え方。 そして、物理は理科の各科目の中でもっとも点数が取りやすい。

最初のうちは、少し公式を覚えたくらいでは全く解けないため難しく感じやすい。

しかし、問題演習を繰り返すうちに次第に公式の意味に気がつき、解ける問題が急激に増えていくのだ。

しかも、物理は化学・生物に比して暗記しなければならない知識の量がダントツで少ない。

いくつかの公式を頭に入れ、物理的なものの見方・考え方を得ることができれば、あとは何も不要。

学力の上昇とともに解法が見えてくるので、スイスイ解けるようになる。 知識量が少ないということは、いわゆる「勉強不足」の状態に陥りにくいことを意味している。

どういう分野がどういう形式で出題されても、コンスタントに高得点を取れるわけだ。

入試において、安定して点数を取れるというのは非常に重要。 特に医学部入試では大きな失点が許されないので、これは大きな魅力である。

そこに至るまでの道のりは大変だが、一度物理を理解してしまえばあとは強力な武器となる。

入試において、コンスタントに高得点を取れるようになる。 これが物理を選択することの最大のメリットといえよう。

物理を選択するデメリット

とはいえ、メリットのみならずデメリットもある。

第一に、真の意味で「物理」を理解できないと、いつまでたっても点数が伸びないことが挙げられる。 教科書に載っているような公式を暗記する程度では、医学部レベルの入試問題を解くことはできない。

物理を選択するのであれば、責任をもって「しっかり」勉強する必要がある。

生半可な努力は意味をなさない、ということだ。 第二に、数学力が乏しいと攻略が困難になってしまう。

深い学習を進めていくと、物理にも三角関数や微分・積分が山のように登場するので、これを処理する力が前提となる。

計算が苦手だと答えを出すまでにミスをする可能性が高まる。 また、たとえば東大のように「物理・化学合わせて150分」のような時間設定の場合、物理で大きな時間を費やすと化学にも影響してしまうのだ。

