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【穴場学部】早稲田・慶應(早慶)の受かりやすい学部はどこだ?

2021年05月26日 | 慶應義塾大学

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大学選びにおいて、将来何をやりたいのか、どの学部でどういう勉強したいのかと言ったことを中心に大学選びをするのが恐らく一番いいだろう。

人によっては"絶対に早稲田大学に入りたい"ないしは"絶対に慶應義塾大学に入りたい""早慶だったら正直どの学部でもいい"という人が結構いる。

高校生の時は学部に対する拘りがなかったり、絶対に学びたい何かなどが意外となかったりもするで、大学入試の観点から見た時にここの学部は受かりやすいといった内容を網羅していこうと思う。

これは絶対のものではないが、早慶に何が何でも受かりたい!という人は参考にしてもらいたい。

慶應義塾大学

まずは慶應義塾大学をみていこう。

慶應大学の受かりやすいかどうかというのを考えたときにネックになるのが小論文だ。

小論文が得意だったら慶應全般はだいぶハードル下がるが、小論文が苦手だったり何をしていいか分からないという状態だと慶應は敬遠しがちになってしまう。

また慶應はその他の私大の中でも特に英語に対する重要度の高い大学の一つになっていて、英語と小論文をしっかり対策すればかなり入りやすくなるのでそこを抑えたうえで各学部を見てほしい。

鴨井 拓也(塾長)
鴨井 拓也(塾長)

慶應の入りやすい学部の解説はこちらの動画で行っています!

■ 慶應商学部A方式

まず、一つ目は慶應商学部A方式だ。

特に本キャンの中でも圧倒的にお勧めなのが慶應の商学部のA方式受験科目である

商学部のA方式は英語数学社会で受験することができるという最大の特徴があるのだが、この受験科目のハードルだけクリアすることができれば英語も数学も社会も早慶レベルだったら比較的簡単な部類になる

また英語の配点が全体の配点の半分を占めるというところで、例えば英語で200点中、160点とることができれば合格最低点まで残り200点中、100点程度で言いという状態になる。なので慶應の商学部A方式は数学を普段使っている人にはかなりオススメしているところ。

鴨井 拓也(塾長)
鴨井 拓也(塾長)

以下で記事のリンク用意しています。

各学部の特徴を確認してください!

