英文読解入門基本はここだ!で長文の点数を上げよう!
2015年07月26日 | 英文解釈
受験英語において最も多くの割合を占めるのは長文だ。
その長文において最も重要な分野の一つとして英文解釈が挙げられる。
特にあなたが長文の点数がなかなか上がらない事で悩んでいるのであれば、この記事は必読だ。
英語の点数が上がらない原因は?
文法も、単語も、熟語も、しっかりと勉強しているのに
長文の点数がなかなか上がらない事で悩んでいないだろうか?
この悩みは多くの受験生が持つ悩みだ。
この悩みにはとある1つの原因がある。
それは、読解力の不足だ。
文法問題はある程度解けるようになっているだろう。
だが、長文の読解でつまづくのではないだろうか。
これは文法の勉強では押さえられない部分である。
この悩みを解決するために英文解釈を勉強する必要がある。
英文解釈とは何か?
長文を読めるようになるためには文法、単語、熟語の知識だけでは足りない。
それだけでは長文を読めるようにはならない。
長文を読めるようになるためには英文解釈が必要である。
長文を読むのは行くべき道を地図で見ている状態だ。
そして英文解釈はその道を実際に歩いてみるイメージである。
地図を見ているだけでは目的地に着くことはできない。
直接歩くことによって目的地にたどり着ける。
目的地までの道を実際に歩くことによって
「ここにコンビニがあって、ポストがあって、歩道橋があるからこう行けば駅だな。」
という事がわかるようになる。
これを英文読解に直すと、
長文の中の一文一文でどれがS(主語)・V(動詞)・O(述語)・C(補語)・M(修飾語ーSVOC以外)なのか、どれが名詞、形容詞、副詞になるのか、修飾語はどこに掛かるのかなどを分けていく。
その後に文法や単語・熟語の知識を使って、英文をどう解釈していくかを考えていくのが重要である。
この作業はめんどくさいと感じるかも知れない。
だが、英文解釈をしっかりできるようになれば、どんな長文も怖くなくなるのである。
なぜならば、長文は1文1文の集まりなので、その1文1文が分かれば問題ないからだ。
この英文解釈は入試直前までやっていく必要があるほど莫大な時間がかかる。
それほど重要なものであるからこそ、
使う参考書はしっかりと考えて選ばなくてはいけない。
良い参考書を使えば点数は伸びるが、悪い参考書を使えば点数は伸びない。
また、正しい使い方をしなければ点数は伸びない。
ここで私のオススメの英文解釈の参考書を紹介しよう。
英文解釈におけるオススメの参考書
この参考書は英文解釈の入門書といっても過言ではない。
この本を読む事によって超基礎レベルの英文解釈を身に付けられる。
私は英文解釈を初めてやる場合において最も適した参考書がこれであると思っている。
英文解釈の基本がこの参考書1冊にまとめられているのだ。
そこで疑問に思う箇所があると思う。
それは、「超基礎レベルといってもどれくらいのレベルなの?」という事ではないだろうか?
わかりやすく言うと中学生〜高校1年生のレベルである。
高校生が読み間違いをしたり、苦手にしている部分を扱っているためとてもわかりやすく書かれている。
まずはこの基礎的な部分が出来なければ長文の点数を上げる事は厳しいだろう。
だが、言い換えてみるとこの基礎的な部分ができれば長文の点数を格段に上げる事につながる。
この参考書の強み
もしかするとあなたはこの本を初めて見た時に
「薄い参考書だな。大丈夫かよ。」と思うかもしれない。
だが、安心してほしい。大丈夫だ。
薄い本だからといってなめてはいけない。
情報レベルでは、
構文に関してこの本一冊で早慶レベルの情報量は6~7割網羅されている
のがこの本の強みなのである。
また、この本は会話調で文章が構成されているため
実際に授業を受けているかのような感覚で読むことができる。
それほどわかりやすく書かれているので読みやすいだろう。
また、この参考書を使う際に重要な事がある。
それは何度も繰り返して使ってほしいという事だ。
細かい部分まで理解することができるかが合否のわかれ目となっている。
続いては具体的な使い方の説明をしたい。
具体的な使い方
ここでは「英文読解入門 基本はここだ!」の使い方について解説していきたい。
この参考書の勉強法は大きく以下の5段階に分けられる。
- 和訳
- 文の構造、品詞を考える
- 解説を読む
- 類題やlet’s tryもやっていく
- 何度も復習する
これらについて細かく説明していこう。
1.和訳
まずは例題のみを和訳してみてほしい。
この際に類題やLet’s tryは和訳する必要はない。
この際に気をつける事がある。
それはただ読むだけではなく、
実際に紙に自分の答えを書いていき、間違えた場合は1つずつ間違えた箇所を分析する。
ここで重要なのは「自分がなぜ答えることができなかったのか?」を考える事である。
ここでの目的は自分が苦手な分野を把握し、なぜ自分が苦手なのかを知る事だ。
2.文の構造、品詞を考える
S・V・O・C・M、どれが名詞、形容詞・副詞になるのかを考えよう。
英文を読むために、この作業は必要不可欠になってくる。
なぜならば中学・高校レベルの構文で
主語・述語・目的語・補語・修飾語にわけることができなければ、
1文1文が長い難しい受験での長文は絶対に読めないからだ。
逆に言うとこれができれば難しい長文でも読めるようになる。
正直この作業はほとんどの受験生が嫌う作業だが、やればやった分だけ力がつくのは私が断言する。
3.解説を読む
ここでしっかりと構文が読めているのかを確認する。
解説を読んで自分の構造把握と和訳が正しかったかを確認するのが目的である。
間違った部分はどこかというのを丁寧に分析して解説を熟読してほしい。
1ではパッと見ただけでいいが、ここでのポイントは熟読して分析する事である。
この作業によって、自分ができた事とできなかった事がわかる。
ここが最も重要な箇所と言っても過言ではないだろう。
4.類題やlet’s tryもやっていく
3までできたら今度は難しい問題もやっていこう。
筋トレと同じように英語の勉強も強度を上げなければ上達しない。
だが、類例やLet’s tryの問題は一番最初からやるのはオススメしない。
なぜならば最初の段階では解くのに難しい問題も多いからである。
だが、3までできたのであれば挑戦するだけの力は持っているだろう。
だからこそ類題やlet’s tryに挑戦して欲しい。
もしも3までいったものの、4を解くのは難しいと感じたのであればあと1周してみてもいいだろう。
5.何度も復習する
とにかく何度も復習してほしい。
エビングハウスの忘却曲線によると人間の記憶というのは1日後に74%が忘れ去られてしまうと言われている。
だからこそ、何度も何度も復習する事が大事なのだ。
何度も復習すれば記憶は定着するからである。
何十回でも復習して欲しい。
そうすれば長文の点数は上がり、英語の得点は大きく飛躍するであろう。
何周もすると1周目では完全に理解できなかった箇所も、徐々にわかってくるのが実感できると思う。
最終的には英語が苦手な友人に教える事が出来るようになるのを目標にして欲しい。
まとめ
以上が長文の得点を上げるために必須である、
英文解釈の重要性と『英文読解入門 基本はここだ!』の強みと具体的な使い方
に関してであった。
いかがであっただろうか。
あなたの今後の勉強に是非生かしてほしい。
もしあなたが長文の点数がなかなか上がらない、それによって英語の点数が伸び悩んでいるのであれば、
この記事の内容を元に勉強方法を改善していってほしい。
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