入試には関係ないが、高校で生物を学習しておかないと、大学入学以降に少し苦労することになる。

もちろん化学・生物選択の学生も多いわけで、医学と関係の深い生物で差がついてしまうことは覚悟しておこう。

医学部受験の生物について

 物理を選択することのメリット・デメリットなどを述べた。 本題ではないが、生物についても少し述べておく。

こういう人には生物がオススメ

大学受験の生物の問題を見てみると、どの大学も問題文が長いことがわかる。

また、図やグラフを読み解く問題も多い。 生物では、このように「問題文をしっかり読み、自分の知識を利用しつつ解く」問題が多い。

計算は比較的少ないが、その分知識量・思考量が多いのが特徴だ。

特に難関大入試の場合、深い考察力を求められることが多い。 十分な知識、そして思考力が求められているという意味では一番「理科らしい」科目といえる。

個々の問題に、謎を解明していくような楽しさがあるのが生物の長所といえる。

こうした科目の性質上、次のような生徒には生物がオススメだ。

  • 暗記を苦にしない
  • 長めの問題文を読みきる集中力がある
  • 深く考察する問題が得意(好き)である

「生物が好き!」というのであれば、確実に生物を選択した方が良い。 その方がモチベーションも保てるだろうし、成績がグングン伸びる。

2.2 生物選択のメリット

生物を選択するメリットは、努力量が着実に成績に反映されることである。

物理では、「理解できた」領域に到達しないといつまでも点数が伸びない、と述べた。 しかし生物の場合、

  • 暗記すべき内容が多い
  • 文章を丁寧に読めば問題自体はわかりやすい

といった特徴があるので、勉強をすればそれが素直に点数になる。

いつになったら成績が伸びるか、という不安と戦わずに済むのがメリットだ。

そして先述の通り、解いていて楽しい問題が多いのも事実。 大量の計算に悩まされることもなければ、単調作業に終わることもない。

適性のある人であれば自分でどんどん楽しんで勉強できる。

2.3 生物選択のデメリット

物理と異なり、読解力・考察力が要求される生物。

知識に抜けがあると、いくら考察力があっても点数に結びつかない。

また自分の考察が合っているか自信を持てない場合も多い。 こうした理由から、生物は高得点を出しにくいというデメリットがある。

また、文章を読み、考察するという過程は一般に多くの時間を要する。

よほど生物が得意な場合を除いて、解くのに時間がかかりやすいのも注意しなければいけない。

理科は2科目合わせて行われるケースも多く、その場合他方の科目の時間を圧迫する恐れがある。

高い処理能力が要求されていることを理解しておこう。 物理と生物のどちらを選ぶかは重大な問題だ。

  • 数学力に自信があり、暗記量を抑えたい人は物理
  • 計算に自信はないが、問題文を読んで考察するのが肌に合っている場合は生物

というのが目安。 点数の取りやすさと自分の好み・学力を天秤にかけて、慎重に検討しよう。

医学部受験での物理

 以下、医学部受験での物理についてより詳しく説明していく。 まずは出題傾向、難易度などの周辺情報から。

多くの大学に共通する出題傾向

医学部だからといって出題分野・問題形式が大きく変化するわけではないが、いくつかの大まかな傾向について述べておく。

医学部の物理では難問・奇問の類はほとんど出題されない。 そのまま問題集に載っていてもおかしくないような普通の問題ばかりなのだ。

難易度が高いのは確かだが、それと「複雑な問題」はイコールではない。 市販の問題集で十分対策できる内容だ。

また、力学・熱力学・波動・電磁気の各分野から、たいていの場合はバランスよく出題される。

そのため特定の分野でヤマをはることは許されないが、多くの大学について共通して言える傾向もいくつかある。

力学の要素が多い

医学部の物理の場合、大問3つで構成されていることが多いのでこれを例にとって考える。

そのうち1つは必ずといっていいほど力学であり、ここに全体の3分の1の配点が割かれている。

だが、力学が影響しているのはその大問だけではない。 熱力学にしろ電磁気学にしろ、どんな分野でも

  • 仕事の計算
  • 運動方程式を立てる

といった営みは必要不可欠であり、これは力学で学ぶものだ。

こうして考えると、大学入試の物理は多くが力学をベースにしていることがわかる。

力学をマスターしているだけで、実は全体の50%ほど得点できるということ。

逆に言えば、力学が怪しいとなかなか点数は伸びないのだ。 医学部受験の物理では、力学の比重が大きいという特徴がある。

電磁気では「電磁誘導」が狙われる

電磁気といっても学ぶことは多数あるが、医学部入試全体をみると「電磁誘導」の出題が多いことがわかる。

たとえば磁場中でコイルを回転させたり、磁場中で導体棒を転がしたり、…といった具合である。

電磁誘導は決して暗記で苦労する分野ではないが、難問を作りやすいという意味で花形ではある。 どの問題集にも典型的な問題が多数載っているため、余すところなく対策しておこう。