■ 慶應文学部

続いて慶應の文学部をみていこう。

文学部は本キャンの中でお勧めの学部の一つである。

文学部は英語、歴史それから小論文というところでとても記述量が多くなる

英語は和訳や内容説明などかなりびっしり書く必要があり、小論文でも当然のことながら記述をしないといけない。

そこのハードルは高いので対策をしっかりやってほしい。

ここをしっかりやり、尚且つその他の記述が問題なくかける状態を作ることができていれば文学部も入りやすい学部の1つになってくる。

そのため、専用の対策をしっかり積んで慶應の文学部を受験してほしいと思う。

■ 慶應薬学部

次に薬学部を見ていこう。

理系には理工学部があるが理工学部は正直かなり難しい

科目は英語・数学・物理化学があり、数学は数Ⅲまでやる必要がある。

一個一個の科目の難易度も高くかなり難しく、"薬学部"と名前を聞くだけだとそんなに簡単なイメージないかもしれないが、慶應でみると薬学部は入りやすい学部のひとつだ。

英語は難しめの出題はあるが数学は非常に平易な出題で、その中でも化学の配点が一番大きい。

ただ、化学で高得点をとれるような対策をしていればそれだけで十分、合格することができる。

理系の人は選択肢の1つにあげてもいいだろう

■ 慶應看護学部

次に看護を見ていこう。

看護医療学部は看護というのがあって慶應の中だと圧倒的に一番入りやすい学部になる。

科目数も英語が必須の数学ⅠA・ⅡBか生物の選択となる。

それから科学は3つのうち1つを選択というような形で、一個一個の難易度も他の学部に比べたらグッと落ちるというところは間違いなくあるだろう。

ただ、学部がすごく特殊なので早慶に絶対入りたいという人でも看護を受けるのはよく考えた方がいい。

また看護に入りたいなという人はしっかり勉強すれば十分合格できると思うので、十分な対策をしたうえで受験していただきたいと思う。

■ SFCは小論文次第

最後にSFCを見ていこう。
SFCは小論文次第だ。

総合政策学部・環境情報学部という二学部があり、どちらも英語・小論文や数学・小論文のような形で2科目だけの受験となる。

2科目だけとなるのでやはり難易度はグッと落ちる

一方で配点が200点・200点ということを考えたときに、小論文での適応力がどれぐらいあるかによって受かりやすさが大幅に変わるといってもいいだろう。

一科目みっちり仕上げることはそんなに難しくはないと思うが、もう一科目の小論文はかなりレベルが高い

また年によって出題も変わったり、小論文を他の学部との兼ね合いでどこまで対策できるかまた、元々どれぐらい得意なのかによって難易度が大幅に変わるだろう。

人によっては難易度が大幅に変わるという特徴を持っているが、小論文が得意だったら絶対にSFCは入りやすいので"絶対に慶應だ!"と思うなら SFCは有力な選択肢になる。

鴨井 拓也(塾長)
鴨井 拓也(塾長)

ちなみに僕は小論文が得意なので、今僕が受験するなら、この中だと看護を除けばやっぱりSFCが一番入りやすいだろうなと思う。SFCに行きたい人は小論文をしっかりやりたいね。

早稲田大学

早稲田大学の受かりやすい学部、"穴場学部"と呼ばれているところについて話していこう。

早稲田大学は慶應義塾大学よりも非常に多くの学部がある。

その中でキャンパスがいくつかに分かれていて、1つ目が普通の早稲田キャンパスだ。
ここが多くの文系学部が属している一番大きいキャンパスになる。

その次に西早稲田キャンパス
こちらは理工学部が所属するキャンパスになる。

続いて戸山キャンパス
戸山キャンパスと早稲田キャンパスは非常に近く、戸山キャンパスは文学部と文化構想学部が所属してる。

最後に所沢キャンパスだ。
所沢だけかなり距離が離れていて埼玉県にあり、学部はスポーツ科学部と人間科学部が該当する。

早稲田は本キャンの早稲田キャンパス以外の西早稲や戸山も含めて本キャンというイメージだが、本キャンと所沢は二項対立になりやすく、その中でも所沢のスポーツ科学部と人間科学部はガクッと難易度が落ちる

■ スポーツ科学部

まずは、スポーツ科学部見ていこう。

スポーツ科学部はスポーツ系の学部になるので、そもそもそういった学部が大丈夫なのかどうかというところはすごく大きなハードルになってくると思う。

"スポーツがすごく好きでそういった研究がしたい"という人、もしくは別に"どういう学部に進んでもいい"というような思いがある人は選択肢の1つに選んでいいだろう。

なぜそんなに入りやすいかと言うと、2021年度入試から入試形式が変更になっていて早稲田のスポーツ科学部は共通テストで英語に加え、国語もしくは数ⅠAが必須になっている

それらを受験し終わってから最後の2月23日に小論文を受験するそういうような形になっている。

共通テストで英語と国語もしくは数ⅠAしかないというところとそれらで9割ぐらいの得点があったら、後は小論文の対策をするだけで合格をとることができるといったところが理由として挙げられる。

小論文はちょっと癖のある出題にはなっているものの、そこはしっかり対策をすればどうすれ十分に対応することができるだろう。

■ 人間科学部

続いて人間科学部だ。

こちらは所沢キャンパスにある学部の1つだ。

人間科学部も他の学部に比べたら非常に受かりやすい学部になっている。

スポーツ科学部と違って21年度入試から入試が変更になったわけではなく、文系であれば英語・国語が必須であとは数学だったり、地・歴・公民の中から科目を選ぶという形で3教科の受験になる。

理系の場合は英語と数学が必須で理科を1科目選ぶ形式になっている。

人間科学部はスポーツ科学部よりも学部の範囲が広いというところが大きい特徴としてあげられる。

学科も複数あり、学部で勉強する勉強が楽しいという人が多いイメージがあるのでキャンパスの場所が問題にならない人には是非オススメしたい学部である。

例年、早稲田に絶対に行きたいという人は、早稲田の中で人間科学部を押さえみたいな立ち位置で受験する人が慶早進学塾の中にも結構いるといった感じだ。

一方で"所沢に行くのであれば、正直MARCHでもいいです"という考えの人はここを受験回避する人もいるだろう。

また注意点として一つ挙げられるのが、人間科学部の入試は慶應の環境情報学部の入試日と被っている。

総合政策が17日で環境情報が18日となっているが、人間科学部も18日に試験があるので、環境情報か人間科学部かどちらかしか受けられないという問題はある

なので慶応に行きたい人であれば当然SFCを受けるだろうし、早稲田に行きたい人なら人科を受けることになってくると思う。

環境情報と人科、どちらの方が受かりやすいかというと圧倒的に人間科学部の方が受かりやすい

そういった点も踏まえて受験するかどうかを考えていくといいだろう。

■ 教育学部

続いて教育学部をみていこう。

本キャンの中だと恐らく教育学部が一番入りやすいと思っていて、早稲田の教育は何がいいのかと言うと、学科によって配点が大きく異なるというところだ。

歴史系の学科なら社会の配点が増え、英語・英文学科だったら英語の配点が増える。

このような形で自分の得意な科目の配点を引きあげることができるということがまず一つ大きな特徴だろう。

だいたい自分の好きな科目と得意な科目はわりとイコールになることが多いので、自分の得意な科目で学科を選ぶ人が大多数だろう。

自分の得意科目で勝負をかけることができるのが教育学部での大きな魅力になる。

早稲田の他の文系学部に比べて教育学部は問題の難易度が落ち着いているというところも特徴として挙げられる。

また教育学部は人間科学部と同様で理系の受け方もあり、理工学部と異なって理科の1科目で良いという特徴もある。

理工学部よりも教育学部の方が文系の人はもちろんのこと、理系の人もだいぶを受けやすかったり、そして受かりやすかったりする。

■ 文化構想と文学部

続いて文化構想と文学部をみていこう。

ここ近年、文化構想のレベルが上がってきているので文化構想と文学部をセットにして捉えることにしよう。

なぜセットにしているのかと言うと戸山キャンパスに所属している文化構想学部と文学部は、入試問題の問題の形式がほぼ一緒だからだ。

他の早稲田の学部だったら学部によって特徴があるが、文化構想と文は入試問題が本当にほぼ一緒だという大きな特徴があり、大学に入ってからはもちろんやることが違ったりはするけれど、そこまで大きく異なるということはない。

そのため、文化構想と文を受ける人は、事実上対策が一つで済むということを考えた時にセットで受けるべき学部と言える。

教育と同等か教育の次ぐらいに入りやすい学部になるのかなというイメージもあるのでここはセットで挙げてある。

文化構想と文の特徴の1つは、社会は難しくないという点だ。

早稲田と言えば、どうしても社会が難しくなっているイメージがあるが、社会が全然難しくないというところは一つ大きな特徴だ。

■ 新思考入試

最後に新思考入試をみていこう。

こちらは特に地方に住んでいる人にオススメしたい。

旧AO入試のことで、今だと総合型選抜と呼ばれている。

この新思考入試が非常に受けやすいものになっていて、1次・2次・3次試験があって1次が書類選考、2次試験が小論文・総合問題となっているが実質小論文である。

それから3次が共通テストになり、3教科で8割以上の得点を確保するというものだ。

3次まで試験があるので、幅広い能力が求められるといった所はある。

"早稲田に絶対に行きたい"と考えている人、また地域に対して“こういった課題を感じていて、この先こういう取り組みをしたい”というようなビジョンがある人はぜひ新思考入試を考えていただきたい。

早稲田に受かる確率を上げたい人は、一般入試だけでなく、新思考入試も考えていただけたらと思う。

鴨井 拓也(塾長)
鴨井 拓也(塾長)

新思考入試に関して、どこよりも詳細に解説しているので、ぜひ以下の動画を確認してほしい!

まとめ

以上が慶應義塾大学と早稲田大学の穴場学部のまとめだ。いかがだっただろうか?

もちろん、こういうことをやりたいっていうビジョンを見据えてその学部選びをするのが理想だとは思うが、実際問題、高校生や浪人生の全員がそのような選び方をするのは厳しい点もあると思う。

大学のネームバリューを優先したいという気持ちも当然あると思っているので、こういった内容を参考にしながら自分に有利な入試のプランニングをしていただきたいなと思う。

鴨井 拓也(塾長)
鴨井 拓也(塾長)

早稲田と慶應どちらの方が良いの?と思っている人は以下も確認してほしい!

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