万有引力、原子分野は出題されにくい

もう一つの特徴は、出題されにくい分野があるということ。

  • 万有引力
  • 原子分野

がこれに該当する。 万有引力やケプラーの法則については、ほとんどの医学部で出題されていない。

つまり、力学ではシンプルなモデルに対し運動方程式を立て、それを解いていく力が要求されているのだ。

万有引力が出題されたとしても、万有引力の法則の公式を覚えておけば十分。

真剣に対策する必要はないので、それ以前の内容を丁寧に学習しておこう。

また、原子分野も出題回数が極端に少ない。 特に知識の詰め込みは不要と言って良いレベルだ。 原子分野を意識した問題が出題されることはあるが、

  • 運動量保存
  • エネルギー保存
  • 円運動
  • クーロン力

といった他分野の知識があれば解ける問題ばかりである。

大学固有の出題傾向

多くの医学部に共通する特徴は上に挙げたとおり。 それとは別に、各大学特有の傾向もあるので紹介する。

自分の志望学部については、過去問を購入してよく分析してみると良いだろう。

 慈恵医科大学、東京医科歯科大学、慶応大学

特に力学を中心として、計算量の多い問題を出題することが多い。 全ての問題を解き切るのは至難の業である。

日頃から問題演習を重ね、誰よりも早く解く練習をしよう。

杏林大学、順天堂大学、慶応大学

単純に難易度が高い問題が多い。 特に杏林大学はいわゆる「難関校」ではないが、かといって甘く見ていると痛い目に遭うので注意。

この辺りの大学を受験する場合は、大学の名前にかかわらず最高水準を目指すように。

慶応大学

慶応大学医学部では、他大学ではなかなか出題されない原子分野から毎年のように出題されている。 素粒子などについての知識は不要だが、

  • 原子模型
  • 放射線

などについての知識はかならず学習しておこう。 どういう問題が出題されるかは、過去問題集を読めばわかる。

東邦大学

東邦大学の物理は、通常25の小問で構成されるが、偏りなく様々な範囲から出題されるのが特徴だ。

出題範囲は、原子以外の分野から幅広く出題されます。ですので、範囲を絞って勉強するのではなく、苦手分野を作らないように、幅広く勉強する必要があります。

満遍なく出題されるということは、苦手分野があるとそれがストレートに影響してしまう。

ヤマをはる意味のない出題傾向なので、素直に苦手分野の対策にあたろう。

難問は出題されないので、バランス良く勉強すれば問題ない。 このように、大学特有の出題傾向というものがある。 自分の受験校ではどういう問題が出題されるのか欠かさずチェックしておこう。

マーク方式を採用する大学が増えている

また、近年はマークシートを利用する大学が増えているのも見逃せない。

これを聞いて「マークシートの方が楽だ」と思った人は、少々考えが浅い。

マークシート(択一式)ということは、計算ミスやケアレスミスが許されないことを意味する。

記述式だったら部分点がもらえるであろう問題も0点になってしまうのだ。 楽なように見えるが、実際はより緊張感をもって取り組まねばならない。

マークシートにしている大学もあれば、いまのところ全て記述式のところもある。 出題形式によって勉強法が変わることはないが、志望校の出題形式は必ずチェックしておこう。

  • 全てマークシートにしている大学:自治医科大学、杏林大学、東邦大学、金沢医科大学など
  • 記述式の大学:慶応大学、慈恵医科大学など

参考書と勉強法

 ここまでは出題傾向・形式に話を絞ってきた。 最後に、医学部受験生が物理を学習する上で役立つ参考書と勉強法について説明する。

始めの1歩はやっぱり教科書!

基礎を鍛える上で欠かせないのは、やはり教科書を読むことだ。

特に物理では、教科書を疎かにすると大きな問題が起こる。 それは「公式暗記に走ってしまう」ということ。

いきなり問題集に着手しても、なかなか問題を解くことはできない。

すると、解説を読んでその方法・公式を暗記しようとするのだ。

たとえば「こういう問題の時は運動量保存則を使えば解けるのか。」というふうに。 しかし、こうした暗記には限度がある。 すこし形式が変化しただけで解けなくなるという意味で、柔軟性に欠けるのだ。 それに、

  • そもそもなぜ運動量保存則が成立するのか
  • 運動量保存則を使ってはいけないのはどういう場合か

などを見落としてしまう。 結果として、不適切な場面で運動量保存則を使ってしまい、的外れな議論をするケースが少なくない。 物理で大切なのは、公式を暗記することではない。

  • その公式が何を意味するものなのか(どういう物理量が登場しているか)
  • どういう時にそれは成立するのか
  • それを使うと何が求められるのか

を把握することだ。 そのためには、いきなり演習をするのではなく教科書を読むのが一番。

医学部受験を考えているのに、なぜいちいち教科書を読まなきゃならないんだ。 そう思うかもしれないが、基礎を鍛えるためにもこれは欠かせないことなので、我慢しよう。

<物理のエッセンス>

なお、教科書ではないが「物理のエッセンス」シリーズも基礎固めにはオススメだ。

河合出版から出ている本シリーズ。 単に問題の解き方を述べているのではなく、その「動機」に着眼している。

なぜこの公式を使うのか。 逆になぜあの公式は使ってはいけないのか。

そうしたことを丁寧に解説してくれるため、公式の「意味」や「使いかた」を深く理解することができる。

公式の「意味」を理解するというのは、物理の力を鍛える上で欠かせない。

単なる暗記に終始しない学習法については、次の記事で解説しているのでぜひ参考にしてほしい。 

シンプルな問題を演習しよう

教科書レベルの内容を概ね理解したら、次は平易な・シンプルな問題で経験値を積んでいこう。 物理の参考書といっても様々だが、シンプルな問題が揃っているのは

  • セミナー物理
  • 良問の風

あたりである。

<セミナー物理>

 学校で配布されていることも多いであろう問題集。

平易な問題を中心として、とにかくたくさんの問題を揃えているのが長所だ。

問題がレベル別に分かれており、演習しやすい。 セミナー物理はごくシンプルな問題集で、最初に数ページ解説したのちずっと問題が並んでいるという形式だ。 よく言えばシンプル、悪く言えば退屈。

ただ、最初の演習書としてはこれくらいのレベル・内容がちょうど良い。 解説も凝ったものではなく、誰が読んでも理解できるためオススメだ。

<良問の風>

 教科書レベル〜入試頻出レベルの問題を揃えた問題集。

教科書や「物理のエッセンス」で物理的なものの見方・考え方が定着した次に取り組むのがちょうど良い。

いわゆる頻出問題・典型問題を揃えているのがメリット。 公式を丸覚えしそれを適用するだけでは解けないような良問が揃っている。

ただし、難関大医学部を受験予定の人は「良問の風」だけでは不十分。 そういう意味で少々中途半端ではある。

次は難関大レベル

ここまでに挙げた問題集がスラスラ解けるようになれば、とりあえずセンター試験レベルは万全である。

だが、二次試験や個別入試レベルに到達するにはさらなる訓練を要する。 ここでは、難関大入試を突破するのに使える問題集として

  • 名問の森
  • 重要問題集

を紹介する。

<名問の森>

「良問の風」からさらに1ステップ上がった参考書。 大学入試標準かやや難しいレベルの問題を揃えている。

「名問の森」を片付けることができれば、医学部受験の標準的な物理は概ね攻略できたと思ってよい。

他参考書に比して解説が詳しいのが長所。 良問の風と同レベルの丁寧な解説で、理解を深めることができる。

だが、難関大レベル(慶応大学など)には対応仕切れていない点で不満が残る。 これ1冊で安心、とはいかないのがデメリットだ。

<重要問題集>

 有名な問題集シリーズの1冊で、知っている人も多いだろう。

重要問題集の特徴は、なんといってもその網羅性とレベルの高さ。

合計150題程度が収録されており、どの分野も余すことなく演習できる。

最初の方の問題は平易だが、最終的には慶応や早稲田、東大といった超難関大学の入試問題も登場。

重要問題集をサクサク解けるようになったら、もう医学部受験の物理で心配する必要はない。 解説はそこまで詳しくないので注意しよう。

実力がついていない状態で着手すると、消化不良に陥る可能性が大きい。

逆に、物理的思考力がついた生徒であれば自分でどんどん成長できる。 奇問・悪問も少ないので、多くの人にオススメできる問題集だ。 ここで詳しくは紹介しないが、他にも

  • 難問題の系統とその解き方
  • 理論物理への道標

といった問題集がある。 いずれも相当に高難度で、医学部受験で「必須」とは到底言えないので、各自の興味に応じて調べてほしい。

特に後者は大学以降も物理をガッツリ学ぶ人向けの超高難度な参考書だ。

学習の流れ

話が長くなってしまったので、物理の学習法について一旦まとめておく。 まずは教科書を読み、公式を導入する動機や公式の意味をよく理解しよう。 公式の意味とは、次のようなものであった。

  • その公式が何を意味するものなのか(どういう物理量が登場しているか)
  • どういう時にそれは成立するのか
  • それを使うと何が求められるのか

これを理解できたと思ったら、セミナー物理のような「シンプルな」問題集で経験を積む。 いきなり難しいものには着手せず、典型的な問題を普通に解ける力を得よう。

平易な問題集を余裕で解けるようになったら、「重要問題集」などの難関大レベルに着手。

苦労も多いだろうが、時間をかけて丁寧に学習していこう。 どの段階においても自分の「理解」を放棄してしまうとオシマイだ。

解法や公式の暗記に走ったところで何ら得をしない。 焦らずに、時間をかけて「なぜ」を潰していこう。

まとめ

 医学部受験において物理を選択するメリットやデメリット、傾向、勉強法について一通り説明した。

物理を選択し、かつしっかり勉強しきることで安定して高得点を獲得することができる。 大学入試においてそれは大きな武器だ。

だが、そこにたどり着くまでには多くの努力を要する。 心して勉強しよう。 医学部受験生の科目選択の一助となれば幸いだ。

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